犬の病気・健康

犬の歯石はどうすべき?歯石取りの方法や費用・予防方法について

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口腔内の病気に繋がる歯石は、犬であってもついてしまうもので、気軽に放置はできません。

「日本人は歯の健康に対する意識が低い」とも言われており、愛犬の歯の健康についても考えたことがない人だっているでしょう。

しかし、歯(口腔内)の病気は体中に悪影響を与えるため、軽視できるものではありません。

その中でも今回は、すでにできてしまった愛犬の歯石について、どうすべきか、歯石除去や費用についてまとめました。

この記事の結論

  • 犬も適切なデンタルケアを怠ると、歯石がつき歯周病になる
  • 犬は歯垢から歯石に変わる期間が短く、歯石は病院での治療になる
  • 歯石を溜めた状態では歯周病になり、歯周病が悪化すると全身に悪影響が出る
  • 歯石取りのみであれば1万円程度の費用感だが、事前検査や麻酔代で数万円になる

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犬にも歯石がつく

犬の飼い主として、前提として知っておきたいことは『犬にも歯石がつく』ということです。

歯石は食べかすや唾液だけでなく、口腔内の細菌などが歯垢となり、時間をかけて少しずつ歯石へと変わっていきます。

もし、愛犬の歯を確認して歯が黄色くなっていれば、その歯石は自然に取れることはありませんし、歯磨きでも取れません。

石灰化する前の歯垢の段階であれば歯磨きでも取れますが、歯石になると取れることはないのです。

犬は歯垢から歯石に変わる期間が短い

歯周病のリスク

犬の口内はアルカリ性であるため、人間に比べて歯垢が歯石に変わる期間は短くなっています。

人間の場合、歯垢から歯石に変わるまで2週間~3週間ほどかかりますが、犬や猫は1週間もかからず歯石になります。

早ければ3日~5日ほどで歯垢から歯石になるので、ちょっとしたお手入れ不足ですぐに歯石ができてしまいます。

歯石は歯石取り(歯石除去)が必要になる

一度、歯石になってしまうと自然に取れることはなく、適切な歯石取り(歯石除去)が必要になります。

そのため基本的には歯垢の段階で除去するのが重要で、歯石になる前のお手入れが日常的なお手入れになります。

歯石取りが必要になるのは、歯石をそのままにしておくと口腔内のトラブルに繋がるからで、注意すべき病気でもあります。

犬の歯石を取るべき理由

なぜ歯石を取らなければいけないのか、一言でいえば病気の原因になるからです。

そもそも歯石になる前の歯垢の時点で、それは細菌です。

そんな細菌が口腔内に残ったままだと、危険であるというのはわかるでしょう。

食欲不振になる

歯石が溜まっていくと口腔内でさまざまなトラブルが起こり、食欲不振に陥ります。

口腔内で痛みを感じることもあるので、食事の際にストレスを抱えます。

徐々に食事に対して億劫になってしまい、結果的に食事を取らなくなることもあるでしょう。

満足に食事ができなければ必要な栄養を摂取することができず、最終的に命にかかわる可能性もあります。

歯石が溜まり、歯周病になる

歯周病

歯石が歯に溜まっていくと、その歯石や食べかす、細菌などが歯茎に炎症を起こし始めます。

最初は歯茎に赤みが見られる程度ではありますが、そこからも次々と悪化していきます。

歯周病は歯肉炎や歯周炎などの総称であり、出血だけでなく最終的には歯が抜けてしまうこともあります。

また、歯周病は犬でも猫でも多くの子たちがかかっていると言われており、頻繁に見られる病気でもあるのです。

歯肉炎

歯肉炎は歯肉(歯茎)に炎症が見られる状態のことで、歯の周りに歯垢や歯石がつき、炎症を引き起こします。

歯垢や歯石は細菌を含んでいるので、その細菌による炎症で腫れるようになるのです。

歯磨きのときにも歯ブラシが当たると、出血が見られるということもあります。

歯周炎

歯肉炎が進行していくと炎症の範囲が拡大していき、歯周ポケットができ始めるようになります。

歯周炎になると歯肉だけではなく、歯を支えている顎の骨である歯槽骨が溶け始めます。

その結果、歯周炎が重度になっていくと歯がぐらつくようになり、抜けることもあるのです。

歯槽膿漏

歯槽膿漏は歯周病の中でもっとも重度の症状で、歯槽骨から膿が出てくるようになります。

歯槽骨は歯を支える骨でもあるので、この歯槽骨の奥深くまで細菌が進んでいくことで、骨が破壊されるのです。

そうなると歯がぐらついて抜け落ちるだけでなく、患部から細菌や毒素が体内に入り込み、臓器にまで悪影響を与えます。

必要に応じて抜歯になる可能性がある

歯周病も早い段階であれば治療して治すことができますが、進行すると抜歯が必要になります。

犬にも銀歯やブリッジ(健常な歯と歯の間に義歯をはめる)などの治療があります。

でもできれば、健康的な自分の歯で食事をして欲しいものですよね。

まだ歯石を除去するだけで問題ない状態なら良いですが、症状が進行してしまうと抜歯も必要になるのです。

犬の歯石の治療方法

愛犬の歯に歯石がついてしまったら、適切な治療によって治してあげましょう。

そのままにしておくと前述の通り、口腔内のトラブルだけでなく、体全体に悪影響を及ぼします。

治療方法は症状の進行度によって異なりますが、基本的には歯石を取り除くことになります。

歯石取りは基本的に動物病院で行う

歯石を取る際には、専門家である獣医師に相談し、動物病院で行うことになります。

愛犬の歯磨きの習慣がある人はわかると思いますが、歯磨きですら嫌がってしまうものです。

それが歯磨き程度では取ることができない歯石ともなれば、全身麻酔が必要になってしまいます。

無麻酔で行われる病院もありますが、無麻酔が難しい場合には全身麻酔を使って歯石を除去します。

麻酔を使った処置のメリット・デメリット

麻酔を使うことで眠ることができるため、適切に口を開けて丁寧に治療を行うことができます。

痛みや恐怖を感じることもなく、口の中に器具が入ってくる嫌悪感もないため、治療がスムーズです。

一度で全ての歯石を取り除くことができる一方、麻酔は100%安全なものでもありません。

持病があるとリスクがありますし、別途で麻酔代が発生する可能性もあります。

無麻酔のメリット・デメリット

無麻酔では眠らせず処置を行うことになるため、麻酔によるリスクを避けて治療することができます。

持病のある子でも治療しやすく、口周りを触る訓練をして臨めば、普段のデンタルケアも手軽になります。

ただ、無麻酔であれば眠っていないので、治療中であっても動いてしまう危険性があります。

場合によっては治療できないほどに暴れてしまう可能性もあるので、どの子でも可能だというわけではありません。

動いてしまうと一度で全て除去できないこともありますので、何度かに分けて通院する必要があることも。

自宅での歯石取りは推奨できない

歯石取りはスケーラーという先の尖った器具を使いますが、知識や経験がないままでは危険な処置になります。

そもそも動物病院であっても全身麻酔を使うのが一般的で、犬は大人しく口を開けて治療をすることはできません。

歯磨きでさえ嫌がる子は多いですから、自宅で歯石取りをするのはとても難易度の高い治療になります。

下手に傷つけてしまうと結局、動物病院で治療が必要になるので、自宅での歯石取りは推奨できません。

犬の歯石取りの費用感

歯石取りにかかる際の費用は、歯石取りのみの場合とその日の治療総額で以下が目安になります。

歯石取りのみ5,000円~10,000円
総額20,000円~50,000円

歯石取りのみならば高くても1万円程度であることが多いですが、実際にはそうではありません。

以下のようなものに対してお金がかかります。

  • 診察料
  • 血液検査
  • レントゲン
  • 麻酔代

動物病院ごとに価格設定が異なりますが、これらの合計で数万円となります。

事前検査は重要なことですし、体調によっては治療を延期する必要があるケースも。

また、体重によって費用感が変わることもあり、大型犬になると小型犬の2倍~3倍の費用感になることがあります。

犬の歯石を予防する方法

歯石取りをしようと思うと、簡単な治療ではないため飼い主さんも愛犬自身も覚悟が必要です。

全身麻酔は少なからず体に負担がかかるので、歯石ができる前に予防するというのがベスト。

歯の歯石を予防するために必要なことは多くなく、日常的なケアがとても大事です。

日常的な歯磨きのみ

結局のところ、歯石を予防するために必要なのは、日常的な歯磨きになります。

歯磨きは犬であっても毎日必要であり、歯垢を物理的に落としてキレイに保つということが大切です。

とはいえ、犬の歯磨きは難易度が高いです。そのためにデンタルケアグッズもありますが、適切なものは多くありません。

「歯垢を落とす」ということに関しては、物理的に落とすことができる歯磨きが適切で、慣れてしまえば手軽です。

歯周病が進行していたら動物病院でしか治療できない

歯磨きをする習慣がなく、歯周病になっていたら、それは動物病院で治療するしかありません。

歯周病になってから歯磨きで治すことはできず、適切な治療を行わなければ病気は進行してしまうのみ。

治療後からは歯磨きも必要ですが、一度歯周病になってしまったら必ず動物病院に行くようにしましょう。

犬の歯石取りは一生涯でほぼ確実に行うこと

一生涯、一度も歯石取りに行く必要がないなら、それが一番良いことです。

しかし、自分で丁寧に磨ける人間でさえも定期的に歯医者へ行き、場合によっては一生涯に何度も治療を受けます。

大人しく丁寧に時間をかけて歯磨きができないだけでなく、歯垢から歯石に変わりやすい犬は一生涯でほぼ確実に治療を受けることになるでしょう。

どれだけ丁寧にできていても定期的に健康診断を受けて、いつかは歯石取りを行う必要があると思っておけば、そのときがきても思い詰めず対処できるはず。

できる範囲での予防はきちんと行いつつ、定期的な診断で歯石取りを行っていきましょう。

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