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飼いやすいおすすめの大型犬12選!飼いやすい犬種の特徴や注意点

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飼いやすいおすすめの大型犬!飼いやすい犬種の特徴や注意点

大型犬は見た目の迫力から、お迎えを躊躇される方も多いでしょう。それが実際に日本では飼育数にあらわれています。

しかし、その大きな体に似合わず、穏やかで優しい性格の子が多いのが特徴でもあるのが大型犬です。

確かに食事の量や生活スペース、運動量にお手入れの時間など、小型犬と比べて考慮すべき点は多いです。

ただし、適切な環境さえ整えれば、大型犬ならではの魅力を存分に味わうことができるでしょう。

この記事の結論

  • 大型犬は体格が大きいものの、温厚で賢く家族思いな性格が多
  • 飼育には6畳以上の専用スペースと定期的かつ豊富な運動が必要
  • ランニングコストは小型犬の1.5~2倍ほどかかるため、長期的な経済計画が重要
  • 集合住宅は制限が多いため一戸建てなどの適切な環境があれば初心者でも飼える

前田 みるく

担当執筆者

前田 みるく

ライター/愛玩動物飼養管理士2級、猫検定 初級・中級/ペット看護師/動物介護士

猫と暮らして40年。犬の飼育歴も20年と大の動物好き。現在も3匹のニャンズと1匹の柴ワンと幸せな毎日を過ごしています。

nademo編集部

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飼いやすい大型犬

大型犬は全体的に聡明で穏やか、明るく人懐っこい犬種が多く、しつけやすいといわれています。

個体や種類にもよりますが大型犬は学習能力が高く、友好的でフレンドリーな犬種が多い傾向があります。

全体的に飼い主さんへの忠誠心の強い犬種が多いため、ペットとしても飼いやすいと人気です。

大型犬は家族を守る忠実な番犬として、また子どもたちの心強い遊び相手としても活躍してくれます。

優しく賢い性格でしつけもしやすい子が多く、初めて犬を飼う方にもおすすめです。

飼いやすい大型犬の特徴

大型犬は体格が大きいため、飼育が難しいというイメージをお持ちの方も多いことでしょう。

しかし、性格や特徴によっては、初めて犬を飼う方でも安心して迎え入れることができる犬種が多くいます。

飼いやすい大型犬には、いくつかの共通した特徴があり、その代表的な特徴として、優れた学習能力や人なつっこい性格、お世話のしやすさなどが挙げられます。

これらの特徴を詳しく理解することで、自分に合った大型犬を選ぶことができます。

それでは、具体的な特徴を見ていきましょう。

学習能力が高く、しつけがしやすい

大型犬は一般的に賢い特徴を持っており、飼い主さんの指示をよく理解できます。

代表的な犬種としては、ゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバーで、警察犬や盲導犬として活躍する優れた学習能力の持ち主です。

基本的なトレーニングを丁寧に行えば素直に従う傾向があり、穏やかで社交性が高く飼い主さんに忠実な性格も魅力的です。

小型犬や中型犬と比べても、特殊な任務で活躍している犬種が多いのが特徴となっています。

人懐っこく誰に対しても友好的

飼いやすい大型犬の多くは、社交的な性格の持ち主であることが重要で、警戒心が強すぎるとトラブルになるリスクもあります。

家族はもちろん、初対面の人や子供に対しても優しく接することができると飼い主さんとしても安心ではないでしょうか。

攻撃性が低く、穏やかな性格であることから多くの場面で安心して飼うことができるでしょう。

ニオイや抜け毛が少なく、お手入れが楽

体が大きい大型犬でも、臭いや抜け毛が少ない犬種が多く存在します。

特に体臭は飼い主さんとしても気になるポイントですし、体が大きいため抜け毛が少なければお手入れも楽になるでしょう。

スタンダード・プードルやサモエドは毛が落ちにくかったり、体臭がほとんどなかったりするため、室内でも快適に過ごすことができます。

また、トリミング不要な犬種も多く、ゴールデン・レトリーバーは簡単なブラッシングでも体を清潔に保つことができます。

お留守番が得意

大型犬は単独で留守番をすることが得意な子も多く、独立心が強く番犬になってくれる子もいます。

飼い主さんが不在時も落ち着いて過ごすことができれば、防犯の助けにもなってくれて安心ではないでしょうか。

ただし、誰もがお留守番は最初からできるわけではありません。特に子犬のうちは十分な社会化トレーニングが必要となるのでしっかり行いましょう。

運動量が多すぎない

大型犬の多くは過度な運動を必要としないため、飼いやすいです。

散歩は必要ですが、1日30分から1時間の適度な運動で、健康を維持することができます。

ただし、激しい運動は関節や心臓に負担をかける場合があるため、飼い主さんの適切な配慮が大切です。

愛犬の健康を保つために、運動量や散歩後の様子を観察しながら、適切な運動を心掛けましょう。

病気になりにくい

大型犬は小型犬に比べると寿命が短い傾向がありますが、健康的な生活を送るための工夫をすることができます。

股関節形成不全や拡張型心筋症など、特定の病気が発生するリスクがありますが、すべての大型犬がこれらの病気を患うわけではありません。

飼い主さんが適切な食事管理や適度な運動、日々の健康チェックを徹底することで、病気のリスクを軽減できます。

また、定期的な健康診断とワクチン接種を行えば、愛犬の健康をより長く維持できるでしょう。

飼いやすい大型犬のおすすめ12選

No123456789101112
画像
犬種プードルゴールデン・レトリーバーサモエドジャーマン・シェパード・ドッグセント・バーナードバーニーズ・マウンテン・ドッグドーベルマンビアデッド・コリーアイリッシュ・セターボルゾイダルメシアンイングリッシュ・セター
原産地フランススコットランドロシアドイツスイススイスドイツスコットランドアイルランドロシアクロアチアイングランド
抜け毛少ない多い多い多い多い多い少ない多い平均的多い多い多い
毛質シングルコートダブルコートダブルコートダブルコートダブルコートダブルコートシングルコートダブルコートシングルコートダブルコートスムースコートダブルコート
毛色ブラック,ホワイト,レッド,ブルー,グレー,ブラウン,アプリコット,クリーム,シルバーゴールド,クリームピュア・ホワイト,クリーム,ビスケットオールブラック,ブラック&タン,グレーレッドブラウン,ブラウンイエロートライカラーブラック,ブラウン,ブルー,イザベラ(フォーン)スレートグレー,ブラック,ブルー,ブラウン,サンディ,フォーンチェスナット,リッチチェスナットホワイト,レッド,グレー,ブラック,ブリンドル,フォーンピュア・ホワイト+ブラック・スポット・バラエティー,ピュア・ホワイト+レバー・スポット・バラエティーブラック&ホワイト,オレンジ&ホワイト,レモン&ホワイト,レバー&ホワイト,ブルーベルトン&タン,レバーベルトン&タン
サイズ体高:男の子45cm~62cm56cm~61cm54cm~60cm60cm~65cm70cm~90cm64cm~70cm68cm~72cm53cm~56cm67cm前後75cm~85cm56cm~61cm65cm~68cm
体高:女の子45cm~62cm51cm~56cm50cm~56cm55cm~60cm65cm~80cm58cm~66cm63cm~68cm51cm~53cm62cm前後68cm~78cm54cm~59cm61cm~65cm
体重:男の子10kg~20kg29kg~34kg16kg~30kg30kg~40kg64kg~82kg38kg~50kg40kg~45kg18kg~27kg30kg前後34kg~48kg27kg~32kg25kg~30kg
体重:女の子10kg~20kg24kg~29kg16kg~30kg22kg~32kg54kg~64kg36kg~48kg32kg~35kg18kg~27kg25kg前後25kg~41kg24kg~29kg25kg~30kg
平均寿命12歳〜15歳10歳〜12歳12歳~14歳10歳~12歳8歳~10歳6歳~8歳10歳~13歳14歳~15歳11歳~12歳7歳~10歳10歳~13歳12歳~13歳
なりやすい病気副腎皮質機能低下症,胃拡張捻転症候群,皮膚疾患股関節形成不全,耳血腫,甲状腺機能低下症,悪性リンパ腫白内障,緑内障,股関節形成不全,関節炎,糖尿病胃拡張捻転症候群,股関節形成不全,膵外分泌不全,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),熱中症拡張型心筋症,胃拡張捻転症候群,股関節形成不全,外耳炎,皮膚炎,白内障股関節形成不全,進行性網膜萎縮症(PRA),胃拡張捻転症候群,熱中症,皮膚炎股関節形成不全,拡張型心筋症,胃拡張捻転症候群,フォン・ヴィレブランド病,ウォブラー症候群白内障,アトピー性皮膚炎,進行性網膜萎縮症(PRA),股関節形成不全外耳炎,進行性網膜萎縮症(PRA),皮膚病胃拡張捻転症候群,外耳炎,進行性網膜萎縮症(PRA),股関節形成不全尿路結石症,高尿酸血症,ダルメシアン・ブロンズ症候群,股関節形成不全アレルギー性皮膚炎,先天性難聴,股関節形成不全,外耳炎,胃拡張捻転症候群,進行性網膜萎縮症(PRA)
参考価格20万円~30万円10万円~30万円50万円~130万円35万円~55万円15万円~30万円15万円~30万円前後20万円~40万円20万円前後30万円~40万円30万円~40万円30万円~50万円20万円前後
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No.1 スタンダード・プードル

優雅な外見と高い知能を持つスタンダード・プードルは、学習意欲が高く、しつけがとても容易です。

家族や他のペットとも良好な関係を築くことができ、人懐っこい性格が魅力となっています。

アレルギーの方に嬉しい抜け毛の少なさも特徴的です。

適度な運動で健康維持ができ、賢く飼い主さんに忠実な性質から初心者の方にもおすすめできるでしょう。

明るく温厚で有効的

知能が高く、人に懐きやすい

神経質な面もあるため、たまに吠えることも

運動神経がよく、十分な運動を欲する

 その他情報

原産地 フランス
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 大型
平均寿命 12歳〜15歳
なりやすい病気 副腎皮質機能低下症,胃拡張捻転症候群,皮膚疾患
参考価格 20万円~30万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ブラック,ホワイト,レッド,ブルー,グレー,ブラウン,アプリコット,クリーム,シルバー

体高

男の子45cm~62cm
女の子45cm~62cm

体重

男の子10kg~20kg
女の子10kg~20kg

No.2 ゴールデン・レトリーバー

温和な性格と優れた知能を持つゴールデン・レトリーバーは、理想的な家族犬として人気があります。

盲導犬としても活躍する聡明さと、深い愛情表現が特徴的。さまざまなシーンで目にすることもある犬種です。

定期的なブラッシングで美しい毛並みを保ち、適度な運動量で管理がしやすいでしょう。

子供から高齢者まで、誰にでも優しく接することができますので、最高のパートナーとなってくれます。

温厚で知的、気配りもできる

主人に気に入られるよう努力するほど

大人しいためあまり吠えない

能力は高くなく、運動不足になりがち

 その他情報

原産地 スコットランド
犬種グループ 8G:7グループ以外の鳥猟犬
大きさ 大型
平均寿命 10歳〜12歳
なりやすい病気 股関節形成不全,耳血腫,甲状腺機能低下症,悪性リンパ腫
参考価格 10万円~30万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ゴールド,クリーム

体高

男の子56cm~61cm
女の子51cm~56cm

体重

男の子29kg~34kg
女の子24kg~29kg

No.3 サモエド

真っ白な被毛と愛らしい笑顔が特徴のサモエドは、優しい性格の持ち主です。

ソリ引き犬としての歴史を持ち、十分な体力がありながら、家族との時間を大切にします。

定期的なブラッシングで被毛は管理可能で、人懐っこい性質から来客にも友好的です。

ただし、暑さには非常に弱い犬種であるため、夏場の体調管理には注意するようにしましょう。

賢く知的で、穏やかな性格

警戒心はあまりなく、懐きやすい

あまり吠えない

活発なため、やや多めの運動が必要

 その他情報

原産地 ロシア
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 大型
平均寿命 12歳~14歳
なりやすい病気 白内障,緑内障,股関節形成不全,関節炎,糖尿病
参考価格 50万円~130万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ピュア・ホワイト,クリーム,ビスケット

体高

男の子54cm~60cm
女の子50cm~56cm

体重

男の子16kg~30kg
女の子16kg~30kg

No.4 ジャーマン・シェパード・ドッグ

警戒心が強く忠誠心にあふれるジャーマン・シェパード・ドッグは、警察犬としても活躍しています。

賢くしつけがしやすい犬種として知られ、家族に対しては深い愛情を示してくれるのが特徴です。

運動能力が高く、日々の運動は欠かせませんが、飼い主さんとの絆を深めるよい機会となるでしょう。

ダブルコートであるため、春や秋などの換毛期には抜け毛が多くなりますが、日々のブラッシングで対応できます。

飼い主さんの指示に忠実で、優れた判断力を持っています。

とても警戒心が強く、落ち着きのある性格

家族に対しては愛情深い

軍用犬としても人気が高く吠えやすい

運動意欲が高く、十分なお散歩が必要

 その他情報

原産地 ドイツ
犬種グループ 1G:牧羊犬・牧畜犬
大きさ 大型
平均寿命 10歳~12歳
なりやすい病気 胃拡張捻転症候群,股関節形成不全,膵外分泌不全,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),熱中症
参考価格 35万円~55万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 オールブラック,ブラック&タン,グレー

体高

男の子60cm~65cm
女の子55cm~60cm

体重

男の子30kg~40kg
女の子22kg~32kg

No.5 セント・バーナード

大型犬の代表格であるセント・バーナードは、体格の大きさに反して温厚な性格です。

救助犬としての歴史を持ち、人を助けることに長けた優しい心の持ち主です。

マイペースで運動量も控えめ、子供にも優しく接することができます。

家族との信頼関係を築きやすく、よだれが多い以外は飼育の負担も比較的少ないでしょう。

優しく穏やかな性格

飼い主に懐きやすい

攻撃性が低いので吠えにくい

運動量が多いので十分な散歩が必要

 その他情報

原産地 スイス
犬種グループ 2G:使役犬
大きさ 大型
平均寿命 8歳~10歳
なりやすい病気 拡張型心筋症,胃拡張捻転症候群,股関節形成不全,外耳炎,皮膚炎,白内障
参考価格 15万円~30万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 レッドブラウン,ブラウンイエロー

体高

男の子70cm~90cm
女の子65cm~80cm

体重

男の子64kg~82kg
女の子54kg~64kg

No.6 バーニーズ・マウンテン・ドッグ

三色の美しい被毛を持つバーニーズ・マウンテン・ドッグは、穏やかで優しい性格の持ち主です。

荷物運搬犬としての歴史から、忍耐強く賢い特徴があります。

家族思いで子供との相性が抜群です。番犬としても活躍しますが、温厚な性格で扱いやすいのが特徴です。

ただし、暑さには弱いため、夏場の体調管理には注意が必要となっています。

感受性が豊かで優しく温和な性格

飼い主に忠実なのでしつけやすい

吠えることが少ない

とても活発で運動量も多い

 その他情報

原産地 スイス
犬種グループ 2G:使役犬
大きさ 大型
平均寿命 6歳~8歳
なりやすい病気 股関節形成不全,進行性網膜萎縮症(PRA),胃拡張捻転症候群,熱中症,皮膚炎
参考価格 15万円~30万円前後
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 トライカラー

体高

男の子64cm~70cm
女の子58cm~66cm

体重

男の子38kg~50kg
女の子36kg~48kg

No.7 ドーベルマン

ドーベルマンは凛々しい外見で賢さが光る犬種。学習能力が高くしつけが簡単で飼い主さんに忠実です。

運動能力も非常に高く、広い場所での運動を楽しみ、愛情深い性格で家族との時間も大切にします。

短毛種なので、毛のお手入れが楽で室内飼いしやすい点は大きなポイントになるでしょう。

警戒心が強いため知らない人が多い場面では注意が必要ですが、家族には優しさを示す理想的な犬種です。

穏やかで温厚

人懐っこく甘えん坊

吠え声は大きい

活発で非常に運動量が多い

 その他情報

原産地 ドイツ
犬種グループ 2G:使役犬
大きさ 大型
平均寿命 10歳~13歳
なりやすい病気 股関節形成不全,拡張型心筋症,胃拡張捻転症候群,フォン・ヴィレブランド病,ウォブラー症候群
参考価格 20万円~40万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ブラック,ブラウン,ブルー,イザベラ(フォーン)

体高

男の子68cm~72cm
女の子63cm~68cm

体重

男の子40kg~45kg
女の子32kg~35kg

No.8 ビアデッド・コリー

ビアデッド・コリーは牧羊犬として活躍してきた歴史を持つ、明るく活発な犬種です。

長い被毛と愛らしい表情が特徴で、家族との遊びを大切にします。知能が高くしつけがスムーズで、根気強くしつけることで問題なく飼えます。

長毛種なので定期的なグルーミングが必要ですが、飼い主さんに忠実で苦労することは少ないでしょう。

子供との相性も良く、社交的で誰に対しても友好的な面がありますので、生活するうえでも難易度は高くありません。

優しく穏やかな性

人懐っこく甘えん坊

吠えることは少ない

活発で多くの運動量が必要

 その他情報

原産地 スコットランド
犬種グループ 1G:牧羊犬・牧畜犬
大きさ 大型
平均寿命 14歳~15歳
なりやすい病気 白内障,アトピー性皮膚炎,進行性網膜萎縮症(PRA),股関節形成不全
参考価格 20万円前後
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 スレートグレー,ブラック,ブルー,ブラウン,サンディ,フォーン

体高

男の子53cm~56cm
女の子51cm~53cm

体重

男の子18kg~27kg
女の子18kg~27kg

No.9 アイリッシュ・セター

優美な赤毛のアイリッシュ・セターは、狩猟犬としての歴史を持つ活発な犬種です。

家族思いで温厚な性格を持ち、知能も高いため、しつけがスムーズに進む点は大きな魅力。

運動量は多めなので散歩量は考えなければいけませんが、ドッグスポーツなどでストレス発散も可能です。

長毛種ながら扱いやすく、家族との時間を大切にする愛情深い性格をしています。

とても賢く、愛情深い

懐きやすく、社交性も高い

しつけ次第では吠えづらくなる

スポーツや遊ぶことを好む

 その他情報

原産地 アイルランド
犬種グループ 7G:ポインター・セター
大きさ 大型
平均寿命 11歳~12歳
なりやすい病気 外耳炎,進行性網膜萎縮症(PRA),皮膚病
参考価格 30万円~40万円
       

被毛

抜け毛 平均的
毛質 シングルコート
毛色 チェスナット,リッチチェスナット

体高

男の子67cm前後
女の子62cm前後

体重

男の子30kg前後
女の子25kg前後

No.10 ボルゾイ

ボルゾイはその優雅で気品ある姿が特長の大型犬で、ロシア原産の犬種として知られています。

この犬種は飼い主さんに対して非常に忠実で愛情深く接してくれるため、家庭で飼いやすい犬としておすすめされています。

ボルゾイは運動能力が高い一方で、室内では静かに過ごすこともできるため、都市部での飼育にも向いています。

ただし、獲物を見つけると狩猟本能が呼び起こされることがあるため、散歩の際は注意が必要です。

長い被毛はこまめな手入れが求められますが、抜け毛は少なく高貴なルックスが魅力的です。

穏やかで友好的な性格

非常に懐きやすい

ほとんど吠えることはない

スタミナと狩りの能力が高い

 その他情報

原産地 ロシア
犬種グループ 10G:視覚ハウンド
大きさ 大型
平均寿命 7歳~10歳
なりやすい病気 胃拡張捻転症候群,外耳炎,進行性網膜萎縮症(PRA),股関節形成不全
参考価格 30万円~40万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ホワイト,レッド,グレー,ブラック,ブリンドル,フォーン

体高

男の子75cm~85cm
女の子68cm~78cm

体重

男の子34kg~48kg
女の子25kg~41kg

No.11 ダルメシアン

ダルメシアンはその独特な白地に黒い斑点模様が最大の特徴です。

この犬種は非常に活発で好奇心旺盛な性格を持ち、家族とのアクティブな生活を楽しむことができます。

そのため、高齢者層よりも若い家族向けといえるでしょう。

持久力があり、日々のしっかりとした運動が欠かせないため、ジョギングやドッグランでの活動が重要です。

知能が高くてしつけがしやすい一方、他人や他の犬に対して攻撃的になるケースもあるので、早期の社会化訓練が必要になります。

友好的で、攻撃性はない

非常に懐きやすい

しつけ次第では吠えづらくなる

スタミナが豊富で、十分な運動が必要

 その他情報

原産地 クロアチア
犬種グループ 6G:嗅覚ハウンド
大きさ 大型
平均寿命 10歳~13歳
なりやすい病気 尿路結石症,高尿酸血症,ダルメシアン・ブロンズ症候群,股関節形成不全
参考価格 30万円~50万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 スムースコート
毛色 ピュア・ホワイト+ブラック・スポット・バラエティー,ピュア・ホワイト+レバー・スポット・バラエティー

体高

男の子56cm~61cm
女の子54cm~59cm

体重

男の子27kg~32kg
女の子24kg~29kg

No.12 イングリッシュ・セター

イングリッシュ・セターは優雅な姿と長い被毛が魅力の犬種で、狩猟犬としても高い能力を発揮しています。

性格は温厚で非常に愛情深く、家族と過ごす時間を大切に考えるため、ペットとして家庭に溶け込みやすいでしょう。

適度な運動が必要で、毎日の散歩やドッグスポーツを通じて健康を維持することが大切です。

被毛が長いため定期的なブラッシングも必要ですが、性格が飼い主さんに忠実で扱いやすいため手入れはそれほど負担になりません。

特に子供との相性が良く、家庭に安心感をもたらしてくれる存在です。

素直で明るい性格

非常に懐きやすい

ほとんど吠えることはない

狩猟本能が高く、水遊びを好む

 その他情報

原産地 イングランド
犬種グループ 7G:ポインター・セター
大きさ 大型
平均寿命 12歳~13歳
なりやすい病気 アレルギー性皮膚炎,先天性難聴,股関節形成不全,外耳炎,胃拡張捻転症候群,進行性網膜萎縮症(PRA)
参考価格 20万円前後
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ブラック&ホワイト,オレンジ&ホワイト,レモン&ホワイト,レバー&ホワイト,ブルーベルトン&タン,レバーベルトン&タン

体高

男の子65cm~68cm
女の子61cm~65cm

体重

男の子25kg~30kg
女の子25kg~30kg

飼いやすい犬種であっても注意すべきポイント

大型犬は一般的に賢く、飼い主さんの指示をよく理解してくれる特徴がありますが、それぞれの犬種特有の性質や習性を把握しておくことが大切です。

体格が大きいため力も強く運動量も多いことから、しっかりとした管理と適切な環境が求められます。

初めて犬を飼う方でも扱いやすい大型犬は数多くいますが、その選び方や飼育方法には十分な知識が必要となってくるでしょう。

初心者の方におすすめの大型犬の特徴と、飼育する際に気をつけたいポイントについて詳しく解説します。

大型犬の魅力を最大限に引き出すために、適切な対応ができるようにしておきましょう。

小さい頃から適切にしつけは済ませておく

大型犬は知能が高い子が多く、適切なしつけで飼い主さんに忠実な性格に育ってくれるでしょう。

特に子犬期は学習能力が高いため、早い段階からトレーニングを始めることが大切になってきます。

飼い主さんとのコミュニケーションを深めながら、基本的なしつけを丁寧に行うことで、安心かつ素直な子に成長していくでしょう。

家族全員が同じ方針でしつけを行うことも重要なポイントとなっています。

犬種によって特徴のあるケアを行う

大型犬の多くは小型犬に比べてスタミナが豊富であるため、自然と散歩量が多くなり、十分な時間が必要になります。

特にダブルコートの犬種は、換毛期には毎日のブラッシングが必要になってきますし、日常的なブラッシングも時間がかかりがち。

体が大きいために小型犬のように膝のうえで大人しくしてもらうことは難しく、お手入れの仕方も工夫が必要です。

犬種ごとの被毛の特徴を理解し、適切なグルーミングを心がけることが大切です。

運動量が少なくても、肥満にならないよう管理する

大型犬は体格に見合った食事量と運動量が必要となり、大人しい子も多く存在するため肥満気味になる子もいます。

毎日の散歩は最低でも朝晩30分以上が必要になる子は多く、ときにはドッグランなども活用して十分な運動機会を設ける必要が出てくるでしょう。

食事は犬種や個体に合わせて適切な量を管理し、早食いやどか食いの防止が肥満予防や病気予防になります。

犬の肥満は運動だけで解決できるものではなく、基本が食事管理になるため、特に食事管理は飼い主さんが徹底して行わなければいけません。

定期的な健康診断で早めに病気を見つけることが大事

大型犬の寿命は一般的に、小型犬や中型犬と比べて短く、特定の病気になりがちです。

スタミナが豊富で十分な運動が必要となることもある一方、運動のしすぎは体に負担をかけることもあるため飼い主さんは頭を抱えがちです。

飼い主さんができることは、日頃から定期的な健康診断を受け、早期に病気を発見して治療を受けることです。

適切な飼育環境や食事内容によっては長く生きてもらうことが可能なので、定期的に獣医のチェックを受けて細やかな注意を払いましょう。

お留守番が得意でも、長期間のお留守番はNG

大型犬を飼っていると旅行時に悩むことも多いですが、長時間のお留守番は避け、ペットホテルの利用を検討するのもひとつの方法です。

旅行には車を利用する家庭が多い一方で、公共交通機関の利用には制限があり、特に新幹線や飛行機では運搬の制約があるため事前に規定を確認しておくと良いでしょう。

旅行を諦めず、ペットライフをより豊かにするためのさまざまな選択肢を用意しておくことが大切です。

大型犬のよくある質問

大型犬はどれくらいのサイズ感?

大型犬は体重25kg以上の犬種を指し、体高の平均は56cm~62cmほどになります。

一般的な成犬の体格は、人間の膝から腰くらいの高さまで成長するため、存在感があります。

飼い主さんの体格によっては、抱き上げることが難しくなる場合もあるでしょう。

ただし、大きな体格の分だけ愛情深く、家族思いな性格の子が多いのが特徴です。散歩時には周囲の注目を集めやすく、コミュニケーションのきっかけにもなりやすいでしょう。

大型犬は室内飼いすべき?

大型犬でも室内飼いをすることがおすすめで、体が大きくても外飼いには危険がたくさんあります。

寒さや暑さの対策が難しいですし、清潔な環境とはいえません。寄生虫や場合によっては事故のリスクもあります。

ただ、室内でも食事スペースやトイレ、寝床などが近すぎるとストレスになってしまうため、十分な広さが必要です。

子犬期の体のサイズに合わせてスペースを用意していると足りなくなるので、大きくなったあとのことを考えて準備しなければいけません。

大型犬が快適に過ごせるスペースはどれくらい必要?

大型犬との生活には、ゆとりのある住環境が欠かせません。

食事スペース、トイレ、寝床など、一般的な小型犬の1.5倍から2倍程度の広さが必要となるでしょう。

理想的には6畳以上の専用スペースを確保したいところです。集合住宅では飼育制限があることも多く、一軒家での飼育がおすすめとなります。

また、運動量が多い犬種が多いため、日々の散歩コースや遊び場となる公園なども、事前にチェックしておくと良いでしょう。

将来の引っ越しも考慮に入れた計画が大切になります。

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前田 みるく

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前田 みるく

ライター/愛玩動物飼養管理士2級、猫検定 初級・中級/ペット看護師/動物介護士

猫と暮らして40年。犬の飼育歴も20年と大の動物好き。現在も3匹のニャンズと1匹の柴ワンと幸せな毎日を過ごしています。
すべての飼い主様と愛犬、愛猫が幸せに暮らしていけるようになるのが私の願い。
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