猫の口内炎は、口の中に炎症や潰瘍ができることで強い痛みを引き起こし、食欲の低下やよだれ、口臭といった症状を招きます。
放置すると慢性化し、生活の質を大きく下げる恐れがあるため、早期発見と適切な対処が重要です。
本記事では、猫の口内炎の原因から症状、治療法、自宅でできるケア方法、さらには再発防止のための予防策まで詳しく解説します。
この記事の結論
- 猫の口内炎は早期発見・早期治療が重症化を防ぐ鍵
- 食欲不振や出血などが見られたらすぐ受診を
- 治療と並行して自宅でのケアや栄養管理も大切
- 再発予防には定期検診やオーラルケアが効果的
目次
猫の口内炎とは?基本情報をチェック

猫の口内炎とは、猫の口の中に炎症や潰瘍ができる状態を指し、強い痛みや不快感を伴います。症状が進行すると食事が困難になることもあり、早期の発見と治療が重要です。
特にウイルス感染や免疫異常が原因である場合、慢性化しやすく、長期的なケアが必要となるケースもあります。
口内炎は見た目では分かりづらく、軽視されがちですが、放置すると全身の健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。以下では、その定義や特徴を詳しく見ていきましょう。
猫の口内炎の定義
猫の口内炎は、歯茎・頬の内側・舌の下や奥などに炎症や潰瘍ができる病気です。正式には「口内粘膜炎」や「潰瘍性口内炎」とも呼ばれ、進行すると出血や強い痛みが見られます。
- 口の中が赤くただれる
- よだれが増える
- 食事を嫌がる
- 痛みで鳴いたり怒ったりする
単なる口内トラブルとは異なり、免疫異常やウイルス感染が背景にあることが多く、慢性化しやすいのが特徴です。
どんな猫に多い?年齢や体質との関係
猫の口内炎はどの年齢でも発症する可能性がありますが、特に以下の猫に多く見られます。
- 高齢猫(7歳以上):加齢により免疫力が低下
- 多頭飼育の猫:ウイルス感染のリスクが高まる
- 猫カリシウイルスや猫白血病ウイルスに感染している猫
- 遺伝的に免疫異常を起こしやすい体質の猫
若い猫でも、ストレスや栄養不良などが引き金になることもあり、年齢だけで安心はできません。日ごろの観察と定期的な口腔ケアが大切です。
口内炎と他の口腔トラブルの違い
猫の口腔トラブルには口内炎以外にも「歯肉炎」「歯周病」「口腔内腫瘍」などがあります。それぞれの違いを把握しておくことが、早期発見につながります。
| 症状 | 口内炎 | 歯肉炎 | 歯周病 | 腫瘍 |
|---|---|---|---|---|
| よだれ | 多い | 少ない | あり | あり |
| 出血 | あり | あり | 重度であり | 場合による |
| 食欲低下 | よく見られる | 軽度で見られる | 重度で見られる | よく見られる |
| 痛みの強さ | 強い | 軽度 | 中程度~強い | 個体差あり |
このように、口内炎は特に痛みが強く、全体に広がるのが特徴です。早めの診断と治療が必要です。
猫の口内炎の主な症状

猫の口内炎は、症状が進行するにつれて日常生活に大きな支障をきたします。飼い主が気付きやすいサインには、以下のようなものがあります。
よだれが増える
猫の口内炎の初期症状として最もよく見られるのが「よだれの増加」です。痛みや不快感により口を閉じづらくなり、常に口元が濡れているような状態になります。
- 透明~白く泡立っている
- 血が混じっている場合もある
- 口周りの毛が濡れて固まる
慢性的によだれが続く場合は、口内炎や口腔腫瘍のサインかもしれません。放置せず、早めに獣医師に相談しましょう。
口臭がひどくなる
口臭の悪化も、猫の口内炎でよく見られる症状のひとつです。炎症や潰瘍からの出血、細菌の繁殖が原因で、腐敗臭のような強烈なにおいが発生することがあります。
- 近づいたときに口臭が気になる
- 食事のたびに口のにおいが強くなる
- 他の猫が嫌がるほどのにおい
日常的に猫と接している飼い主なら、少しの変化にも気づきやすいはずです。違和感を覚えたら、早期の受診が勧められます。
食欲不振・ごはんを食べない
口内炎は強い痛みを伴うため、猫がごはんを食べなくなることも珍しくありません。食べようとするがすぐやめてしまう、少量しか食べないといった行動が見られます。
- カリカリを嫌がる(痛みが強いため)
- ウェットフードなら少し食べる
- 食器の前でウロウロするが食べない
このような状態が2~3日続いた場合、栄養失調や脱水のリスクも高まります。すぐに動物病院での診察を検討しましょう。
口の中を気にするしぐさや鳴き声の変化
猫は口内に違和感があると、それを無意識に紛らわそうとする行動を取ります。以下のようなしぐさや鳴き声の変化は、口内炎のサインかもしれません。
- 前足で口をかく、こすりつける
- あくびをしても口を大きく開けない
- 食後に口をパクパクさせる
- 鳴き声が小さくなったり、鳴かなくなる
こうした変化は見逃されがちですが、口腔内の異常を示す大切なサインです。普段との違いに注意し、早めの対処を心がけましょう。
猫の口内炎の原因とは?

猫の口内炎はひとつの原因だけでなく、複数の要因が絡み合って発症する複合的な病気です。
特にウイルス感染や歯の疾患、免疫異常が主な引き金とされており、慢性化しやすいのが特徴です。
それぞれの原因を理解することで、予防や早期発見につながるケアが可能になります。
ウイルス感染(猫カリシウイルス・猫白血病ウイルスなど)
猫の口内炎に深く関係しているのが、猫カリシウイルス(FCV)や猫白血病ウイルス(FeLV)などの感染症です。これらのウイルスは免疫力を低下させ、口腔内の炎症を悪化させる原因となります。
特にカリシウイルスは口内に潰瘍を形成しやすいです。そして、他の猫に感染しやすく、多頭飼育で蔓延しやすいという特徴があります。また、再発を繰り返し、慢性化のリスクが高いともわかっています。
猫エイズ(FIV)も免疫力を著しく落とすため、口内炎の重症化や治療の長期化につながることがあります。ウイルス検査や予防接種が重要です。
歯周病や歯石の影響
猫の歯周病や歯石は、口内環境の悪化によって細菌が繁殖し、炎症を引き起こす大きな要因です。特に歯肉の奥まで炎症が広がると、口内炎を併発することがあります。
- 歯垢や歯石に付着した細菌
- 歯周ポケットの炎症
- 抜けた歯の根元からの感染
このような状態が続くと、痛みで食欲不振や体調不良を引き起こす可能性もあります。口腔内の衛生管理は、口内炎の予防にも効果的です。
免疫異常・慢性炎症
猫の口内炎は、免疫システムの異常反応によって引き起こされるケースもあります。免疫が過剰に反応することで、自身の口腔粘膜を攻撃してしまい、慢性的な炎症が発生するのです。
- 長期間にわたって炎症が続く
- 通常の治療で改善しにくい
- 再発を繰り返す傾向がある
このようなケースでは、ステロイドや免疫抑制剤などの治療が必要になることもあります。体の内側からくる異常であるため、表面上の治療だけでは改善が難しいことが特徴です。
ストレスや栄養不良の関与
ストレスや栄養の偏りも、猫の免疫力を低下させ、口内炎の発症や悪化を促進する要因となります。とくに以下のような環境要因には注意が必要です。
- 環境の変化(引越し・新しい家族の登場)
- 多頭飼育での相性問題
- 運動不足や退屈な生活
また、栄養バランスの乱れによっても粘膜の健康が損なわれ、炎症に弱くなります。総合栄養食を与える、ストレスの少ない環境を整えるなど、日常的なケアが予防に直結します。
原因不明の「難治性口内炎」もある?
猫の口内炎には、特定の原因が見つからないにもかかわらず、強い炎症が慢性的に続く「難治性口内炎」と呼ばれる状態があります。
正式には「慢性潰瘍性口内炎」や「リンパ球形質細胞性口内炎」とも呼ばれています。
- 抗生物質や抗炎症剤では改善しない
- 口内全体に炎症が広がる
- 抜歯や免疫療法が検討されるケースもある
多くの場合、免疫の異常が根底にあると考えられていますが、完全な解明には至っていません。治療は長期化しやすく、根気強いケアと医師との連携が重要です。
猫の口内炎の治療法とは?

猫の口内炎は自然治癒が難しく、動物病院での適切な治療が不可欠です。
原因や進行度によって治療内容は異なり、内服薬や注射、外科的手術まで幅広い選択肢があります。特に慢性化したケースでは、複数の治療法を併用することも一般的です。
治療の継続には費用と時間がかかることも多いため、獣医師と相談しながら愛猫に合った治療方針を選ぶことが大切です。
動物病院での治療方法
動物病院での治療は、症状の重さと原因に応じたオーダーメイドの処置が基本です。
初期の軽度な炎症であれば、内服薬や注射で症状を抑えつつ経過観察を行います。
一方、ウイルス感染や慢性炎症による重度の口内炎には長期的な治療が必要となることもあります。主な治療内容は以下のとおりです。
- 内服薬(抗生物質・消炎剤・鎮痛剤)
- 免疫療法(インターフェロンなど)
- 歯科処置(スケーリング・抜歯)
- 補助療法(栄養管理・サプリメント)
特に難治性の口内炎は、対症療法だけでなく全身の健康管理も重要になります。
内服薬・ステロイド・抗生物質
口内炎の初期治療では、痛みや炎症を抑える内服薬の投与が基本となります。以下のような薬剤が使用されることが一般的です。
| 抗生物質 | 口内の細菌感染を抑制 |
| ステロイド | 炎症を強力に鎮める |
| 鎮痛剤 | 食事や飲水の苦痛を緩和 |
ただし、ステロイドは長期使用で副作用(免疫抑制・糖尿病リスク)もあるため、医師の指導のもと適切に使用することが必要です。
症状の緩和は見られるものの、根本的な治療ではないため、再発や慢性化に注意が必要です。
インターフェロン療法
インターフェロン療法は、猫の免疫機能を調整して炎症を抑える治療法です。特にウイルス感染が関係している場合に有効とされており、口内炎の緩和に一定の効果が見られます。
- 注射や口腔内スプレーで投与される
- 免疫バランスを整え、炎症を軽減
- 他の治療と併用することが多い
副作用は少ないとされていますが、治療費が高めで継続投与が必要なため、経済的な面も考慮しながら治療を進める必要があります。
抜歯手術の選択肢
重度で慢性化した猫の口内炎には、全臼歯または全歯の抜歯手術が選択されることもあります。
これは「歯の根元が炎症の温床になっている」とされるためで、物理的に刺激の原因を取り除く根本治療と考えられています。
抜歯の利点としては以下のようなものがあります。
- 炎症の改善が見込める
- 薬に頼らない生活が可能になる
- 食事の痛みが大幅に減る
一方、デメリットとしては以下のようなものがあります。
- 手術の負担が大きい
- 高額な費用(数万円~十数万円)
- 術後ケアと食生活の調整が必要
一部の猫には非常に効果的な選択肢となりますが、慎重な判断が求められます。
治療期間と費用の目安
猫の口内炎の治療には、症状の重さに応じて治療期間や費用が大きく変わります。
軽度の炎症であれば数週間で改善する場合もありますが、慢性化している場合は数か月~長期間の継続治療が必要になることもあります。
| 治療内容 | 治療期間の目安 | 費用の目安(税込) |
|---|---|---|
| 内服薬・注射 | 1~3週間 | 5,000円~15,000円 |
| インターフェロン療法 | 1か月以上 | 10,000円~30,000円 |
| 抜歯手術 | 1回(入院あり) | 50,000円~150,000円 |
※動物病院や地域により差があります
また、再発リスクや定期的な通院も考慮すると、トータルで数十万円かかるケースも珍しくありません。保険の加入や費用計画も検討しておくと安心です。
猫の口内炎に自宅でできるケア方法

猫の口内炎は通院治療と併せて、自宅でのケアがとても重要です。適切なケアをすることで、猫の痛みを和らげたり、症状の悪化を防いだりできます。
特に食事の工夫や口腔の清潔維持、ストレスの軽減などが効果的です。代表的なケア方法は以下のとおりです。
- ウェットフードへの切り替え
- 口内環境の衛生管理
- サプリメントで免疫力の維持
- ストレスの少ない生活環境の提供
治療と並行して取り組むことで、猫のQOL(生活の質)向上にもつながります。
ウェットフードへの切り替え
口内炎の猫にとって、硬いドライフードは痛みの原因になります。そこで、ウェットフードや柔らかい食事への切り替えが効果的です。
ウェットフードは、柔らかくて食べやすいうえに喉越しが良く水分補給もできます。そして、食欲が落ちている猫にも受け入れられやすいというメリットがあります。
さらに、すりつぶす・ぬるま湯で温めるなどして、より飲み込みやすくする工夫も有効です。手作りの流動食を与える場合は、獣医師に栄養バランスを確認してから与えるようにしましょう。
口腔内の清潔を保つ方法
口腔内の衛生状態が悪化すると、口内炎が悪化したり再発しやすくなります。
そこで自宅でも無理のない範囲で口の中を清潔に保つ工夫が必要です。具体的な方法は以下の通りです。
- 猫用マウスウォッシュの使用(飲み水に混ぜるタイプ)
- ガーゼで軽く拭き取る(猫が嫌がらない範囲で)
- 定期的に獣医師によるスケーリング
ただし、炎症がひどい場合は無理に口の中を触ると逆効果です。猫の様子を見ながら、できる範囲で清潔を保つことが大切です。
サプリメントや免疫力アップの工夫
猫の免疫力を高めることは、口内炎の再発予防や症状の緩和に効果的です。特に、栄養バランスやサプリメントを活用したサポートが注目されています。代表的なサポート成分は以下です。
| L-リジン | ウイルス抑制に役立つ |
| βグルカン | 免疫細胞を活性化 |
| ビタミンCやタウリン | 健康維持をサポート |
また、十分な睡眠・水分摂取・運動の確保も大切です。サプリメントは継続して効果を発揮するため、猫に合う製品を選び、無理のない摂取方法を工夫しましょう。
猫のストレス軽減の工夫
ストレスは猫の免疫力を低下させ、口内炎の悪化や再発を招く可能性があります。自宅でのケアでは、心身ともにリラックスできる環境作りが非常に重要です。
- 静かで落ち着いた居場所を確保
- 急な環境変化を避ける(引っ越し・来客など)
- 好きなおもちゃや爪とぎを置く
- 無理なスキンシップを避け、猫のペースを尊重
また、他のペットとの距離やトイレの清潔さも影響するため、日常の観察と調整が大切です。
猫の口内炎は再発しやすい?予防方法まとめ

猫の口内炎は治療後も再発しやすい病気です。特にウイルスや免疫異常が原因の場合は、根治が難しく、継続的な予防管理が欠かせません。
そこで日常的にできる予防方法を取り入れ、猫の健康を守ることが重要です。以下の点に気をつけると効果的です。
- 定期的な歯科検診
- オーラルケアの習慣化
- ワクチン接種によるウイルス予防
- 栄養バランスの取れた食生活
早期発見・早期対応が何よりの予防策です。
定期的な歯科検診の重要性
猫の口腔トラブルは目に見えにくく、発見が遅れがちです。定期的な歯科検診を受けることで、早期に口内炎や歯周病などのリスクを察知し、対応することが可能です。
- 無症状でも口腔内の異常を発見できる
- 歯石や歯垢の除去で細菌の温床を減らせる
- 口内炎の早期治療で悪化を防げる
特に高齢猫やウイルスキャリアの猫は、年1~2回の検診を習慣にしましょう。
歯磨きやオーラルケア製品の活用
歯磨きは猫にとって難しいケアのひとつですが、慣れれば強力な予防手段となります。まずは猫用の歯磨きシートや歯磨きペーストから始めてみましょう。
歯磨きシートで軽く歯を拭くところから、猫用の歯磨きガムを活用するなどの手段も手軽です。
単体でデンタルケアが完了するわけではありませんが、飲み水に混ぜるタイプの口腔ケア製品などもあります。
最初から完璧を求めず、1日1回、数十秒からでもOK。継続が何より大切です。
ウイルス対策・ワクチン接種
猫の口内炎には、猫カリシウイルスや猫白血病ウイルスの関与が確認されています。これらの感染を防ぐためには、定期的なワクチン接種が重要です。
- 子猫期に初回接種+ブースター
- 成猫は年1回の追加接種
- 室内飼いでもワクチンは必須
また、ウイルスキャリア猫の場合は、免疫力の維持とストレス管理が再発防止のカギとなります。
食生活の見直しと栄養バランス
栄養バランスの乱れは、免疫力低下を引き起こし、口内炎を招く原因となります。高品質なフードを選び、猫の年齢・体質に合った栄養をしっかり与えることが重要です。
- タンパク質中心のバランスフードを選ぶ
- 食いつきが悪い場合はウェットフードや手作り食も検討
- サプリメントで不足を補う
また、食物アレルギーが口腔炎の原因となることもあるため、フードを変更する際は慎重に行いましょう。
こんな時はすぐに病院へ!猫の受診のタイミングと注意点

猫の口内炎は悪化すると深刻な痛みや栄養不足を引き起こすため、早期の受診が何よりも重要です。
次のような症状が見られた場合は、様子見せず速やかに動物病院を受診しましょう。
また、通院前には症状の経過・フードの種類・排せつ状況などをメモしておくと、診察がスムーズに進みます。
急激な食欲不振や出血がある場合
猫が突然ごはんを食べなくなったり、出血が見られる場合は緊急性が高いと判断できます。
特に、丸1日以上何も食べない状態が続くと、「肝リピドーシス(脂肪肝)」などの二次的な疾患にもつながる危険があります。
見逃せない症状の例
- 食べたそうに近づくが口にできない
- 食事中に痛そうな声を上げる
- よだれがピンク色や赤色に染まっている
- 口をしきりに気にしている
このような場合は、自己判断でケアせずできるだけ早く動物病院へ。早期治療により、重症化を防ぐことができます。
治療しても改善しない・悪化している場合
動物病院での治療を受けているにもかかわらず、症状が長引いたり悪化するケースでは「難治性口内炎」や他の病気が疑われます。特に、免疫異常やウイルス感染、がんの可能性もあるため注意が必要です。
再受診を検討すべきポイント
- 投薬中なのに痛みが改善しない
- 逆に症状が強くなっている
- 薬をやめるとすぐ再発する
- 体重が減り続けている
このようなケースでは、抜歯やインターフェロン療法などの専門的な治療が必要な可能性も。かかりつけ医と相談し、必要であれば専門病院の紹介も検討しましょう。
まとめ|猫の口内炎は早期対処と継続的ケアが鍵
猫の口内炎は単なる口のトラブルではなく、命に関わる深刻な病気へと発展するリスクもある疾患です。
そのため、飼い主が日頃から猫の口元や食事の様子に注目し、異変を見逃さない観察眼が求められます。ポイントをおさらいしましょう。
- 早期発見・早期治療が基本
- 自宅での食事・ストレス・衛生管理も重要
- 治療中でも経過をよく観察し、悪化時は再受診
- 予防には歯科ケアやワクチン接種が効果的
一度よくなっても再発する可能性があるため、継続的なケアと動物病院との連携が猫の健康を守る鍵となります。
大切な家族である猫の快適な生活のために、できることから始めていきましょう。
この記事の執筆者
nademo編集部
編集部
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