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猫の要求鳴きがひどいときの4つの理由とは?対策と解決方法を解説

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猫の要求鳴きがひどいときの4つの理由とは?対策と解決方法を解説

猫の鳴き声は色々なパターンがあり、可愛らしい鳴き声から厳つい鳴き声まで幅広いです。

その感情表現すらも可愛らしいものですが、いつまでも鳴いていると近所迷惑にもなるもの。

なぜ鳴いているのか、その理由を知ることで、飼い主としての対応ができるようになります。

特に解決しやすい要求鳴きについて、この記事では対策と解決方法をまとめました。

この記事の結論

  • 猫の要求鳴きは、飼い主さんに対して何かを訴えかけている
  • お腹が空いているときや遊んで欲しいとき、トイレ掃除を求めていると要求鳴きすることがある
  • 猫が鳴くというのは当然であるものの、要求鳴きはしつけが必要
  • 要求鳴きの適切なしつけは、鳴いている間に対応しないということ

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猫の要求鳴きとは何かを求めて訴えかけること

猫が発する鳴き声の中でも、何かを求めて飼い主さんに対して訴えかけてくるものを、要求鳴きと言います。

人間の言葉が話せない猫は、鳴き方で感情や状況を飼い主さんに伝えようとします。

要求鳴きでは「ニャーン、ニャン」「ニャーオ、ニャオ」といった高めの声で鳴くことが多いです。

飼い主さんに対して向かってきながら鳴くこともあれば、どこかに向かって鳴き続けることもあります。

要求鳴きの難しいところは、何を訴えかけているのかすぐには気付きづらいところ、そしてその要求が通らないと鳴き続けてしまう可能性もあるところです。

猫の要求鳴きから考えられる4つの理由

「猫の言葉はわからない…」とは言っても、猫の要求鳴きから考えられるのは4つほどです。

いずれもその状況や環境によって理由が異なるため、どんな状況で鳴いているのかを把握する必要があります。

お腹が空いてごはんが欲しいとき

日常的に多い要求鳴きのひとつが、お腹が空いてごはんが欲しいときでしょう。

毎日ある程度は決まった時間にごはんをあげていると、その時間になる頃には要求鳴きが始まることもあります。

成猫になると1日2回程度の食事ですが、その間にごはんを求めてくることも。おやつの味を知っている子は、おやつを求めてくることも。

場合によっては飼い主さんが寝ている時間帯にも、ごはんを要求してくることがあります。

おもちゃなどで遊んで欲しいとき

日頃からコミュニケーションをたっぷりと取っていれば少ないですが、遊んでいる時間が少ないと「遊んで!」と要求鳴きをします。

特に日中、家をあけている方は帰宅後からすぐ、要求鳴きが始まってしまう…なんてこともあるでしょう。

1日に最低でも10分程度遊んであげることは大事で、遊ばなくてもコミュニケーション時間は大切にしてあげてください。

ケージや部屋から出たいとき

お出かけ中や飼い主さんの睡眠中など、ケージ内で過ごすようなときもあるでしょう。

短時間であれば良いですが、数時間以上をケージ内で過ごすことになると、外に出たくなってしまうもの。

猫は自由に生活したい動物なので、飼い主さんがいない部屋にずっといると探検したくなるときもあります。

トイレ掃除をして欲しいとき

要求鳴きの中でも一番わかりやすいのが、トイレ終わりの要求鳴きです。

猫は排泄が終わると猫砂をかくため、その音だけでトイレ後であることがわかるかと思います。

そしてトイレから出てきたら「ニャー」と鳴くことがあると思いますが、掃除をして欲しいのだとわかりますよね。

猫が要求鳴きをする理由

そもそもなぜ猫は要求鳴きをするのか?その理由は大きく分けて2つです。

自分の思い通りにいっていないから

要求鳴きをするのは、基本的に自分の思い通りにいっていないからです。

「お腹が空いたのにごはんが用意されていない」「遊びたいのに構ってくれない」といった表現として鳴きます。

もちろんこれ以外にも鳴く理由はありますが、要求鳴きは該当する理由がなにか、わかりやすい鳴き方だとも言えるでしょう。

報告の代わりとして

「何かをして欲しい」というときに、報告代わりとして鳴いているとも考えられます。

あくまで「ごはんの時間だよ」と言っているだけかもしれません。そう思えば、ワガママだとも思わないですよね。

猫が実際にどういう気持ちで鳴いているのかは誰にもわかりませんが、要求鳴き=報告だと思っていれば、気持ちも楽になりますよ。

猫の要求鳴きはしつけるべき?

飼い主さんが気にならないような要求鳴きであったとしても、しつけは必要だと言えるでしょう。

要求鳴きは一度覚えてしまうと、なにかある度に鳴くようになってしまいます。

また、要求鳴きによって飼い主さんが対応をすると、「鳴けば対応してくれる」という認識になります。

これがひどくなっていくと、解決されるまで鳴き続けることもありますし、当然ご近所トラブルにも発展します。

特に深夜帯に要求鳴きが続くようになると、飼い主さんの睡眠にも影響を及ぼすことになるでしょう。

猫の要求鳴きを抑える方法

「一切鳴かないようにする」ということはもちろん不可能で、できる限り要求鳴きを抑えるというのがゴールだと考えましょう。

猫は人間の言葉を話すことができないため、鳴いたり噛んだりといった行動でしか表現することができません。

これを一切やめさせるように矯正していくと、ただストレスを溜めるだけで良いことはありません。

鳴いているうちは一切対応しない

もっとも大切なのは、要求鳴きをしている最中には一切対応しないということです。

要求鳴きに対して対応していると、「鳴く→対応する→鳴けば対応してくれる」と覚えてしまいます。

一度これを覚えてしまうと、なにかあるたびに鳴くようになってしまい、飼い主さんとしても辛いものです。

可愛い声で鳴いているとついつい構ってあげたくなりますが、鳴いているうちは対応しないようにしましょう。

鳴かなくなったら対応する

「要求鳴きをするから対応しない」というのと合わせて、「鳴かなくなったら対応する」ということも忘れずに。

これを徹底していけば、要求鳴きの時間や回数は徐々に少なくなっていきます。

「鳴いても対応してくれない」けれど、「鳴かなければ対応してくれる」という認識にしてあげましょう。

先回りして決まった時間に対応する

例えばごはんの時間やトイレ後の対応など、決まった時間やタイミングに先回りして対応してあげると、要求鳴きをする必要がなくなります。

この先回りというだけで猫は快適に過ごすことができるので、要求する必要がなくなるのです。

仕事や家事をしているといつでも対応できるわけではありませんが、ちょっとした休憩として先回りしてあげると良いですよ。

日頃からコミュニケーションを増やす

猫は人間の言葉を話すことができないため、要求鳴きは猫にとってコミュニケーションのひとつです。

しかし、飼い主さんからすると何を求めているのか、わからないこともあるでしょう。

先回りしてできることをしてあげて、なおかつ日頃からコミュニケーションの時間を増やしてあげると、愛猫のストレスは軽減されます。

そして日頃からコミュニケーションを増やしておくことで、ちょっとした変化や要求にも気付きやすくなりますよ。

要求鳴きとは異なる猫の危険な鳴き

最初は愛猫が鳴いているのを確認すると、その全てが「要求鳴きでは?」と思って無視してしまうかもしれません。

しかし、鳴き方によっては重大なリスクを抱えている可能性もあるため、簡単に判断するのも危険。

愛猫の鳴き声がいつもと違うときや、次にご紹介するような鳴き声であった場合には注意しましょう。

大声で鳴くとき

「ニャーン」「ニャーオ」と高い声で鳴いているうちは要求鳴きだと判断できますが、もし大声で鳴くようなことがあったら注意。

「アオー」と大声で鳴くときには、要求鳴きではなく異変があると考えましょう。

不安だというだけでも大声で鳴くことはありますので、全てが命に関わるものというわけではありません。

しかし、無視していても良いものだけではない、ということを鳴き声から判断してみましょう。

体に異変を伴って鳴くとき

鼻水や目やに、咳やくしゃみといった体の異変を伴うときの鳴き声は、「辛い…」と言っているのかもしれません。

明らかに体に異変を伴っているときには、反対に鳴き声がとても小さくなることもあります。

いずれにしても自己判断することは難しいため、動物病院を受診する方が良いでしょう。

行動に異変を伴って鳴くとき

歩き方がおかしかったり、歩いているときによろけてしまっているときに鳴いていると、注意したい行動です。

また、シニア猫に差し掛かってくると、認知症によって鳴き続けるということもあります。

要求鳴きに必ずしも当てはまるというわけではありませんので、こうした行動が見られるときにも注意しましょう。

要求鳴きにはきっかけがある

「鳴いているだけではわからない」と思うこともあるかもしれませんが、要求鳴きにはきっかけがあります。

前後になにかすべきことがあれば、飼い主さんが未対応であるために要求鳴きをしている可能性を考えましょう。

全てを理解しきることは難しいと思いますが、すべきことを忘れていないか、できていないのではないか、確認してみるところから始めてみてください。

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