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ジャーマン・シェパード・ドッグの特徴や性格・習性、適切な飼い方

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軍用犬や災害救助犬と言えば、すぐに思い浮かべることができるまで、イメージが出来上がっているジャーマン・シェパード・ドッグ。

日本ではシェパードと呼ばれることも多く、様々なシーンで活躍している犬種です。

「怖い」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、育つ環境によって大きく性格が異なるという特徴も持っています。

この記事ではそんなジャーマン・シェパード・ドッグについて、詳しく理解していきましょう。

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ジャーマン・シェパード・ドッグの特徴

ジャーマン・シェパード・ドッグことシェパードは、ドイツを原産とする犬種です。

「災害救助犬、軍用犬、警備犬、麻薬探知犬、警察犬」と、様々なお仕事が与えられ、こなしてきたジャーマン・シェパード・ドッグ。

特殊訓練を必要とするシーンで活躍しており、非常に知性や忠誠心が高い犬種としても知られています。

一部の地域では特定犬種に指定されており、家庭犬としてはあまり向いていないと言えるでしょう。

しかし、性格が穏やかで飼い主や家族には愛情深い一面も持っているため、海外では家庭犬として多く飼われている人気の犬種です。

とても警戒心が強く、落ち着きのある性格

家族に対しては愛情深い

軍用犬としても人気が高く吠えやすい

運動意欲が高く、十分なお散歩が必要

 その他情報

原産国ドイツ
大きさ大型
平均寿命10歳~12歳
なりやすい病気胃拡張胃捻転症候群,股関節形成不全,膵外分泌不全,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),熱中症
参考価格35万円~55万円

体毛

抜け毛多い
毛質ダブルコート
毛色オールブラック,ブラック&タン,グレー

体高

男の子60cm~65cm
女の子55cm~60cm

体重

男の子30kg~40kg
女の子22kg~32kg

ジャーマン・シェパード・ドッグの体高・体重

体高男の子:60cm~65cm
女の子:55cm~60cm
体重男の子:30kg~40kg
女の子:22kg~32kg

ジャーマン・シェパード・ドッグは大型犬なので、体は大きめのサイズです。

男の子なら最大で65cmほどまで、女の子なら60cmほどまでの体高。

体重は30kg前後、というのが一般的で、体長は体高よりやや長めとなっています。

ジャーマン・シェパード・ドッグの性格・習性

様々な厳しい訓練に耐えて仕事ができるだけあって、とても辛抱強く知能の高い犬種です。

活発に行動することもできますが、訓練したような規律に従った行動が得意。

見た目のイメージとは違い、穏やかな性格で、飼い主に対しては甘えん坊で愛情深い一面もあります。

初心者には向いていないものの、しっかりとしたしつけや訓練を受ければ、子供のいる家庭でも一緒に暮らせます。

ただし、適切なしつけができていないと、支配欲の高さから攻撃性が高くなることもあるため注意が必要です。

ジャーマン・シェパード・ドッグの毛色・被毛

毛色はオールブラックを基本として、ブラック&タンやグレー系の毛色も存在します。

その他にもブラウンやイエローなどの、タンマーキングが入っている個体も存在しています。

被毛はダブルコートで短毛が一般的。中には劣性遺伝として誕生した、長毛種もいます。

ジャーマン・シェパード・ドッグの平均寿命

平均的な寿命は10歳~12歳程度と言われており、大型犬ならではの短さとも言えるでしょう。

見た目は強そうなジャーマン・シェパード・ドッグですが、気をつけたい病気についてもいくつかあります。

ジャーマン・シェパード・ドッグの注意したい病気の一例

胃拡張捻転症候群(いかくちょういねんてんしょうこうぐん)胃拡張が悪化することで、胃がねじれる。
股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)骨格形成期に変形し、股関節が異常形成される。
膵外分泌不全(すいがいぶんぴふぜん)膵臓から出るべき消化酵素が少なくなり、消化不良を引き起こす。
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)副腎からホルモンが過剰分泌され、様々な症状を引き起こす。
熱中症高温多湿によって身体に熱が蓄積する。

大型犬に多く見られる股関節形成不全などや、胃拡張捻転症候群、膵外分泌不全などに注意が必要です。

胃拡張捻転症候群は飲み込んだ空気やガスなどによって胃が拡張し、結果的に胃がねじれてしまう病気です。

大型犬・超大型犬に多く見られる股関節形成不全は、股関節の異常形成によって歩行不全などが見られるようになります。

その他にも副腎皮質機能亢進症や後述している熱中症など、注意点がやや多い犬種とも言えるでしょう。

ちょっとした変化を見逃さず、気になったポイントがあればすぐに動物病院を受診することが大切です。

ジャーマン・シェパード・ドッグの誕生の歴史

ジャーマン・シェパード・ドッグの歴史は19世紀から20世紀にかけて始まっており、1899年にマックス・フォン・シュテファニッツ氏によって、優秀な軍用犬を生み出すための計画が始まり、選ばれたのがドイツ山岳地方にいた牧羊犬でした。

その当時はこの牧羊犬もジャーマン・シェパード・ドッグと呼ばれており、この牧羊犬をベースとして繁殖や発展を繰り返し、現在の姿になっています。

現在の姿をジャーマン・シェパード・ドッグ、元となった犬種と原種という意味でオールド・ジャーマン・シェパード・ドッグと呼んでいます。

第一次大戦中は軍用犬として、現在では、警察犬や災害救助犬、介助犬などあらゆる分野で活躍しています。

ジャーマン・シェパード・ドッグの飼い方

大型犬で適切なトレーニングが必要となるジャーマン・シェパード・ドッグを迎えるなら、事前知識がとても重要です。

何に気をつけるべきなのか、どんな飼い方が適しているのか、確認してみましょう。

子犬期から刺激に慣れさせておく

ジャーマン・シェパード・ドッグは、その見た目から「怖い」と思われがちであるものの、必ずしもその通りではありません。

警戒心の高さから臆病な面もあるので、幼齢期から様々な刺激に慣れてもらうことが大事。

小さい頃は色々なことに興味を持てる時期だからこそ、恐怖心を持たずに慣れてもらうことができます。

成犬になってから苦労しないためのしつけが必要

知能がとても高く賢いジャーマン・シェパード・ドッグは、子犬期からの適切なトレーニングが大事です。

ジャーマン・シェパード・ドッグは訓練自体を苦手とせず、自分の役割を理解して学ぶことができる犬種です。

強い責任感も兼ね備えているので、適切なトレーニングで生きがいを感じてくれます。

その反面、適切なトレーニングを積んでいなければ、攻撃性が高くなることもあります。

警戒心がとても強くなり、飼い主さんによってコントロールができないと、トラブルにも繋がるため、問題行動に繋がることがないよう、必ず一緒にトレーニングするようにしましょう。

また、防衛本能が高いジャーマン・シェパード・ドッグは、屋外で飼うと警戒心が強く攻撃的な犬になりやすくなるため、成犬になってからも室内飼いで家族と一緒に暮らせる環境作りが大切です。

スタミナ豊富なので散歩は長時間

様々な作業を得意とするジャーマン・シェパード・ドッグは、スタミナも非常に豊富です。

短時間の散歩ではストレスが溜まってしまうため、朝晩1回1時間ずつの散歩が必要になります。

社会人にとってはやや難しいこともあるため、可能かどうかを事前に判断する必要があるでしょう。

抜け毛が多いのでブラッシングは毎日行う

短毛ではありますが、アンダーコートを持つダブルコートなので、毎日のブラッシングが必要。

体が大きいので少し大変ですが、そのままにしておくと夏場は熱中症の危険性も出てきます。

特に春や秋などの換毛期には丁寧にブラッシングし、夏前や夏場は怠らないようにしましょう。

月に1~2回はお風呂に入れる

お風呂の回数は、一般的な犬種と変わらず月に1~2回程度でOK。

多すぎると皮膚や被毛にダメージが残り、皮膚病などの原因にもなります。

適切なブラッシングができていれば、月に1回程度のお風呂で大丈夫ですよ。

寒さには強いが、暑さには弱い

ジャーマン・シェパード・ドッグは寒さに強く、暑さに弱い犬種です。

前述したような毎日のブラッシングで被毛量をコントロールし、熱中症にならないよう注意しましょう。

もちろんこれだけでは危険なので、室温や湿度のコントロールも大切です。

フードは年齢と目的に合わせたものを選ぶ

ジャーマン・シェパード・ドッグと健康に過ごすためにも、ドッグフードについてもしっかりと考えることが大事です。

フードには色々な種類がありますが、主食として与えるものは「総合栄養食」と記載があるものを選びましょう。

また犬は子犬と成犬、シニアごとに、必要とされるカロリーや栄養素が異なります。

そのためライフステージごとにフードを見直して、最適なフードを与えるようにしましょう。

ジャーマン・シェパード・ドッグにおすすめのドッグフード3選

ネルソンズドッグフード 中・大型犬向け

出典 :https://www.amazon.co.jp/

参考価格 9,284円

中型犬や大型犬向けのドッグフードの中でも、高い評価を得続けているネルソンズのドッグフード。

大型犬向けということもあって、食べる量が多くても経済的な負担にならないような価格帯で作られています。

しかし原材料が粗悪というわけではなく、ヒューマングレードな食材で大きめ粒の食べごたえあるサイズ感となっています。

対象年齢全年齢
内容量5kg
原産国イギリス
主原料チキン、サツマイモ、バターナッツスカッシュ
安全性の高い添加物酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、パルミチン酸アスコルビル、クエン酸)
注意したい添加物なし
100gあたりのカロリー368kcal
1日あたりの価格(5kgの場合)278円
定期販売【5kg】7,293円、【10kg】14,586円、【15kg】20,592円
フード目的一般食(FEDIAF基準)
フードの種類ドライ

ニュートロナチュラルチョイス 中型犬~大型犬用 成犬用 チキン&玄米

良質なタンパク質と玄米やオートミールといった食材を使い、バランスの良い食物繊維量を実現。

消化吸収に良いレシピとなっており、健康維持に配慮されたドッグフードです。

大型犬に多く見られる関節の問題についても、グルコサミンやコンドロイチンなどを配合し、関節の健康維持をサポートしてくれます。

対象年齢1歳以上
内容量3kg
原産国アメリカ
主原料チキン(肉)、玄米(食物繊維源)、モロコシ、粗挽き米
安全性の高い添加物酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)
注意したい添加物なし
100gあたりのカロリー360kcal
1日あたりの価格(5kgの場合)213円
定期販売-
フード目的総合栄養食
フードの種類ドライ

アカナ(ACANA)アダルトラージブリード

スタミナが豊富なジャーマン・シェパード・ドッグにとって、タンパク質やカロリーも重要なポイント。

アカナのアダルトラージブリードは、平飼い鶏肉や高品質天然カレイなど、肉原材料をたっぷりと使用しています。

消費エネルギー量が多い犬種だからこそ、強い身体作りをサポートしてくれるようなドッグフードとなっています。

対象年齢1歳以上
内容量11.4kg
原産国カナダ
主原料新鮮鶏肉、鶏肉ミール、七面鳥肉ミール
安全性の高い添加物亜鉛キレート、腸球菌フェシウム
注意したい添加物なし
100gあたりのカロリー337.5kcal
1日あたりの価格(5kgの場合)326円
定期販売Amazon定期便あり
フード目的総合栄養食
フードの種類ドライ

ジャーマン・シェパード・ドッグの価格

ジャーマン・シェパード・ドッグの価格帯は、現在だと35万円~55万円というのが平均的です。

時期によっては15万円あたりからとなっていることもありますが、どちらかというとやや高額だと言えるでしょう。

日本でも知られており、様々なシーンで活躍している犬種なので、入手はしやすい方です。

ただ、しつけがとても重要になり、大型犬をコントロールできるだけの知識と技術が必要になります。

お迎え前にはこれらの情報を基にして、お迎えするかどうかを判断するのがおすすめですよ。

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