猫のしつけ

猫がひっかく3つの理由とは?対応策と注意したい病気の可能性

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愛猫がひっかく理由・原因は?対応策や注意すべき病気を解説

猫と一緒に暮らしていると必ずといっていいほど、ひっかかれたり噛まれたりすることがありますよね。

気を付けて接していたとしても、不意に爪を出されてひっかかれるということもあります。

大した傷にならなければ気にしないことが多いかもしれません。しかし、状況によっては大怪我になってしまうこともあります。

なぜ猫はひっかくのか、その理由・原因を知りながら、対応策なども把握しておきましょう。

この記事の結論

  • 猫は自分の身を守るためだったり、驚いたときの衝動として爪を出すことがある
  • 前肢と後肢ではひっかく理由が異なり、その理由を知ることで対策ができる
  • ひっかく行動をやめさせることは難しいため、こちら側で対策するというのが効果的
  • もしひっかかれたらケガをする可能性はもちろん、感染症にかかる可能性もある

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猫がひっかく3つの理由

「愛情を持って接しているのに、愛猫にひっかかれた」という飼い主さんは多いはず。

大怪我にならないようなひっかき傷なら気にしない方も多いかもしれませんが、大怪我になってしまうこともあるのが現実ですよね。

ひっかかれたり噛まれたり、愛猫と一緒に暮らしていれば必ず遭遇する場面です。手足にミミズ腫れのような傷を負ってしまう人も少なくないでしょう。

でもなぜ猫は、愛情を持って接している飼い主さんをひっかくのか?疑問に思いますよね。

その理由、原因は大きく分けて3つほどあります。

猫本来の狩猟本能によってひっかく

そもそも猫という動物は、生まれつき狩猟本能が備わっています。狩りによって獲物を捕らえてきたという背景もあり、動くものに対して体が自然と反応してしまいます。

室内で暮らすようになってから獲物を捕獲するような場面はなくなったものの、本能的にそうした動きをするようになっています。

そのため猫にとって遊びこそが狩り場となり、遊んでいる相手である飼い主さんは、獲物だと認識されることもあるのです。

毎日のんびりと暮らしていたとしても、狩猟本能が消えることはありません。食事に不自由がなくても消えません。

そしてこの狩猟本能は満たしてあげる必要がありますので、室内で暮らしているときにはしっかりと遊んであげる必要もあります。

驚きなどの不安によって衝動的にひっかく

飼い主さんが急に立ち上がったり、非常に大きい音を聞いたようなときには驚いてしまいます。

人間でも驚くようなことはもちろん、小さなことでも猫は驚くことがあります。そうすると、身の危険を感じて攻撃的になります。

つまり、自分の理解できないことや驚きによって不安を覚え、その不安を排除しようとひっかくこともあります。

普段から慣れ親しんでいるものや音、ニオイなどが猫は好きです。暮らしている環境が少し変わった、というだけでも不安を覚えてしまいますし、ときには攻撃的になってしまうこともあるでしょう。

驚いているときの猫は目をまん丸にし、低い声で唸ることが多いのでわかりやすいです。

邪魔をされたり、不快だと感じたときにひっかく

猫は自由気ままな動物です。拘束されることを嫌がりますし、長時間なでられることすらも嫌がります。かまわれることを嫌がるものなんです。

同じ体勢を続けることも苦痛に感じますし、爪とぎやブラッシングなどのお手入れ時間も当然嫌がります。

「何もせず抱っこしているだけ」というときにも、姿勢によっては嫌がります。逃げるのを無理に引き止めると、不快感からひっかかれることも。

また、おもちゃと遊んでいるときや食事をしているときも顕著で、わかりやすいほどにひっかきます。

遊んでいるときや食事中に邪魔されるというのは人間でも嫌なものだと思うので、このあたりは理解できますよね。

よくある猫がひっかく場面

ひっかく動作の前には、体がこわばるという特徴もあります。

瞬間的なひっかきは見えませんが、不快感を与えすぎているときにはこうした特徴が顕著に出ます。

愛猫とのスキンシップ時には、こうした特徴が出ていないかしっかりと確認することが大事だということです。

また、前肢でひっかくのか後肢でひっかくのか、といった違いもあります。この2つの違いにはどんな場面が多いのか、ご紹介します。

前肢でひっかく場面

  • 人を獲物だと判断しているとき
  • 食事を待たせているときや、待ちきれなかったとき
  • おもちゃで遊んでいるとき

獲物を捕獲するときには前肢から飛びかかりますし、お皿を自分に引き寄せるときにも前肢を使います。

このことから、飼い主さんを獲物だと判断しているときには前肢でひっかかれやすくなります。食事中にお皿を動かしてしまったりしても、前肢でひっかかれることが多いです。

不安を感じているときや人間にまだ慣れていないときなどにも前肢でひっかかれるので、しっかり注視してスキンシップをとることが大事。

後肢でひっかく場面

  • 抱っこから逃げるようなとき
  • 触れられたくないところに触れられたとき
  • 驚いてしまったとき

不快感が爆発してしまったためにひっかかれるといったときには、後肢でひっかかれることが多いです。

長時間、愛猫を抱っこし続けているときや、触れられたくないところに触れてしまったときには後肢でひっかいて逃げます。

あくまで逃げるために後肢で蹴るため、必然とひっかかれることになるものです。

前肢でひっかいてしまうときは不可抗力だったりもしますが、後肢でひっかいてしまうときには飼い主さん側の不注意であることも多いです。

日頃から爪切り・爪とぎを丁寧にしておくことはもちろん、不快感を与えないことが後肢でひっかかれないための対策になります。

また、前肢よりも後肢の方が力は強くなりがちなので、ひっかかれると傷が深くなりやすいです。次にご紹介する対応策と共に、不快感を与えないように十分注意しましょう。

猫のひっかく行為はやめさせる必要がある?

猫にとっては当たり前とも言えるひっかく行動は、人間社会においてケガやトラブルの元となってしまいます。

結論として、ひっかくという行動を猫にやめさせることはできません。そのため、飼い主さん側が対策することになります。

そこで、猫に対して「ひっかくのをやめさせる」というよりも、「ひっかかれても大丈夫なように対策をする」というのが大切。

そのためにはまず猫がどんなときにひっかいてしまうのか、その理由を知ってから対策するというのが効果的なのです。

また、ひっかく前に離れるということも大切で、簡単にひっかかれないように準備しておくことも必要です。

猫がひっかくときの対応策

愛猫にひっかかれると悲しい気持ちになってしまうものです。しかし、猫側にも理由があって”ひっかいてしまっている”というのが事実。

愛猫に対して「やめて!」といっても理解してもらえるものではないので、飼い主さん側での対策が必要になります。

まずは猫が本能的に嫌がってしまう行為を理解し、不快感を与えないことが重要。一緒に暮らしている愛猫はかわいいもの。だからこそ、嫌われてしまわないように対策しましょう。

無理に抱っこせず、抱っこするときは安定させる

まずは無理に抱っこしないこと。かわいらしい愛猫だからこそ触れたくなってしまいますし、抱っこしてスキンシップをとりたくなりますよね。

ですが無理は禁物です。特に猫は自由を愛する動物なので、拘束されることはとても嫌いです。場合によっては触れられることすら苦手とします。

少なくとも長時間触れ続けることや、不安定な体勢で抱っこし続けるようなことは避けましょう。

抱っこするときには四肢と下半身をしっかりと安定させるようにし、体に密着させて抱っこします。もし逃げ出そうとしたら無理に抱っこしない、ということも大事です。

腕から飛び出そうとしていたり、尻尾をブンブンと振っていたら嫌がっている証拠なので、すぐに離してあげてください。

スキンシップは適度な時間と距離感で

愛猫とのスキンシップが1日の疲れを癒やしてくれる、という人は少なくないでしょう。疲れて仕事から帰ってきたら愛猫が待っている生活は幸せなものです。

ですが相手は猫。愛情をたっぷり注いでくれる飼い主さんであっても、過度なスキンシップは嫌います。

そのため、適度に遊んであげて適度にスキンシップする、という距離感が大事。長すぎてもよくないですし、短すぎてもかわいそうです。

距離感は近すぎても遠すぎてもよくないので、愛猫の表情を伺いながら判断することになります。

体をこわばらせてきたと思ったら、すぐ自由にさせてあげましょう。

鼻息が荒くなってきたら遊びを中断する

短時間でも毎日遊んであげることは大事ですが、遊びすぎると興奮してしまうこともあります。段々とヒートアップしていき、獲物を襲うかのようなテンション感になることも。

遊んでいる最中、頻繁に噛んだりひっかくようになってきたら興奮している証拠。鼻息が荒くなっているというのも目安で、このときには中断するようにします。

興奮している状態で遊び続けているとさらにヒートアップしてしまい、飼い主さんが怪我をしてしまう可能性すらあります。

遊んであげれば喜ぶものですが、興奮状態になったらおもちゃをサッとしまい、一度落ち着かせるようにしてみてください。

飼い主さんの手足は使わず、おもちゃを使う

猫を育てる上で注意しなければいけないのが、飼い主さんの手足で遊ばせるときです。

おもちゃを使って遊ぶときには問題ありませんが、飼い主さんの手足で遊ばせることにはメリットとデメリットがあります。

メリットとしてはおもちゃを用意する必要がなく手軽で、猫が気持ちよく感じられるポイントで調整しながら遊んであげられます。

反対にデメリットとしては、飼い主さんの手足を獲物だと思ってしまうこと。狩猟本能により攻撃すべき対象と思ってしまったら、ひっかかれたり噛まれることが多くなってしまいます。

「飼い主さんの手足は使わない」という方針が最適であり、攻撃対象ではないことを覚えてもらう方針もよいでしょう。

手を使ってコミュニケーションを取るときは遊び相手とするより、なでてあげるときを中心に触れ合ってみましょう。

興奮しているときには近寄らない

人間が驚くようなことでは猫も驚きますし、ちょっとしたことで不安を覚えるものです。

一度興奮してしまい、威嚇しているようなときには落ち着くまで近寄らないということも大事になります。

いつまでも放置してしまうことはいけませんが、適度に一人遊びさせてあげることは問題ありません。むしろ、そうして夢中になれる空間を作ってあげることも重要です。

攻撃的になっているときや落ち着かないときには刺激せず、その場を離れるようにしましょう。

大人しく冷静でいられるときだけ構ってあげる、ということを徹底すれば徐々に学んでくれるようになりますよ。

愛猫のひっかきを軽減する方法

どうしてもひっかいてしまうときの対策は理解していても、飼い主さんとしてはできればひっかかないようにして欲しいものですよね。

成猫からのしつけだと難しい面もありますが、子猫のうちから対策していけば緩和されることもあります。その際のポイントをご紹介します。

飼い主さん側でできる予防策を講じた上で、できる限り意図せずひっかかれることのないような対策となっています。

普段から触れられることに慣れさせておく

愛猫が嫌がらない程度に触れるということ、スキンシップをするということは日常生活においても大事です。

触れすぎないことや長時間スキンシップをとらないことなど、最低限のルールを守って触れ合うようにしておきましょう。

普段触れられることがないのに、急に触れられると猫もびっくりします。そのため適度な距離感を守り、普段からスキンシップはとっておくのがおすすめ。

特に猫が喜んでくれやすい、顔周りを中心になでてあげてください。お腹などの触れられるのが苦手な部分は、普段から適度に触れて慣れさせます。

体がこわばってきたら解放する

適度なスキンシップと同時に、「どんなタイミングで解放してあげるべきかわからない」という疑問もあるかと思います。

猫が恐怖を感じたとき、不安を感じているときには体をこわばらせます。

体に力が入り、耳は外向きになっていくのでこれを目安としましょう。

これに気付かないとひっかかれてしまったり、突然逃げ出して後ろ足で蹴られることもあります。

全ての子が同じではありませんが、よく観察して変化を見逃さないようにしましょう。

飼い主さんの手足を獲物だと思わせない

 一緒に遊ぶときにはおもちゃを使うのがおすすめ。もっとも手軽で猫も夢中になりやすく、一人でも遊べます。

このときに飼い主さんの手足で遊んであげていると、場合によっては獲物だと認識することがあります。その結果、手足をひっかくようになることも。

飼い主さんの手足は遊ぶときよりもなでてあげるときのために、そしておもちゃはストレス発散に遊んであげるときのために使うのがおすすめです。

おもちゃで遊んであげるとわかるように、不意に爪が「シュッ」と出てくる場面が見られるでしょう。

おもちゃ相手ならば問題ありませんが、これを自分の手として考えると、危険だということがわかるはずです。

愛猫にひっかかれた場合の対処法

多くの飼い主さんが「愛猫にひっかかれる」という経験はあるはず。ですが、その大半は軽症であることも多いですよね。

出血がないようなときや傷が浅い場合には、傷口をしっかりと流水で洗い流しましょう。軽症であっても、痛みが引かないようなときにはすぐ病院へ。

出血があるようなときや傷が明らかに深い場合には、流水で洗い流してガーゼなどで傷口を圧迫します。感染症の危険性もありますので、その後はすぐに病院を受診しましょう。

猫にひっかかれることでかかる可能性のある病気

猫にひっかかれることで発病する可能性のある病気のことを、猫ひっかき病といいます。「猫にひっかかれた」「猫に噛まれた」といったとき、傷口から菌が入り込んで発病します。

バルトネラ・ヘンセラ菌という菌が原因だといわれており、人間と猫との共通感染症として知られています。

感染すると3日から10日ほどで丘疹や水疱が見られたり、化膿したりというものが続きます。傷口は赤く腫れ、微熱や全身の倦怠感などもあります。2週間前後からリンパ節が腫れて痛むこともあり、長い人では2年間も続くということがあるといわれています。

自然治癒することもありますが、人によっては長くなることもあるため病院の受診は必須。稀にですが、合併症の危険性などもあります。

予防するためにはひっかかないような育て方や、爪をしっかりと切っておくこと。そして何より、ひっかかれたときには早めに病院を受診することです。

正しく対策して愛猫との暮らしを楽しいものにする。普段からしっかり愛猫を観察して、適度な距離感で接するようにしましょう!

猫には爪切りが必要

仮にひっかかれても傷を浅く済ませるには、日頃から愛猫の爪切りをきちんと行っておくことも大切です。

猫は爪とぎを使って爪をキレイにする習慣があるものの、これはあくまで爪を研いでいるだけ。より鋭くしているのです。

つまり爪とぎと爪切りは別物で、爪が伸びてきたり鋭くなりすぎたら爪を切ってあげる必要があります。

爪切りが必要な頻度

実は猫は、ライフステージによって爪の伸びるペースが異なります。子猫からシニア猫まで、爪切りの頻度が変わってくるのです。

子猫1週間~2週間に1回
成猫3週間~1か月に1回
シニア猫2週間に1回

子猫のときには爪切りの必要になる頻度も早く、1週間から2週間程度に1回は切ってあげてください。

成猫になれば1か月に1回程度。そしてシニア猫になったら、2週間に1回程度を目安として、爪の状態を確認しながら爪切りをしましょう。

爪切りの事前準備

爪切りを始める前には、まず手足に触れることに対して慣れてもらう必要があります。

ハサミタイプやギロチンタイプなどがあるものの、いずれにしても暴れてしまうようであれば非常に危険です。

爪切りを行う際には背後から行う必要があるため、背後から抱きかかえても短時間は大人しくできるように練習しておきましょう。

爪切りの手順

爪を切る際には、一般的に爪がしまわれたままとなっているでしょう。そこで肉球を軽く押し、爪を出してあげます。

猫の爪の色は基本的に白や透明なので、血管を切らないように確認しながら先端だけを少し切ります。

最初は先端の約2mm~3mm程度だけを切り、1本ずつ進めてあげてください。

一度に全ての爪の爪切りを行う必要はなく、大人しくいられる時間だけに留めてあげると嫌がる前に終わらせることができます。

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