コーギーはかわいらしい容姿と明るい性格から、多くの人に愛されている人気の犬種です。
この記事ではコーギーの飼いやすさに焦点をあて、コーギーを初めて飼う人、飼うことを検討している人向けに、パートナーとしての特徴や飼うときのポイントなどを解説。
コーギーの基本情報や性格、子どもとの相性などについて紹介するとともに、飼育にあたっての注意点やトレーニングのコツなどもまとめています。
この記事の結論
- コーギーは賢く従順で愛情深いため、初心者にも飼いやすい犬種である
- 体のサイズは中型犬であるので、利用できないサービスや施設もある
- JKC公認のコーギーは2種類あり、日本ではペンブロークが多く飼われている
- 手足が短く胴が長いため、ジャンプや飛び降りには注意が必要
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目次
コーギーは飼いやすい犬種?
飼いやすい犬種といわれるコーギー。 かわいらしい容姿も魅力的ですね。
性格的な特徴として、賢く従順で誠実、愛情深いなどのほか、積極性がありエネルギッシュな面があります。
おおらかで社交的といったことが挙げられます。人懐っこく、他のペットや子どもたちとも仲良く過ごします。
また、コーギーは人間とのコミュニケーションを楽しめる犬種で、訓練にも向いています。 基本的なしつけやトリックの学習は比較的容易でしょう。
被毛は短めですが、毛が抜けやすく季節によって多少の換毛があるため、毛のケアが必要です。
飼い主との絆を大事にし、前向きで知的なイメージのあるコーギーですが、やはり個体差はあります。
基本的なお世話の方法を知っておくことで、コーギーは非常に飼いやすい犬種だということが言えます。
コーギーの基礎知識
コーギーは賢く従順で、家族との絆を大切にする犬種。短い足でお尻を振って歩く姿もかわいらしいですね。
成犬の体高平均は約25cm~30cmで、体重は約10kg~17kg。 被毛は二重構造で、防水性に優れているという特徴も。
一般的に健康で丈夫な犬種ですが、遺伝性疾患や肥満に注意が必要です。 定期的な健康チェックと日々の食事管理が重要です。
適切なケアと愛情で育てれば、最高のパートナーになってくれるでしょう。
頭が良いので物覚えも早い
初めて会う人でも仲良くできる
警戒心がとても強く吠えやすい
筋肉質なので運動神経が良い
その他情報
原産地 | ウェールズ |
犬種グループ | 1G:牧羊犬・牧畜犬 |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 変性性脊髄症,白内障,椎間板ヘルニア,外耳炎,フォン・ヴィレブランド病 |
参考価格 | 30万円前後 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | レッド,フォーン,セーブル,ブラック&タン |
コーギーの歴史
西欧にルーツをもち、イギリスのウェールズ地方で牧羊犬として広く飼育されていたといわれるコーギー。その起源は古く、紀元前10世紀にさかのぼるという説も。
たくさんの羊を束ねるほどの賢さと運動能力を持っています。
1930年代にイギリス王室へ愛玩犬として迎え入れられ、注目を集めることになりました。
その後は世界中で人気を博し、ペットとして飼育されるように。忠実で前向きな性格と魅力的な容姿から、日本でも人気の犬種です。
JKC(ジャパンケネルクラブ)公認のコーギーは全2種類
コーギーには、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークとウェルシュ・コーギー・カーディガンの2種類が存在します。
日本では、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの方が多く飼われています。
外見がとても似ていることから同じ犬種として扱われていましたが、イギリスのケンネルクラブによってそれぞれ別の犬種として登録されました。
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コーギーのサイズ(体高・体重)
コーギーの平均的な体高と体重は以下のとおりです。
サイズ | ウェルシュ・コーギー・ペンブローク | ウェルシュ・コーギー・カーディガン |
---|---|---|
体高 | 25cm~30cm | 30cm |
体重 | 10kg~12kg | 11~17kg |
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの方が平均的には小柄です。
体高で見てみるとそこまで大きく変わらないので、サイズ感が極端に異なることはありません。
コーギーの被毛・毛色
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークと、ウェルシュ・コーギー・カーディガンの2種類に大別できるコーギー。
カラーにもいくつかバリエーションがあります。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク | ウェルシュ・コーギー・カーディガン |
---|---|
・レッド ・フォーン ・セーブル ・ブラック&タン | ・ブラック&ホワイト ・ブルーマール ・ブラック |
ペンブロークはレッド系であることが多く、カーディガンはブラック系がよく見られます。
コーギーの性格
賢く、従順なことで知られるコーギー。常に飼い主の近くにいたいと思っています。牧羊犬として飼われていたことから、家や家族を守ろうとする面も。
コミュニケーション能力に長けていて、家族との良好な関係を築こうとします。 しつけにも積極的で、基本的なコマンドやトリックなどはすぐに覚えます。
愛情深く、知性に富んだ犬種です。家族の一員として、頼れる存在になってくれますよ。
コーギーの平均寿命
ペットフード協会の最新調査によると、2023年版のデータでは犬全体の平均寿命が14.62歳。これに対して、12歳~15歳程度がコーギーの平均寿命とだと言われています。
遺伝的な要素やケアの程度などによって、寿命にはばらつきがあります。
健康チェックや予防接種、バランスの取れた食事、そして正しい運動など、健康寿命を延ばすためには総合的なケアが重要です。
また、肥満しやすい犬種でもあります。適切な体重管理と運動も大切です。日々、細やかなお世話ができれば、きっと長生きしてくれるでしょう。
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コーギーがかかりやすい病気
コーギーによく見られる病気やケガには、以下の3つがあります。
それぞれ、わかりやすくご説明しましょう。
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変性性脊髄症
変性脊髄症(へんせいせいせきずいしょう)は、コーギーを含む一部の犬種に見られる神経変性疾患です。
痛みなくゆっくり進行し、後肢の麻痺が起こったあと前肢や呼吸筋などへ麻痺が広がります。
症状が進むと歩行がぎこちなくなり、バランスをとることが困難になります。さらに進行すると尿失禁などが現れることも。
遺伝的な要素があり、特定の遺伝子変異が関連していることが分かってきています。
現在、完全な治療法はありませんが、早期発見と管理により症状の進行を遅らせることができます。
予防策として、バランスの取れた食事、適切な運動、サプリメントの服用などが挙げられます。
飼い主さんが留意するほか、定期的に獣医師の診察や遺伝子検査を受けることも重要です。
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白内障
コーギーも他の犬種と同様、白内障(はくないしょう)にかかることがあります。 白内障は目の水晶体が濁り、視力の低下や失明を引き起こす病気です。
主に老化や遺伝的な要素によって起こりますが、外傷や炎症、糖尿病などが原因になることもあります。
症状としては目の濁り、視界のぼやけ、光に対する過敏性など。
完全な治療法は存在しませんが、手術で濁った水晶体を摘出することによって症状が軽減する場合もあります。
定期的な眼科検査に加え、罹患してしまったら早めの治療が重要です。毎日の栄養・健康管理や目の保護などの予防策も欠かせません。
早期発見と正しい治療や管理で、予後も快適な生活が送れる可能性が高まります。
椎間板ヘルニア
コーギーは胴が長く、脊椎に負荷がかかりやすいため、椎間板ヘルニアの発症リスクが高い犬種といえます。
背中や首に痛みやこわばりが生じたり、歩行困難、脚の麻痺などが起こったりするのが主な症状です。
予防策として、適切な体重管理や適度な運動が挙げられます。また、急なジャンプやダッシュなどで体に負荷をかけないようにすることも大事です。
症状が現れてしまったら、獣医師による検査や画像診断(X線、MRIなど)で状態評価と治療法が決まります。治療法には投薬やリハビリ、手術などがあります。
飼い主さんによる毎日の健康チェックに加え、定期的な獣医師の診察を受けることが予防に繋がります。
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コーギーの価格相場は30万円前後
コーギーの一般的な価格相場は30万円前後です。価格は血統や品質、飼育環境、ブリーダーの知名度などによって決まります。
血統書付きの場合はとくに高値で取引されるほか、希少な毛色や特定の遺伝的特徴がある場合も高値で取引されます。
ペットショップやブリーダー、保護施設など提供元によっても価格は変わってくるでしょう。
価格には医療費やワクチン、登録手続きなどが含まれる場合があります。安値で提供される場合は健康や飼育状況に注意が必要です。
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コーギーを迎えるときの心構え
コーギーは体が丈夫で、長寿が期待できる犬種です。
健康的な日常生活を送るためには十分な食事、適度な運動としつけ、社会化をほどこすことなどが必要になります。
また、安全で快適な居住空間を作ることも大事なポイント。定期的な健康診断や予防接種に加えて、健康保険への加入も視野にいれましょう。
そして、お迎えするときの心構えとして最も重要なのは愛情を注ぎ、絆を強くすることです。時間をかけて、コミュニケーションをはかってください。
良好な信頼関係を築いて、愛犬が幸せな犬生を送れるよう最大限努力しましょう。
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コーギーの迎え入れ方
コーギーはほか犬種同様に、基本的に3つのお迎え方法があります。
ペットショップ、ブリーダー、譲渡会(保護犬)などのお迎え方法を検討することになるでしょう。
ペットショップから迎え入れる
コーギーをペットショップから迎えるとき。まずは、信頼できるお店を選ぶことが重要です。
飼育環境が清潔で彼ら、彼女らが正しいケアを受けているかどうか確認してください。
また、犬の健康状態についての証明や、血統書などの文書が提供されるかどうかも確認が必要です。
血統や遺伝的な情報を確認することで将来、どんな病気にかかる可能性があるかをある程度予測できます。
また、健康保証や返品ポリシーなどの保証も確認しましょう。
ペットショップからの迎え入れには慎重さが求められます。健康なコーギーを迎えるために情報を収集し、慎重な選択を行いましょう。
ブリーダーから迎え入れる
ブリーダーから迎え入れる場合も、信頼できるブリーダー選びが重要になります。
犬舎訪問などを通して、幅広い専門知識があるかどうか、健康な血統を継ぐことに注力しているかどうかを確認しましょう。
そして、親犬の健康や性格についても情報収集し、血統書や健康診断結果などに目を通してください。
ブリーダーには、質問や懸念事項を率直にぶつけましょう。誠実なブリーダーであれば、成長や健康状態についての情報を細かく提供してくれるはずです。
予防接種の状況も確認し、健康保証や返品ポリシーなどの条件も確認してください。
信頼できるブリーダー選びは、お迎えする子の健康と幸せの第一歩です。
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譲渡会や里親制度を活用する
譲渡会や里親制度を利用する際は信頼できる団体かどうか、まず活動内容を確認しましょう。見学や面談の機会を積極的に利用してください。
お迎えしようとする子のバックグラウンドや、健康状態に関する情報をくわしく収集しましょう。
性格や特性について知ることで、自分との相性を判断することをおすすめします。
また、獣医師の健康チェックや予防接種の情報を把握し、去勢・避妊手術やマイクロチップの有無についても確認しましょう。
費用、返品規約、譲渡条件などの重要事項を文書で確認し、理解したうえで手続きを進めてください。
譲渡会や里親制度でお迎えする場合は細かく情報収集したうえで、責任ある飼育ができるかどうか判断しましょう。
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コーギーの飼い方
素直な性格で体も比較的丈夫なことなどから、飼いやすい犬種といわれるコーギー。飼い方にはいくつかのポイントがあります。
これらのポイントをおさえて、コーギーとの素敵な毎日を過ごしましょう。
子犬のうちからしつけを行う
「しつけは子犬のうちから」というのはよく知られていることで、恐怖心や不安が少ないと言われている子犬の方がなんでもスムーズに吸収できるからです。
小さい頃から習慣化されたことは成犬になっても覚えていることが多く、いろいろなことに慣れてくれる良い機会なのです。
まずは下記の7つのしつけから、トライしてみましょう。
しつけは飼い主さんのためでもあり、愛犬のためのことでもあります。
最初はなかなか聞いてくれず悩ましい時期もあるかと思いますが、ひとつずつ一緒にクリアしていきましょう。
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高い所から飛び降りないような環境をつくる
コーギーは胴が長く足が短い犬種なので、体格的にジャンプや飛び降りには適していません。
高い場所からの飛び降りは、骨や関節、背中への負担がかかるだけでなく、着地時に失敗すると骨折や打撲、靭帯損傷などの恐れも。
そのときは大丈夫でも、そうした習慣が後々の体の負担に繋がってくるため、シニア期に動けなくなってしまうこともあります。
高い場所から飛び降りることを防ぐため、ソファに上がらないようにしつけたり、大きな段差をなくすなど安全に生活できる環境作りを心がけましょう。
季節に合わせて室温をしっかり管理する
コーギーにとって、夏・冬それぞれ以下が快適な室温と言われています。
夏の快適な室温 | 23℃~26℃ |
冬の快適な室温 | 19℃~23℃ |
暑い・寒いの感じ方には個体差があります。愛犬の様子を見て調整してあげてください。
人が快適に過ごせる室温・湿度がコーギーにとっても適温であることが多いです。
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散歩は1日2回、30分~1時間を目安に行く
コーギーは中型犬なので、小型犬よりも少し長めの散歩時間が適切だと言われています。
散歩は朝晩2回、30分から1時間程度が目安となり、帰宅後に息を切らしている程度が適度だと覚えておきましょう。
目安回数 | 1日2回 |
目安時間 | 30分~1時間 |
平坦で障害物の少ない、静かな場所を選んで散歩しましょう。
天候や気温、体調などによって時間やコースを変えながら、毎日続けてくださいね。
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ブラッシングを毎日行う
出典:Amazon
コーギーは二重被毛のため抜け毛も多く、毎日のブラッシングが欠かせません。
スリッカーブラシなどで被毛全体を梳いたあと背中や脇の下、腹部などに絡まった毛や抜け毛がないかどうか確認しましょう。
毛玉があればコームでやさしく、ていねいに取り除きましょう。被毛の密集した部分や絡まりやすいところは、特に念入りに行ってください。
年に数回、大量に毛が抜けます。抜け毛が目立つときは、より丁寧なブラッシングで毛の絡まりや皮膚病から守ってあげましょう。
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月に1回~2回程度のペースでシャンプーをする
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二重被毛のコーギーはブラッシングを行ってからシャンプーをすることで、毛の絡みを防ぎ、汚れをきちんと落とせます。
シャンプーは犬専用のものを使い、人間用のシャンプーを使うことがないように注意しましょう。
余計な洗浄成分を含まず、pHバランスの調整されたシャンプーが理想です。適温のお湯で、耳や目の周りには特に注意して洗います。
シャンプー後はしっかりすすぎを行い、タオルで優しく拭きます。 ドライヤーで乾かす際には低温で毛の根元から毛先に向かって乾かすことで、フワッと感を出せます。
プロのトリマーにお願いするのもおすすめです。希望を伝え、ふさわしいトリミング方法を相談しましょう。爪切りや肛門腺絞りもやってもらうといいですよ。
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耳は汚れていたら掃除する
犬の耳は定期的に耳掃除をしないと、外耳炎などの炎症などを引き起こす可能性があります。
コーギーは立ち耳なので耳の中が蒸れることは少ないですが、耳介を中心に汚れがたまることはあります。
耳に汚れが見られるときには濡れたガーゼや、ペット用のウェットシートなどで汚れを拭き取ってあげましょう。
耳からイヤなニオイがしたり、赤く炎症しているような様子があれば動物病院を受診してください。
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歯磨きは子犬の頃から習慣化させる
犬の歯磨きの頻度は1日1回がベスト。最低でも1週間に2~3回は歯磨きするのが理想的です。
犬の歯垢が歯石に変わるまでの時間は人間よりも非常に早く、歯磨きを怠ると歯周病のリスクが高まってしまいます。
歯周病は口腔内の病気に留まらず、歯周炎や歯肉炎から歯槽膿漏、そして病原菌が内臓にまで達してしまうこともあるのです。
歯磨きは乳歯が生え始めた生後3か月頃から練習を始めて習慣化させておくことで、成犬後もスムーズに行うことができますよ。
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フードは年齢と目的に応じたものを選ぶ
ドッグフードには総合栄養食、その他目的食、療法食など様々な種類がありますが、 毎日の主食には総合栄養食や総合栄養食基準のフードを選びましょう。
総合栄養食はそのフードと水のみで、必要な栄養を満たすことができるように作られています。
また、犬はライフステージごとに必要とされる栄養素の量が異なります。
ドッグフードには「子犬用、成犬用、シニア犬用」などライフステージで分けられているので、愛犬の成長や年齢に合わせてフードを切り替えるようにしましょう。
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コーギーを飼うときに気を付けるべきこと
コーギーを飼うときには体重管理や体に負担のかからない空間づくり、首輪・ハーネス選びなどいくつかの注意点があります。
ほか、去勢・避妊をしたときにも注意したいポイントがあります。
以下に説明する注意点をカバーすれば大丈夫。最良のパートナーになってくれるでしょう。
肥満にならないよう体重管理を徹底する
コーギーの体重管理はまず、正しい食事管理から。 高品質のフードを選び、栄養バランスの取れた食事を適量、与えることを心がけましょう。
適度な運動も必要です。散歩やランニング、遊びで運動量を確保してください。活発な性格ゆえ、運動不足は大きなストレスになります。
体重の測定・記録も忘れないようにしましょう。記録することで理想の体重が維持されているかどうか把握できます。
必要に応じて、下記のBCS(ボディ・コンディション・スコア)をもとにして食事量や運動量を調整してください。
おやつの適切な管理も重要です。 低カロリーで栄養価の高いおやつを選び、カロリーが高いおやつや人間の食べ物を与えないようにしましょう。
定期的な健康チェックと獣医師への相談も忘れずに。コンスタントに、日常の体重管理や健康状態の評価を受けることも大切です。
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去勢・避妊後は太りやすくなるのでより注意が必要
去勢・避妊後はホルモンバランスの変化により、太りやすくなることがあります。
太りすぎを予防するためには、正しい食事管理が欠かせません。カロリー摂取量を把握し、獣医師の指示に従って食事量を調整しましょう。
適度な運動も体重管理に効果的です。コーギーは遊ぶことが好きな犬種なので、散歩やアクティビティなどで積極的に体を動かすといいでしょう。
あわせて、定期的な体重測定を行い、体重の増減を把握してください。 増えている場合は食事量の見直しや運動の強化を検討し、必要な調整を行いましょう。
食事や運動のバランスの取れたライフスタイルで、コーギーにとって健康的な体重を維持しましょう。
室内はケガをしない空間を作る
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室内でも元気に走り回ることの多いコーギー。つまづいたり、転んだりするおそれのあるものは、床や通路に置かないようにしましょう。
滑りにくく柔らかい床材を敷いたり、段差をなるべくなくすなどして、体に負荷のかかりにくい環境作りを心がけてください。
キッチンやバスルーム、洗濯機、乾燥機などの危険な場所に入らないよう施錠したり、柵を設けたりする工夫も必要です。
ほか、家具の角張った部分を柔らかいもので覆ったり、電気コードを養生したりして安全の確保に努めましょう。
子犬のうちは好奇心から、噛み癖のある子もいます。しつけが済むまでは、ケージでお留守番してもらうほうが安心でしょう。
首輪・胴輪は頑丈なものを利用する
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コーギーには首輪と胴輪(ハーネス)の両方があると便利です。
首輪は日常生活での散歩に、胴輪はトレーニング時に役立ちます。選ぶときにはサイズ、素材、デザイン、機能性などに注目しましょう。
首輪は首、胴輪は胸の周りを測定し、ジャストサイズのものを選びます。お店で実際に試着して、相談しながら選ぶといいでしょう。
素材は、柔らかく丈夫なナイロン素材やレザーがおすすめ。首輪には名前や電話番号を入れるタグをつけることが大切です。
胴輪は着脱しやすいもの、引っ張ったとき体に負担がかかりにくいものを選びましょう。
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赤ちゃんや子供と接触するときは注意する
コーギーと人間の赤ちゃんや子供が接触するときは、常に目を離さず監視しましょう。
予期せぬ事態が起きないように、飼い主さんは適度なリーダーシップを示してください。
赤ちゃんとの接触には特に注意が必要です。コーギーが赤ちゃんの近くに行くときは行動をコントロールし、赤ちゃんの安全を確保しましょう。
話が理解できる程度の年齢の子には、コーギーと仲良くするアイデアなどを教えてあげてください。
安全な空間でふれあってもらったうえで、どちらかがストレスを感じているような場合はコーギーを別室に移動させましょう。
細かな気づかいでコーギーと赤ちゃん、子供との接触を安全かつ楽しいものにしましょう。
コーギーは飼いやすいが、病気や事故に注意!
コーギーは基本的に丈夫な犬種ですが、変性性脊髄症、椎間板ヘルニア、白内障などの遺伝性疾患にかかりやすいです。
運動不足や過剰な食事による肥満、寒暖差による体調不良などを起こしやすい傾向があります。
そのため毎日の正しい食事や運動、温度調節、健康チェックが欠かせません。
また、コーギーは好奇心が旺盛です。散歩中はリードをしっかりと握り、交通量の多い道路や危険な場所では特に注意してください。
食べ物に対しても興味を示すため、誤飲や事故にも気をつける必要があります。
安全や健康に配慮して、コーギーとの楽しい生活を実現しましょう。
この記事の執筆者
nademo編集部
編集部
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