マスティフという名を持つ犬種は複数存在しますが、「マスティフ」とだけの名である犬種をご紹介します。
紀元前700年頃にはすでにその絵が描かれており、狩りをするために活躍していた犬種です。
現在ではその役割も変わり、一部では家庭犬としても人気ですが、日本ではあまり見かけません。
そんなマスティフという犬種について、主な特徴や性格部分を中心にご紹介していきます。
この記事の結論
- マスティフはとても長い歴史を持ち、当時は闘犬として活躍していた
- 見た目とは違って非常に温厚で、筋肉質な上にとても力強い
- 攻撃性はかなり改善されてきており、友好的な個体が多くなってきている
- イギリス原産の犬種ではあるものの、現在では絶滅に近い個体となっている
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マスティフの特徴

イギリス原産のマスティフは、非常に古い歴史を持つ犬種で、番犬や闘犬として活躍していました。
野生の馬やライオンを狩りする目的でも活躍してきており、攻撃性の高い個体が多かった犬種です。
どの犬種でもこういった攻撃性は少しずつ減少してきていますが、マスティフでも同様。
見た目とは裏腹に、現在では攻撃性がかなり減っており、家庭犬としても迎えられるようになっています。
「マスティフ」とだけ呼ばれることもあれば、「イングリッシュ・マスティフ」「オールド・イングリッシュ・マスティフ」とも呼ばれています。
忠誠心が強く、知能が高い
家族には従順で、番犬向き
本能的に無駄吠えしやすい
適度な運動を必要とする
その他情報
原産地 | イギリス |
犬種グループ | 2G:使役犬 |
大きさ | 大型 |
平均寿命 | 9歳~11歳 |
なりやすい病気 | 股関節形成不全,胃拡張捻転症候群,眼瞼内反症,眼瞼外反症,外耳炎 |
参考価格 | 30万円~50万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | アプリコット・フォーン,シルバー・フォーン,フォーン,ダーク・フォーン・ブリンドル |
マスティフの身体的特徴
非常にゴツゴツとした体型をしており、どの角度から見ても正方形に近いような体躯をしています。
しわがあるため太っているようにも見えるかもしれませんが、実際にはとても筋肉質です。
耳は垂れ耳でしっぽはやや短め、手足の細さに対して体がとてもがっしりとしています。
マスティフのサイズ(体高・体重)
体高 | 男の子:75cm~ 女の子:70cm~ |
体重 | 75kg~ |
マスティフの体高は最低でも70cm以上で、体重は75kgから100kg程度が一般的です。
体高は超大型犬と言えるサイズ感であるものの、体重が大柄な人間と変わらない点には注意が必要。
仮に子どもにでも乗っかってしまうと、危険な状態になる可能性のある犬種です。
マスティフの毛色・被毛
マスティフの毛色は3種類ほどが基本となっており、フォーンとブリンドルとアプリコットです。
これらの毛色を基本とし、いくつかのパターンがあります。
- アプリコット・フォーン
- シルバー・フォーン
- フォーン
- ダーク・フォーン・ブリンドル
マズルや耳、目の周りなどはブラックとなっているのもマスティフの特徴と言えるでしょう。
マスティフの運動能力
十分な運動が必要な犬種である一方で、激しい運動は必要ありません。
特に体が大きすぎるため、激しい運動を繰り返してしまうと体に必要以上の負荷がかかってしまいます。
子犬の頃は特に元気で運動好きですが、成犬になると運動量が少し減ってくるでしょう。
マスティフの平均寿命
マスティフの平均寿命は大体9歳~11歳と、平均して10歳程度の寿命とされています。
超大型犬なので犬種サイズ平均で見ても長くはなく、一緒にいられる期間を大事にしなければいけません。
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マスティフの注意したい病気
股関節形成不全 | 骨格形成期において骨が変形したり関節が緩むことから、股関節が異常形成される |
胃拡張捻転症候群 | 飲み込んだ空気やガスが胃の中に溜まり、悪化することで胃がねじれてしまう |
眼瞼内反症 | 生まれながら、あるいは他の原因によりまぶたが内側に巻き込まれてしまう |
眼瞼外反症 | 主に先天的に、まぶたが外側にめくれている状態 |
外耳炎 | 耳の穴から鼓膜にかけての外耳道に炎症が起こる |
遺伝性のものよりも、生活していくうえで注意しなければいけない病気がいくつかあります。
いずれも大型犬によく見られる股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)や、胃拡張捻転症候群(いかくちょうねんてんしょうこうぐん)です。
股関節、肘関節には激しい運動によって負荷がかかるため、適度な強度と運動量がちょうどよいです。
また、目の病気である眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)や眼瞼外反症(がんけんがいはんしょう)にもなりやすいです。
主な死亡原因はガンだと言われているため、定期的な健康診断を忘れないようにしましょう。
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マスティフの見分け方
同じマスティフの名を持つ犬種とは似ている面も大きいですが、マスティフほどに大きい犬種はなかなかいません。
チベタン・マスティフとは被毛量や長さが異なりますし、ボルドー・マスティフやブル・マスティフとはサイズが異なります。
世界でもっとも重い犬種として記録されており、343ポンド(155kg)がギネスブックに登録されています。
マスティフの登録頭数
日本における犬種別犬籍登録頭数では、実は毎年のように登録されています。
とは言ってもやはりとても希少な犬種であるため、数匹から数十匹程度の登録しか見られていません。
マスティフの性格・習性

マスティフは見た目の印象と少し異なる犬種なので、これを知っておくだけで全く違った魅力が見えてきます。
主に2つほどありますが、とても可愛らしく家庭犬としてもお迎えできてしまう犬種です。
穏やかでとても落ち着いている
子犬の頃はまだ少し活発な時期があるものの、成犬になるにつれて徐々に大人しくなっていきます。
場合によっては少しよそよそしく感じることもあるほど、基本的にはとても穏やかでおとなしい犬種です。
優しい巨人と呼ばれるように、優しく穏やかで攻撃性の少ない犬種になっています。
飼い主さんに対して愛情深く従順
闘犬としても活躍していたマスティフですが、現在では飼い主さんに対して従順になっています。
家族に対しても愛情深く接することができて、とても優しい心の持ち主であることがわかるはずです。
ただ、今でも番犬として非常に優秀な犬種とされており、単に優しいだけということもありません。
マスティフの誕生の歴史

マスティフの祖先犬とされているのがチベタン・マスティフで、紀元前700年頃にはすでに描かれていたという記録があります。
イギリス原産で人間と共に2000年以上を生きてきているので、番犬や闘犬として幅広く活躍していました。
ローマの政治家でもあるジュリアス・シーザーがイングランド遠征時に持ち帰ったと言われており、闘犬として活躍。
軍用犬としても活躍していましたが、闘技が禁止されると徐々に個体数も減少していきます。
これと同時に攻撃性が少しずつ減少するよう改良されていき、100年ほど前には現在の姿形となっています。
マスティフを飼うのに向いている人の特徴

とても優しい心の持ち主ではあるのですが、簡単にお迎えができる犬種ではありません。
向いている人もいれば、向いていないと言える人もいますので、特徴を確認してみましょう。
広めの生活スペースを用意できる人
マスティフは超大型犬なので外飼いを検討する方もいるかもしれませんがケガや病気、感染症のリスクを減らすためにも室内飼いが基本です。
ただとても体が大きいので、狭いスペースで生活させてしまうとストレスがたまってしまいます。
愛犬がストレスなくゆったりと過ごせるように、広めの生活スペースを用意できる人が飼うのに向いています。
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超大型犬を制御できるだけの力と体力がある人
マスティフは大型犬どころのサイズ感ではなく、超大型犬と言えるサイズ感の犬種です。
大型犬の中でも特筆して体のサイズが多く、それに伴って顎の力も非常に強いのが特徴的。
きちんとコントロールできれば安全ですが、飼い主さんが制御できないと思わぬトラブルに繋がる可能性もあります。
徹底したしつけができる人
マスティフをきちんと制御するためには、小さい頃からしっかりとしつけをしていかなければいけません。
これまでに犬を飼ったことがない人、しつけをした経験がない人にとっては、かなり難易度が高いと言えます。
家庭犬としては優秀であるものの、しつけの経験がない人はてこずってしまうでしょう。
マスティフの飼い方
マスティフをお迎えしたならば、気をつけておきたいのがお手入れの方法やしつけ面です。
かかりやすい病気は前述の通りですが、予防するために日頃のお手入れが特に重要です。
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一部地域では特定犬の扱いのため要注意
穏やかな性格のマスティフですが、日本の一部地域では『特定犬』に指定されており、地域によってルールが設けられているため飼育方法には注意が必要です。
また、超大型犬のため、公共施設やペットサロンなどでも利用制限や条件が他の犬種とは異なります。
お迎え前には必ず、住んでいる地域や利用したいサービスなどのルールをしっかりと確認しておきましょう。
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穏やかだが、超大型犬であることを忘れない
マスティフは穏やかでおとなしくはあるものの、あくまでも超大型犬と言えるサイズ感です。
どれだけしっかりとトレーニングをしていても、小さい頃から一緒に生活をしていても、超大型犬であることを忘れてはいけません。
ふとしたタイミングでスイッチが入ってしまう可能性もありますし、攻撃性が全くないわけでもありません。
飼い主さんがきちんとコントロールし、トラブルや咬傷事故に繋がらないよう管理する必要があるのです。
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子犬の頃から徹底したしつけを行う

マスティフをきちんとコントロールするためには、子犬の頃からしっかりしつけをしていくことが大事です。
成犬になってからではなかなか難しいものの、子犬の頃から行っておけばスムーズに学習してくれやすいです。
学習能力が低いわけではありませんので、適切なしつけ手順とやり方であれば時間は多くかかりません。
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激しい運動ではなく、適度な散歩を行う
体がとても大きいため、激しい運動をしてしまうと股関節や肘関節に大きな負荷がかかってしまいます。
そのため日常の散歩は徒歩を基本として、時間をしっかりと確保してあげる方がおすすめです。
走る必要はありませんので、1回あたり1時間程度を目標として1日2回をこなしてあげてください。
最低でも1回あたり30分程度の散歩は必要で、不足しすぎるとストレスに感じます。
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夏の暑さに弱いため、熱中症に注意する

実は暑いのが苦手なマスティフは、寒い季節や少し涼しいぐらいの時期を好みます。
被毛は短いのですが、夏の暑さはかなり苦手なので熱中症になるリスクもあります。
特に普段からよだれを垂らしやすい犬種でもあるため、暑さによるものかどうかの判断が難しくなります。
室内飼いは基本ではあるものの、室温や湿度の管理も非常に大切だと言えます。
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食事はドカ食いを防ぐための工夫が必要
成犬のマスティフになると、1日に食べる量がとても多くなってきますが、一度に一気に与えるのは危険です。
胃拡張捻転症候群の原因は、早食いやドカ食い、食事後すぐの運動などと言われています。
食器は早食いを防げるような早食い防止のものにし、食事量も少しずつ与えるのがおすすめ。
場合によっては1日2回ではなく、複数回にまでわけてコントロールすると良いでしょう。
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よだれが出やすく、皮膚のしわの汚れも溜まりやすい
マスティフの被毛は短いので、ブラッシングは週に2~3回程度で問題ありません。
ですが、普段からよだれが出やすく、皮膚にはしわがあるので汚れが溜まりやすいです。
汚れに気づいたらすぐにペット用ウェットシートを使い、汚れをサッと拭き取ってあげましょう。
特に顔や首の周りは汚れが溜まるため、皮膚病にならないよう管理してあげてください。
マスティフにおすすめのドッグフード・アイテム
アカナ(ACANA) アダルトラージブリードレシピ
大型犬によくありがちな肥満に加えて、関節の障害に配慮されているアカナのアダルトラージブリードレシピ。
圧倒的な肉量が使われており、カナダ産で新鮮なままの鶏肉や生ヘイクが使われています。
十分な動物性タンパク質というだけでなく、肥満対策として脂肪や炭水化物は控えめに調整されたレシピです。
対象年齢 | 1歳以上 |
---|---|
内容量 | 11.4kg |
原産国 | カナダ |
主原料 | 新鮮鶏肉、鶏肉ミール、七面鳥肉ミール |
その他原材料 | 赤レンズ豆、丸ごとグリンピース、そら豆、新鮮鶏臓器(レバー、ハツ、腎臓)、ニシンミール、新鮮全卵、新鮮丸ごとカレイ、ニシン油、鶏脂肪、日干しアルファルファ、緑レンズ豆、丸ごとイエローピース、エンドウ豆繊維、新鮮鶏軟骨、乾燥ブラウンケルプ、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮丸ごとパースニップ、新鮮ケール、新鮮ほうれん草、新鮮カラシ菜、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、新鮮レッドデリシャスリンゴ、新鮮バートレット梨、フリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー、新鮮丸ごとクランベリー、新鮮丸ごとブルーベリー、チコリー根、ターメリック、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ |
注意したい原材料 | なし |
安全性の高い添加物 | 亜鉛キレート |
注意したい添加物 | なし |
100gあたりのカロリー | 337.5kcal |
1日あたりの価格(体重5kgの場合) | 28円/125g |
定期販売 | Amazon定期便あり |
フード目的 | 総合栄養食 |
フードの種類 | ドライ |
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ユニ・チャーム デオクリーン からだふきシート
口周りのよだれやしわの汚れなどは、お家にある濡れタオルなどで拭いてあげて問題ありません。
ですがもし、皮脂汚れやニオイなどが気になるようなら、ペット用のウェットシートを使うのがおすすめです。
人間用ではなくペット用であれば、ノンアルコール・ノンパラベンなどであるものが多くなっています。
本体サイズ | - |
---|---|
本体重量 | - |
原産国 | - |
対象年齢 | - |
素材 | レーヨン系不織布 |
成分 | 水、(C12-14)パレス-9、乳酸、フェノキシエタノール、安息香酸Na、BGなど |
適合種 | 小型犬、各描種 |
内容量 | 28枚 |
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マスティフの価格
マスティフは現在のところ、お迎えできる経路がほとんどなく、また個体価格もやや高め。
お迎え方法にもよりますが、一般的に30万円~50万円程度の個体価格になると考えて良いでしょう。
ペットショップでお迎えできる可能性はほぼなく、専門のブリーダーを探すことになります。
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この記事の執筆者
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