犬種

スタッフォードシャー・ブル・テリアの特徴、性格、適切な飼い方は?

nademoコンテンツ内にはPRが含まれます。詳しくは「nademoの運営体制・コンテンツガイドライン」をご確認ください。
スタッフォードシャー・ブル・テリアの特徴、性格、適切な飼い方は?

スタッフォードシャー・ブル・テリアという犬種をご存知ですか?

この犬種は、一見すると力強く少し怖そうな印象を与えるかもしれません。

確かに、筋肉質な体つきと堂々とした立ち姿は威厳さえ感じさせます。

しかし、その外見とは裏腹にスタッフォードシャー・ブル・テリアは実に優しく、愛情深い性格の持ち主。

特に家族や子供たちに対しては、驚くほど寛容で親密な関係を築きます。

活発で遊ぶことが大好きな一方で、家族と静かに過ごす時間も大切にするという相反する特質のバランスが、多くの人々を魅了しています。

そんなスタッフォードシャー・ブル・テリアの魅力について、もっと詳しく解説していきます。

外見だけでは判断できない、この犬種の本当の魅力がわかるようになるでしょう。

この記事の結論

  • 筋肉質な体の力強い外見だが、、優しい性格を持つ魅力的な犬種
  • 運動能力が高く日頃から運動してあげることが必要
  • 闘犬としての歴史から攻撃的な性格も出ることがあるのでしっかりとしつけることが大事
  • 愛情深い犬種なのでほかの動物との共存は避け1頭飼いで愛情を注ぐことが望ましい

前田 みるく

担当執筆者

前田 みるく

ライター/愛玩動物飼養管理士2級、猫検定 初級・中級/ペット看護師/動物介護士

猫と暮らして40年。犬の飼育歴も20年と大の動物好き。現在も3匹のニャンズと1匹の柴ワンと幸せな毎日を過ごしています。

nademo編集部

担当執筆者

nademo編集部

編集部

nademo編集部が調査した愛犬・愛猫に関する情報をお届け。
愛犬・愛猫との新しい生活を応援する、大切な情報や豆知識をご紹介しています。

ドッグフードのおすすめ

nademoの公式LINEアカウントでは、大切なうちの子との生活に役立つ情報や、nademoの最新情報をお届け♪

プレゼント企画やお友だち限定企画も用意してありますので、友だち追加お待ちしております!

目次

スタッフォードシャー・ブル・テリアの特徴

スタッフォードシャー・ブル・テリアはイギリスが原産の中型犬です。

一見すると筋肉質な体の力強い外見ですが、優しい性格を持つ魅力的な犬種であり、この意外性が多くの人々を惹きつけています。

家族全員と元気に遊ぶことを何よりも楽しむ陽気な性格の持ち主。

また、飼い主の指示にはいつも素直に従う従順さもあわせ持っています。

優しく穏やかで無邪気

陽気で人懐っこい

興奮すると吠えやすい

筋肉質で非常に運動量が多い

 その他情報

原産国 イギリス
犬種グループ 3G:テリア
大きさ 中型
平均寿命 12歳~14歳
なりやすい病気 白内障,緑内障,肥満細胞腫,チェリーアイ,股関節形成不全,肘関節形成不全,膝蓋骨脱臼
参考価格 40万円前後
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 ショートコート
毛色 レッド,フォーン,ホワイト,ブラック,ブルー,ブリンドル,ブリンドル&ホワイト,フォーン&ブリンドル,ブラック&タン,レバー,ブルー&ホワイト,フォーン&ホワイト,レッド&ホワイト

体高

男の子35.5cm~40.5cm
女の子35.5cm~40.5cm

体重

男の子12.7kg~17kg
女の子11kg~15.4kg

スタッフォードシャー・ブル・テリアの身体的特徴

スタッフォードシャー・ブル・テリアの体はまるで小さなボディビルダーのように、筋肉質で骨格がしっかりとしています。

中型犬に分類されますが、その存在は大型犬に引けを取りません。

低い重心と安定感のある体つき、頭部は幅広く、力強い顎を支えるために発達しています。

力強い顎には驚異的な噛む力があり、この強靭な顎はかつての闘犬時代の名残とも言えるでしょう。

耳は半立ち、首は太く短め、足は骨太でしっかりと体を支えています。

被毛は短く硬めですが健康的な光沢を放っています。

スタッフォードシャー・ブル・テリアのサイズ(体高・体重)

体高35.5cm~40.5cm
体重男の子:12.7kg~17kg
女の子:11kg~15.4kg

スタッフォードシャー・ブル・テリアの体格はコンパクトながらも力強さを感じます。

体高は約35.5cm~40.5cmの範囲に収まり、一般的な中型犬のサイズとなっています。

体重に関しては、性別によって少し差があります。男の子は12.7kg~17kg、女の子は少し軽めの11kg~15.4kg程度です。

体型の特徴としては、体長が体高をわずかに上回る比率になっています。

バランスの取れたシルエットは胸部が十分に発達していて、ウエストからヒップにかけてのラインが美しく引き締まっています。

この引き締まり感がスタッフォードシャー・ブル・テリアの力強さと機敏さを表現しています。

スタッフォードシャー・ブル・テリアの毛色・被毛

スタッフォードシャー・ブル・テリアの被毛は毛色のバリエーションが豊富でさまざまな色合いが存在します。

人気の高い毛色には、鮮やかな赤褐色のレッド、淡い茶色のフォーン、純白のホワイト、漆黒のブラック、青みがかった灰色のブルーなどがあり、これらの色が単色で現れることもあれば、ホワイトと組み合わさって二色の美しいバイカラーを形成することもあります。

さらに、黒と他の色が混ざり合ったブリンドルという独特の模様も見られます。

被毛の質感は、スムースコートと呼ばれる滑らかで短い毛質が特徴で、抜け毛が少なく日常的なグルーミングも比較的簡単だと言えるでしょう。

スタッフォードシャー・ブル・テリアの運動能力

スタッフォードシャー・ブル・テリアは、その小柄な体格に反して、驚くべき運動能力を持つ犬種です。

豊富なスタミナと高いエネルギーレベルが特徴的で、適切な運動が欠かせません。

日々の運動は単なる趣味ではなく、身体的・精神的健康を維持するための必須事項と言えるでしょう。

十分な運動がないと、ストレスがたまり、問題行動につながる可能性があります。

スタッフォードシャー・ブル・テリアの平均寿命

スタッフォードシャー・ブル・テリアの平均寿命は、一般的に12歳~14歳といわれています。

中型犬の平均寿命は約13歳~14歳なので、平均的な寿命の長さといえます。

しかし、近年の医療の発達により平均寿命は伸びているので、お迎えする前にはその寿命をふまえた長期的な計画をたてるようにしましょう。

スタッフォードシャー・ブル・テリアの注意したい病気

白内障水晶体が白く濁ることで、視力の低下や失明を引き起こす
緑内障房水が増えることで眼圧が高くなり、視覚障害を引き起こす
肥満細胞腫体の中の肥満細胞が腫瘍化し、皮膚や皮下に見られる
チェリーアイ目頭側にある第三眼瞼腺が飛び出した状態
股関節形成不全骨が変形したり関節が緩み、股関節が異常形成される
肘関節形成不全発育不全によって肘関節が異常形成される
膝蓋骨脱臼膝部分の骨である膝蓋骨が脱臼する

スタッフォードシャー・ブル・テリアがかかりやすい病気には白内障や緑内障、チェリーアイといった眼の病気が代表的です。

他には、肥満細胞腫を含む悪性腫瘍のリスクも高いとされています。

また、関節や骨の病気もみられるので、上記の表で大まかな病気の概要を知っておくと、病気による異変に気づきやすくなります。

そして気になる症状が出る前に日頃から定期的な健康診断をし、早期発見できるようにしておきましょう。

スタッフォードシャー・ブル・テリアの見分け方

スタッフォードシャー・ブル・テリアを見分けるには、いくつかの特徴的な点があります。

似た犬種はいるものの、スタッフォードシャー・ブル・テリアの動きは軽快で力強く、活発な印象。

類似犬種との違いとしては、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアよりやや小型で頭部が丸みを帯びており、アメリカン・ピット・ブル・テリアよりも体高が低く、ずんぐりとした体つきをしています。

被毛は短く滑らかで、レッド、フォーン、ホワイト、ブラック、ブルーなど、さまざまな色があります。

スタッフォードシャー・ブル・テリアの登録頭数

スタッフォードシャー・ブル・テリアの登録頭数について、2023年の1月から12月までの期間、ジャパンケネルクラブ(JKC)に新たに登録されたこの犬種の頭数は35匹。

この数字は、その年に血統登録され、証明書が発行された犬の数を示しています。

これは日本全体の飼育頭数を直接反映するものではありませんが、犬の平均寿命を考慮すると過去10~15年の登録数を合計することでおおよその総数を推測できます。

参考:ジャパンケネルクラブ 犬種別犬籍登録頭数

スタッフォードシャー・ブル・テリアの性格・習性

スタッフォードシャー・ブル・テリアは、外見からは想像できない多面的な性格を持っています。

活発で運動を好み、毎日の適度な運動が欠かせません。

ただし、気候の変化に敏感なため、暑さや寒さが厳しい時期は室内での遊びを中心にするようにしましょう。

また、しつけと訓練は子犬の頃からしっかりとする必要があります。

飼い主には従順ですが個体差があるため、飼い主の一貫した態度と忍耐が求められます。

特に他の犬との接触時には注意が必要で、遊びが突然喧嘩に発展する可能性もあるため、呼び戻しの訓練は必須となります。

勇敢で忍耐力が強い

スタッフォードシャー・ブル・テリアは、その歴史から勇敢さと忍耐力を受け継いでいて、困難な状況にも屈せず強い精神力を発揮する傾向があります。

しかし、その勇敢さが時として過剰になり、他の動物に対して攻撃的になる可能性があるため、幼い頃からの社会化トレーニングが不可欠です。

「売られたケンカは買う」タイプの犬種であることを理解し、適切な対処法を学ぶことが大切でしょう。

飼い主さんや小さい子どもにも愛情深い

スタッフォードシャー・ブル・テリアは、家族に対して深い愛情を示す犬種として知られています。

特に子供たちとの相性が良く、イギリスでは「ナニードッグ」(子守り犬)と呼ばれるほどです。

飼い主に対しても非常に従順で、その愛情表現は時に感動的なほどです。

明るく人懐っこい性格で、家族との時間を何よりも大切にします。

温厚で穏やか

スタッフォードシャー・ブル・テリアは、その筋肉質な外見とは裏腹に、実は温厚で穏やかな性格の持ち主です。

普段は優しく、寛容な態度を示します。

しかし、テリア種特有の頑固さも併せ持ち、かつての闘犬としての歴史から、ひとたび興奮すると激しい一面を見せることもあります。

そのため、子犬の頃から一貫したしつけを行い落ち着いた行動を学ばせるようにしましょう。

スタッフォードシャー・ブル・テリアを飼うのに向いている人の特徴

スタッフォードシャー・ブル・テリアを飼うのに向いている人の特徴として、忍耐力や社交的な方。

ある程度、犬の飼育経験のある方がこの犬種の特性をうまく活かすことができるでしょう。

スタッフォードシャー・ブル・テリアをお迎えするにあたって、特に必要とされる特徴を2つあげてみました。

徹底したしつけを行える人

スタッフォードシャー・ブル・テリアは、しっかりとした訓練が必要な犬種です。

頑固で自己主張が強い性格を持つため、早い段階からの社会化トレーニングや基本的な指示の習得が不可欠です。

適切な行動を身につけさせるには、オーナーが冷静かつ一貫した態度で接し、忍耐強く指導することが求められます。

テリア犬種の特性を理解し、しっかりとしたしつけができる人が適しています。

ほかの犬や小動物を飼っていない人

スタッフォードシャー・ブル・テリアは、他の犬や小動物に対して強い反応を示すことがあり、そのために慎重な対応が必要です。

特に他のペットを家に迎える場合、適切な距離を保つ訓練が重要です。

そのため、スタッフォードシャー・ブル・テリアを単独で飼うことを検討している人に向いているといえます。

多頭飼いを避け、一匹のみを愛情をもって育てる環境が望ましいです。

スタッフォードシャー・ブル・テリアの価格

スタッフォードシャー・ブル・テリアの子犬を迎えるには、ペットショップやブリーダー、保護犬の譲渡など複数の選択肢があります。

ペットショップでの個体価格の目安は40万円前後です。ここからさらに上がることも多くあります。

価格は犬の血統、外見、毛色、大きさ、そして年齢などにより変動します。

ただし、スタッフォードシャー・ブル・テリアのお迎えに際しては、各自治体の飼育規制を確認することが重要です。

スタッフォードシャー・ブル・テリアの飼い方

スタッフォードシャー・ブル・テリアの飼い方についていくつかご紹介します。

スタッフォードシャー・ブル・テリアは短毛のため、寒さや冷たい床が苦手です。

特に冬季には厚手の毛布などを寝床に用意し、寒さから守る工夫をしましょう。

また、好奇心が強い犬種なので、危険な場所には頑丈な仕切りを設置して事故を防ぐ必要があります。

留守番時には、ケージに入れておくことをおすすめします。

賢いものの、子犬期からのしつけは重要

スタッフォードシャー・ブル・テリアは賢いですが、しっかりとしたしつけが必要です。

特に子犬のうちからトレーニングを行い、飼い主がしっかりとリーダーシップを発揮することで、穏やかでコントロールしやすい犬に育てることができます。

逆に徹底したしつけができていないままでは、後々のトラブルに発展する可能性が高くなります。

飼い主さんがケガをするかもしれませんし、散歩中にほかの犬とのトラブルや、道行く人との咬傷事故の危険性もあります。

1日2回、1回1時間程度の散歩が理想的

スタッフォードシャー・ブル・テリアは非常に活動的であり、エネルギーを発散させるために運動が必要です。

1日2回、各30分から1時間程度の散歩が理想で、ドッグランや広い庭で自由に走らせるようにしてあげましょう。

特に夏の暑さや冬の寒さに敏感なので、季節に応じて適切な対策をとってあげてください。

ほかの犬や小動物との共存は難しい

スタッフォードシャー・ブル・テリアは、他の犬や小動物との共存が難しいことがあります。

闘犬としての背景から、攻撃性が残っている場合もあるため、特に追いかけっこや取っ組み合いなどは避けるようにしましょう。

興奮した際には、飼い主さんがしっかりとコントロールできるように訓練しておくことが大切です。

遺伝性疾患が複数あることに理解する

スタッフォードシャー・ブル・テリアにはいくつかの遺伝性疾患が見られます。

特に「眼病」や「肥満細胞腫・悪性腫瘍」には注意が必要です。

これらの病気は早期発見と治療が重要であり、日常的な健康チェックが欠かせません。

また、股関節形成不全が見られる場合もあり、歩行の様子に異常がないか注意深く観察しましょう。

ブラッシングは週に1~2回程度のお手入れでOK

ブラッシング1週間に1回~2回程度
耳掃除2週間に1回程度
歯磨き毎日
お風呂1か月に1回程度
爪切り2週間に1回程度
肛門腺絞り1か月に1回程度

スタッフォードシャー・ブル・テリアの基本的なお手入れは他の犬種と同じように上記の一覧を目安に行いましょう。

また、この犬種は皮膚のシワに汚れが蓄積しやすい傾向があるため、定期的に拭き取るなどのケアもしてあげましょう。

こまめな手入れを行うことで、健康的で美しい被毛を維持することができます。

スタッフォードシャー・ブル・テリアにおすすめのドッグフード・アイテム

オリジン オリジナル

スタッフォードシャー・ブル・テリアに適したドッグフードとして、オリジンのオリジナルがおすすめです。

この製品は、犬の祖先であるオオカミの食生活を参考に開発され、主原料には自然環境で育った鶏肉や七面鳥、魚、卵などの良質な動物性タンパク質を使用しています。

原材料の3分の2が新鮮、または生の状態で調理されていることで栄養価が高く保たれ、犬の健康維持に貢献します。

さらに、肉だけでなく内臓や骨、軟骨も丸ごと使用されているので、バランスの取れた栄養素を提供できます。

フリーズドライのレバーも配合されており、タンパク質が豊富で自然な味わいを楽しめるでしょう。

対象年齢 全年齢
内容量 2kg
原産国 アメリカ
主原料 新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉、新鮮鶏内臓 (レバー、心臓)
その他原材料 生の丸ごとニシン、生の丸ごとヘイク、新鮮卵、生七面鳥レバー、ディハイドレート鶏肉、ディハイドレート七面鳥肉、ディハイドレートサバ、ディハイドレートイワシ、ディハイドレートニシン、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、丸ごとエンドウ豆、鶏脂肪、丸ごと緑レンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごと白インゲン豆、レンズ豆繊維、ポロック油、エンドウ豆スターチ、乾燥ケルプ、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮丸ごとズッキーニ、新鮮丸ごとニンジン、新鮮丸ごとリンゴ、新鮮丸ごと洋梨、乾燥チコリールート、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮ビートの葉、新鮮カブラ菜、丸ごとクランベリー、丸ごとブルーベリー、丸ごとサスカトゥーンベリー、ターメリック、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ
注意したい原材料 なし
安全性の高い添加物 酸化防止剤(トコフェロール)、亜鉛キレート、亜鉛、銅、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE
注意したい添加物 なし
100gあたりのカロリー 386kcal
1日あたりの価格(体重5kgの場合) 330円/75g
定期販売 Amazon定期便あり
フード目的 総合栄養食
フードの種類 ドライ

ユリウスケーナイン IDCパワーハーネス

出典 :https://www.amazon.co.jp/

スタッフォードシャー・ブル・テリアにおすすめの、ユリウスケーナインのIDCパワーハーネスは、新しいハンドル収納方式により、ハーネスの下を自由に空気が流れるデザインが特徴です。

ネオプレーンで覆われたハンドルは、固定モードでストラップが犬の背中から少し浮くため、通気性が向上し快適な装着感を提供します。

ハーネスは安全ロック機能を持ち、バックルをしっかりとカバーしているため、静かに使用できます。

さらに、滑り止め加工が施されたハンドルにより、愛犬をしっかりと確保できるだけでなく、特別なハンドルカバーがあるため、ハーネスが何かに引っかかるリスクも軽減されます。

面ファスナー部分は広くなっていて、「任務中」のバッジなどを取り付けることが可能。

このハーネスはスタッフォードシャー・ブル・テリアのような活発な犬種には特におすすめです。

首周り -
胸周り 3XS:29cm~36cm/2XS:33cm~45cm/XS:40cm~53cm/S:49cm~67cm/M:58cm~76cm/L:63cm~85cm/XL:71cm~96cm/2XL:82cm~115cm/3XL:96cm~138cm
胴回り -
素材 -
適合種 3XS:体重0.8kg~3kg/2XS:体重2kg~5kg/XS:体重4kg~7kg/S:体重7kg~15kg/M:体重14kg~25kg/L:体重23kg~30kg/XL:体重28kg~40kg/2XL:体重40kg~70kg/3XL:体重70kg~90kg
留め具 フックとループ
反射板
ハンドル ◯(オプション)
洗濯 手洗いのみ
成長段階 全年齢
長さ調整
構造 八の字型

スタッフォードシャー・ブル・テリアの誕生の歴史

スタッフォードシャー・ブル・テリアの起源は、17世紀のイギリスにさかのぼります。

当時、「牛いじめ」と呼ばれる残酷な見世物が流行していました。

この競技では犬が牛に挑み、最初に牛の鼻先に噛みつくことができた犬の飼い主に賞金が与えられます。

この過酷な競技に適した犬を作り出すため、ブルドッグをベースに、イングリッシュ・テリアやスムースフォックステリアなどのテリア種が交配されました。

その結果、強靭な顎と機敏な動きを持つ、小型ながら力強い犬種が誕生したのです。

1835年、動物愛護の観点から牛いじめが禁止されると闘犬が密かに行われるようになり、時代と共に闘犬への関心も薄れ、スタッフォードシャー・ブル・テリアは存続の危機に直面します。

幸いにも、この犬種の本来の性質を理解する愛好家たちが現れました。

彼らは、スタッフォードシャー・ブル・テリアが持つ従順さ、子供への優しさ、そしてネズミ駆除の能力に着目し、家庭犬としての改良を始めたのです。

努力の末、1935年にイギリスケネルクラブが公認犬種として認定し、初めてドッグショーに参加することができました。

以来、その明るく人懐っこい性格で、イギリスでは長年人気犬種の上位を維持しています。

スタッフォードシャー・ブル・テリアと繋がりのある犬種

ブルドッグ

ブルドッグは、スタッフォードシャー・ブル・テリアの主要な祖先の一種です。

イギリス原産のこの犬種は、中世から存在し、元々は牛の制御に使用されていました。

その強靭な体つきと強力な顎が特徴的で、後に闘犬として利用されるようになります。

現代のブルドッグは、平たい顔、しわの多い皮膚、がっしりとした体型という独特の容貌で知られています。

スタッフォードシャー・ブル・テリアは、このブルドッグの力強さと忠誠心を受け継ぎつつ、テリアの機敏さも併せ持つ犬種として進化しました。

ブルドッグの歴史は人間と犬の関係性の変化を如実に反映しており、それがスタッフォードシャー・ブル・テリアの発展にも大きな影響を与えたと言えるでしょう。

優しく大人しい性格

知らない人にも懐くほど

吠えることはほぼない

適度なお散歩で十分

 その他情報

原産国 イギリス
犬種グループ 2G:使役犬
大きさ 中型
平均寿命 8歳~10歳
なりやすい病気 皮膚炎,チェリーアイ,突顎,閉塞性気道,短頭種気道症候群,尿路結石症
参考価格 30万円~50万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 スマット,ブリンドル,レッド,フォーン,ファロー,ホワイト,パイド

体高

男の子30cm~41cm
女の子30cm~41cm

体重

男の子25kg
女の子23kg

スムース・フォックス・テリア

スムース・フォックス・テリアは、スタッフォードジャー・ブル・テリアの祖先の一種として知られる古い犬種です。

性格は注意深く機敏で、常に周囲の変化に敏感。友好的かつ積極的な性質を持ち、恐れを知らない勇敢さも特徴的です。

全体的な外見は活発で生き生きとしており、小さな体に適度な骨量と力強さを持っています。

脚の長さはバランスが取れており、背中が短く体つきがしっかりとした猟犬の姿をしています。

広い活動範囲をこなせる体格を持つのが特徴です。

このような特徴を持つスムース・フォックス・テリアは、スタッフォードジャー・ブル・テリアの開発に重要な役割を果たしたと考えられています。

その勇敢さと機敏さは、現代のスタッフォードシャー・ブル・テリアにも受け継がれているのかもしれません。

陽気で明るい

家族には懐くが、警戒心もある

警戒心から吠えることがある

運動能力が高く、必要な運動量も多い

 その他情報

原産国 イギリス
犬種グループ 3G:テリア
大きさ 小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 二重睫毛,白内障,膝蓋骨脱臼,皮膚炎
参考価格 20万円~30万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 スムースコート
毛色 ホワイト,ホワイト&タン,ホワイト&ブラック

体高

男の子39cm前後
女の子39cm前後

体重

男の子7.3kg~8.2kg
女の子6.8kg~7.7kg

ブル・テリア

ブル・テリアは、19世紀初頭のイギリスで闘犬として開発された犬種です。

ブルドッグとテリア、特にスタッフォードシャー・ブル・テリアや絶滅した白いイングリッシュ・テリアの血も引いています。

この犬種は勇敢で強い顎を持ち、忠誠心が強いのが特徴。

ただし、他の犬との関係に注意が必要で、適切な運動としつけが欠かせません。

被毛は短くて密集しており、ホワイト、ブリンドル、レッド、フォーンなど多様な色があります。

陽気で遊び好きな性格

忠誠心が強くしつけやすい

吠えやすい

活動的で多くの運動量が必要

 その他情報

原産国 イギリス
犬種グループ 3G:テリア
大きさ 大型
平均寿命 10歳~14歳
なりやすい病気 水晶体脱臼,皮膚病,膝蓋骨脱臼,聴覚障害
参考価格 20万円~30万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ホワイト,レッド,ブラック,ブリンドル,トライカラー

体高

男の子53cm~56cm
女の子53cm~56cm

体重

男の子24kg~28kg
女の子24kg~28kg

ホワイト・イングリッシュ・テリア

ホワイト・イングリッシュ・テリアは、15~16世紀頃にイギリスで誕生した犬種です。

ブラック・アンド・タン・テリアの白変種から作出されたと言われています。

当初はネズミ捕りや闘犬として活躍しましたが、純白の美しい毛色が注目され、やがてショードッグとしての人気を博しました。

約100年にわたり、主要なドッグショーには欠かせない存在となったのです。

しかし、需要の増加に伴う乱繁殖により、遺伝的な問題が顕在化しました。

特に青い目と難聴の個体が多く生まれるようになり、人気が低下。1927年には絶滅してしまいました。

一方で、この犬種の血はブルテリアの作出に活用されており、その遺伝子は形を変えて現代に受け継がれています。

この記事の執筆者

前田 みるく

執筆者情報

前田 みるく

ライター/愛玩動物飼養管理士2級、猫検定 初級・中級/ペット看護師/動物介護士

猫と暮らして40年。犬の飼育歴も20年と大の動物好き。現在も3匹のニャンズと1匹の柴ワンと幸せな毎日を過ごしています。
すべての飼い主様と愛犬、愛猫が幸せに暮らしていけるようになるのが私の願い。
少しでもお役に立てるように自身でも猫の留守番や介護についてのブログを運営しています。

nademo編集部

執筆者情報

nademo編集部

編集部

新しい家族を迎えるペットファミリーにとって、欲しい情報をnademo編集部がお届けします。
「いつまでも どこまでも」必要な情報を理解するだけではなく、心もお腹も満たされるような日々のために。
&nademo(アンドナデモ)のコンセプトをもとに、飼い主さんとペットが安堵できる時間を演出します。

ドッグフードのおすすめ


※ 当コンテンツで紹介する商品は、実際に社内で利用した経験と、ECサイトにおける売れ筋商品・口コミ・商品情報等を基にして、nademo編集部が独自にまとめています。
※ 本記事はnademoが独自に制作しており、メーカー等から商品提供を受けることもありますが、記事内容や紹介する商品の意思決定には一切関与していません。
※ 記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がnademoに還元されることがあります。
※ 監修者は掲載情報についての監修のみを行っており、掲載している商品の選定はnademo編集部で行っております。
※ 掲載している商品の順番に意図はなく、掲載の順番によってランク付けしているものではありません。

-犬種
-,