優雅な姿と美しい銀色の被毛を持つ「バーミラ」をご存知ですか?バーミーズとチンチラ・ペルシャの交配によって誕生したこの猫種は、その名前の由来も両親種から来ています。
2003年頃までは欧米各国で人気を集め、数多く輸出されていたバーミラですが、日本ではまだ比較的新しい存在です。
この記事では魅力的なバーミラの性格や特徴、適切な飼い方、そして誕生の歴史について詳しくご紹介します。
この記事の結論
- バーミラは1981年生まれの猫種で、シルバーの被毛とマスカララインが特徴的
- 穏やかで留守番が得意だが、鳴き声が大きいため集合住宅での飼育には注意
- 健康維持には高タンパクの食事と運動が重要で、遺伝性疾患に要注意
- 被毛は密集しているため、週2~3回のブラッシングなど定期的なケアが必要
ライター/愛玩動物飼養管理士2級、猫検定 初級・中級/ペット看護師/動物介護士
バーミラの特徴

毛先がシェーディングされた被毛で、特に顔周りでは目の周囲に自然なアイラインのような濃い色の縁取りが見られます。これは「マスカラライン」と呼ばれ、バーミラの魅力的な要素のひとつとなっています。
性格面では、褒められることを非常に喜ぶ愛らしい一面を持っています。自立心が強く、留守番も上手にこなせる賢い猫種です。
問題行動が少なく、穏やかな性質を持ち合わせているため、落ち着いた生活を送りたい方との相性が特に良いでしょう。
まだ日本では比較的珍しい存在ではありますが、その整った容姿と知的な表情は、一度出会えば忘れられない印象を与える魅力的な猫種といえます。
独立心と社交性を持つ
家族に対して愛情深い
静かに鳴くこともある
豊富でも少なくもない
その他情報
原産地 | イギリス |
猫種公認団体 | FIFe,GCCF |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 10歳~15歳 |
なりやすい病気 | 多発性嚢胞腎,糖尿病 |
参考価格 | 不明 |
被毛
抜け毛 | 平均的 |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ブラック,チョコレート,ライラック,ブルー,キャラメル,ベージュ,アプリコット |
毛の長さ | 短毛or長毛 |
バーミラの身体的特徴
バーミラは中型の猫で、体重は通常2.7~5.9kgほどと、やや大きくなる印象のある猫種。
体型的な特徴としては、筋肉質でありながら優美な丸みを帯びた体つきを持ち、まっすぐと伸びた長い尾が印象的です。眼の色はイエローからグリーンまでのグラデーションが標準的な猫種です。
バーミラのサイズ(体高・体重)
体高 | 25cm~30cm |
体重 | 2.7kg~5.9kg |
優美な印象を与えるバーミラは、すらりとした脚としなやかな尾を持ち、その姿は多くの人々を魅了します。
体つきは適度な筋肉が付いており、なめらかな曲線を描く体のラインが特徴的です。
一見すると繊細な印象を受けますが、実際に抱き上げてみると意外なほどしっかりとした体格を感じられます。
バーミラの体重は2.7~5.9kgほどで、体高は25cm~30cm程度となります。
バーミラの毛色・被毛
- ブラック
- チョコレート
- ライラック
- ブルー
- キャラメル
- ベージュ
- アプリコット など
バーミラの被毛の特徴として最も注目すべきは、その美しいシェーデッドパターンです。基本的に明るい色調のシルバーやクリームをベースとし、毛先に濃い色が重なることで生まれる独特の陰影が、この猫種の大きな魅力となっています。
公認されている毛色のバリエーションは豊富で、ブラック、チョコレート、ライラック、ブルー、キャラメル、ベージュ、アプリコットなどがあります。
ただし、これらの色はすべてシェーデッドタイプであることが重要で、それ以外の色の出方をする場合は、別のエイジアン・グループの猫種として分類されます。
特筆すべき特徴として、目や鼻、口周りにはブラックの縁取りが入り、まるで自然なアイライナーやマスカラを施したかのような印象的な表情を作り出しています。
また、バーミラの被毛は見た目の美しさだけでなく、触り心地も魅力的。シルクのような光沢と滑らかな手触りは、多くの人々を魅了する要素となっています。
バーミラの運動能力
バーミラは比較的穏やかな性格で、激しい運動を好む猫種ではありません。どちらかというと、ゆったりとした時間を過ごすことを好みますが、健康的な成長と適切な体重管理のためには、適度な運動は欠かせません。
運動方法としては、猫じゃらしやボールなどのおもちゃを使った遊びが効果的。キャットタワーの設置は高い場所が好きな猫の習性を活かし、登り降りを通じて自然な形で運動量を確保できます。
日々の運動は、短時間でも定期的に行えるようにしてあげましょう。15分程度の遊び時間を1日2~3回設けるなど、無理のない範囲で継続的な運動習慣を作ることで、健康的な生活を送ることができます。
バーミラの平均寿命
バーミラの平均寿命は10歳~15歳とされています。一般的な猫の平均寿命が15歳前後であることを考えると、標準的な寿命といえるでしょう。
ただし、これはあくまでも平均的な数値であり、適切なケアと良好な環境で飼育された場合、15歳以上生きる個体も少なくありません。
寿命は遺伝的要因だけでなく、日々の食事管理、運動量、ストレス環境、定期的な健康診断などによって大きく左右されます。
特にバーミラは比較的健康な猫種として知られていますが、室内飼いを基本とし、適切な医療ケアを行うことで、より長く健康的な生活を送ることができます。
早期発見・早期治療が重要となる病気もあるため、定期的な獣医師による健康チェックを行うようにしましょう。
バーミラの注意したい病気
愛らしい容姿で人気のバーミラ種ですが、いくつかの遺伝性疾患に注意が必要です。特に気をつけたい病気として、多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)と糖尿病(とうにょうびょう)が挙げられます。
多発性嚢胞腎は、バーミラの祖先であるチンチラペルシャから受け継がれた遺伝性疾患のひとつです。この病気は、腎臓内部に複数の水嚢胞(水袋)が形成され、徐々に腎機能が低下していく深刻な病気です。
残念ながら完治は難しいものの、早期発見と適切な治療により、症状の進行を遅らせることが可能です。
愛猫の様子をよく観察し、水をよく飲んだり頻繁にトイレに行く、元気がないなどの症状が見られたら、すぐに獣医師に相談することが大切です。定期的な健康診断も、早期発見のために重要な予防策となります。
バーミラの見分け方
バーミラは、シェーテッドと呼ばれる毛先が地色と異なる色になっている被毛が大きな特徴です。
基本となる毛色はシルバーまたはクリーム色で、その先端に異なる色が入ることで深みのある美しい色合いを生み出しています。
最も目を引くのは、まるでメイクアップしたかのような目元です。目の周りの毛が特に短く、しかも濃い色をしているため、自然なアイラインが引かれたような印象を与えます。
これに、イエローからグリーンの大きな瞳が組み合わさることで、とても魅力的な表情となっています。
体格は中型で、一見スリムに見える洗練された体つきながら、実際は筋肉質な胴体、すらりとした手足、長くまっすぐな尾を持ち、優雅な印象を与える猫種です。
バーミラの性格・習性

バーミラは基本的に温厚で落ち着いていますが、ときとして活発な一面も見せる多面的な性格の持ち主です。
飼い主さんとの暮らしに馴染みやすく、家族との時間を大切にする愛情深い猫種として知られています。他の猫種に比べて知的で、環境への適応力も高く自立心も強いと言われています。
また、自分の要求や気持ちを鳴き声で表現することが多いのも特徴です。では、具体的なバーミラの性格の特徴を詳しく見ていきましょう。
基本は穏やかな一方、遊び好きでもある
バーミーズとチンチラの長所を受け継いだこの猫種は、どっしりとした落ち着きの中にもチャーミングな一面を持っており、飼い主さんからの愛情や褒め言葉をとても喜びます。
人懐っこく飼い主さんとの絆を大切にするため、日常的なしつけもスムーズに行えるでしょう。加えて遊びが大好きであるため、飼い主さんと楽しい時間を共有したいと常に思っています。
この親しみやすさと活発さが、バーミラの魅力をさらに引き立てています。
独立心が強く、単独でもストレスなく生活できる
バーミラの魅力的な特徴のひとつに、適度な自立性があります。飼い主さんを信頼し、愛情を示しながらも、過度な依存心を持たない賢い性格の持ち主です。
この特性は共働き家庭や仕事で留守がちな飼い主さんにとって、とても心強い点といえるでしょう。日中の留守番も上手にこなすことができ、一人の時間も自分なりに楽しむことができます。
他のペットがいる環境にも適応しやすく、犬や他の猫とも良好な関係を築くことができます。
ただし、長時間にわたる遊びや過度なスキンシップは好まない傾向があるため、適度な距離感を保つことが大切です。
飼い主さんとの関係性を大切にしながらも、自分の時間も大切にする、バランスの取れた性格といえるでしょう。
鳴くことが平均よりやや多い
バーミラは、その穏やかな性格にもかかわらず、少し大きめの鳴き声を持つことが特徴です。このため、都心部や集合住宅での飼育には注意が必要です。
集合住宅ではさまざまなライフスタイルや考え方を持つ住人がいるため、鳴き声が原因でトラブルになる可能性もあります。
鳴くことは猫の自然なコミュニケーション手段なので、頻繁に叱ることはバーミラにストレスを与えてしまいます。
できるだけ隣家との差がある環境、例えば一戸建てでの飼育が望ましいでしょう。住宅環境にしっかりと配慮しながら、バーミラとの生活を楽しむことをおすすめします。
バーミラの誕生の歴史

バーミラの誕生は、1981年のイギリスにまで遡ります。偶然の出来事から始まったこの猫種は、ミランダ夫人が飼育していたチンチラペルシャの男の子が外に出てしまい、同じく飼われていた女の子と交配したことで誕生しました。
その結果、美しいシルバーの被毛を持つ4匹の子猫たちが生まれ、この猫たちに見られる特定の美しい特徴を残したいという思いから、ミランダ夫人は本格的に育種を開始。
バーミーズとの戻し交配を経て、遺伝学者や多くのブリーダーの協力を得ながら「エイジアン」というグループ名で育種が進められました。その中でも特にバーミラは1983年に猫種標準が策定され、1985年にはGCCFによって新種として登録されました。
猫種名は、バーミーズとチンチラという両親の名に由来し、それぞれの言葉の一部を組み合わせたものです。
バーミラは確固たる人気を獲得し、短い歴史の中で国際的な認知も進みましたが、育種の努力によってそのユニークな魅力が保たれています。
イギリスではGCCFがバーミラをエイジアンの一部として認識していますが、アメリカのTICAは独立した純血種として認めており、その国際的な認知は今後も広がり続けることでしょう。
バーミラと繋がりのある猫種
バーミラは、その特有の外見と穏やかな性格で知られており、純血種としての知名度を持っています。
そのルーツには、特定の猫種との親密な関係があり、それにより現在のバーミラが形成されました。ここでは、バーミラの祖先となった猫種について紹介します。
ペルシャ(チンチラ)

チンチラペルシャは、その美しい銀色の被毛と優雅な容姿で多くの人々を魅了してきた猫種です。
この猫種は、バーミラの誕生において極めて重要な役割を果たしました。チンチラペルシャからは、特にその華やかな見た目がバーミラに受け継がれています。
被毛の美しさだけでなく、穏やかな性格もバーミラに影響を与えており、これがバーミラの見た目と性格の魅力の一部となっています。
とても大人しい性格
適度な距離感で懐く
鳴くことが少ない
運動神経がよくない
その他情報
原産地 | イラン |
猫種公認団体 | CFA,FIFe,GCCF,TICA |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 16歳~18歳 |
なりやすい病気 | 眼瞼内反症,流涙症,多発性嚢胞腎,潰瘍性口内炎,肥大型心筋症,過敏性皮膚炎,尿路結石症 |
参考価格 | 10万円~40万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ソリッド,ヒマラヤン,タビー,パーティーカラー,シルバー&ゴールデン,スモーク&シェーデット,キャリコ&バイカラー |
毛の長さ | 長毛 |
バーミーズ

バーミーズは、その社交的で人懐こい性質から非常に人気のある猫種です。
この猫種が持つフレンドリーで人懐っこい性格は、バーミラにも色濃く反映されています。
バーミーズの遺伝的特徴は、バーミラの愛情深さとコミュニケーション能力に大きな影響を与えたと言えるでしょう。
愛情深く、人懐っこい
社交性は平均的で懐く
鳴き声は小さいものの、話し好き
活発ではないものの、遊び好き
その他情報
原産地 | ミャンマー,タイ |
猫種公認団体 | CFA,FIFe,TICA |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 13歳~15歳 |
なりやすい病気 | 前頭鼻骨異形成,低カリウム血症,糖尿病 |
参考価格 | 30万円前後 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | シングルコート |
毛色 | セーブル,シャンパン,ブルー,プラチナ |
毛の長さ | 短毛 |
バーミラを飼うのに向いている人の特徴

バーミラはその柔軟な性格と魅力的な外見で、多くの人々に愛されていますが、特に特定のライフスタイルに喜ばれる猫種です。
ここでは、バーミラを飼うのに適した人々の特徴をいくつか挙げてみましょう。
日中、あまり一緒にいられる時間がない人
バーミラは単独で過ごすことも得意な猫種で、猫らしくマイペースな一面も多く見られます。
仕事や学業で日中留守にすることが多い方でも、安心して飼育することができます。留守番中も寂しがることが少なく、自分なりの時間を過ごすことができます。
もちろん、おもちゃなどで遊べる環境を整えておくことは大切です。帰宅後は適度に甘えてきますが、過度なストレスを感じている様子を見せることは稀です。
適度な距離感を保って過ごせる人
バーミラはべったりと寄り添うタイプの猫ではありませんので、飼い主さんの近くにいることは好きですが、常に触れ合いを求めることはありません。
自立心が強く、程よい距離感を保ちながら生活できる猫種。無理に触れ合うと嫌がることでしょう。そのため、仕事の合間にパソコン作業をする時や、家事をするときも邪魔をせず見守っていてくれます。
このような性格は、プライベートな時間も大切にしたい方との相性が特に良いでしょう。
バーミラの飼い方

バーミラは、その活発な性格と愛らしい姿で多くの人を惹きつけますが、特有の性質に応じた飼い方が求められます。ここではバーミラの飼い方についてみていきましょう。
活発なので短時間でも一緒に遊ぶ時間を作る

バーミラは穏やかな性格の持ち主ですが、適度な運動は健康維持に重要です。特に成長期である子猫から若猫の時期には、丈夫な体づくりのために運動時間を確保することが大切。
他の猫種と比べると、自発的に活発に動き回るタイプではありませんが、飼い主さんが遊び相手になってあげることで、楽しく運動することができます。
猫じゃらしやボール、音の出るおもちゃなどを使って、短時間でも集中して遊ぶ時間を作りましょう。ただし、バーミラは長時間の遊びを好まない傾向があります。
また、留守中や飼い主さんが忙しいときでも運動できるよう、環境を整えることをおすすめします。安定性のあるキャットタワーを設置すれば、バーミラは自分のペースで上り下りを楽しむことができます。
おもちゃを数種類用意しておくことで、飼い主さんが不在時も退屈せずに過ごせるでしょう。
しつこく構われるのは好まないため、スキンシップはほどほどに
バーミラは社交的で穏やかな性格を持つ猫種ですが、独特な距離感を持っています。愛情表現は控えめで、過度なスキンシップを好まない傾向があります。
飼い主さんとの触れ合いは楽しむものの、自分のペースを大切にする性格。特に休息中や食事中など、自分の時間を過ごしているときに無理に構われることを嫌います。バーミラが自ら寄ってきたときに、適度に愛情表現を返してあげるのが理想的です。
また、小さな子どもがいる家庭で飼育する場合は注意が必要です。しつこく追いかけられたり、強引に抱きしめられたりすることを特に苦手としているので子どもには、猫との適切な接し方を教えることが大切でしょう。
多頭飼いの場合も、マイペースな性格を考慮する必要があります。他の猫から過度に干渉されることを好まないため、十分なスペースと各々の居場所を確保することをお勧めします。
食事は良質で高タンパクなキャットフードがおすすめ

バーミラは筋肉質で活発な猫種のため、良質なタンパク質を十分に含む食事が必要不可欠です。
特に成長期は、骨格と筋肉の発達を支えるため、動物性タンパク質が豊富なキャットフードを選びましょう。
与える量は猫の年齢や体格、活動量に応じて調整し、新しいフードに切り替える際は徐々に混ぜながら慣らしていくことをおすすめします。食事量を適切に管理することが、バーミラの健康と活力を保つ秘訣です。
好奇心旺盛なため、イタズラや探索に気をつける

バーミラは非常に好奇心が旺盛で、新しい環境や物に強い関心を示します。イタズラや思わぬ事故のリスクが高まることがあるため、飼い主さんは家の安全対策をしっかりと行いましょう。
電気コードや小さい物などを片付け、彼らの好奇心を安全な方法で満たしてあげることが大切です。
探索は猫にとっての習性であるため、安全な場所では探索させてあげて、キッチンやお風呂場などには入れないようにしておくとよいです。
短毛ならときどき、長毛なら週何回かのお手入れが必要

バーミラの被毛は主に短毛ですが、密集してボリュームがあるため定期的なケアが必要です。
短毛種であれば、週に2~3回程度のブラッシングが理想的で、夏場は体温調整のためにより頻繁に行うと良いでしょう。抜け毛や皮膚トラブルを防ぐためにも、日常的なブラッシングを心がけてください。
一方、長毛種の場合は毛が絡まりやすく、汚れもたまりやすいため、毎日のブラッシングが推奨されます。毛玉ができると毛球症や皮膚病のリスクが高まるため、注意が必要です。
また、月に1回ほどのシャンプーも検討すると、清潔さを保つことができます。
その他のお手入れとして、耳掃除は1~2週間に1回、爪切りは2週間に1回、歯磨きは毎日行うと、全体的な健康を維持できます。
バーミラにおすすめのキャットフード・アイテム
バーミラの健康と楽しみを第一に考えたキャットフードとキャットタワーを選びました。健康的な食事と快適な遊び場を整えることで、元気に過ごせる環境を作りましょう。
バーミラのお迎え方法と価格相場

バーミラは、その美しい被毛と穏やかな性格から非常に人気がありますが、日本国内で出会うことは非常に難しいのが現状です。多くの飼い主が海外からの輸入に頼っており、お迎えには特別な準備と知識が必要となります。
日本国内での入手は非常に困難
現在、日本国内でバーミラを専門に繁殖しているブリーダーは、ほとんど見つからないのが現状です。これは、まだ歴史が浅く、流通量が極めて少ない猫種であるためです。
もし、国内で「バーミラ」として販売されている子猫を見かけた場合でも、血統書が明確か、遺伝子検査が適切に行われているかなどを慎重に確認する必要があります。
そのため、バーミラを家族に迎えることを真剣に考えている方は、海外のブリーダーにコンタクトを取ることが現実的な選択肢となります。
海外から輸入する場合の価格相場と費用
海外のブリーダーからバーミラを迎える場合、価格相場は日本の一般的な猫種よりも高くなります。
- 生体価格:20万円〜50万円:親猫の血統や毛色、個体の評価によって大きく変動します。
この生体価格に加えて、輸入にはさまざまな費用と手続きが伴います。
- 輸送費用:5万円〜20万円:航空便の料金、キャリーケース代、空港での手続き費用などが含まれます。季節や航空会社によって変動します。
- 検疫費用:数万円程度:日本到着後、動物検疫所に提出する書類作成や、検疫期間にかかる費用です。
- 代行手数料:10万円〜:海外のブリーダーとのやり取りや、煩雑な輸入手続きを代行会社に依頼する場合にかかる費用です。
これらの費用を合計すると、バーミラを海外から迎える場合の総額は、最低でも40万円以上になることを覚悟しておく必要があります。
輸入に伴う注意点
海外からバーミラを迎える際は、金銭的な負担だけでなく、いくつかの注意点を理解しておく必要があります。
煩雑な手続き
狂犬病予防接種証明書や健康診断書など、多岐にわたる書類を準備し、日本の動物検疫所の基準を満たす必要があります。これらの手続きを自力で行うことは非常に難しいため、専門の代行業者に依頼するのが一般的です。
輸送中のストレス
長時間のフライトは、子猫にとって大きなストレスとなります。ブリーダーが子猫の健康状態をしっかり管理し、適切な方法で輸送を行ってくれるか、事前に確認することが重要です。
コミュニケーションの壁
ブリーダーとのやり取りは、英語が基本となります。猫の健康状態や血統、遺伝性疾患について、正確な情報を得るために、言葉の壁を乗り越える必要があります。
これらの点を踏まえ、バーミラを家族に迎える際は、信頼できるブリーダーを時間をかけて探し、輸入に関する手続きや費用を事前にしっかりと計画することが大切です。
この記事の執筆者
ライター/愛玩動物飼養管理士2級、猫検定 初級・中級/ペット看護師/動物介護士
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