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甲斐犬の飼い方完全ガイド|性格、特徴、寿命、病気まで徹底解説

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甲斐犬はどんな特徴の犬種?性格や平均寿命、飼い方について

虎のような美しい被毛を持つことから、「虎毛犬」とも呼ばれる甲斐犬。国の天然記念物にも指定されている、日本固有の犬種です。その勇猛果敢で忠実な性格は、古くから猟犬として活躍してきた歴史を持つ、まさに「生粋の日本犬」と言えるでしょう。

しかし、その凛々しい見た目から、「飼育が難しそう」「初心者には向かないのでは?」と考える方もいるかもしれません。

この記事では、甲斐犬の歴史から性格、身体的な特徴、日々の飼育で注意すべきポイント、かかりやすい病気、そして長生きさせるための秘訣まで、飼い主さんが知っておくべき情報を網羅的にご紹介します。

これから甲斐犬を迎えようと考えている方はもちろん、すでに一緒に暮らしている方も、愛犬との生活をより豊かにするためのヒントがきっと見つかるはずです。

この記事の結論

  • 日本の天然記念物に指定されている日本犬の一種
  • 「一代一主」といわれるほど、飼い主さんには強い忠誠心を示す
  • 山岳地方で猪や鹿を狩る猟犬として活躍してきた
  • 被毛、毛色に特徴があり、茶褐色の虎模様が特徴である

綺咲 ひろな

担当執筆者

綺咲 ひろな

ライター/愛玩動物飼養管理士2級

動物専門学校の看護学科卒業。現役の獣医や看護師、トリマーのもとで病気やしつけ、グルーミングや小動物の生態など、幅広く学び実習を重ねてきました。
幼いころから動物が好きで、犬4頭とハムスター5匹の飼育経験があります。わんちゃん特有の匂いが大好き…!

nademo編集部

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編集部

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甲斐犬の特徴

甲斐犬は日本の天然記念物として指定されている中型の日本犬です。現在の山梨県甲府市である、中巨摩郡宮本村(なかこまぐん みやもとむら)で確認されました。

もともとは『甲斐日本犬』と名付けられていましたが、1933年8月に『甲斐犬』に改称。

イノシシやカモシカなどを狩猟していた犬種で、唯一の飼い主さんに一生を尽くす『一代一主の犬』とも呼ばれています。

冷静沈着で勇敢な性格

飼い主さん以外には懐きづらい

警戒心が強く、吠えやすい

運動量がとても豊富

 その他情報

原産地 日本
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 中型
平均寿命 14歳~16歳
なりやすい病気 アレルギー性皮膚炎,外耳炎,白内障
参考価格 20万円前後
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 黒虎,赤虎,虎

体高

男の子47cm~53cm
女の子42cm~48cm

体重

男の子13kg~18kg
女の子13kg~18kg

甲斐犬の歴史とルーツ

甲斐犬は、山梨県の山岳地帯が原産地の、日本固有の犬種です。古くからこの地域で飼育され、その優れた能力から「甲斐犬」と呼ばれるようになりました。

歴史的な文献にも登場するほど古くから存在し、その血統を守るため、天然記念物に指定されるに至りました。

天然記念物に指定された経緯

甲斐犬は、明治時代以降の洋犬ブームによって絶滅の危機に瀕しました。しかし、熱心な愛好家たちが保存活動に取り組み、その努力が実を結び、1934年に国の天然記念物に指定されました。

これは、日本犬としては2番目の指定であり、甲斐犬が持つ貴重な遺伝子と、日本文化における価値が認められた証です。

狩猟犬として活躍した歴史

甲斐犬は、古くから鹿や猪などの大型獣を追い詰める狩猟犬として活躍してきました。その背景には、山岳地帯という厳しい環境で生活してきた歴史があります。

彼らは、一度獲物を見つけると、どこまでも追いかけるという執着心と、獲物を追い詰めるための勇敢さ、そして飼い主に対しては忠実であるという、狩猟犬として理想的な資質を兼ね備えていました。

忠実で勇敢な性格

甲斐犬は、飼い主には非常に忠実で、強い絆を築くことができます。しかし、見知らぬ人には警戒心が強く、勇敢で堂々とした性格の持ち主です。

このため、子犬の頃からしっかりと社会化トレーニングを行い、さまざまな人や環境に慣れさせてあげることが大切です。

一代一主で飼い主さんには忠誠心がとても強い

甲斐犬は「一代一主」といわれるほど、飼い主さんに対して非常に強い忠誠心を持っています。

一人の飼い主さんに生涯仕えることを当然と思うように行動し、飼い主さんに危険が迫れば体を張って守り抜く姿も見られるでしょう。

他人に慣れにくく飼い主が変わることにストレスを感じますので、お迎えしたら一生をともにすることが望ましいです。

知らない人や犬に強い警戒心を抱く

甲斐犬は忠誠心が高いゆえに、見知らぬ人や犬に強い警戒心を示します。特に、他の犬とコミュニケーションを取るのが難しく、嫌悪感を抱くと攻撃的になり吠えたり、最悪の場合噛みついたりしてしまいます。

強制的に他の犬と関わらせようとすると強いストレスを感じてしまうため、無理強いしないように気を付けましょう。

信頼している飼い主さんには甘えん坊な一面も

他人に対して警戒心が強い一方、心を開いた飼い主さんには甘える姿も見られます。

すり寄ってきたり後を追ってきたりするのは、甘えたいときにとる行動です。このような姿が見られたら存分に甘えさせてあげましょう。

深い関係性を築けている証明ともいえるため、しつけや接し方などが適切であったと判断できますよ。

虎毛と呼ばれる美しい被毛と特徴

甲斐犬の最大の特徴は、「虎毛」と呼ばれる美しい被毛です。虎のような縞模様は、山岳地帯で獲物から身を隠すための保護色として発達したと言われています。

毛色のバリエーション

甲斐犬の被毛の色は、主に以下の3つのバリエーションがあります。

  • 赤虎毛(あかとらげ): 赤みがかった茶色と黒の縞模様
  • 中虎毛(なかとらげ): 黒と赤茶色が混じり合った縞模様
  • 黒虎毛(くろとらげ): 黒い毛色が大部分を占める縞模様

これらの毛色は、成長とともに変化していくのが特徴です。

筋肉質でがっしりした体格

甲斐犬は、中型犬に分類されますが、非常に筋肉質でがっしりした体格をしています。これは、山岳地帯で獲物を追いかけるために必要な、強靭な足腰と体力を持つためです。

甲斐犬の飼い方と環境

甲斐犬は、賢く忠実な性格ですが、狩猟犬としての本能が強いため、豊富な運動量と、幼少期からの徹底したしつけが必要です。そのため、初心者には少し飼育が難しいとされることがあります。

ここでは、甲斐犬が健康で快適に過ごせるよう、適切な飼育環境の整え方や、しつけのポイントについて解説します。

飼育の難易度は?初心者でも飼える?

甲斐犬は、賢く忠実な性格ですが、飼育の難易度は中〜高とされています。彼らは、狩猟犬としての本能が強いため、豊富な運動量と、幼少期からの徹底したしつけが必要です。

そのため、犬の飼育経験がない初心者の方には、少し難しいと感じるかもしれません。

適切な飼育環境の整え方

室内飼いと室外飼い

甲斐犬は、丈夫な体を持つため室外飼いも可能ですが、家族との絆を深めるためにも、室内飼いをおすすめします。

室外で飼う場合は、脱走防止のために頑丈なフェンスを設置し、雨風をしのげる犬小屋を用意してあげましょう。

運動量の目安

甲斐犬は、豊富な運動量を必要とします。1日2回、1回30分〜1時間以上の散歩を心がけましょう。

ただ歩くだけでなく、広い場所でボール遊びやドッグランなどで思いっきり走らせてあげる時間も必要です。

しつけのポイント

社会化トレーニングの重要性

甲斐犬は、警戒心が強い性格のため、社会化トレーニングが非常に重要です。生後3週〜12週の子犬の時期に、さまざまな人や犬、環境に触れ合わせることで、穏やかで社交的な性格に育ちやすくなります。

信頼関係を築くためのしつけ

甲斐犬のしつけは、飼い主との信頼関係を築くことが最も重要です。主従関係を明確にし、一貫した態度でしつけを行いましょう。

褒めることと叱ることを使い分け、甲斐犬が「飼い主の指示に従うと良いことがある」と理解できるよう導いてあげましょう。

甲斐犬のお手入れ

甲斐犬は、美しい被毛を維持するために、日頃からのお手入れが欠かせません。また、彼らが健康な体を保つためには、被毛だけでなく、爪や耳などのお手入れも重要です。

ここでは、甲斐犬の日常的なお手入れ方法について、詳しく解説します。

抜け毛の多い被毛のケア

甲斐犬の美しい虎毛は、日々のケアが不可欠です。彼らは、抜け毛が非常に多いため、こまめなブラッシングを心がけましょう。

ブラッシングの頻度と方法

普段は2〜3日に1回、換毛期には毎日ブラッシングを行いましょう。

  • スリッカーブラシ: 抜け毛を効果的に取り除くことができます。
  • 獣毛ブラシ: ブラッシングの仕上げに使うと、被毛にツヤが出ます。

ブラッシングは、抜け毛対策だけでなく、皮膚の健康維持にも繋がります。

換毛期の注意点

甲斐犬は、春と秋の換毛期に特に多くの毛が抜けます。この時期は、ブラッシングの回数を増やし、死毛をしっかりと取り除いてあげましょう。

その他の日常的なお手入れ

シャンプーの頻度

シャンプーの頻度は、月に1回程度が目安です。過度なシャンプーは、皮膚に必要な油分まで洗い流してしまうため、控えましょう。

シャンプーの際は、必ず犬用のシャンプーを使用し、しっかりと洗い流すことが大切です。

爪切りや耳掃除の方法

爪が伸びすぎると、散歩中に折れてしまったり、肉球に刺さってしまったりすることがあります。月に1回程度爪切りを心がけましょう。

耳掃除は、週に1回、専用のクリーナーとコットンで優しく拭いてあげましょう。奥まで押し込むことのないよう、見える範囲だけ掃除すればOKです。

甲斐犬の健康管理と注意すべき病気

甲斐犬は、比較的丈夫な犬種ですが、遺伝的な要因や生活習慣が原因でかかりやすい病気がいくつかあります。

日頃から愛犬の様子をよく観察し、異変があればすぐに動物病院を受診しましょう。ここでは、甲斐犬が特に注意すべき病気と、その予防法について解説します。

かかりやすい病気と予防法

甲斐犬は、比較的丈夫な犬種ですが、遺伝的な要因や生活習慣が原因でかかりやすい病気がいくつかあります。日頃から愛犬の様子をよく観察し、異変があればすぐに動物病院を受診しましょう。

アレルギー性皮膚炎

甲斐犬は、アレルギー性皮膚炎にかかりやすい傾向があります。これは、ハウスダストや花粉などの環境アレルゲン、または食物アレルギーが原因で起こることがあります。

  • 症状:
    • 体をかゆがる
    • 皮膚が赤くなる、湿疹ができる
    • 脱毛、フケ
  • 予防法: 定期的なシャンプーやブラッシングで皮膚を清潔に保つ、食物アレルギーが疑われる場合は、獣医師に相談してアレルゲンを特定する。

股関節形成不全

遺伝的な要因や成長期の過度な運動などが原因で、股関節の関節がうまく形成されない病気です。

  • 症状:
    • 立ち上がる時に辛そうにする
    • 散歩を嫌がる、歩き方がおかしい
    • 階段の上り下りを嫌がる
  • 予防法: 子犬の頃から激しい運動は避け、適切な体重を維持する。

白内障

目の水晶体が白く濁り、視力が低下する病気です。遺伝的な要因や加齢が原因で発症します。

  • 症状:
    • 目が白く濁る
    • 物にぶつかる、段差でつまずく
    • 視力が低下し、散歩を嫌がる
  • 予防法: 定期的な目のチェックを行い、早期発見に努める。

日々の健康チェックポイント

愛犬の健康を守るためには、日々の些細な変化に気づくことが非常に重要です。毎日のスキンシップを兼ねて、全身を触って健康チェックを行いましょう。

  • : 歯茎の色や口臭、歯石がないか。
  • : 汚れやニオイ、かゆみがないか。
  • 皮膚・被毛: フケや湿疹、脱毛がないか。
  • 体重: 体重の急激な増減がないか。
  • 排泄物: 下痢や便秘、血が混じっていないか。

食事と栄養管理

適切なドッグフードの選び方

甲斐犬には、筋肉質な体格を維持するために、高タンパクでバランスの取れたドッグフードを選びましょう。また、関節疾患の予防のため、グルコサミンやコンドロイチンなどが含まれているフードもおすすめです。

肥満にさせないための体重管理

甲斐犬は、運動量が豊富なため、肥満になりにくいと思われがちですが、食事の与えすぎには注意が必要です。肥満は、関節疾患や糖尿病など、さまざまな病気のリスクを高めます。

  • 食事量: パッケージに記載された目安量を守り、おやつは少量に留めましょう。
  • 体重測定: 定期的に体重を測り、愛犬の標準体重を維持するように心がけましょう。

甲斐犬を迎え入れるために

甲斐犬との生活は、飼い主にとって深い喜びと達成感をもたらします。しかし、彼らの特性を理解し、適切な心構えと準備をすることが大切です。

ここでは、甲斐犬を家族として迎え入れるための具体的な方法や、事前に準備しておくべきことについて解説します。

迎え入れる際の注意点と選び方

甲斐犬を迎え入れる方法は、主にブリーダーから迎える、または保護犬として迎えるの2つがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法を選びましょう。

ブリーダーから迎える

ブリーダーから子犬を迎える最大のメリットは、親犬や兄弟犬の性格、健康状態を直接確認できることです。

また、ブリーダーから甲斐犬の特性や飼い方について、専門的なアドバイスを受けることができます。

保護犬から迎える

保護施設や愛護団体から保護犬を迎えるという選択肢もあります。保護犬の中には、すでに基本的なしつけができている子も多く、新しい家族との出会いを待っています。

保護犬を迎えることで、一匹の命を救うことにつながります。出会える機会は多くないでしょうが、選択肢のひとつとして覚えておいてください。

飼い始める前に準備すること

必要なグッズリスト

甲斐犬を迎え入れる前に、以下のグッズを準備しておきましょう。

  • ケージ: 最初はケージの中で過ごさせることで、環境に慣れやすくなります。
  • サークル: 広いスペースで自由に運動できるよう、サークルを設置しましょう。
  • トイレ: トイレの場所を覚えさせるため、複数用意しておくと便利です。
  • ドッグフード: 迎え入れる前に与えられていたものと同じものを用意するのが理想です。
  • 食器: 水飲み用と餌用をそれぞれ用意しましょう。
  • リード・首輪: 散歩の必需品です。

愛犬との生活で重要な心構え

甲斐犬は、飼い主に対して忠実で、深い絆を築くことができます。しかし、彼らの狩猟本能や警戒心の強さを理解し、生涯にわたる責任と愛情を持つことが大切です。

しつけや運動に時間と手間をかける必要がありますが、その分、家族にとってかけがえのない存在となるでしょう。

甲斐犬以外に国の天然記念物に指定されている日本犬種

国の天然記念物に指定されている日本犬は、甲斐犬だけではありません。天然記念物に指定されている日本犬は以下のような犬種が存在しています。

  • 柴犬
  • 北海道犬
  • 秋田犬
  • 紀州犬
  • 四国犬

それぞれ簡単に見ていきましょう。

柴犬

柴犬は日本でもっとも有名な日本犬であり、今では海外でも非常に人気の高い小型~中型の日本犬です。

独立心や警戒心が強く、危険を感じた相手には攻撃的になります。

一方で、遊ぶことが大好きというかわいらしい一面もあり、人気の高い犬種として確立された地位を築いています。

主人に忠実で警戒心が強い

飼い主には忠実だが、独立心もある

警戒心から多くなることもある

元々猟犬であったため、運動能力は高い

 その他情報

原産地 日本
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 食物アレルギー性皮膚炎,アトピー性皮膚炎,膿皮症
参考価格 10万円~40万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 胡麻,赤,赤胡麻,黒褐色,黒胡麻,白

体高

男の子38cm~41cm
女の子35cm~38cm

体重

男の子10kg
女の子8kg

北海道犬

北海道犬はがっしりとした骨格を持つ中型犬で、その地名の通り、アイヌで猟犬として活躍していました。

直毛で密度の高い被毛の持ち主。ヒグマを相手にする勇敢さを兼ね備えており、獣猟犬として人々と生活を共にしていました。

1937年には天然記念物に指定されており、北海道犬と呼ばれるようになったという経緯があります。

飼い主に従順で忠実

飼い主さん以外には警戒心が強い

警戒心が強く吠えやすい

持久力がある

 その他情報

原産地 日本
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 中型
平均寿命 13歳~15歳
なりやすい病気 白内障,熱中症,コリーアイ症候群(コリー眼異常),皮膚疾患,変性性脊髄症
参考価格 20万円前後
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 胡麻,虎,赤,黒,黒褐色,白

体高

男の子48.5cm~51.5cm
女の子45.5cm~48.5cm

体重

男の子20kg~30kg
女の子15kg~25kg

秋田犬

秋田犬は海外で人気を集める大型の日本犬で、その名の通り秋田県を原産とする日本犬。

元闘犬で気性が荒いため、自治会によっては特定危険犬種に定められています。

飼い主さんに対しては愛情深く、忠実に行動し、家族に対してのみ優しさもあらわす犬種と言えるでしょう。

穏やかで賢く忠誠心が強い

飼い主に懐きやすい

警戒心が強く吠えやすい

多くの運動量を必要とする

 その他情報

原産地 日本
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 大型
平均寿命 10歳~12歳
なりやすい病気 股関節形成不全,鼓腸症,ブドウ膜皮膚症候群,眼瞼内反症
参考価格 10万円~40万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 赤,白,虎,胡麻

体高

男の子64cm~69cm
女の子58cm~64cm

体重

男の子27kg~41kg
女の子23kg~36kg

紀州犬

紀州犬はスマートな体つきをした中型犬で、典型的とも言える日本土着犬の特徴を持っています。

知らない人に対して心を開かず警戒心を強く示すため、秋田犬同様、特定危険犬種に定めている自治会もあります。

運動が大好きで、心を開いた飼い主さんとは楽しく遊べる犬種です。

忍耐強く、従順な性格

飼い主さん以外には懐きづらい

警戒心が強く、吠えやすい

スタミナがとても豊富

 その他情報

原産地 日本
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 中型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 アトピー性皮膚炎,アレルギー性皮膚炎,甲状腺機能低下症,心室中隔欠損症
参考価格 12万円~16万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 白,赤,胡麻

体高

男の子49cm~55cm
女の子46cm~52cm

体重

男の子18kg~25kg
女の子15kg~20kg

四国犬

四国犬は四国の中でも主に高知県にルーツを持つ、柴犬より一回りほど大きい中型犬です。

冷静沈着で客観的に状況を見られるため、我を忘れて興奮することは滅多にありません。

とはいえ、頑固な性格であることから、しつけが難しい犬種といわれています。

飼い主に忠実で勇敢

飼い主さん以外には懐きづらい

警戒心が強く吠えやすい

運動能力は高い

 その他情報

原産地 日本
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 中型
平均寿命 10歳~12歳
なりやすい病気 アレルギー性皮膚炎,副腎皮質機能低下症,認知症,角膜炎
参考価格 15万円~20万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 胡麻,赤,黒褐色

体高

男の子49cm~55cm
女の子46cm~52cm

体重

男の子17kg~23kg
女の子15kg~18kg

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この記事の執筆者

綺咲 ひろな

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綺咲 ひろな

ライター/愛玩動物飼養管理士2級

動物専門学校の看護学科卒業。現役の獣医や看護師、トリマーのもとで病気やしつけ、グルーミングや小動物の生態など、幅広く学び実習を重ねてきました。
幼いころから動物が好きで、犬4頭とハムスター5匹の飼育経験があります。わんちゃん特有の匂いが大好き…!
ライターとして正しい情報をお届けし、「動物たちへの愛がより深まる記事」をモットーに執筆します。

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※ 当コンテンツで紹介する商品は、実際に社内で利用した経験と、ECサイトにおける売れ筋商品・口コミ・商品情報等を基にして、nademo編集部が独自にまとめています。
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