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寒さに弱い犬種ランキングTOP14!愛犬を冬の寒さから守る対策と健康管理

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人間よりも基礎体温が少し高めである犬は、冬の寒さに弱い犬種も多く存在しています。

今では室内飼いが一般的となったため、室温や湿度の管理が適切に行えていれば困ることも少ないでしょう。

特に寒さに弱い犬種のことを知っていれば、飼い主さんもより注意して室温や湿度の管理ができるはず。

今回は冬の寒さに特に弱い、寒さが苦手な犬種をご紹介しますので、室温管理やお迎えの際の参考にしてみてください。

この記事の結論

  • 暑い地域を原産地としている犬種は、寒さに弱い傾向にある
  • 短毛種やシングルコート、子犬や老犬なども寒さに弱いため注意が必要
  • 室温は最低でも20℃以上とし、湿度は50~60%を維持して環境を整える
  • 寒さによって震えているなどのサインを見逃さず、愛犬の体調を管理するようにする

nademo編集部

担当執筆者

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寒さに弱い犬種の特徴

人間とは違い全身に被毛があるからといって、そこまで大きく体温が乖離しているわけでもありません。

犬の平均体温は37.5℃~39℃程度ですから、人が快適に過ごせる室温よりもやや高めが最適です。

逆に言えば冬場や夏場のエアコンをかけている状態で、人が少し寒いと感じるのであれば、犬にとっても寒い環境であると言えます。

中でも、暑い地域が原産地である犬種や被毛が短い、少ない犬種は寒さに弱いでしょう。

暑い地域が出身の犬種

アフリカやメキシコなど、赤道に近い国はほかの国よりも気温が高い傾向にありますが、これらの地域出身だと暑さには強いです。

その一方で、その土地に適した体の構造になるため、寒さには弱くなるものです。

日本には四季があり、暑い季節もあれば寒い季節もあるので、暑さと寒さのどちらかに偏っている国より過ごすのは大変。

原産地はひとつの目安になりますが、その季節ごとに快適な環境に整えてあげる必要があります。

短毛種

毛が短いということは肌を覆える面積が少なくなり、また冷気が肌に触れる面積も多くなるということです。

髪が長い人よりも短い人の方が寒さを感じやすくなるように、短毛種である犬種も寒さを感じやすいでしょう。

暑い地域でも過ごせるように短毛種に進化していった犬種もいますが、暑さに適応できる反面、寒さには対応しきれないということです。

シングルコート

一般的に犬にはシングルコートと呼ばれる被毛のタイプと、ダブルコートと呼ばれる被毛のタイプがあります。

シングルコートは被毛が一段(オーバーコート)のみとなっているのに対して、ダブルコートは被毛が二段あります。

ダブルコートにはオーバーコートに加えてアンダーコートという被毛があるため、単純に寒さに強いのです。

アンダーコートは防寒や保温に適している短く柔らかい被毛なので、服を一枚多く着ているかどうかのような違いがあると言えます。

子犬、老犬

前述のような特徴とは異なり、まだ体ができあがっていない子犬や、体が衰え始めている老犬にも注意。

うまく体温コントロールができないため、寒さと暑さどちらも注意しなければいけません。

子犬や老犬は体調を崩しやすい傾向にもあるため、飼い主さんが早めに寒さのサインに気づいてあげる必要があります。

寒さに弱い14選犬種ランキング

No1234567891011121314
画像
犬種イタリアン・グレーハウンドミニチュア・ピンシャーチワワウィペットフレンチ・ブルドッグパグボストン・テリアバセンジーヨークシャー・テリアプードルミニチュア・ダックスフンドボクサーパピヨングレート・デーン
原産地イタリアドイツメキシコイングランドフランス中国アメリカ合衆国コンゴ共和国イギリス,イングランドドイツ,フランスドイツドイツフランスドイツ
抜け毛少ない少ない多い少ない多い多い多い平均的少ない少ない多い平均的少ない多い
毛質シングルコートシングルコートダブルコートスムースコートダブルコートダブルコートダブルコートスムースコートシングルコートシングルコートダブルコートシングルコートシングルコートシングルコート
毛色レッド,ブルー,ブラック,フォーン,イザベラ,シールディアー・レッド,レディッシュ・ブラウン,ダーク・レッド・ブラウン,ブラック&タン,チョコレート&タンホワイト,ブラック,レッド,ブルー,チョコレート,クリーム,ブラック&タンブラック,レッド,グレー,ブリンドル,ホワイト,フォーンフォーン,パイド,ブリンドル,クリーム,ブラック,フォーン&ホワイト,ホワイト&ブリンドルシルバー,アプリコット,フォーン,ブラックブリンドル,シールブラック,ブラックブラック,タン&ホワイト,ブリンドル,ピュア・ブラック&ホワイト,レッド&ホワイト,ブラック&タン&ホワイトブラック&タン,スチールブルー,ゴールド,シルバー,ブラック&ゴールド,ブルー&タン,ブルー&ゴールド,ダークスチールブルー&タンブラック,ホワイト,シルバー,グレー,アプリコット,ブラウン,ブルー,カフェ・オ・レ,クリームレッド,イエロー,シルバー,ゴールド,ブラック&タン,チョコレート&タン,ブラック&イエロー,チョコレート&イエローフォーン,ブリンドルホワイト&ブラック,ホワイト&ブラウン,ホワイト&セーブル,セーブル,トライカラーフォーン&ブリンドル,ハールクイン&ブラック,ブルー,ブラック,ブリンドル,フォーン
サイズ体高:男の子32cm~38cm25cm~30cm15cm~25cm47cm~51cm27cm~35cm25cm~28cm23cm~38cm43cm15cm~23cm24cm~28cm21cm~24cm57cm~63cm28cm以下80cm以上
体高:女の子32cm~38cm25cm~30cm15cm~25cm44cm~47cm24cm~32cm25cm~28cm23cm~38cm40cm15cm~23cm24cm~28cm21cm~24cm53cm~59cm28cm以下72cm以上
体重:男の子5kg以下4kg~6kg1.5kg~3kg13kg前後9kg~14kg6.3kg~8.1kg6.8kg未満~11.35kg11kg2kg~3kg3kg~4kg3.5kg~4.8kg30kg前後1.5kg~4.5kg50kg~82kg
体重:女の子5kg以下4kg~6kg1.5kg~3kg9kg前後8kg~13kg6.3kg~8.1kg6.8kg未満~11.35kg9.5kg2kg~3kg3kg~4kg3.5kg~4.8kg25kg前後1.5kg~5kg50kg~82kg
平均寿命12歳~15歳12歳~16歳14歳~20歳12歳~15歳10歳~14歳12歳~15歳13歳~15歳12歳前後13歳~16歳12歳~15歳12歳~16歳10歳~12歳13歳~16歳7歳~10歳
なりやすい病気膝蓋骨脱臼,緑内障,歯周病,皮膚炎,てんかん淡色被毛脱毛症,レッグ・カルベ・ペルテス病,パターン脱毛症膝蓋骨脱臼,水頭症,尿路結石症,気管虚脱,僧帽弁閉鎖不全症白内障,緑内障,水晶体脱臼,アレルギー性皮膚炎,耳介脱毛症軟口蓋過長症,眼疾患,膝蓋骨脱臼,流涙症,外耳炎水頭症,壊死性髄膜脳炎,短頭種気道症候群,洞不全症候群,間擦疹,レッグ・カルベ・ペルテス病,乾性角結膜炎チェリーアイ,角膜炎,膝蓋骨脱臼,気管虚脱,アトピー性皮膚炎ファンコーニ症候群,鼠径ヘルニア,臍ヘルニア,股関節形成不全門脈体循環シャント,膝蓋骨脱臼,レッグ・カルベ・ペルテス病,気管虚脱,尿路結石症膝蓋骨脱臼,流涙症,白内障,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),外耳炎皮膚病,外耳炎,椎間板ヘルニア,腫瘍,眼疾患,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),進行性網膜萎縮症(PRA)椎間板ヘルニア,胃拡張捻転症候群,アトピー性皮膚炎,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),拡張型心筋症,軟口蓋過長症皮膚病,胃腸炎,外耳炎,眼疾患,腫瘍胃拡張捻転症候群,股関節形成不全,拡張型心筋症,先天性心疾患,ウォブラー症候群
参考価格30万円前後30万円前後30万円前後20万円~30万円30万円~50万円30万円~40万円20万円~40万円20万円前後30万円~40万円30万円前後30万円前後20万円前後10万円~30万円15万円~40万円
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犬の寒さへの耐性は、個体差はもちろんのこと、被毛の種類(シングルコートかダブルコートか)、被毛の長さ、体脂肪の量、体格、原産地の気候などが影響します。

一般的な傾向に基づいての順位付けですが、これはあくまで一般的な目安であり、個々の犬の体質や健康状態によって最適な対策は異なります。

また、厳密な科学的データに基づいた順位は存在しないため、ここに提示するものは一般的な犬種の特性から判断したものです。

No.1 イタリアン・グレーハウンド

その名の通りイタリアを原産地とするイタリアン・グレーハウンドは、とても細身で短毛の犬種です。

小型犬ですが体の大きさに対して手足はとても細く、冬以外でも服を着て過ごすこともあるほどの寒がり。

体を小さくしていく過程において虚弱体質になっていったこともあり、決して丈夫な体というわけではありません。

寒さに弱いと言われている理由

極めて短く薄いシングルコートの被毛を持つため、断熱性がほとんどありません。

また、全体的に体脂肪が少なく筋肉質な体型をしているため、体内で熱を生成・保持する能力が低いです。

原産地がイタリアの地中海性気候の地域であり、寒さに適応していません。

内気でとても温厚な性格

知らない人への警戒心は強い

無駄吠えは少ない

とても高い運動能力を持つ

 その他情報

原産地 イタリア
犬種グループ 10G:視覚ハウンド
大きさ 小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,緑内障,歯周病,皮膚炎,てんかん
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 レッド,ブルー,ブラック,フォーン,イザベラ,シール

体高

男の子32cm~38cm
女の子32cm~38cm

体重

男の子5kg以下
女の子5kg以下

No.2 ミニチュア・ピンシャー

非常にエネルギッシュで走り回り、小型犬でありながら負けん気の強いミニチュア・ピンシャー。

大きな犬に対しても恐れず向かっていく強さを持っており、たまに攻撃性も見られる点には注意が必要です。

短毛種でありシングルコートでもあるうえに、ほとんど脂肪を持たない犬種であるため寒さに弱いです。

寒さに弱いと言われている理由

短く硬いシングルコートの被毛が特徴で、体温を保持する機能が弱いです。

小型犬であるため、体積に対する表面積の比率が大きく、体から熱が逃げやすい傾向があります。

自尊心が強く、気性も荒い

飼い主以外にはあまり懐かない

見知らぬ人や犬に吠えやすい

大型犬に近い運動能力と運動量

 その他情報

原産地 ドイツ
犬種グループ 2G:使役犬
大きさ 小型
平均寿命 12歳~16歳
なりやすい病気 淡色被毛脱毛症,レッグ・カルベ・ペルテス病,パターン脱毛症
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ディアー・レッド,レディッシュ・ブラウン,ダーク・レッド・ブラウン,ブラック&タン,チョコレート&タン

体高

男の子25cm~30cm
女の子25cm~30cm

体重

男の子4kg~6kg
女の子4kg~6kg

No.3 チワワ

日本でも大人気のチワワは、意外にもメキシコ出身ということで寒さに弱い犬種だと言われています。

性格は非常に明るく陽気なタイプですが、少し警戒心が強くたまに威嚇してしまうこともあるでしょう。

寒さに弱いため冬は服を着せてあげたり、同時に暑さにも弱いので夏場はエアコンでの室温管理が必要です。

寒さに弱いと言われている理由

世界最小クラスの超小型犬であり、体が非常に小さいため、熱を失いやすいです。

被毛は短毛と長毛タイプがありますが、どちらも体格が小さいため体温を効率的に維持するのが難しいです。

原産地はメキシコと暖かく、寒さに適応した体ではありません。

知性と独立心の両方を持つ

飼い主に対しては懐きやすい

見知らぬ人に吠えることもある

一般的な運動量と能力

 その他情報

原産地 メキシコ
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 超小型
平均寿命 14歳~20歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,水頭症,尿路結石症,気管虚脱,僧帽弁閉鎖不全症
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ホワイト,ブラック,レッド,ブルー,チョコレート,クリーム,ブラック&タン

体高

男の子15cm~25cm
女の子15cm~25cm

体重

男の子1.5kg~3kg
女の子1.5kg~3kg

No.4 ウィペット

ウィペットも非常に細い線の体で、筋肉質ではあるものの短毛で寒さに弱い犬種です。

スタミナが豊富なので日頃から十分な運動を必要とし、歩くだけでなく走ることも大好きというのが特徴。

お手入れはとても簡単な被毛をしていますが、その一方で寒さには非常に弱い点に注意が必要です。

寒さに弱いと言われている理由

イタリアン・グレーハウンドと同様に、短く薄いシングルコートの被毛を持ち、体脂肪も少ないため、断熱性が低いです。寒さ対策は必須となります。

忠実で優しい性格

家族には懐くが、警戒心もある

無駄に吠えることはない

運動能力が高い

 その他情報

原産地 イングランド
犬種グループ 10G:視覚ハウンド
大きさ 中型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 白内障,緑内障,水晶体脱臼,アレルギー性皮膚炎,耳介脱毛症
参考価格 20万円~30万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 スムースコート
毛色 ブラック,レッド,グレー,ブリンドル,ホワイト,フォーン

体高

男の子47cm~51cm
女の子44cm~47cm

体重

男の子13kg前後
女の子9kg前後

No.5 フレンチ・ブルドッグ

体に対して大きな頭と大きな耳を持ち、顔のしわなども特徴的なフランス出身のフレンチ・ブルドッグ。

愛嬌があり家族に対して愛情深く、誰に対してもフレンドリーに接することができる性格の持ち主です。

短頭種なので日本の夏の暑さはとても苦手ですし、被毛も短いために冬の寒さも苦手としています。

寒さに弱いと言われている理由

短く密な被毛ですが、短頭種であるため呼吸器系の疾患を抱えやすい傾向があり、体温調節が苦手な場合があります。

穏やかで思慮深い、安定した性格

主人との時間を大切にするほど懐く

気にしない性格なので無駄吠えは少ない

多すぎない、適度な運動量が適している

 その他情報

原産地 フランス
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 小型
平均寿命 10歳~14歳
なりやすい病気 軟口蓋過長症,眼疾患,膝蓋骨脱臼,流涙症,外耳炎
参考価格 30万円~50万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 フォーン,パイド,ブリンドル,クリーム,ブラック,フォーン&ホワイト,ホワイト&ブリンドル

体高

男の子27cm~35cm
女の子24cm~32cm

体重

男の子9kg~14kg
女の子8kg~13kg

No.6 パグ

しわくちゃな顔とずんぐりむっくりとした体型が人気で、ブサカワとして指示を誇るパグ。

見た目に反して非常に人懐っこい性格をしており、家族への依存度がほかの犬種よりやや高めです。

ダブルコートではありますが、毛が短く短頭種であるため、暑さにも寒さに弱い犬種です。

寒さに弱いと言われている理由

短く密な被毛で、体脂肪が多い犬種ですが、短頭種であることから体温調節が苦手な傾向があります。

特に呼吸器に持病があると、寒さによる負担が大きくなることがあります。

明るく陽気だが、とても落ち着いた性格

人との時間は大切だが、マイペースな面も

警戒心が少なく、ほとんど吠えない

太りやすいため、適度な運動が必要

 その他情報

原産地 中国
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 水頭症,壊死性髄膜脳炎,短頭種気道症候群,洞不全症候群,間擦疹,レッグ・カルベ・ペルテス病,乾性角結膜炎
参考価格 30万円~40万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 シルバー,アプリコット,フォーン,ブラック

体高

男の子25cm~28cm
女の子25cm~28cm

体重

男の子6.3kg~8.1kg
女の子6.3kg~8.1kg

No.7 ボストン・テリア

ブルドッグに近い系統の顔をしていますが、ブルドッグに加えてテリア種をかけあわせて作出された犬種です。

誰に対しても社交的に接することができる一方で、飼い主さんに対する依存度も高い点には注意が必要。

ボストン・テリアについても短毛で短頭種であることから、寒さにも暑さにも弱いと言われています。

寒さに弱いと言われている理由

短い被毛を持ち、体格も小型から中型であるため、寒さに対する耐性が低いです。短頭種であることも寒さに弱い理由のひとつとなります。

とても賢く、快活な性格

非常に懐きやすい

ほとんど吠えることはない

運動はあまり好まない

 その他情報

原産地 アメリカ合衆国
犬種グループ 3G:テリア
大きさ 小型
平均寿命 13歳~15歳
なりやすい病気 チェリーアイ,角膜炎,膝蓋骨脱臼,気管虚脱,アトピー性皮膚炎
参考価格 20万円~40万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ブリンドル,シールブラック,ブラック

体高

男の子23cm~38cm
女の子23cm~38cm

体重

男の子6.8kg未満~11.35kg
女の子6.8kg未満~11.35kg

No.8 バセンジー

アフリカのコンゴ出身のバセンジーは、どちらかと言えば猫のような性格をしている犬種です。

家族に対しては愛情深く寄り添うことができる一方で、観察して適度な距離感を保つことも多いです。

とても暑い地域の出身であることから、冬場には徹底した室温管理と散歩時の注意が必要になります。

寒さに弱いと言われている理由

短く滑らかなシングルコートの被毛を持ち、原産地がアフリカのコンゴ盆地という温暖な地域であるため、寒さに対する適応能力が非常に低いです。

とても賢く、独立心が強い

用心深く、他人には懐きづらい

ほとんど吠えることはない

身体能力が高く、運動を好む

 その他情報

原産地 コンゴ共和国
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 中型
平均寿命 12歳前後
なりやすい病気 ファンコーニ症候群,鼠径ヘルニア,臍ヘルニア,股関節形成不全
参考価格 20万円前後
       

被毛

抜け毛 平均的
毛質 スムースコート
毛色 ブラック,タン&ホワイト,ブリンドル,ピュア・ブラック&ホワイト,レッド&ホワイト,ブラック&タン&ホワイト

体高

男の子43cm
女の子40cm

体重

男の子11kg
女の子9.5kg

No.9 ヨークシャー・テリア

テリア種の中でもしっかりとテリア気質を持っているヨークシャー・テリアは、負けん気が強い一方で超小型犬サイズです。

飼い主さんへの信頼感が強いため、甘えん坊な面も見せることがあり、力強さと可愛らしさの両方がみられるでしょう。

被毛がとても細いシルキーコートでシングルコートでもあるため、冬の寒さには弱い犬種です。

寒さに弱いと言われている理由

長く美しいシングルコートの被毛を持つ超小型犬ですが、アンダーコート(下毛)がないため、断熱性は限定的です。

被毛が長いため一見暖かそうに見えますが、冷たい風や湿気には弱いです。

用心深さと勇敢さを持つ

少しずつ懐いていくタイプ

警戒心から吠えやすい

活発だが運動量は多くない

 その他情報

原産地 イギリス,イングランド
犬種グループ 3G:テリア
大きさ 超小型
平均寿命 13歳~16歳
なりやすい病気 門脈体循環シャント,膝蓋骨脱臼,レッグ・カルベ・ペルテス病,気管虚脱,尿路結石症
参考価格 30万円~40万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ブラック&タン,スチールブルー,ゴールド,シルバー,ブラック&ゴールド,ブルー&タン,ブルー&ゴールド,ダークスチールブルー&タン

体高

男の子15cm~23cm
女の子15cm~23cm

体重

男の子2kg~3kg
女の子2kg~3kg

No.10 トイ・プードル

大人気犬種で知らない人はいないであろうトイ・プードルは、日本で長年トップの人気を誇る犬種です。

運動能力が高く賢い犬種であり、必要以上に手間のかからない子が多いことからも人気になり続けています。

被毛がシングルコートでくるくるとしていることから密度もなく、特に寒さには弱いと言われています。

寒さに弱いと言われている理由

シングルコートで、くるくるとした巻き毛が特徴です。アンダーコートがないため、断熱性があまり高くありません。

また、体が小さいため、寒さの影響を受けやすいです。被毛が濡れると体温を奪われやすいため、雪の日などは特に注意が必要です。

好奇心が強く、非常に賢い

他人や犬に対しても懐く

臆病な面もあるため吠えやすい

とにかく体を動かすのが大好き

 その他情報

原産地 ドイツ,フランス
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 超小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,流涙症,白内障,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),外耳炎
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ブラック,ホワイト,シルバー,グレー,アプリコット,ブラウン,ブルー,カフェ・オ・レ,クリーム

体高

男の子24cm~28cm
女の子24cm~28cm

体重

男の子3kg~4kg
女の子3kg~4kg

No.11 ミニチュア・ダックスフンド

胴長短足で飼いやすい犬種としても知られており、人気の高いミニチュア・ダックスフンド。

体長が体高に対して2倍ほどと特殊な体型をしており、ミニチュアだけでなくより体の小さいカニーンヘンや反対に体の大きいスタンダードなども存在しています。

ダブルコートで3種類の毛質があり、ロングコートやワイヤーコートの子の場合は寒さに強いですが、スムースコートの子は被毛が短いため、寒さに弱いです。

寒さに弱いと言われている理由

短毛、ロング、ワイヤーと3種類の被毛タイプがありますが、いずれも胴長短足で体が地面に近いため、冷たい地面や空気の影響を受けやすいです。特に短毛種は被毛が薄く、寒さに弱いです。

好奇心旺盛でいたずら好き

人懐っこく甘えたがり

頑固で警戒心が強く、吠えることも多い

頭と体の両方を動かすことが好き

 その他情報

原産地 ドイツ
犬種グループ 4G:ダックスフンド
大きさ 小型
平均寿命 12歳~16歳
なりやすい病気 皮膚病,外耳炎,椎間板ヘルニア,腫瘍,眼疾患,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),進行性網膜萎縮症(PRA)
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 レッド,イエロー,シルバー,ゴールド,ブラック&タン,チョコレート&タン,ブラック&イエロー,チョコレート&イエロー

体高

男の子21cm~24cm
女の子21cm~24cm

体重

男の子3.5kg~4.8kg
女の子3.5kg~4.8kg

No.12 ボクサー

ドイツ出身のボクサーは犬種名としては非常に珍しいですが、明るく優しい性格の持ち主です。

見知らぬ人に対しては警戒心を持つものの、信頼関係を構築することで従順かつ優秀な愛犬となってくれます。

ややマズルが短く短頭種に近いだけでなく短毛種でもあるため、夏の暑さと冬の寒さにも弱い点に注意が必要です。

寒さに弱いと言われている理由

短く密な被毛のシングルコートで、筋肉質な体型ですが体脂肪が少ない傾向があります。

大型犬であるため体温は保ちやすいですが、被毛による断熱性が低いため、極端な寒さには弱いです。

勇敢で忍耐強い

家族のみ懐きやすい

警戒心が強く、吠えやすい

運動量がとても豊富

 その他情報

原産地 ドイツ
犬種グループ 2G:使役犬
大きさ 中型
平均寿命 10歳~12歳
なりやすい病気 椎間板ヘルニア,胃拡張捻転症候群,アトピー性皮膚炎,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),拡張型心筋症,軟口蓋過長症
参考価格 20万円前後
       

被毛

抜け毛 平均的
毛質 シングルコート
毛色 フォーン,ブリンドル

体高

男の子57cm~63cm
女の子53cm~59cm

体重

男の子30kg前後
女の子25kg前後

No.13 パピヨン

羽ばたく蝶のように大きな耳が印象的で、愛玩犬としての人気も高いパピヨン。

穏やかな性格をしており家族への愛情も深い犬種で、状況判断が得意な賢い犬種でもあります。

暑さに強いわけではありませんが、シングルコートでもあるため特に寒さには注意が必要とされています。

寒さに弱いと言われている理由

非常に特徴的な耳の飾り毛が印象的な小型犬で、長く美しいシングルコートの被毛を持ちます。

アンダーコートはほとんどないため、見た目ほど寒さに強いわけではありません。体も小さいため、寒さには注意が必要です。

明るく活発、遊ぶことが大好き

主人や家族に対して愛情深い

多いが知能指数は高く、しつけで軽減可能

お散歩や運動をすることが好き

 その他情報

原産地 フランス
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 小型
平均寿命 13歳~16歳
なりやすい病気 皮膚病,胃腸炎,外耳炎,眼疾患,腫瘍
参考価格 10万円~30万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ホワイト&ブラック,ホワイト&ブラウン,ホワイト&セーブル,セーブル,トライカラー

体高

男の子28cm以下
女の子28cm以下

体重

男の子1.5kg~4.5kg
女の子1.5kg~5kg

No14 グレート・デーン

グレート・デーンはとても性格が穏やかで、飼い主さんに従順なのでしつけもしやすい犬種です。

ほかの犬とも仲良くできるほどには社交的であり、体が大きいので力は強いですが小型犬とも仲良くできます。

ただ、寒さだけでなく暑さにも弱いタイプなので、冬も夏も注意して室温の管理が必要になります。

寒さに弱いと言われている理由

非常に大きな体を持つ短毛のシングルコート犬種です。

体が大きい分、体温を保持する能力は高いですが、体脂肪が少ない個体が多く、被毛による断熱性も低いため、寒冷地での屋外飼育や、極端な寒さには向きません。

大型犬だからといって寒さに強いわけではない典型的な例です。

穏やかで忠誠心が高い

非常に懐きやすい

ほとんど吠えることはない

スタミナが豊富で、十分な運動が必要

 その他情報

原産地 ドイツ
犬種グループ 2G:使役犬
大きさ 大型
平均寿命 7歳~10歳
なりやすい病気 胃拡張捻転症候群,股関節形成不全,拡張型心筋症,先天性心疾患,ウォブラー症候群
参考価格 15万円~40万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 シングルコート
毛色 フォーン&ブリンドル,ハールクイン&ブラック,ブルー,ブラック,ブリンドル,フォーン

体高

男の子80cm以上
女の子72cm以上

体重

男の子50kg~82kg
女の子50kg~82kg

寒さに弱い犬種と適切に暮らす方法

特に寒さに弱い犬種と一緒に暮らしていくならば、愛犬の体調管理を徹底しなければいけません。

暑がりな人だと少し大変かもしれませんが、愛犬が体調を崩すことのないように次のポイントに注意しましょう。

寒がっているサインを見逃さない

犬や猫の低体温時の症状

寒いと震えるのは人も犬も同じことなので、もし室内でも震えているようであれば寒がっているということがわかります。

また、暖かい時期と比べ、常に体を丸めて寝ている場合も寒がっているサインのひとつのため、体を横にしリラックスして寝れる環境をつくってあげましょう。

室温をしっかりと上げて環境を整えても、震えが止まらなかったり体を丸めて眠るようであれば、別の原因も考えられます。

食欲やトイレの回数など、普段の生活に異変があれば動物病院へ行くなどの対応が必要になるでしょう。

室温を最低20℃以上に保つ

犬が快適に過ごせる室温は20℃~28℃の間だと言われており、暖かすぎても寒すぎても適していません。

そのため冬でも最低20℃は保つようにし、あとは愛犬の体調を確認しながら調整していくと良いでしょう。

夏場はクーラーをかけすぎないこと、そして冬場は寒くなりすぎないように22℃~24℃あたりを目安にすると良いです。

乾燥する時期である冬にエアコンなどで室温を維持していると、湿度が低くなりがちです。

湿度が低すぎると風邪の原因にもなりますので、最低でも40%、できれば50~60%を維持できるようにしてあげましょう。

服を着させてあげる

一日中、服を着せ続けると皮膚や被毛にこすれて肌が荒れることもあるため、適宜使うというのが理想的。

特に散歩や外出時には、服を着させてあげることで寒さを感じづらくなります。

多少走るなどすれば体温も上がるようにはなりますが、風邪をひかないように服も用意してあげるとよいでしょう。

直接的な暖房器具を使う

エアコンを使うことで室温を維持することはできますが、上げすぎると暑く感じたり空気が乾燥するようになります。

そのためエアコンは室温全体を管理するのにとどめて、愛犬用の暖房器具を用意してあげるとバランスが取れるようになるでしょう。

特に冬場は乾燥しやすいため、エアコンを使用していると加湿器を使っても湿度が低くなりがちです。

湿度が低くなってしまうと風邪をひきやすくなるため、室内が乾燥しにくいヒーターやホットカーペットなどの暖房器具を使うのもおすすめです。

また、お留守番中のペットヒーターなどの暖房器具の長時間の使用は、脱水症状になることもあるため、水分補給がしっかりとれるようにしておきましょう。

外出時は日中の日が出ているうちに

日本でも冬の寒さはかなり厳しいので、できれば散歩は日中の日が出ているうちに済ませてあげたいところ。

とはいえ冬場は日の出ている時間帯が短いため、前述のように服を着させてあげたり風がなるべく通らないような場所を選ぶとよいです。

散歩中にはランニングを取り入れてあげるなど、工夫をすることで寒さ対策ができるようになりますよ。

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