スノーシューという猫種を聞いたことがある人はとても少ないでしょうが、非常に魅力たっぷりの猫種です。
スノーシューは英語でSnow Shoeと表記され、足が雪のように白いことから名付けられました。
また、顔に逆V字形の白い模様があります。シャムとアメリカンショートヘアのかけあわせで産まれた猫種ですが、めったに見かけません。
賢くて愛情深く、家族にべったりで、活発。そんな魅力あふれるめずらしい猫、スノーシューについてこの記事ではご紹介します。
この記事の結論
- 優しくフレンドリーな性格、寂しがりやなのでお留守番が少ない人に向いている
- 水を怖がらない子が多いので、水場での遊びや事故には十分注意が必要
- 繁殖が難しく希少な猫種で、国内にスノーシューのブリーダーは存在しない
- スノーシューの平均的な値段は30万円前後で、国内でお迎えすることは難しい
ライター/動物取扱責任者/愛玩動物飼養管理士
動物取扱責任者、愛玩動物飼養管理士。猫の保護活動のためにブログ「ねこねこ王国」運営をはじめた知見を活かし、現在は動物ライター&デザイナーとしても活動。
スノーシューの特徴
シャムの変種で、アメリカンショートヘアの血を引き、両方のいいとこ取りをしたバランスの良いスノーシュー。
非常に賢くて訓練ができます。リードでお散歩をしたり、何かを取ってきたり、ドアを空けるなど驚くような知性を見せます。
社交的で遊びが大好き。猫にしては珍しく、水遊びを好みます。飼い主さんにべったりして、特定の人との愛着関係を築くことが多いです。
寂しがりやなので留守番が長い家庭には向かず、なるべくお家にいる時間を長く取れる環境で飼育することが好ましいです。
人懐っこく甘えん坊
社交性がとても高い
鳴くことが多い
活発で運動好き
その他情報
| 原産地 | アメリカ合衆国 |
| 猫種公認団体 | FIFe,GCCF,TICA |
| 大きさ | 中型 |
| 平均寿命 | 14歳~16歳 |
| なりやすい病気 | 歯周病,緑内障,流涙症 |
| 参考価格 | 30万円前後 |
被毛
| 抜け毛 | 平均的 |
| 毛質 | シングルコート |
| 毛色 | ブルー,チョコレート,ライラック,シール,フォーン |
| 毛の長さ | 短毛 |
スノーシューの誕生の歴史
スノーシューは比較的新しい猫種で、1960年代のアメリカのフィラデルフィアで、足先が白いシャムの子猫3匹が産まれたのがその始まりです。
このフィラデルフィアのブリーダーの模様に夢中になり、より多くの白い足を持つ猫を誕生させようとしました。シャムの子猫にタキシード模様のあるアメリカンショートヘアをかけあわせたところ、スノーシューの特徴を持つ猫が産まれました。
スノーシューは足先が雪のように白いミトンのような靴をはいているように見えます。誕生当時「シルバーレース」と呼ばれていましたが、そのうちに「スノーシュー=雪のような靴」と呼ばれるようになりました。
- 足の白いポイント(理想は両前足に白いミトン、後ろ両足に長靴・ブーツのような白)
- 頭にV字型の模様(理想は目の間に逆V字型の模様)
繁殖が難しく珍しい猫種で現在も不明点が多い
スノーシューの品種の特徴は劣性遺伝子にすべて依存します。過去にブリーダーの何人かは繁殖を試みてきたものの、人間が望むような猫の模様がなかなか産まれません。また、模様も個体により違い、運による要素が大きいです。
安定した繁殖ができないために1970年代にはブリーダーが一人まで減ったこともありますが、努力を重ねて1980年後半には30人近くに増えました。
ただし今でも一番数が多いアメリカですら、スノーシューはあまり見かけないめずらしい猫です。ブリーディングの記録もあまり残っていないため、はっきりしないことが多いです。スノーシューは品種として一部の団体が認めています。
スノーシューの身体的特徴
外見の特徴としては、白い靴を履いているような模様と逆V字型の額の模様です。ただしこの模様は劣勢遺伝の特徴のため、出てくる確率が非常に少なく、昔から今に至るまで珍しくてなかなか見かけません。
頭の形はりんご型で、古いタイプのシャム猫に似ているものもあれば、逆三角形のものもあります。
スノーシューのサイズ(体高・体重)
| 体高 | 男の子:約30cm 女の子:約25cm |
| 体重 | 男の子:4kg~6kg 女の子:2.5kg~4.5kg |
シャムとアメリカンショートヘアの血を引くため、両方のいいとこどりをして、バランスのとれた体型、体格、体重の猫です。
スノーシューはセミフォーリンという体型に分類されます。シャムから受け継いだほっそりとしたオリエンタル、アメリカンショートヘアの丸い頭部にがっしりしたセミコビーの中間です。
体高は男の子が30cmで女の子が25cmほど。体重は男の子が4kg~6kgで女の子が2.5kg~4.5kgという中型の猫です。
スノーシューの毛色・被毛
スノーシューは足先が雪のような白い靴をはいているように見えます。その名の通り「雪のような靴」から名前がつきました。
スノーシューの足先には白いポイントがあります。両前足は白いミトン、後ろ両足は長靴のような白いブーツのような毛色が理想とされます。体の色は明るく、顔、耳、尾、四肢は暗い色です。
頭部には逆V字型の白い模様。目の色はブルーのみで、まん丸のくるみ型の目をしています。
毛の色はバリエーションがあり、淡いブルーのライラックなど薄い色の毛色は、足先の白い部分が目立ちにくいです。このため、シールという毛色は足の白い部分が目立つようなダークブラウンが人気となっています。
被毛は短めでシングルコート。さまざまな色とポイント模様があります。
興味深いことに、産まれたばかりの子猫は真っ白。成長するとともに3週間ほどで毛の色が発現し、数年かけて白とポイントカラーのはっきりした模様になってきます。
スノーシューの運動能力
スノーシューは活発で、動き回って遊ぶことが大好きな猫種です。上下運動のできるキャットタワーやキャットウォークを設置してあげると、喜んで活用してくれるでしょう。
飼い主さんに甘える子が多いので、おもちゃを使って一緒に遊んであげることもおすすめ。スノーシューのストレス発散に繋がると同時に、コミュニケーションもとれて一石二鳥ですよ。
スノーシューの性格・習性
特徴的な見た目をしているスノーシューの性格も気になるポイントでしょう。基本的には愛情深く、家族や飼い主さんに対してもすぐに仲良くなれる子が多いです。
愛情深く優しい性格
甘えん坊で愛情深く、寂しがりやでかまってほしい猫で、家族が大好きです。
家族の中でも特定の人にべったりとなついて、後を追いかけ回すことがあります。子どもがいるご家庭でも大丈夫です。
猫っぽいマイペースな一面も持ち合わせていますが、基本的には人と一緒にいることを好む性格です。
社交的で他の動物とも仲良くなれる
常にべったり…というのは人間相手だけでなく、他の猫や犬など他の動物とも一緒に仲良く暮らしやすいです。
スノーシューは一人ぼっちが苦手で家族と一緒に過ごしたがりますが、他の猫や犬などと一緒にいることで楽しく過ごすこともできます。
多頭飼いをするのもおすすめですが、留守番などはなるべくさせず、一人にする時間を長くしないようにしましょう。
水を怖がらず、泳ぎもできる子がいる
一般的に猫は水を怖がる動物ですが、そんな中にも水を好む猫種が存在しています。それがスノーシューです。
猫には珍しく、水遊びが好きな猫種で、泳ぎが得意な個体もいます。最初は飼い主さんも驚いてしまうのではないでしょうか。
ただ、水を怖がらないということは水難事故にも繋がりやすいということ。きっちり目を離さないようにしてあげて、思わぬ事故に繋がらないよう対策しておきましょう。
スノーシューの平均寿命
スノーシューの寿命は平均して14歳から16歳で、やや長生きの猫種といえます。
寄り目や尾のねじれなど、シャムの問題を抱えていることはありますが、一般に丈夫で健康で、20歳近くまで生きることもあります。
猫の寿命は環境や栄養などの要因によって異なってきますので、健康的に長生きできるようケアしてあげましょう。
スノーシューの注意したい病気
スノーシューがかかりやすい病気は、猫全般にかかりやすい共通の病気の他に、系列となるシャムとアメリカンショートヘアに準じた遺伝性疾患が起こることがあります。
遺伝性疾患は防ぎようのないものではあるものの、日頃からのケアと地道な努力により、リスクを軽減することは可能です。
歯周病
シャムと同様に歯周病(ししゅうびょう)になりやすいと言われていますが、これは日頃のケアで予防することが可能です。
歯周病は、歯と歯肉の間に、歯垢の中にいる歯周病の菌が入り込んで炎症を起こします。
歯垢は放置すると歯石になり、さらに歯垢が溜まりやすくなります。歯周病は進行すると菌が血液を通して他の臓器でトラブルを起こすことがあります。
緑内障
緑内障(りょくないしょう)もシャム同様に起こりやすい病気です。
眼圧、つまり目の中の圧力が上がり、目の奥にある視神経や網膜にダメージを与えます。目が膨張して痛みが起こることも。
視力低下や失明など、正常な視力や健康な状態を損なうこともある病気です。
流涙症
流涙症(りゅうるいしょう)は涙が通常より多く流れてしまう病気です。
目の周辺に茶色っぽく涙やけを起こし、皮膚炎などの原因にもなります。かゆみなどで目の周辺をかいてしまうことで悪化することも。
原因はさまざまですが、角膜炎や結膜炎などの目の病気や、目と鼻をつなぐ鼻涙管が詰まっていることなどがあげられます。
スノーシューと繋がりのある猫種
スノーシューはシャムから生まれ、アメリカンショートヘアとかけあわせて産まれた猫です。このためシャムとアメリカンショートヘアの両方の性質を持っています。
シャム(サイアミーズ)
シャムはシャムの王宮(現在のタイ)でもともと飼育されており、門外不出の猫でした。1880年代にイギリスの外交官が本国に持ち帰ったことから、世界中に広まりました。
大きな鳴き声、犬のように飼い主に忠実な性格。逆三角形の顔に、細身で筋肉質のしなやかな体が特徴です。顔、耳、四肢、尾などの体の末端部分に濃い色が現れます。
人と触れ合うことが好きな性格
心を開いた相手には懐きやすい
おしゃべり好きでよく鳴く
活発で運動量が多い
その他情報
| 原産地 | タイ |
| 猫種公認団体 | CFA,FIFe,GCCF,TICA |
| 大きさ | 中型 |
| 平均寿命 | 12歳~15歳 |
| なりやすい病気 | 慢性腎臓病,進行性網膜萎縮症(PRA),幽門狭窄,乳び胸 |
| 参考価格 | 15万円~25万円前後 |
被毛
| 抜け毛 | 少ないor多い |
| 毛質 | シングルコート |
| 毛色 | ブルー,シール,ライラック,チョコレート,レッド,トーティ |
| 毛の長さ | 短毛 |
アメリカンショートヘア
アメリカンショートヘアはイギリス人がメイフラワー号で1620年にアメリカに移民した際に持ち込んだ猫が発祥です。アメリカ土着の猫とブリーディングされました。
体が丈夫で活発、顔の丸い愛らしい猫として定着し、人気の猫となっています。日本でも非常に人気の高い猫種で、とても飼いやすい猫としても広く知られています。
活発でフレンドリーな性格
適応力が高く人懐こい
鳴き声は基本的に小さい
すぐれた運動能力を持つ
その他情報
| 原産地 | アメリカ合衆国 |
| 猫種公認団体 | TICA,CFA |
| 大きさ | 中型 |
| 平均寿命 | 12歳~13歳 |
| なりやすい病気 | 肥大型心筋症,尿路結石症,糖尿病 |
| 参考価格 | 6万円~40万円 |
被毛
| 抜け毛 | 多い |
| 毛質 | ダブルコート |
| 毛色 | シルバータビー,ブラウンタビー,レッドタビー,ブルータビー,クリームタビー,カメオタビー,パッチドタビー,バイカラー,トッティー |
| 毛の長さ | 短毛 |
スノーシューを飼うのに向いている人の特徴

スノーシューは猫の中でも非常に活発な猫種で、元気いっぱいというのが魅力のひとつです。
ですが、そのありあまるスタミナは発散できないとストレスに繋がるため、積極的にコミュニケーションを取り、遊べる人が向いています。
一緒にいる時間を積極的にとれる人
スノーシューは飼い主さんや家族に対して、愛情深く甘えん坊な性格をしている猫種です。
そのため、常にかまってほしくて甘えてきますし、とても寂しがり屋なので留守番は得意ではありません。
一般的に猫は単独行動が得意と言われていますが、スノーシューは家族との時間を大切にするため、その点は理解しておかなければいけません。
できれば愛猫といる時間を積極的にとれる人に向いています。
積極的に遊んであげられる人
スノーシューはどんな動物とも仲良くなれる社交性を持ち合わせており、なおかつ活発で遊び好きな猫種です。
そのため、愛猫が満足できるよう、キャットタワーなどを設置して遊ぶスペースを用意してあげるのがおすすめ。
キャットタワーやキャットウォークだけで十分遊ぶことは難しいので、飼い主さんが関わって運動量を確保してあげるようにしましょう。
飼い主さんとたくさん遊ぶのが好きなので、おもちゃなどを使って積極的に遊んであげられる人に向いています。
スノーシューの価格

スノーシューは世界的にも珍しい猫で、日本にはスノーシューのブリーダーが存在していません。このためペットショップで偶然見かけてお迎えできるということはありませんし、ブリーダーからお迎えできることもありません。
そもそも飼育している数が少ないため、里親募集などでも見かけることはないでしょう。
スノーシューは海外では20万円から40万円ほどの価格となっています。海外から輸入する場合、検索サイトやSNSでスノーシューのブリーダーを直接検索するか、飼っている人に入手した場所を聞いてみるとよいでしょう。
日本に輸送する際には飛行機での空輸などの費用がさらにかかるため、輸入手数料として10万円ほどの余裕を見ておきます。
現地の人とやり取りする語学力、飛行機での空輸や検疫などの手続きも複雑です。スノーシューをお迎えしたいとなると、さまざまな金銭や手続き、語学などのハードルがあります。
スノーシューの飼い方

スノーシューは一般的にとても飼いやすい猫種ですが、注意点もいくつかあります。
これまでにご紹介してきたスノーシューの特徴を抑えておくのはもちろん、どのようにお迎えすることが愛猫にとってよいのか理解しておくことはとても重要です。
お迎えする前にスノーシューの正しい飼い方を理解しておき、お互いにストレスのない生活になるよう、心がけておきましょう。
寂しがりやなので留守番を少なくする

スノーシューは一人が苦手なので、お留守番が長いお家には不向きです。家族と一緒にいるのが大好きで、他の猫や犬などの動物と一緒に暮らすこともできます。
多頭飼いをするというのもひとつの手ではありますが、基本的には飼い主さんとの時間を大切にする猫種です。
日々忙しい場合でも、1日5分~10分程度は必ず一緒に遊ぶ時間を作る、というのが大切です。
単独生活の苦手な子にお留守番を長くさせてしまうと、分離不安症になる可能性もあるため、注意が必要でしょう。
日頃からコミュニケーションを多めに取る

寂しがり屋なのでなるべく声をかけて一緒にいる時間を長くとるようにします。
社交的で遊びも大好き、とてもおしゃべりなので、話しかけたりブラッシングやおもちゃであそぶなど、積極的にかまってあげてくださいね。
一緒に遊ぶ時間が少なくなってしまうとストレスを感じやすいので、健康的に長生きしてもらうためにも時間を作ってあげましょう。
運動不足にならないよう、運動スペースを確保する

スノーシューは活発なので、おうちの中で運動できる空間を広く準備します。設置型のスペースには、キャットタワーなど上下の運動ができるようにするのがおすすめです。
愛猫を退屈させないように、おもちゃと組み合わせて使ってみたり、走らせるようにしてよく遊ばせましょう。
おもちゃはローテーションすると飽きずに長く楽しめますので、複数個持っておくと良いです。
寒さに弱いので防寒対策が必要

シングルコートのスノーシューは寒さに弱い猫種です。そのため、特に冬場など寒い時期は防寒対策を徹底してあげることが大切です。
一般的に、猫が快適に過ごせる室温は20℃~26℃ほどと言われているので、エアコン等で室温を管理してあげましょう。
20℃を下回ってくると震えるようなこともあり、目に見えて寒がっていることがわかるはずなので室温管理は徹底することが大切。
室内の湿度が低くなると猫風邪にかかりやすくなるため、湿度は50%~60%程度を維持しましょう。
水を怖がらなくても、事故には注意

水を怖がらない猫種といわれていて、喜んで水に飛び込んだり、浅い水の中で飛び跳ねたりします。ただし個体によって泳ぎが得意不得意はあります。
水遊びをさせるときや、お風呂に水を張った状態で単独にしておくことはせずに、必ず人の目が届くところで水遊びをさせます。
嫌がるそぶりをみせたり、水が苦手そうな場合は無理をさせることがないように、よく様子を観察すること。
お風呂は半年に1回程度、ブラッシングは毎日

短毛なので神経質に毛のお手入れをする必要はなく、抜け毛は少ないです。
ただし抜け毛を大量に飲み込むと毛球症などの原因になるため、ブラッシングはこまめに毎日行いましょう。
あまり毛が絡むようなことはない被毛をしていますが、最初に毛玉や毛のもつれを確認してほぐしてから、ブラッシングをしていくと良いです。

入浴も頻繁に行う必要はありませんが、数か月から半年に1回程度の入浴で清潔を保つことができます。
他にも耳掃除や爪切りなどのお世話も数週間に1度ペースで必要になるため、欠かさないように覚えておきましょう。
歯磨きは毎日、最低でも3日に1回行う

歯磨きは猫にとっても必要なケアとなっており、もしかしたら現時点でそのような習慣が必要だということを知らない飼い主さんもいるかもしれません。
実は人間と同様のデンタルケアが必要で、歯磨きをしないと汚れが付着したままになるのは当然のこと。
猫は虫歯にはなりにくいのですが歯周病になりやすい動物なので、歯磨きはできるだけ毎日、最低でも2~3日に1回は行いましょう。
猫は歯磨きを嫌がる子が多いので、子猫のうちから少しずつ練習して早めに慣れさせるのがおすすめです。
フードは年齢に応じたものを与える

猫に必要なカロリー量はライフステージによって異なるので、キャットフードはライフステージに応じたものを与えるようにしましょう。
ライフステージに見合ったキャットフードを与えないと、カロリー不足に陥ったり、カロリー過多で肥満になることもあります。
よく遊ぶ猫種でもあることから、キャットフードを選ぶときには高タンパク食材が主原料のものをおすすめします。
子猫用や成猫用など愛猫の年齢にあったフードを選び、成長に合わせてフードを切り替えていきましょう。
おすすめのキャットフード3選
スノーシューは運動量が多く活発なため、室内で飼育すると運動不足になる可能性があります。
ロイヤルカナンインドアは90%以上が消化される超高消化性タンパク質を配合。カロリーを抑えめにして食物繊維を加えることで、毛球症の原因となるヘアボールの形成を防ぎます。
カナガンは高品質なキャットフードで、お肉やお魚が60%以上と、たっぷり含まれています。そして穀物も不使用のグレインフリー。
使われている原材料は厳選されたものだけとなっており、いずれも新鮮なものを使っていることで知られています。
一般的に使われる穀物のかわりに、サツマイモやじゃがいもを使用することで上質な食物繊維を摂取できます。

CAT STANCE(キャットスタンス)
鹿肉キャットフード
キャットスタンスの鹿肉キャットフードは、野生の天然鹿肉を使用したジビエフード。ホルモン剤や抗生剤なども不使用です。
野山をかけめぐる鹿は低脂肪でオメガ3脂肪酸を含みます。国産で保存料や添加物を使用していないシンプルなフードで、ビール酵母やオリゴ糖、乳酸菌なども配合されているので、腸活にもなって安心ですね。
スノーシューの理解度チェック
この記事の執筆者
ライター/動物取扱責任者/愛玩動物飼養管理士
動物取扱責任者、愛玩動物飼養管理士。慶應義塾大学卒、大手企業で企業で広報、編集、校正の仕事に従事していた経験や、猫の保護活動のためにブログ「ねこねこ王国」運営をはじめた知見を活かし、現在は動物ライター&デザイナーとしても活動。
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