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ショロイツクインツレとは?珍しい犬種の特徴や飼い方を徹底解説!

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ショロイツクインツレ

世界的に見ても数少ないメキシコ原産の犬種といえば、代表的な犬種にはチワワが存在します。

そんなチワワとあわせてメキシコ原産の犬種として語られているのが、今回ご紹介するショロイツクインツレです。

チワワと比べると日本での認知度はほとんどないですが、メキシコを代表する犬種の一種。

個体数がまだ数少なくチワワほどの情報はありませんが、特徴、性格、歴史、飼い方などを中心にご紹介します。

この記事の結論

  • ショロイツクインツレはメキシコ原産の犬種で、無毛であることが見た目の特徴
  • 3000年以上の長い歴史を持ち、チワワとあわせてメキシコの代表犬種である
  • ミニチュア、インターミディエイト、スタンダードの3サイズが存在する犬種
  • 無毛なのでブラッシングは必要ない一方、ホットタオルなどでのお手入れは必要

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ショロイツクインツレとは?基本情報を紹介

ショロイツクインツレ(Xoloitzcuintle)は、メキシコ原産の非常に古い犬種で、「ショロ」や「メキシカン・ヘアレス・ドッグ」とも呼ばれます。

この犬種の最大の特徴は、無毛であることですが、実は毛のあるタイプ(被毛種)も存在します。

サイズは大きく分けて3種類(ミニチュア、インターミディエイト、スタンダード)があり、家庭環境に応じて適したサイズを選ぶことができます。

ショロイツクインツレは非常に知的で忠誠心が強く、飼い主に対する愛情が深い犬種です。

メキシコでは神聖な犬とされ、現在も国の象徴のひとつとされています。

物静かで落ち着いている

家族に対しては懐く

警戒時に吠えることがある

遊びや運動が得意だが大人しい

 その他情報

原産地 メキシコ
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 中型
平均寿命 13歳~18歳
なりやすい病気 股関節形成不全,膝蓋骨脱臼
参考価格 50万円~100万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 スムースコート
毛色 ブラック,グレー,スレートグレー,ダークグレー,レディッシュ,レバー,ブロンズ,ブロンド

体高

男の子スタンダード:46cm~60cm/インターミディエイト:36cm~45cm/ミニチュア:25cm~35cm
女の子スタンダード:46cm~60cm/インターミディエイト:36cm~45cm/ミニチュア:25cm~35cm

体重

男の子スタンダード:13.6kg~25kg/インターミディエイト:6.8kg~13.6kg/ミニチュア:4.5kg~6.8kg
女の子スタンダード:13.6kg~25kg/インターミディエイト:6.8kg~13.6kg/ミニチュア:4.5kg~6.8kg

ショロイツクインツレの歴史と起源

ショロイツクインツレは約3000年以上の歴史を持つ犬種で、アステカ文明やマヤ文明の時代から人々と共に暮らしていました。

「ショロイツクインツレ」という名前は、アステカ神話に登場する神「ショロトル」と、「犬」を意味する「イツクインツレ」に由来しています。

古代メキシコでは、ショロイツクインツレは魔除けや死者を冥界へ導く役割を果たすと信じられ、埋葬の際に人間と一緒に葬られることもありました。

また、無毛のため体温が直接伝わりやすく、関節痛や冷え性の治療にも利用されていたと言われています。

スペイン人の侵略により一時的に絶滅の危機に瀕しましたが、20世紀に入り保護活動が進められ、現在ではメキシコの国犬としての地位を確立しています。

ショロイツクインツレの特徴(見た目・性格・サイズ)

ショロイツクインツレの見た目

ショロイツクインツレの外見はスリムで筋肉質、しなやかな体つきをしています。

最も特徴的なのは「無毛」であることですが、まれに短い毛を持つ個体もいます。

皮膚は滑らかでしわが少なく、色は黒、灰色、茶色、赤褐色などがあります。

ショロイツクインツレの性格

性格は非常に忠実で、家族に対して深い愛情を示しますが、警戒心が強く見知らぬ人には慎重な態度をとることが多いです。

また、知能が高くしつけをよく覚えますが、独立心が強いため、根気よくトレーニングする必要があります。

運動量は中程度で、日常的な散歩や遊びの時間をしっかり確保することが重要です。

ショロイツクインツレのサイズ

サイズの違い体高体重
ミニチュア・バラエティー25cm~35cm4.5kg~6.8kg
インターミディエイト・バラエティー36cm~45cm6.8kg~13.6kg
スタンダード・バラエティー46cm~60cm13.6kg~25kg

ショロイツクインツレには3種類のサイズが存在し、ミニチュア・バラエティー、インターミディエイト・バラエティー、スタンダード・バラエティーと分けられます。

ショロイツクインツレはどんな犬種?他の犬種との違い

ショロイツクインツレは、他の犬種と比べても非常にユニークな特徴を持っています。最大の違いは、無毛の犬種であることです。

毛がないため、アレルギーを持つ人にも比較的飼いやすい犬種とされていますが、紫外線や寒さに弱いため、日焼け対策や寒冷地での防寒対策が必要です。

また、古代犬種であるため、自然な健康体を維持しやすく、遺伝的な疾患が少ないとされています。

さらに、ショロイツクインツレは飼い主に対して非常に忠実で、番犬としても優れています。

性格的には、チャウ・チャウバセンジーのように独立心がありつつも、グレーハウンドのように優雅で機敏な動きを持ち合わせています。

メキシコを代表する伝統的な犬種として、現在でも特別な存在感を放っています。

ショロイツクインツレの飼い方とお手入れ方法

ショロイツクインツレ

ショロイツクインツレは非常に忠実で賢い犬種ですが、警戒心が強く、しつけや社会化が重要です。

幼少期から家族や他の動物と触れ合わせることで、穏やかでフレンドリーな性格に育てることができます。

無毛のため、寒さや紫外線に対するケアが必要で、寒い時期には服を着せ、暑い日は日焼け止めを塗るとよいでしょう。

また、肌が乾燥しやすいため、定期的に保湿ケアをすることが大切です。

適度な運動とバランスの取れた食事を心がけ、健康維持にも気を配ることが必要です。

ショロイツクインツレに適した食事と健康管理

理想的な主原料と注意したい主原料

ショロイツクインツレには、高品質でバランスの取れた食事が必要です。

タンパク質を多く含む食事が理想的で、鶏肉や魚、野菜を含むプレミアムドッグフードが適しています。

食物アレルギーを持つ個体もいるため、新しいフードを与える際は少量から試すとよいでしょう。

無毛のため、皮膚の健康を維持するために、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸を含む食事を与えるのもおすすめです。

健康管理では、定期的な健康診断とワクチン接種を怠らず、歯や爪のケアも忘れずに行うことが大切です。

ショロイツクインツレの運動量とおすすめの遊び方

犬の遊び方

ショロイツクインツレは活発で遊び好きですが、極端に運動量が多いわけではありません。

毎日の散歩(30~60分)と室内での軽い運動で十分なエネルギーを消費できます。

特に、知的な遊びを好むため、パズル型のドッグトイやトリーツを使った知育玩具が効果的です。

また、ボール遊びやフリスビーなどの軽いアクティビティも楽しめます。

ただし、無毛のため外での運動時は直射日光を避けるか、日焼け対策をすることが重要です。

ショロイツクインツレのお手入れのコツ(ブラッシング・シャンプー)

ブラッシング手順

無毛のショロイツクインツレは通常の犬のようなブラッシングは不要ですが、皮膚の健康を維持するために、週に数回濡れタオルで体を拭くとよいでしょう。

無毛タイプの犬種に対してブラッシングをしても肌を傷つけてしまうだけなので、一般的な犬種とはお手入れ方法がやや異なるのです。

犬や猫のお風呂・シャンプーの手順

皮膚が乾燥しやすいので、低刺激のシャンプーを使用し、入浴後はしっかりと保湿することが大切です。

頻繁なシャンプーは皮脂を落としすぎるため、日常的には体を拭く程度にしておき、月に1~2回程度が理想的です。

また、耳や爪のケアも忘れずに行い、健康な状態を保ちましょう。

ショロイツクインツレを飼う際の注意点

ショロイツクインツレ

ショロイツクインツレは忠誠心が強く賢い犬ですが、警戒心が強いため、社会化やしつけを怠ると神経質な性格になりやすいです。

特に初めて犬を飼う人には扱いが難しいこともあります。

また、無毛のため紫外線や寒さに弱く、天候に合わせたケアが必要です。

皮膚が乾燥しやすいため、保湿や入浴後のスキンケアを欠かさないことが重要です。

さらに、珍しい犬種のため、専門的な獣医師が少なく、健康管理のために事前に対応可能な動物病院を探しておくと安心です。

独立心が強く、根気強いしつけが必要

犬のしつけ

ショロイツクインツレは知能が高いため、しつけをしやすい犬種ですが、独立心も強いため根気よくトレーニングする必要があります。

特に警戒心が強い性格のため、子犬の頃から他の人や犬と触れ合わせることで、社会性を育むことが重要です。

ポジティブ・トレーニング(ご褒美を使ったしつけ)が効果的で、厳しく叱る方法は逆効果になることがあります。

基本的なコマンド(座れ、待て、おいで)をしっかり教え、無駄吠えや攻撃的な行動を防ぐことが大切です。

無毛タイプなので皮膚病と歯周病に要注意

ショロイツクインツレは一般的に健康的な犬種ですが、無毛のため皮膚病にかかりやすい傾向があります。

特に乾燥や紫外線による肌荒れ、アレルギーなどに注意が必要。皮膚の健康を守るために、保湿ケアや日焼け止めの使用が重要です。

歯周病のリスク

また、歯の本数が少ない個体が多く、歯周病にかかりやすいため、定期的なデンタルケアを行うことが推奨されます。

さらに、寒さに弱いため、冬場は防寒対策を徹底し、低体温症を防ぐことも大切です。

寒さ対策と皮膚トラブルにも注意が必要

犬や猫の低体温時の症状

日本でショロイツクインツレを飼う場合、気候への対応が最も重要なポイントになります。

特に湿度が高い夏場は皮膚のトラブルが発生しやすいため、通気性の良い環境を整えることが必要です。

冬は寒さ対策として室内の温度を調整し、屋外に出る際は防寒服を着せることをおすすめします。

また、日本ではこの犬種が非常に珍しいため、専門的な知識を持つ獣医が少なく、事前に信頼できる動物病院を見つけておくことが大切です。

ショロイツクインツレを迎えるには?入手方法と価格相場

ショロイツクインツレ

ショロイツクインツレは非常に希少な犬種で、日本ではペットショップでの取り扱いがほとんどなく、主に専門のブリーダーや海外からの輸入でお迎えすることになります。

海外のブリーダーから直接お迎えする場合、輸送費や検疫手続きなどの追加費用がかかるため、事前にしっかりと準備が必要です。

価格相場は約50万円~100万円と高額で、血統やサイズ(トイ・ミディアム・スタンダード)によっても異なります。

ショロイツクインツレのブリーダーや販売店の探し方

ショロイツクインツレの専門ブリーダーは世界的に見ても数が少なく、日本国内ではさらに限定されています。

そのため、海外のショロイツクインツレ専門ブリーダーを探すのが一般的な方法です。

国際的な犬種登録機関(FCIやAKC)のサイトや、SNS、犬のフォーラムなどで評判の良いブリーダーを探すのが有効です。

また、輸入代行を行う業者もありますが、信頼できるかどうか慎重に判断する必要があります。

契約前に血統証明書や健康診断の証明書を確認することが重要です。

ショロイツクインツレの価格相場と購入時の注意点

ショロイツクインツレの価格相場は50万円~100万円程度ですが、これは血統やサイズ、ブリーダーの実績によって大きく変わります。

特に、無毛の個体は人気があり、被毛種よりも高額になることが一般的です。

お迎え時には、健康状態やワクチン接種歴、親犬の情報などを確認し、トラブルを避けるためにブリーダーとしっかりとコミュニケーションをとることが重要です。

また、輸入の場合は検疫手続きや輸送環境を事前に確認し、ストレスを最小限に抑える工夫が必要です。

ショロイツクインツレの里親制度と譲渡会情報

ショロイツクインツレは希少な犬種のため、一般的な保護団体ではあまり見かけませんが、まれに海外のレスキュー団体で里親募集が行われることがあります。

特にメキシコやアメリカの動物保護団体では、繁殖引退犬や飼育放棄された個体が保護されることがあり、現地の譲渡会情報をチェックするのも良い方法です。

日本国内では個人で譲渡を行うケースもあるため、SNSや犬の里親募集サイトをこまめにチェックすることで出会える可能性もあります。

ただし、譲渡を受ける際には健康状態や性格などを十分に確認し、終生飼育を責任持って行うことが大前提です。

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