犬の病気・健康

【獣医師監修】犬のしゃっくりは病気?注意すべき症状と病院の目安

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愛犬が「ヒクッ」といつもと違う呼吸をしており、驚いた経験のある飼い主さんも多いでしょう。

人間と同様に、犬もしゃっくりをすることがあります。

しゃっくりは生理現象のため基本的には心配する必要はありませんが、いつもと違う愛犬の様子は、飼い主さんとしては心配になりますよね。

本記事では、犬のしゃっくりの原因や対処法・予防法をご紹介します。

病気の可能性がある危険なしゃっくりの見分け方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の結論

  • 犬のしゃっくりの原因は生理現象のほかに、病気の症状である場合もある
  • 犬の中でも短頭種と呼ばれる犬種(パグやシー・ズーなど)はしゃっくりが出やすい
  • 生理現象によるしゃっくりを止めるには、愛犬の気持ちを落ち着かせてあげることが大切
  • 愛犬が少しでも異常なしゃっくりをしていると感じたら、すぐに動物病院へ

監修者

原 駿太朗

原 駿太朗

獣医師、ペット管理栄養士、ペット用品取扱士

大学卒業後、総合診療に加え夜間救急、整形外科の専門治療、東南アジアでの診察指導などに従事。
現在ではオンラインペットショップを運営する25Holdings Japanにてグローバル全体の自社ブランドの商品開発をする傍ら、”現役の臨床医”であり続けることにこだわり非常勤獣医師として動物病院に勤務も続ける。

担当執筆者

nademo編集部

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もくじ

犬も人間と同じくしゃっくりをする

犬も人間と同じように、しゃっくりをすることがあります。

しゃっくりが起こる原理は人間と同じであり、胸部と腹部のあいだを仕切っている横隔膜が痙攣することによって起こります。

横隔膜が痙攣を起こす原因自体は、現時点でははっきりとは解明されていません。

しゃっくりはしばらく時間が経つと自然と治まることが多く、基本的に大きな問題はないと考えてよいでしょう。

しかし、あまりにも頻繁にしゃっくりをしていたり、長時間治まらなかったりする場合には病気が隠れている可能性があり、注意が必要です。

犬がしゃっくりをする原因

人間も犬も、横隔膜が痙攣を起こすと、しゃっくりを引き起こします。

しゃっくりの具体的な原因そのものは解明されていませんが、しゃっくりがよく起こるシチュエーションなどを解説します。

しゃっくりは生理現象のため大きな問題はありませんが、体になにかしらの負担がかかりしゃっくりを引き起こしている可能性もあります。

必要に応じて動物病院を受診する必要が出てくることもありますので、愛犬の様子をよく確認しておきましょう。 

早食いをしている

早食いは、犬のしゃっくりを引き起こす原因の多数を占めるといわれています。

急いでフードを食べることで食道にフードが詰まってしまったり、胃に大量のフードが一気に入ってしまうことが原因です。

胃に入ったフードが膨張し、胃が膨らんだ際に横隔膜が刺激されてしゃっくりが出やすくなります。

早食いを止めさせるのは難しいため、早食い防止用のフードボウルを使ったり、1回の食事量や食事回数を見直し、しゃっくりを予防しましょう。

フードが合っていない

フードが合っていないことも、しゃっくりを引き起こす原因だと考えられます。

愛犬の体に合っていないフードだと消化に時間がかかり、胃の中でガスが発生しやすくなり胃腸が圧迫されてしゃっくりが起きやすくなります。

ドライフードをふやかして与えたり粒の大きさを見直してみたりするだけでも、しゃっくりを抑えられるでしょう。

冷たい食べ物や飲み物で胃が冷えた

食べ物や飲み水が冷たすぎると、しゃっくりを引き起こすことも。

急に冷たいものが入ってくることで胃が驚き、筋肉の収縮が起こることからしゃっくりを引き起こします。

冷たすぎるものを与えることは、しゃっくりを引き起こすだけでなく胃腸にも負担がかかるのでおすすめできません。

食後にすぐ運動をした

食後すぐに激しく運動をすると、早食いをしたときと同様に胃の中でガスが発生します。

胃が圧迫されることで、しゃっくりを引き起こしやすくなります。

愛犬の胃に負担がかかってしまうため、食後はすぐに動かずにしばらく休憩させましょう。

異物を誤飲した

犬は異物を飲み込んでしまうと、胃から逆流させる性質があります。

この場合、異物を吐き出そうとして何度もしゃっくりを繰り返すことも。

異物の誤飲は、命にも関わる非常に危険なことです。

生理現象で起こるしゃっくりは問題ありませんが、誤飲によるしゃっくりを引き起こすことがないよう不要なものは愛犬の手の届かない場所に片付けておきましょう。

不安やストレスを感じている

環境や気候の変化などによるストレスで体に負担がかかり、しゃっくりを引き起こすことも。

外的な要因だけでなく、飼い主さんがいなくて寂しいなどの心理的ストレスや不安によって自律神経が乱れ、筋肉の収縮が起こりしゃっくりに繋がることもあります。

どのような状況でしゃっくりが出やすいのか日頃からよく観察し、なるべくストレスをかけないように気をつけてあげましょう。

肥満

肥満気味の犬は喉元や内臓の脂肪量も多くなり、内臓を圧迫します。その際に横隔膜も圧迫され、しゃっくりを引き起こすのです。

しゃっくりに関わらず、肥満はあらゆる病気の原因となり得るため注意が必要。

食事量や運動量をコントロールし、適正体重を保てるように心がけましょう。

病気

通常、しゃっくりは頻繁に繰り返すものではなく、発症しても数分以内に自然と治まります。

あまり頻繁にしゃっくりを繰り返したり長時間しゃっくりが止まらなかったりする場合は、なにか病気が原因となっている可能性があります。

様子を観察し、しゃっくりをするだけでなく息苦しそうにしたりぐったりとしている様子が見られたら、早めに動物病院に相談しましょう。

睡眠中に夢を見て体が反応した

睡眠中にしゃっくりをしている場合は、夢を見ている可能性があります。

犬も人間同様、夢を見ているときに寝言をいうことがあります。

愛犬が寝言をいっている姿は、とても可愛らしくて癒やされますよね。

寝言をいっている際に体が反応してしゃっくりにつながることも。

この場合のしゃっくりは、特に心配する必要はありません。

短頭種と呼ばれる犬種はしゃっくりが出やすい

実は犬種によって、しゃっくりが出やすい子もいます。

しゃっくりが出やすいのは、主にマズルの短い“短頭種”と呼ばれる犬種です。

短頭種は鼻呼吸が苦手なため、食事中や口呼吸の際に空気をたくさん飲み込んでしまいます。

飲み込んだ空気により胃が膨らむことで横隔膜が刺激され、しゃっくりを引き起こすのです。

基本的にはしばらくすると収まりますが、しゃっくりから呼吸が乱れてしまうことがあるので注意しましょう。

犬のしゃっくりから考えられる病気

基本的にしゃっくりは生理現象なので、さほど心配する必要はありません。

しかし「ただのしゃっくりだと思っていたら実は病気が隠れていた」というケースも存在します。

しゃっくりがずっと止まらなかったり、頻繁に起こるようであれば一度動物病院に相談してみるのがよいでしょう。

ここではしゃっくりに潜んでいる可能性のある病気について紹介します。

呼吸器系の病気

肺炎や喘息などの呼吸器系の病気が、しゃっくりを引き起こしている可能性があります。

呼吸器疾患を抱えている場合は、咳の症状が出るのが特徴です。

しゃっくりのほかに咳をしていたり、運動を嫌がったりするような素振りがあれば呼吸器疾患を疑いましょう。

心臓疾患系の病気

心臓肥大・心膜炎などの心臓疾患が、しゃっくりを引き起こしていることも。

心臓が大きくなることで横隔膜を刺激し、しゃっくりに繋がっている可能性が考えられます。

頻繁にしゃっくりをしていたり、元気がなくぐったりしているなどの様子が見られたら、早めに動物病院に相談してください。

消化器官の病気

食道や胃などの横隔膜に近い消化器官は、しゃっくりの原因となる場合があります。

吐こうとする仕草が見られる場合、胃炎・胃潰瘍などの消化器系の病気を疑ってみてください。

中でも1番気を付けたいのが、胃拡張捻転症候群です。大型犬に多く見られる病気であり、胃がねじれてパンパンに張ってしまい命の危険も考えられます。

早食いが原因となる場合が多いので、早食い防止のフードボウルを使うほか、首を下げたままの状態にならないように食器の高さを調整するなどの工夫をしましょう。

脳の病気

しゃっくりだと思っていたら、脳の病気が潜んでいたということも。

てんかんや脳炎などの神経疾患による症状が、しゃっくりと判別がつかないこともあります。

意識障害や歩行障害が出る場合があるので、注意が必要です。

長時間しゃっくりが続いたり頻繁に繰り返したりしているときには、動物病院に相談してみてください。

犬のしゃっくりと逆くしゃみは異なる症状

犬のくしゃみとよく似た症状に「逆くしゃみ」があります。

逆くしゃみとは発作性呼吸のことであり、通常は空気を押し出してくしゃみをするところ、空気を繰り返し吸い込むような様子が見られます。特に危険性はなく、数分以内に治まることが多いです。

逆くしゃみは息を吸うときに発生するのに対し、しゃっくりは呼吸とは無関係に起こります。

逆くしゃみは「ズーズー」と鼻を鳴らしますが、しゃっくりは「ヒクッ」と声帯が締まるような音がするのが特徴。

一見似ているように感じますが、逆くしゃみとしゃっくりはまったく別の症状です。

犬にとって危険なしゃっくりの見分け方

しゃっくりそのものは決して珍しいことではありませんが、普通のしゃっくりと違った症状や様子がある場合は要注意です。

愛犬がしゃっくりをし始めたらまずは様子を確認し、異常が見られたらなにか病気が隠れている可能性があります。

ここでは、危険なしゃっくりの見分け方について解説します。

1時間以上しゃっくりが続く

通常、しゃっくりは数分以内に治まります。

そのため、長時間しゃっくりをし続けていたり苦しそうな様子がある場合は、病気の可能性が考えられます。

1時間以上しゃっくりを続けていることは一般的には考えづらく、長引く場合は実はしゃっくりではなく咳や何かが詰まっていて吐こうとしている緊急性の高い症状の可能性も。

万が一病気であった場合、放置すると急変して呼吸が止まる場合もあるため、早めに動物病院へ相談しましょう。

咳や吐き気がある

しゃっくりだけでなく、咳や吐き気など別の症状を併発している場合も病気の可能性があります。

咳の症状があれば呼吸器系、嘔吐の症状があれば消化器系の病気などが考えられるでしょう。

肺炎や胃拡張捻転症候群などは命を落とす可能性もある病気です。

しゃっくり以外の症状が見られる場合は、動物病院を受診し治療を受けましょう。

ぐったりしてきた

しゃっくりをし、ぐったりと元気がなくなるようであれば、脳や神経系などの病気の可能性が考えられます。

生理現象によるしゃっくりで元気がなくなることは、基本的にありません。

いつもと違った様子があるのは、体調不良のサインです。直ちに獣医師に相談しましょう。

呼吸困難や痙攣が起きた

しゃっくりと同時に呼吸困難や痙攣が起きた際も注意が必要です。

呼吸困難やけいれんを起こす場合は脳の病気が関係していることがあり、意識障害や歩行障害を引き起こす可能性があります。

しゃっくりのように「ヒクッ」と震えるのが、病気の前兆である場合も。頻繁にしゃっくりや痙攣を起こす場合は注意しましょう。

犬のしゃっくりを止める方法

しゃっくりを止めるには、愛犬の気持ちを落ち着かせてあげることが重要です。

通常のしゃっくりであれば命に関わることはなく、しばらくすれば治まるので慌てることなく対処しましょう。

愛犬がしゃっくりをはじめたときの対処法を紹介するので、愛犬がしゃっくりをし始めた際には参考にしてみてくださいね。

数分間様子をみる

病気ではなく生理現象のしゃっくりであれば、しばらくすれば自然と治まります。慌てずに数分間様子を見守りましょう。

飼い主さんが慌ててしまうと愛犬をより不安にさせてしまいます。

まずは落ち着いて様子を観察し、長時間しゃっくりが治まらないようであれば動物病院に連れていきましょう。

愛犬のお腹やのどをやさしくゆっくり撫でる

しゃっくりをし始めると、健康上問題はなくても愛犬がパニックになってしまうことも。

飼い主さんがお腹やのどを優しく撫でてあげると落ち着きを取り戻し、しゃっくりが止まることがあります。

愛犬が安心できるよう、ゆっくりと撫でてあげましょう。

水やペースト状のおやつを指につけて舐めさせる

出典:Amazon

人間はしゃっくりを止める際に水を飲むという対処法がありますが、犬は水などを舐めることでしゃっくりが止まることがあります。

飼い主さんの指先に水やペースト状のおやつをつけ、舐めさせてみましょう。

特にペースト状のおやつは香りがしっかりと付いているものが多く、愛犬の意識を引きやすいのでおすすめです。

しゃっくりを忘れさせる行動をする

ほかの行動を促して、しゃっくりを忘れさせる方法もおすすめ。

「伏せ」や「おすわり」と合図を出して行動を変えさせたり、ベランダや屋外に連れていき外の空気を吸わせたり匂いを嗅がせたりしてみましょう。

しゃっくり以外のことに意識が向き、治まる可能性があります。

部屋の温度を調整する

気候や室温が原因となり、しゃっくりを引き起こす場合もあります。

部屋が暑すぎたり寒すぎたりしないか確認し、エアコンで温度を調整してあげましょう。

犬は人間に比べて体温調節の苦手な動物であるため、しゃっくりだけでなく熱中症などを予防する意味でも室温調整は重要です。

犬のしゃっくりを止める際の注意点

人間のしゃっくりを止める際には、大きな音を出して驚かせたり背中を叩くなどの方法が有名です。

しかし、犬のしゃっくりを止める際に同じ方法を行うことはおすすめできません。

驚かせる・背中を叩くなどの刺激を与えると愛犬が不安や恐怖心を覚え、より呼吸が乱れパニックに陥る原因となります。

刺激するのではなく、落ち着かせる・意識をしゃっくりから逸らすことを意識しましょう。

優しく背中を撫でてあげたり、「おすわり」「伏せ」などのコマンドでほかの行動を促し、しゃっくりを忘れさせることで収まりやすくなります。

犬のしゃっくりの予防法

しゃっくり自体は危険なものではないとはいえ、愛犬が苦しそうにしていたり不安そうな様子だと心配になってしまいますよね。

ここでは、しゃっくりを予防するための方法をご紹介します。

しゃっくりを引き起こすときは、なにかしらの原因によって消化器官を刺激させている可能性が高いです。

しゃっくりに関わらず、愛犬の健康維持につながることでもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

早食い防止の食器に切り替える

出典:Amazon

一気にガツガツと食いつき早食いをすると、胃が刺激されたりフードが喉に詰まったりしてしゃっくりの原因となります。

また、早食いはしゃっくりだけでなく胃捻転など消化器関係の病気を引き起こす恐れも。

早食いをしつけで止めさせることは難しいため、早食い防止用の食器を活用するのがおすすめです。

早食い防止用フードボウル、ボウルの底に突起がついており、わざとフードが食べにくくする構造になっています。

食べるスピードを強制的に遅くできるため、早食いの癖がある子におすすめです。

また、食事中首が下向きになったままの状態にならないよう、愛犬の体に合わせて食器の高さを調整してあげましょう。

フードを与える量や回数を調整する

一気にたくさんのフードを胃の中に入れると、胃が刺激されてしゃっくりを引き起こします。

愛犬が早食い・一気食いをしてしまう癖がある際には、1回の食事の量や食事の回数を見直してみましょう。

1回のフードの量を減らし、食事の回数を増やしてこまめに与えることで、一気食いを防ぐことができます。

フードをふやかして与える

ドライフードは、勢いよく食べると喉に詰まってしまうことも。

フードが喉に引っかかることがしゃっくりの原因になる場合もあります。

フードをふやかして柔らかくすることで喉に詰まりにくくなります。

また、柔らかくすることで消化もよくなり胃腸への負担を軽減できるので、しゃっくり防止へと繋がるでしょう。

フードを変える

フードが合っていないと、喉に詰まったり消化に時間がかかったりすることでガスが発生し、しゃっくりを引き起こしやすくなります。

ドライフードの粒の大きさを変えたり、原材料自体を見直してみるのもおすすめです。

体質に合わないフードを与えることは、愛犬の健康を維持するうえでよいこととはいえません。

形状・成分ともに愛犬の体質に合ったフードを選びましょう。

食後はゆっくり休ませる

食後はすぐに運動をせず、ゆっくりと休ませましょう。

食べた後にすぐに動くと、胃の中でガスが発生し膨張するためしゃっくりを引き起こしやすくなります。

食後の激しい運動は、しゃっくりだけでなく胃拡張捻転症候群の原因となる場合も。命にも関わる危険な疾患のため、注意が必要です。

食後に運動をさせるなら、しっかりと休憩をとったあとにしましょう。

食事コントロールや散歩などの運動で適正体重に戻す

犬のボディコンディションスコア

食事コントロールと適度な運動で、理想的な体重・体型をコントロールすることも重要です。

愛犬が肥満体型になると、内臓や喉元にも脂肪がつき内臓を圧迫します。そのため横隔膜が圧迫され、しゃっくりを引き起こしやすくなるのです。

理想の体型は、愛犬の体に触れたときに肋骨を確認できる程度とされています。上記のボディコンディションスコアを基準にしながら、愛犬の体型を確認してみてください。

特に毛量の多い犬種の場合は、見た目だけでは体型を判断できません。毎日愛犬の体に触れ、太りすぎていないか日頃からよく確認しましょう。

肥満はあらゆる病気の原因となるため、しっかりと管理しましょう。

不安やストレスを取り除く

精神的ストレスから自律神経のバランスが乱れ、内臓の筋肉にも支障をきたすことでしゃっくりが出る子もいます。なるべくストレスを与えないように気を付けましょう。

中にはお留守番の時など飼い主さんがいない寂しさ・不安がストレスの元となる場合も。

しかし飼い主さんが常に側にいてあげないと不安になってしまうようだと、愛犬・飼い主さんの双方にとってよい状態とはいえません。

適度な距離感を保ちつつ、愛犬のケアを行いましょう。

愛犬のしゃっくりが異常だと感じたら、すぐに動物病院へ

犬のしゃっくりは生理現象のひとつなので、すぐにおさまれば心配はありません。

しかし、しゃっくりを繰り返したり、長時間止まらなかったりする時は、病気が原因でしゃっくりをしている可能性もあります。

そのため、愛犬が少しでも異常なしゃっくりをしていると感じたらすぐに動物病院へ連れていきましょう。

また動物病院へ行く際には「いつから、どのような頻度でしゃっくりが出るか」などをメモしておけば、より正確な情報を獣医師に伝えることができますよ。

この記事の執筆者・監修者

監修者情報

原 駿太朗

原 駿太朗

獣医師、ペット管理栄養士、ペット用品取扱士

大学卒業後、総合診療に加え夜間救急、整形外科の専門治療、東南アジアでの診察指導などに従事。
現在ではオンラインペットショップを運営する25Holdings Japanにてグローバル全体の自社ブランドの商品開発をする傍ら、”現役の臨床医”であり続けることにこだわり非常勤獣医師として動物病院に勤務も続ける。

執筆者情報

nademo編集部

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