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臭いが少ない犬種ランキング10選!正しい対策とケアで快適な毎日を

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臭いが少ない犬種ランキング

「犬は好きだけど、ニオイが気になる…」そんなお悩みを抱えていませんか?愛犬との生活は喜びが多い一方で、特有の体臭は飼い主さんにとって大きな課題の一つですよね。特に、来客時や抱っこした時にフワッと香るニオイは、どうにかしたいと思うもの。

でもご安心ください!犬の体臭は、犬種選びや日々の適切なケアで劇的に改善できます。この記事では、「臭いが少ない犬種」に焦点を当て、その秘密を徹底解剖。

さらに、どんな犬種でも実践できる具体的なニオイ対策と、日々のケア方法まで、愛犬との快適な生活をサポートする情報を網羅しました。さあ、あなたと愛犬の「ニオイ悩み」を解消し、より豊かな毎日を手に入れましょう!

この記事の結論

  • 犬の体臭は、皮膚・被毛の状態、耳垢・口臭、消化器系の不調など複数の原因から発生する
  • 臭いが少ないとされる犬種には特徴があり、毛質や皮脂分泌量、活動量などが選定基準
  • 正しいシャンプーやブラッシング、食事の見直し、部分ケアが体臭を減らす効果的な対策となる
  • 体臭の急な変化は病気のサインである可能性もあり、高齢犬のニオイ変化には特に注意が必要

nademo編集部

担当執筆者

nademo編集部

編集部

nademo編集部が調査した愛犬・愛猫に関する情報をお届け。
愛犬・愛猫との新しい生活を応援する、大切な情報や豆知識をご紹介しています。

愛犬のニオイ、本当に気になっていませんか?

犬

愛犬との生活は、私たちにたくさんの癒しと喜びを与えてくれますよね。しかし、「犬のニオイ」に悩まされている飼い主さんは少なくありません。

「家に来客がある時に気になる」「抱っこすると服にニオイがつく」といった声もよく耳にします。実は、犬の体臭は、日々のケアや生活環境、そして犬種によっても大きく変わるんです。

このセクションでは、まず犬のニオイがどこから来るのか、その根本原因を探っていきましょう。原因を知ることで、より効果的なニオイ対策に繋がります。

意外と知らない?犬の体臭の主な原因

犬の体臭は、単純に「犬だから」というわけではありません。実は、複数の要因が複雑に絡み合って発生しています。

主な原因として挙げられるのは、皮膚や被毛の状態、耳や口内、そして消化器系の健康問題です。

これらが原因で発生するニオイは、単なる体臭ではなく、健康状態のサインである可能性も。愛犬のニオイがいつもと違うと感じたら、これらの原因を疑ってみることも大切です。

皮膚・被毛の健康状態とニオイの関係

犬の皮膚からは皮脂が分泌され、これが被毛を保護しています。しかし、過剰な皮脂分泌や皮膚の炎症は、雑菌が繁殖しやすくなり、不快なニオイの原因となることがあります。

特に、皮膚炎やアレルギーがある場合は、かゆみから皮膚を掻きむしり、さらに状態を悪化させてニオイが強くなることも。定期的なブラッシングや適切なシャンプーで皮膚・被毛を清潔に保つことが、ニオイ対策の基本です。

耳垢や口臭もニオイの原因に

意外と見落としがちなのが、耳垢や口臭です。耳の奥に溜まった耳垢は、細菌や酵母菌の温床となり、独特の強いニオイを発します。特に垂れ耳の犬種は通気性が悪く、注意が必要です。

また、歯周病などの口内トラブルは、強烈な口臭の原因に。これらのニオイが全身に広がり、体臭の一部として感じられることも少なくありません。定期的な耳掃除と歯磨きで、これらの部位の清潔を保ちましょう。

食事や消化器官の不調が体臭に影響することも

犬の体臭は、食べているものにも影響されます。消化しにくい食材や、犬に合わないフードは、体内でガスを発生させたり、腸内環境を悪化させたりすることがあります。これにより、口臭や、皮膚から排出されるニオイとして現れるケースも。

高品質で消化の良いドッグフードを選んだり、必要に応じてサプリメントを活用したりすることで、内側からニオイケアを行うことが可能です。愛犬の消化器の健康は、体全体の健康とニオイに密接に関わっています。

臭いが少ない10犬種ランキング

犬

愛犬の体臭は、日々のケアで大きく改善できますが、実は犬種によってもその度合いは大きく異なります。特定の犬種は、生まれ持った被毛の特性や皮脂の分泌量の少なさから、比較的体臭が少ない傾向にあるんです。

このセクションでは、編集部が独自に選定した「臭いが少ない犬種ランキングTOP10」を発表します。これから犬を迎えたいと考えている方や、現在の愛犬のニオイに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

ランキング選定の基準と解説

今回のランキングは、以下の複数の基準を総合的に評価して選定しました。

  • 被毛のタイプ: アンダーコート(下毛)の有無、毛の長さや密度
  • 皮脂の分泌量: 皮膚から出る油分の多さ
  • 活動量と清潔さの維持: 活発さや、被毛の汚れやすさ
  • 一般的な健康問題: 特定の皮膚疾患の罹患率

毛質や皮脂の分泌量に着目

犬のニオイを大きく左右するのが、毛質と皮脂の分泌量です。ダブルコート(二層の被毛)の犬種は抜け毛が多く、アンダーコートに皮脂やフケが溜まりやすいため、体臭が強くなりがちです。

一方で、シングルコート(一層の被毛)や毛がほとんど抜けない犬種、または油分が少ない犬種は、比較的ニオイが少ない傾向にあります。

例えば、毛が伸び続けるタイプや、プードルのような巻き毛の犬種は、皮脂が被毛全体に行き渡りにくいため、ニオイが発生しにくいとされています。

活動量とライフスタイルも考慮

犬の活動量も、体臭に影響を与える要因のひとつです。非常に活発な犬種は、運動による汗や外で遊ぶことによる汚れが付きやすく、ニオイが強くなる可能性があります。

また、被毛が密集している犬種や、皮膚のしわが多い犬種は、湿気がこもりやすく、皮膚トラブルによるニオイが発生しやすい傾向にあります。

そのため、ランキング選定においては、犬種ごとの一般的な活動レベルや、日常のケアで清潔さを維持しやすいかどうかも重要な判断基準として考慮しました。

臭いが少ない犬種ランキングTOP10

No12345678910
画像
犬種イタリアン・グレーハウンドチワワプードルマルチーズパピヨンミニチュア・ピンシャーウィペットバセンジーサモエドシベリアン・ハスキー
原産地イタリアメキシコドイツ,フランスマルタフランスドイツイングランドコンゴ共和国ロシアアメリカ合衆国
抜け毛少ない多い少ない少ない少ない少ない少ない平均的多い多い
毛質シングルコートダブルコートシングルコートシングルコートシングルコートシングルコートスムースコートスムースコートダブルコートダブルコート
毛色レッド,ブルー,ブラック,フォーン,イザベラ,シールホワイト,ブラック,レッド,ブルー,チョコレート,クリーム,ブラック&タンブラック,ホワイト,シルバー,グレー,アプリコット,ブラウン,ブルー,カフェ・オ・レ,クリームホワイト,レモンホワイト&ブラック,ホワイト&ブラウン,ホワイト&セーブル,セーブル,トライカラーディアー・レッド,レディッシュ・ブラウン,ダーク・レッド・ブラウン,ブラック&タン,チョコレート&タンブラック,レッド,グレー,ブリンドル,ホワイト,フォーンブラック,タン&ホワイト,ブリンドル,ピュア・ブラック&ホワイト,レッド&ホワイト,ブラック&タン&ホワイトピュア・ホワイト,クリーム,ビスケットブラック,ホワイト,カッパーレッド,シルバー,ブラック&ホワイト,チョコレート&ホワイト,シルバー&ホワイト,レッド&ホワイト
サイズ体高:男の子32cm~38cm15cm~25cm24cm~28cm21cm~25cm28cm以下25cm~30cm47cm~51cm43cm54cm~60cm53.5cm~60cm
体高:女の子32cm~38cm15cm~25cm24cm~28cm20cm~23cm28cm以下25cm~30cm44cm~47cm40cm50cm~56cm50.5cm~56cm
体重:男の子5kg以下1.5kg~3kg3kg~4kg2kg~3kg1.5kg~4.5kg4kg~6kg13kg前後11kg16kg~30kg20.5kg~28kg
体重:女の子5kg以下1.5kg~3kg3kg~4kg2kg~3kg1.5kg~5kg4kg~6kg9kg前後9.5kg16kg~30kg15.5kg~23kg
平均寿命12歳~15歳14歳~20歳12歳~15歳12歳~15歳13歳~16歳12歳~16歳12歳~15歳12歳前後12歳~14歳12歳~15歳
なりやすい病気膝蓋骨脱臼,緑内障,歯周病,皮膚炎,てんかん膝蓋骨脱臼,水頭症,尿路結石症,気管虚脱,僧帽弁閉鎖不全症膝蓋骨脱臼,流涙症,白内障,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),外耳炎膝蓋骨脱臼,心臓病,流涙症,外耳炎皮膚病,胃腸炎,外耳炎,眼疾患,腫瘍淡色被毛脱毛症,レッグ・カルベ・ペルテス病,パターン脱毛症白内障,緑内障,水晶体脱臼,アレルギー性皮膚炎,耳介脱毛症ファンコーニ症候群,鼠径ヘルニア,臍ヘルニア,股関節形成不全白内障,緑内障,股関節形成不全,関節炎,糖尿病白内障,緑内障,進行性網膜萎縮症(PRA),膝蓋骨脱臼,股関節形成不全
参考価格30万円前後30万円前後30万円前後20万円~40万円10万円~30万円30万円前後20万円~30万円20万円前後50万円~130万円20万円~50万円
詳細へ

数ある犬種の中でも、特に臭いの気になりにくい犬種をご紹介します。比較的体臭が気にならない傾向はあるものの、体のお手入れを怠ると臭いの原因になります。

愛犬の健康を守るためにも「臭いにくい犬種だから大丈夫!」と過信することなく、こまめにお手入れをしてあげてくださいね。

イタリアン・グレーハウンド

シングルコートの短毛種であるイタリアン・グレーハウンドは、臭いが気になりにくい犬種といわれています。

抜け毛も少ないので、被毛のお手入れが簡単であり部屋の中に毛が散らばる心配もありません。

立ち耳ではないものの、付け根が立ち上がっているため耳の通気性もよいといえます。

散歩のあとなどに軽く足や体を拭いてあげれば、より清潔を保てるでしょう。

内気でとても温厚な性格

知らない人への警戒心は強い

無駄吠えは少ない

とても高い運動能力を持つ

 その他情報

原産地 イタリア
犬種グループ 10G:視覚ハウンド
大きさ 小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,緑内障,歯周病,皮膚炎,てんかん
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 レッド,ブルー,ブラック,フォーン,イザベラ,シール

体高

男の子32cm~38cm
女の子32cm~38cm

体重

男の子5kg以下
女の子5kg以下

チワワ

世界最小の小型犬といわれるチワワは、体が小さい分アポクリン腺も少ないため、臭いがあまり気になりません。

ロングコートとスムースタイプがおりますが、短毛のスムースコートは特に臭いが少ないです。

目が大きいため涙が出やすく涙やけの原因になってしまうので、目周りのケアはこまめに行いましょう。

知性と独立心の両方を持つ

飼い主に対しては懐きやすい

見知らぬ人に吠えることもある

一般的な運動量と能力

 その他情報

原産地 メキシコ
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 超小型
平均寿命 14歳~20歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,水頭症,尿路結石症,気管虚脱,僧帽弁閉鎖不全症
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ホワイト,ブラック,レッド,ブルー,チョコレート,クリーム,ブラック&タン

体高

男の子15cm~25cm
女の子15cm~25cm

体重

男の子1.5kg~3kg
女の子1.5kg~3kg

トイ・プードル

ぬいぐるみのような容姿から、人気の高いトイ・プードルはシングルコートで抜け毛が少なく、臭いが気になりにくい犬種です。

トイ・プードルに限らず、「ミニチュア・プードルミディアム・プードルスタンダード・プードル」も臭いは少なめです。

くるくるとした巻き毛にゴミや汚れが絡みついてしまうことがあるので、被毛のお手入れは丁寧に行いましょう。

好奇心が強く、非常に賢い

他人や犬に対しても懐く

臆病な面もあるため吠えやすい

とにかく体を動かすのが大好き

 その他情報

原産地 ドイツ,フランス
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 超小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,流涙症,白内障,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),外耳炎
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ブラック,ホワイト,シルバー,グレー,アプリコット,ブラウン,ブルー,カフェ・オ・レ,クリーム

体高

男の子24cm~28cm
女の子24cm~28cm

体重

男の子3kg~4kg
女の子3kg~4kg

マルチーズ

マルチーズはふわふわの被毛の持ち主ですが、シングルコートで抜け毛が少なく臭いは気になりづらいといわれています。

しかし、毛が長く伸び続けてしまうことや顔周りの毛が汚れやすいこともあり、こまめなトリミングカットが必要です。

目の付近の毛が伸びてくると涙やけを起こすことがあり、放置すると臭いの原因にもなるのでこまめに拭き取りましょう。

明るい性格だが、大人しい

とても人に懐きやすい

警戒心から吠えることもある

室内だけでも十分な運動量

 その他情報

原産地 マルタ
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 超小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,心臓病,流涙症,外耳炎
参考価格 20万円~40万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ホワイト,レモン

体高

男の子21cm~25cm
女の子20cm~23cm

体重

男の子2kg~3kg
女の子2kg~3kg

パピヨン

パピヨンは、血統によってダブルコートの子もいますが、アンダーコートが少ないため抜け毛が出にくい犬種です。そのため、臭いも比較的気にならないといえるでしょう。

耳の飾り毛にホコリや汚れが引っかかってしまわないよう、こまめにブラッシングをしてあげてくださいね。

明るく活発、遊ぶことが大好き

主人や家族に対して愛情深い

多いが知能指数は高く、しつけで軽減可能

お散歩や運動をすることが好き

 その他情報

原産地 フランス
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 小型
平均寿命 13歳~16歳
なりやすい病気 皮膚病,胃腸炎,外耳炎,眼疾患,腫瘍
参考価格 10万円~30万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ホワイト&ブラック,ホワイト&ブラウン,ホワイト&セーブル,セーブル,トライカラー

体高

男の子28cm以下
女の子28cm以下

体重

男の子1.5kg~4.5kg
女の子1.5kg~5kg

ミニチュア・ピンシャー

シングルコートの短毛種で、体も小さいため臭いが少ない犬種です。

一部垂れ耳の子もいますが基本的には立ち耳の子が多く、耳の中が蒸れてしまう心配もないでしょう。

皮膚がデリケートなので、炎症を起こさないようこまめにお手入れをしてあげてください。

自尊心が強く、気性も荒い

飼い主以外にはあまり懐かない

見知らぬ人や犬に吠えやすい

大型犬に近い運動能力と運動量

 その他情報

原産地 ドイツ
犬種グループ 2G:使役犬
大きさ 小型
平均寿命 12歳~16歳
なりやすい病気 淡色被毛脱毛症,レッグ・カルベ・ペルテス病,パターン脱毛症
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ディアー・レッド,レディッシュ・ブラウン,ダーク・レッド・ブラウン,ブラック&タン,チョコレート&タン

体高

男の子25cm~30cm
女の子25cm~30cm

体重

男の子4kg~6kg
女の子4kg~6kg

ウィペット(ホイペット)

ウィペットもシングルコートの短毛種であり、比較的臭いが気にならない犬種です。

獣毛ブラシでブラッシングしてあげると、艶のある美しい被毛をキープできます。

抜け毛は多い方ではありませんが、布地に刺さりやすい毛質のため布団やソファに付着すると除去するのに多少時間がかかります。

家具についた抜け毛も臭いの原因になるので、しっかりと掃除を行いましょう。

忠実で優しい性格

家族には懐くが、警戒心もある

無駄に吠えることはない

運動能力が高い

 その他情報

原産地 イングランド
犬種グループ 10G:視覚ハウンド
大きさ 中型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 白内障,緑内障,水晶体脱臼,アレルギー性皮膚炎,耳介脱毛症
参考価格 20万円~30万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 スムースコート
毛色 ブラック,レッド,グレー,ブリンドル,ホワイト,フォーン

体高

男の子47cm~51cm
女の子44cm~47cm

体重

男の子13kg前後
女の子9kg前後

バセンジー

バセンジーは短毛のシングルコート・立ち耳なことから臭いが少ない犬種といえます。抜け毛も少ないので、被毛のお手入れも簡単です。

猫のように自分で毛づくろいを行う子が多い点も、臭いが気になりにくい理由のひとつといえます。

とても賢く、独立心が強い

用心深く、他人には懐きづらい

ほとんど吠えることはない

身体能力が高く、運動を好む

 その他情報

原産地 コンゴ共和国
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 中型
平均寿命 12歳前後
なりやすい病気 ファンコーニ症候群,鼠径ヘルニア,臍ヘルニア,股関節形成不全
参考価格 20万円前後
       

被毛

抜け毛 平均的
毛質 スムースコート
毛色 ブラック,タン&ホワイト,ブリンドル,ピュア・ブラック&ホワイト,レッド&ホワイト,ブラック&タン&ホワイト

体高

男の子43cm
女の子40cm

体重

男の子11kg
女の子9.5kg

サモエド

サモエドはダブルコートの長毛種ですが、北方犬種ということもあり臭いが気になりづらいといわれています。

定期的にシャンプーをしたり、こまめなブラッシングで毛玉を取り除くとより臭いを軽減できます。

真っ白な被毛は特に汚れが目立つので、しっかりとお手入れをしてあげましょう。

賢く知的で、穏やかな性格

警戒心はあまりなく、懐きやすい

あまり吠えない

活発なため、やや多めの運動が必要

 その他情報

原産地 ロシア
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 大型
平均寿命 12歳~14歳
なりやすい病気 白内障,緑内障,股関節形成不全,関節炎,糖尿病
参考価格 50万円~130万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ピュア・ホワイト,クリーム,ビスケット

体高

男の子54cm~60cm
女の子50cm~56cm

体重

男の子16kg~30kg
女の子16kg~30kg

シベリアン・ハスキー

シベリアン・ハスキーは短毛種ということもあり、臭いの少ない犬種として知られています。

しかし、ダブルコートで抜け毛が多いため、熱がこもり蒸れやすいです。

毛が絡んだままの状態を放っておくと細菌が繁殖しやすくなるため、こまめにブラッシングをして臭い対策を行いましょう。

大型犬はよだれが多く出るので、口周りもよく拭いてあげてくださいね。

陽気で穏やか

友好的で人懐っこい

吠えやすいのでしつけが大事

運動好きでスタミナがある

 その他情報

原産地 アメリカ合衆国
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 中型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 白内障,緑内障,進行性網膜萎縮症(PRA),膝蓋骨脱臼,股関節形成不全
参考価格 20万円~50万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ブラック,ホワイト,カッパーレッド,シルバー,ブラック&ホワイト,チョコレート&ホワイト,シルバー&ホワイト,レッド&ホワイト

体高

男の子53.5cm~60cm
女の子50.5cm~56cm

体重

男の子20.5kg~28kg
女の子15.5kg~23kg

今日からできる!愛犬の体臭を劇的に減らすプロの消臭対策

犬のブラッシング

愛犬の体臭を減らすためには、日々の適切なケアが欠かせません。「うちの子は体臭が強い犬種だから…」と諦める必要はありませんよ。

実は、ちょっとした工夫や正しい知識を取り入れるだけで、ニオイは劇的に改善できるんです。

このセクションでは、ご自宅で実践できる具体的な消臭対策を、プロの視点から詳しく解説します。

愛犬とあなたにとって、より快適な生活を送るためのヒントが満載ですので、ぜひ今日から取り入れてみてください。

正しいシャンプーとグルーミングで清潔を保つ

犬の体臭対策の基本中の基本は、やはりシャンプーとグルーミングです。しかし、「洗いすぎは良くない」と聞いたことがある方もいるかもしれませんね。

大切なのは、犬種や個々の皮膚・被毛の状態に合わせた「正しい」方法と頻度を知ることです。

適切なシャンプーとこまめなグルーミングで、皮膚や被毛に溜まる汚れや皮脂、抜け毛を効果的に除去し、ニオイの元を断ちましょう。

犬種に合わせたシャンプー頻度と選び方

シャンプーの頻度は、犬種やその子の皮膚の状態によって異なります。一般的には月1回程度が目安ですが、脂っぽくなりやすい犬種や皮膚トラブルがある場合は、獣医師と相談して頻度を調整しましょう。

シャンプー選びも重要です。犬の皮膚は人間よりもデリケートなので、必ず犬用シャンプーを使用してください。

  • 低刺激性: 敏感肌の子には特に重要です。
  • 保湿成分配合: 乾燥によるフケやニオイを防ぎます。
  • 無香料・微香料: 香料が強いものは犬にストレスを与えることがあります。 正しいシャンプーで、皮膚と被毛の健康を保ち、ニオイの発生を抑えましょう。

自宅でできる効果的なブラッシング方法

ブラッシングは、シャンプーと並ぶ重要な日々のケアです。毎日のブラッシングで、抜け毛やフケ、ホコリを取り除き、被毛の絡まりを防ぐことで、皮膚の通気性を良くし、雑菌の繁殖を抑えられます。

  1. スリッカーブラシ: 抜け毛を効率的に除去し、毛玉をほぐします。
  2. コーム: 細かい毛や顔周りの毛を整えます。
  3. 獣毛ブラシ: 最後の仕上げに使うと、被毛にツヤを与えます。 毛並みに沿って優しく、根元から毛先に向かってブラッシングするのがポイントです。特に換毛期は、こまめなブラッシングで大量の抜け毛を除去し、ニオイがこもるのを防ぎましょう。

食事を見直して内側からニオイケア

体臭の原因は、体の外側だけではありません。実は、愛犬の食べているフードも体臭に大きく影響します。

消化しにくい食事や、犬に合わない成分が含まれていると、腸内環境が悪化し、それが口臭や皮膚からのニオイとして現れることがあります。

内側から健康をサポートすることで、根本的なニオイの軽減を目指しましょう。

高品質なドッグフード選びのポイント

ドッグフードは、愛犬の健康を維持するための最も基本的な要素です。体臭ケアの観点からは、消化吸収が良く、必要な栄養素がバランス良く配合されているものを選ぶことが大切です。

  • 主原料: 肉や魚などの動物性タンパク質が上位に記載されているか。
  • 添加物: 人工的な着色料、香料、保存料が少ないか。
  • アレルギー対応: 特定の食材でアレルギー反応が出やすい場合は、グレインフリー(穀物不使用)なども検討を。 質の良いフードは、腸内環境を整え、皮膚の健康維持にも繋がり、結果的に体臭の軽減に役立ちます。

腸内環境を整えるサプリメントの効果

ドッグフードだけでは補いきれない栄養素や、特定の健康課題がある場合、サプリメントの活用も有効です。

特に、腸内環境を整える「プロバイオティクス」や「プレバイオティクス」は、消化吸収を助け、悪玉菌の増殖を抑えることで、口臭や便臭の改善に繋がることが期待されます。

  • プロバイオティクス: 善玉菌を補給し、腸内フローラを整える。
  • 消化酵素: 食材の消化吸収を助け、胃腸の負担を軽減する。
  • オメガ3脂肪酸: 皮膚の健康維持に役立ち、皮膚トラブルによるニオイを抑える可能性。 ただし、サプリメントを与える際は、必ず獣医師に相談し、愛犬に合ったものを選びましょう。

口臭・耳垢・足裏のケアも忘れずに

全身のニオイケアを考える上で、意外と見落とされがちなのが、口、耳、足裏といった部分的なケアです。

これらの部位はニオイの発生源になりやすく、放置すると不快な体臭の大きな原因となることがあります。

日々のルーティンにこれらのケアを取り入れることで、愛犬の清潔さを保ち、総合的なニオイ対策に繋がりましょう。

毎日の歯磨きで口臭予防

犬の口臭は、歯周病が原因であることがほとんどです。歯に付着した食べかすが歯垢となり、それが歯石に変化することで、細菌が繁殖し、強烈なニオイを発します。毎日の歯磨きは、口臭予防だけでなく、歯周病の進行を防ぐためにも非常に重要です。

  • 犬用歯ブラシと歯磨き粉を使用: 人間用は犬には刺激が強すぎます。
  • 子犬の頃から慣れさせる: 少しずつ口に触れる練習をしましょう。
  • 歯と歯茎の境目を優しく磨く: 歯垢が溜まりやすい部分です。 難しい場合は、歯磨きガムやデンタルケア製品を併用するのも良いでしょう。

自宅でできる耳掃除のコツと注意点

犬の耳は、特に垂れ耳の犬種や耳毛が多い犬種の場合、通気性が悪く、細菌や酵母菌が繁殖しやすい環境です。耳垢が溜まると、独特のツンとしたニオイがすることがあります。

  1. 犬用イヤークリーナーを用意: 耳道に優しく数滴垂らします。
  2. 耳の付け根を優しくマッサージ: クリーナーを耳の奥まで浸透させます。
  3. 犬に頭を振らせる: 液体や汚れが出てきます。
  4. 脱脂綿やガーゼで拭き取る: 見える範囲の汚れを優しく拭き取ります。 注意点として、綿棒を耳の奥まで入れるのは厳禁です。耳道を傷つけたり、耳垢を奥に押し込んだりする可能性があります。自宅でのケアが難しいと感じたら、無理せず動物病院に相談しましょう。

足裏の毛と肉球ケアで清潔に

散歩などで直接地面に触れる足裏は、想像以上に汚れがつきやすい場所です。特に、指の間や肉球周りの毛が伸びすぎると、そこに汚れや雑菌が溜まりやすくなり、不快なニオイの原因になることがあります。

  • 肉球周りの毛のカット: バリカンやハサミで定期的にカットし、清潔を保ちます。滑り止めにもなります。
  • 散歩後の足拭き: 濡れたタオルなどで丁寧に拭き、汚れを落としましょう。
  • 肉球の保湿: 乾燥するとひび割れや炎症の原因になるため、肉球クリームなどで保湿することも大切です。 足裏ケアは、ニオイ対策だけでなく、愛犬の快適な歩行や皮膚トラブル予防にも繋がります。

生活環境を整えることも重要

愛犬自身のケアだけでなく、生活している環境を清潔に保つことも、体臭対策には非常に重要です。

いくら愛犬をきれいにしても、過ごす場所が汚れていたり、ニオイがこもりがちだったりすると、結局ニオイは発生してしまいます。

快適な空間は、愛犬のストレス軽減にも繋がり、結果として健康な状態を保ちやすくなります。

こまめな掃除と換気で空気の質を改善

犬が過ごすリビングや寝室、クレートなどは、抜け毛やフケ、ヨダレなどで想像以上に汚れています。これらはすべてニオイの元となり、空気中に漂ってしまいます。

  • 頻繁な掃除: 掃除機をかけたり、ウェットシートで床を拭いたりして、抜け毛や汚れをこまめに取り除きましょう。
  • 定期的な洗濯: 犬のベッドやブランケット、おもちゃなども定期的に洗濯し、清潔を保ちます。
  • 換気: 窓を開けて部屋の空気を入れ替えたり、換気扇を回したりして、こもりがちなニオイを外に出しましょう。空気清浄機を併用するのも効果的です。

消臭グッズの賢い活用法

最近では、ペット用の消臭グッズも豊富に販売されています。これらを賢く活用することで、日々のニオイ対策がより手軽になります。

  • ペット用消臭スプレー: カーテンやソファ、愛犬のベッドなどに吹きかけるタイプ。
  • 置き型消臭剤: 部屋に置いて空間全体のニオイを吸収するタイプ。
  • 除菌消臭スプレー: トイレ周りや粗相のあった場所に。 製品を選ぶ際は、犬が舐めても安全な成分で作られているか、香りでごまかすタイプではなく、ニオイの元を分解・中和するタイプかを確認しましょう。

犬の臭いに関するお悩みQ&A

愛犬のニオイに関する疑問や不安は尽きませんよね。ここでは、飼い主さんからよく寄せられる質問にお答えしていきます。

これまで解説してきた内容を踏まえつつ、より実践的なアドバイスや、注意すべき点についても触れていきます。

もしあなたの愛犬のニオイで困っていることがあれば、このQ&Aが解決の糸口になるかもしれません。一つずつ丁寧に確認し、愛犬との快適な生活に役立ててください。

犬へのシャンプーのしすぎは逆効果?

「ニオイが気になるから、毎日シャンプーしたい」そう考える飼い主さんもいるかもしれません。

しかし、犬のシャンプーは頻繁に行いすぎると、かえって体臭を悪化させる可能性があります。犬の皮膚は人間よりもデリケートで、皮脂膜がバリアの役割を果たしています。洗いすぎるとこの皮脂膜が失われ、皮膚が乾燥しやすくなったり、フケが出やすくなったりします。

結果として、皮膚のバリア機能が低下し、細菌が繁殖しやすい状態になり、ニオイが増すこともあるのです。

一般的には、月に1回程度のシャンプーが目安とされていますが、犬種や皮膚の状態によって調整が必要です。

  • 皮膚トラブルがある場合: 獣医師の指導のもと、薬用シャンプーなどを使用し、適切な頻度でケアしましょう。
  • 汚れやすい犬種: 散歩後に軽く体を拭いたり、部分洗いを取り入れたりするのも効果的です。

大切なのは、愛犬の皮膚と被毛の状態を観察しながら、適切な頻度と方法でケアしてあげることです。

高齢犬のニオイが気になる場合は?

愛犬が歳を重ねると、以前よりも体臭が強くなったと感じる飼い主さんは少なくありません。高齢犬の体臭が気になる場合、いくつかの原因が考えられます。

加齢に伴い、皮膚の代謝が落ちて皮脂腺の機能が変化したり、よだれが出やすくなったりすることがあります。

また、歯周病の進行や内臓機能の低下、慢性的な疾患などが原因で体臭がきつくなるケースも珍しくありません。

もし高齢犬のニオイが急に気になり始めたら、まずは動物病院で健康チェックを受けることを強くお勧めします。

  • 定期的な健康診断: 早期に病気を発見し、適切な治療に繋げられます。
  • デンタルケア: 高齢犬の歯周病は進行しやすいため、専門家による定期的なクリーニングも検討しましょう。
  • 食事の見直し: 消化の良いシニア犬用フードや、腸内環境を整えるサプリメントも有効です。

愛犬の快適な老後のためにも、ニオイの変化を見逃さず、適切なケアと獣医師との連携を心がけましょう。

犬の体臭が急にきつくなった時の対処法は?

これまで気にならなかった愛犬の体臭が、ある日突然、明らかに強くなったと感じたら、それは何らかの体調不良のサインかもしれません。

単なる汚れだけでなく、病気が隠れている可能性も考えられます。考えられる主な原因としては、以下のようなものがあります。

  • 皮膚炎: アレルギー、細菌感染、真菌感染などによる皮膚の炎症。
  • 耳の病気: 外耳炎などによる耳道内の炎症や感染。
  • 口内トラブル: 歯周病の悪化や口腔内の腫瘍。
  • 消化器系の問題: 腸内環境の悪化や特定の疾患。
  • 内臓疾患: 腎臓病や肝臓病など、内臓機能の低下。

体臭の急な変化に気づいたら、まずは自宅で可能な範囲でシャンプーやブラッシング、耳掃除などの基本的なケアを行い、それでも改善しない場合は、迷わず動物病院を受診してください。

獣医師による診察で、ニオイの原因を特定し、適切な治療やケアを行うことが、愛犬の健康を守る上で最も重要です。

まとめ:臭い対策で愛犬ともっと快適な毎日を

愛犬のニオイは、多くの飼い主さんが直面する共通の悩みですが、適切な知識と日々のケア、そして時には専門家の力を借りることで、劇的に改善できることがお分かりいただけたでしょうか。

今回ご紹介した「臭いが少ない犬種ランキング」を参考に犬種選びを行うことはもちろん、すでに愛犬と暮らしている方も、以下の3つのポイントを実践することで、愛犬との生活はもっと快適になります。

  • 清潔を保つ: 正しいシャンプー、ブラッシング、部分的なケア(耳、口、足裏)を習慣に。
  • 健康をサポート: 高品質な食事と必要に応じたサプリメントで内側からケア。
  • 環境を整える: こまめな掃除と換気、適切な消臭グッズの活用。

ニオイ対策は、単に不快感を解消するだけでなく、愛犬の健康状態を把握し、早期に異変に気づくきっかけにもなります。

愛犬がいつも清潔で快適に過ごせるように、私たち飼い主が正しい知識と愛情をもって向き合うことが大切です。

今日からできることをひとつずつ実践し、愛犬との絆を深めながら、さらに豊かな毎日を送ってくださいね。

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