猫のケア・お手入れ

愛猫の歯磨き頻度は1日1回!適切なやり方と嫌がる場合の対処法

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愛猫の歯磨き頻度は?適切なやり方と嫌がる場合の対処法を解説

愛猫にいつまでも健康で長生きしてもらうためには、歯磨きと口内のケアの習慣がとても重要です。

とはいえ、どのぐらいの頻度で、どんな手順でどのようにやればいいのか、分からない飼い主さんは多いでしょう。

そこで、歯磨きをするべき理由や適切な方法のほか、嫌がる愛猫への対処法まで詳しく解説しますので、ぜひ参考になさってください。

この記事の結論

  • 猫にも歯磨きは必要不可欠で、1日1回の歯磨きペースが理想的
  • 猫は人間より歯垢から歯石に変わるペースが早く、3~4倍の速度で歯石になる
  • 嫌がる場合でも週に2~3回のペースで歯磨きをする必要がある
  • 歯磨きには子猫の頃から少しずつ慣れてもらい、嫌がったら一度中断する

執筆・監修

かげさん

かげさん

ライター、人とペットの終活アドバイザー

人とペットの終活アドバイザー兼ライター。
ライフエンディング業界にて、葬儀・お墓・仏壇・供養・遺品整理・相続など、生前準備から亡くなった後まで、幅広いご相談に対応しています。

担当執筆者

nademo編集部

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猫に歯磨きは必要?

結論から言えば、猫にも歯磨きは必要です。

一般的に猫の食事はキャットフードで、その多くのご家庭でドライフードを選んでいることでしょう。

水分をほとんど含まないドライフードではありますが、歯磨きを行わないと歯垢がたまります。歯垢がたまったままだと、歯周病になってしまいます。

そのため、毎食後に歯磨きをする必要はないものの、毎日の歯磨きは猫にも必要なのです。

歯磨き頻度は1日1回が理想

健康で長生きしてもらうために、愛猫の歯磨きは飼い主さんにとっても大事な習慣で、次の3つのポイントがあります。

  • 歯磨き頻度は1日1回が理想
  • 最低でも週に2~3回は歯磨きをする
  • 歯の健康を保つためにも歯磨きは必須

愛猫の歯磨きは1日1回、規則正しく毎日の習慣にするのが理想なのをご存知でしょうか。

世界小動物獣医学会によると犬猫は歯周病になりやすく、2歳までのうちに犬は80%、猫は70%が何らかの歯周病を患っているとのことです。

参考:WSAVA Global Dental Guidelines

歯垢が歯石になる日数

人間と犬猫とは口内のpHに違いがあり、人間が中性から弱酸性なのに対して、犬猫は弱アルカリ性のため、歯石になりやすい傾向にあります。

約25日間(中性~弱酸性)
約1週間(弱アルカリ性)
約3~5日(弱アルカリ性)

上記のように、愛猫は人間の「3~4倍の速度」で歯石になりやすいため、気を付けなければなりません。

一方で、2022年の全国犬猫飼育実態調査によると、猫の寿命は14.24歳。猫は2歳で人間でいう24歳となり、その後は「人間の4倍」の速度で年をとります。

つまり、健康な歯を維持するためには、愛猫も人間と同じように毎日の歯磨きが必要です。

最低でも週に2~3回は歯磨きを行う

毎日の歯磨きが難しい場合でも、愛猫の様子を見ながら週に2~3回の歯磨きを行うようにしましょう。

食事後、愛猫の歯に付着した汚れは数時間でプラーク(歯垢)になります。この歯垢のうちに歯磨きで除去すれば、歯石になることを防げます。

汚れの種類できるまでの時間対処法
歯垢(プラーク)食後数時間家庭で除去できる
歯石約1週間動物病院で除去する

近年は犬猫専門の歯科も増えていますが、人間と同じように、愛猫の歯石は歯医者でなければ除去することができません。

言い換えると、歯石にならないうちに、歯磨きによるお掃除で歯垢を取り除いてあげることがポイントです。

ただし、歯垢は時間の経過とともに除去しにくくなります。毎日の歯磨きが難しい場合は、最低でも週2~3回、愛猫の歯磨きをしてあげましょう。

歯の健康を保つためにも歯磨きは必須

歯周病

愛猫の健康を保つためには、歯や口内の健康維持が不可欠です。

歯や口内の違和感や痛みから食事ができなくなると、体にも影響を及ぼして命の危険もあるため、麻酔による手術で治療や抜歯をしなければなりません。

病名症状原因
歯肉炎歯肉に赤みや腫れがある歯と歯肉の境目の歯周ポケットに溜まった細菌などによって起こる炎症
歯周炎(歯槽膿漏)口臭やよだれや出血があり、悪化すると歯にぐらつきが生じたり、痛みによって食欲不振に陥る歯周病の悪化により歯周ポケットの奥の歯根膜や歯槽骨にまで炎症が起こる
歯根膿瘍食事を拒み顔に腫れが生じたり膿の混じった鼻水が出たりする歯の根元に膿が溜まり、悪化すると骨に穴が開いて皮膚の下に膿が溜まる

最近は愛猫が好むウェットフードや液状のおやつが種類豊富に誕生して、多くの飼い主さんが愛猫の喜ぶ姿に微笑んでいらっしゃると思います。

その一方で、とろみのあるフードやおやつは歯垢として歯に付着しやすいため、愛猫のためにはぜひ大事な歯磨きの習慣も忘れないでください。

猫の歯磨きのやり方

愛猫への歯磨きのやり方にはコツがあり、次の4つの手順で行うとスムーズです。

  1. 口周り・歯茎・歯に触れてみる
  2. 歯磨きシートやガーゼで磨いてみる
  3. 歯ブラシで歯を磨いてみる
  4. 汚れを落とすことを意識して歯を磨く

一気にステップ1からステップ4まで進めることはせず、ステップ1をクリアしたらステップ2へ。というように、一歩ずつ進めます。

ステップ1. 口周り・歯茎・歯に触れてみる

いきなり歯磨きすると、愛猫は抵抗を示して不信感を抱きます。愛猫に歯磨きを慣らすためには、歯に触れることへの抵抗を失くすことが大切です。

頭などを撫でるいつものスキンシップの延長で、愛猫の口周りや歯茎や歯に触れてみましょう。

成猫の犬歯は鋭く、噛み付くと危険なため、最初は厚手の軍手をしても構いません。

歯磨きの頻度を高めるためにも、口元を容易に触れられることを目標にしてください。

ステップ2. 歯磨きシートやガーゼで磨いてみる

本格的な歯磨をする前に、まずは犬猫用の歯磨きシートに慣れさせておくことがおすすめです。

歯磨きシートは、除去できた効果を目で確認しながら、飼い主さんの指先で直接磨くことができ、指に巻き付けたり、指にはめるだけのタイプがあります。

汚れが取りやすいように加工された柔らかい不織布でできており、汚れが取りやすく、歯垢が付着しにくい液体などが染み込まれているなど、種類も豊富です。

愛猫を背後から体を抱くように抑えて、両手で首元を固定しながら、円を描くように歯を擦ると歯垢が取りやすいです。

ステップ3. 歯ブラシで歯を磨いてみる

歯磨きシートに慣れたら、次は愛猫を歯ブラシに慣れさせましょう。

指サックの形状をした歯ブラシもあるため、歯磨きシートから段階的に利用して、歯ブラシへ切り替えても良いでしょう。

歯ブラシは奥歯の臼歯(きゅうし)や歯間、歯周ポケットまで磨くことができることがメリットのため、歯垢の除去だけではなく、歯周病予防にも最適です。

前歯や犬歯だけではなく、口角を指で押し上げたり、下げたりして、歯ブラシで奥歯まで触れる練習を行ってください。

ステップ4. 汚れを落とすことを意識して歯を磨く

歯ブラシに慣れたら、汚れを落とすことを意識して、歯磨き粉を使用して本格的な歯磨きを行います。

力を入れすぎて歯茎を傷付けてしまわないよう、歯ブラシは鉛筆を握るように軽く持ってください。

歯ブラシは毛先が歯周ポケットまで届くよう、歯茎側へ向けて斜め45度の角度で当てます。

汚れをかき出すようなイメージで、2~3mmの間隔で小刻みに優しく左右へ動かしましょう。

獣医師による猫の歯磨き実践動画編!

歯磨きシートで磨く方法

歯ブラシで磨く方法

猫が歯磨きを嫌がる理由は?

愛猫が歯磨きを嫌がるのには次の2つの理由があるため、歯磨きは強引にしないように注意してください。

  • 口に触れたり物を入れられることが苦手
  • 口内をケガをしていて痛みがある

それぞれ詳しく理由を確認してみましょう。

口に触れたり物を入れられることが苦手

一般的に猫は警戒心が強く、慣れないことや嫌なことには抵抗を示します。

顎は撫でられるのが好きでも、尻尾や足元などと同じように、口元は触れるのが苦手で、とくに投薬で苦労する飼い主さんはとても多いです。

歯磨きも投薬と同じように、嫌がる愛猫がいるのは仕方ないことだといえます。ゆっくりと向き合う、飼い主さんの地道な努力が必要といえるでしょう。

口内をケガをしていて痛みがある

口内にケガや炎症で痛みや違和感があると、愛猫は口元に触れられるのを嫌がります。

愛猫は痛みを訴えることができないため、口臭や食欲不振などの別の理由で、動物病院で受診する飼い主さんも多いようです。

口内トラブルの早期発見に気付くためにも、日常の歯磨きの習慣はとても大切だといえるでしょう。

愛猫が歯磨きを嫌がるときの対処法

猫の歯

愛猫が歯磨きを嫌がる場合は、次の4つの手順で対処しましょう。

  1. 1回を短時間で行い、日数をかけて慣れさせる
  2. 嫌がったら無理に続行せず中断する
  3. おやつを使いながら行う
  4. どうしても嫌がる場合は動物病院で相談を

一度に全て終わらせようとはせずに、ひとつずつ着実に進めていくことが大切です。

1回を短時間で行い、日数をかけて慣れさせる

愛猫の歯磨きは1回ですべての歯をやり遂げる必要はありません。部分ごとに日数を分けて、1回を短時間で済ませる方法もあります。

成猫の歯の数は、上16本・14本の合計30本です。前歯から順に、「門歯(切歯)⇒犬歯⇒前臼歯⇒後臼歯」となっています。

頻度を高めて、1週間かけて部分ごとに短時間で磨く対処法があることを知っておきましょう。

嫌がったら無理に続行せず中断する

嫌がる愛猫を無理やり押さえ付けて歯磨きをしたり、2人掛かりで強引に歯磨きをしたりするのは避けましょう。

歯磨きは愛猫にとってストレスにならないよう、寛いでいる時や、甘えてくるときを見計らって、タイミングが大切です。

最初は嫌がるものなので、短時間触れるというだけでも繰り返していくのが良いです。

おやつを使いながら行う

出典:Amazon

歯磨きを嫌がる愛猫には、おやつを使いながら、少し磨いてはおやつを与えるといった方法もあります。

歯ブラシに慣らす際、愛猫が好きな液状おやつを毛先に塗ると効果的なため、歯ブラシ嫌いな愛猫には、ぜひ試してみてください。

また、歯磨き後はご褒美として、好物のおやつを与えることで、愛猫のご機嫌を損ねないようにしましょう。

どうしても嫌がる場合は動物病院で相談を

愛猫がどうしても歯磨きを嫌がる場合、口内のケガや炎症の可能性も考えられるため、動物病院で相談してみてください。

口腔疾患は、早期発見と適切な処置が最も大切です。何事もない場合でも大きな安心に繋がるため、動物病院を頼ることは無駄にはなりません。

デンタルケアに慣れた獣医師から、愛猫に適した方法をアドバイスしてもらうことがおすすめです。

猫用のおすすめ歯磨きグッズ

猫用の歯磨きグッズは種類が豊富にあって迷いやすいため、選りすぐりのおすすめ商品をご紹介します。

原則として歯ブラシと歯磨き粉(歯磨きジェル)を使った歯磨きとなるので、その他のアイテムは補助的な役割として考えましょう。

猫用歯ブラシ

出典 :https://www.amazon.co.jp/

猫専用の歯ブラシは、ピンポイントで磨けるマイクロヘッドの歯ブラシが最良です。

マインドアップの猫口ケアは、小さな猫の口でも磨きやすいように、角度が15度に設計されたコンパクトなヘッドのため、届きにくい奥歯の臼歯まで磨けます。

本体サイズ高さ15cm×幅1.5cm
本体重量5g
原産国日本
対象年齢全年齢
素材ABS樹脂、ナイロン
内容量1本
硬さやわらかい
形状スティック
傾斜15°

猫用歯磨き粉(歯磨きジェル)

出典 :https://www.amazon.co.jp/

愛猫のための歯磨き粉は、歯に馴染みやすいジェル状がおすすめです。指や軍手、歯ブラシに付けて使えます。

歯磨き粉の定番、LIONのPETKISS。すっきりと磨けるリーフの香りをはじめ、チキン風味やアップルの香りもあり、愛猫の好みに合わせて選べます。

ペットショップだけではなく量販店でも販売されていることが多く、切らしてもすぐに購入しやすいというのも魅力的。

内容量40g
フレーバーリーフ
原産国日本
対象年齢全年齢
原材料・成分ソルビトール、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリアクリル酸Na、保存料、リン酸水素二Na、キサンタンガム、アルギン酸Na、ポリリジン、ポリリン酸Na、スクラロース、香料、リン酸二水素Na、ピロリン酸Na
形状ジェル

歯磨きシート

出典 :https://www.amazon.co.jp/

歯磨きシートは、どなたの指にもフィットしやすく、使い捨てのため衛生的。初めての歯磨き以外にも、口臭が気になる食後のお手入れにも手軽で便利です。

歯磨きジェルをシートに付着して使用すると、汚れ落ちが効果的で、愛猫の抵抗感を軽減できます。

本体サイズ140mm×150mm
本体重量99g
原産国日本
対象年齢-
素材レーヨン系不織布
成分グリセリン、保存料、界面活性剤、pH調整剤、ピロリン酸Na、キレート剤、ポリリジン

歯磨きガム(おやつ)

出典 :https://www.amazon.co.jp/

清潔な口内環境を維持するためには、歯磨きガムなど、猫用のデンタルケアおやつを与えるのも一つの方法です。

ただし、歯磨きガムなどのおやつは、肝心な歯の外側や歯周ポケットまで磨けません。歯ブラシによるお手入れは不可欠なため、ご注意ください。

歯磨きおもちゃ

出典 :https://www.amazon.co.jp/

歯磨きが苦手な愛猫には、猫用の歯磨きおもちゃを与えてみましょう。歯磨きジェルを付着して、歯磨き粉に慣らす方法としてもおすすめです。

しかし、歯磨きおもちゃでは万全な歯磨きはできません。補助的なアイテムとしてご利用ください。

本体サイズ100×15×185mm
本体重量18g
原産国タイ
対象年齢全年齢
素材ヘチマ、ポリエステル、またたびの実(粉末)
適合種各猫種
種類8種類×3種類

愛猫に歯磨きを慣れてもらうためには

口内トラブルを回避するうえで、愛猫に歯磨き慣れしてもらうためには、次の2つがポイントです。

  • 子猫のうちから歯磨きの練習をする
  • 最初は口周りに触れることから始める

一歩ずつ、少しずつ、というのがとても大事ですよ。

子猫のうちから歯磨きの練習をする

歯磨きは子猫のうちから練習をしておくと、成猫になっても抵抗感がありません。

生後1ヶ月半頃までに26本が生え揃い、生後3ヶ月~6ヶ月頃に永久歯に生え替わるため、その間に歯磨きをしやすく慣らせておくのがポイントです。

小さい頃から体験していれば、それが日常になってくれるので、自然と歯磨きの体勢になってくれるようにもなりますよ。

最初は口周りに触れることから始める

歯磨きをしやすくするためには、日頃から愛猫とのスキンシップで口周りに触れることを意識しましょう。

毎食後に口元を拭いたり、口を開けて口内チェックをしたりと、愛猫の警戒心を解きほぐしてあげてください。

触れることに慣れてもらえれば、少しずつ進められます。逆に触れることに慣れてもらえなければ、その後のステップは難しいでしょう。

愛猫の歯磨きは急がず時間をかけて取り組もう

愛猫の歯磨きをできるようになるためには、飼い主さんとの信頼関係が最も重要です。

愛猫の気持ちを理解して、タイミングやアイテムなど、より良い方法を模索してあげてください。

慌てずに時間をかけて取り組み、できる限り歯磨きの頻度を高められるようにすることが、愛猫に対する正しい愛情の注ぎ方といえるでしょう。

この記事の執筆者

執筆・監修者の情報

かげさん

かげさん

ライター、人とペットの終活アドバイザー

人とペットの終活アドバイザー兼ライター。
ライフエンディング業界にて、葬儀・お墓・仏壇・供養・遺品整理・相続など、生前準備から亡くなった後まで、幅広いご相談に対応しています。
多くの経験を生かして、皆さまのお困りごとを即解決できるよう、便利で役立つ情報を沢山お届けできたら嬉しいです。

執筆者情報

nademo編集部

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