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猫のお留守番は最大2日まで!留守番時の事前準備と注意点

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愛猫のお留守番は最大何日まで?安心してお留守番させるポイントを解説

「猫はお留守番ができるから、家を空けても大丈夫」そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか?

確かに野生時代から単独行動をしてきた猫は、集団生活をしてきた犬と比べてお留守番が得意です。

しかしながら、近年は飼い主と離れることに不安を感じる猫も増えてきており、ちゃんと準備してから出かけないと、イタズラでストレスを発散させようとしたり、そのまま懐かなくなってしまうこともあります。

こちらの記事では愛猫に安心してお留守番してもらう方法について解説しています。

猫を飼っているけれど家を空けることが多い方、猫のお留守番に悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。

この記事の結論

  • 人につく犬に対して、猫は家につくと言われているため、お留守番は比較的得意
  • 成猫になり、自動給餌器や自動給水器があれば、1~2日はお留守番可能
  • ケージ内でのお留守番は苦手で、半日以内の時間に留めておく
  • 長期間のお留守番前には、短時間のお留守番を試してみることから始める

桐谷肇

担当執筆者

桐谷 肇

ライター

2021年の12月に保護猫シェルターからキジトラの男の子をお迎えしました。
猫を飼うのが初めてで戸惑うこともありましたが、今では日常に欠かせない大切な存在になっています。
現在はnademo編集部でペットと過ごす上で大切な知識や情報をご紹介しています。

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目次

猫は比較的お留守番ができる動物

「犬は人に付き、猫は家に付く」とも言うだけあって、猫は比較的お留守番が得意な動物と言われています。

犬のように毎日散歩に連れて行く必要がなく、室内で1日を過ごすのも苦になりません。

睡眠時間が長く1日16~17時間ほど寝ているため、単独で過ごす時間をストレスに感じることも少ないでしょう。

甘えん坊の子や単独遊びが得意な子など個体差はありますが、そういう子でも少しずつ慣らしていくことでお留守番も可能です。

猫がお留守番できる時間は一般的に1~2日程度

一般的に、猫は1~2日程度であればお留守番が可能だと言われています。

空調やトイレ、お水、食事など、環境をきちんと整えてあげれば、さほどストレスを感じずにお留守番できるでしょう。

それ以上の日数になると、トイレの片付けなど、衛生的な問題も出てきます。

孤独に対するストレスもありますが、それ以上に衛生的な管理ができない状況は愛猫にとってよくありません。

長期間の旅行や出張の場合は、ペットシッターさんやペットホテルのサービスを検討した方が良いです。

1日置きにケアができれば生きられる

基本的には、1日ぐらいならば問題なくお留守番ができる一方で、2日間も家を空けるのはおすすめできません。

食事が自動給餌器で用意できても、排泄物の処理や飲水の交換、遊ぶ時間を作るなどの管理が必要になります。

また、抜け毛除去としてのブラッシングや歯磨きなど、体のお手入れも必要不可欠です。

これを考えると、例えば1週間どうしても家を空けることがあれば、最低でも1日置きにペットシッターさんや家族、友人を頼る必要がでてきます。

生後半年未満の子猫は長時間の留守番は難しい

生後半年未満の子猫はまだ体力的、精神的に未成熟です。長時間の留守番は控えた方が安全でしょう。

子猫時代は体を大きくするために多くのカロリーを必要としますが、消化器系はまだ未発達。

たくさんの食事を一度に消化できないため、食事を数回に分けて与えてあげる必要があります。

長時間ご飯を与えないと低血糖になり、具合が悪くなってしまうことも。

子猫のときはまだ体力がないので、目を話した隙に調子が悪くなることもしばしばです。

また、精神的にも保護者の存在を必要としている時期なので、飼い主さんの姿が見えないと不安になってしまう可能性があります。

生後半年以上経って体力やメンタルが安定してくるまでは、できる限りそばで見守ってあげた方が安心です。

ケージに入れて留守番させる場合は半日以内

愛猫をケージに入れてお留守番させると、誤飲やケガなどを防げるメリットがあります。

ただ長時間狭いケージに入れておくことは、猫にとって大きなストレスです。

子猫のうちはケージ内で過ごすことが少なくないものの、成猫になってからケージ内で過ごすというご家庭は少ないはず。

そんな状態からお留守番してもらうからといって、ケージ内で何時間、何日と過ごすことは多大なストレスになります。

そのため、ケージに入れてお留守番させるときは半日以内、または短時間で帰れる時だけにしましょう。

猫のお留守番で考えられるリスク

猫はお留守番が得意な動物と言っても、しっかりとした準備は大切です。

準備が不十分なままお留守番を開始してしまうと、思わぬトラブルに発展してしまうこともあるので注意が必要。

いきなり長時間のお留守番ではなく、短い時間から愛猫の様子を確かめながらトライしていきましょう。

ここでは愛猫のお留守番で考えられるリスクについて解説していきます。

イタズラやトラブルを起こす

お留守番中に起こりがちなイタズラやトラブルは下記の通り。

帰宅したら、洋服の上で粗相をしてしまっていたり、ごみ袋がズタズタに引き裂かれてしまっていた、という事例もあります。

  • 粗相をする
  • 物を壊す
  • ゴミ箱を漁る
  • 誤食誤飲をする
  • 狭いところから出られなくなる
  • 猫同士の喧嘩(多頭飼いの場合)
  • 脱走する

大切なものや散らかされると困るものは、あらかじめ片付けておいたほうがよいでしょう。

イタズラの片付けは大変ですが、より注意が必要なのは脱走や狭いところから出られなくなるなどの事故。

猫は好奇心の強い動物なので、自分では降りられない場所まで登ってしまったり、窓のちょっとした隙間から逃げ出してしまうことがあります。

飼い主さんが近くにいれば対応できますが、お留守番中はどうしようもありません。

外出時は戸締まりや、危険な場所のチェックを入念に行いましょう。

分離不安症

分離不安症とは、飼い主など愛着を感じている人と離れてしまうとストレスが生じる反応のこと。

飼い主さんと離れることで分離不安症になってしまう子もいます。

原因・不安やストレス(引っ越しや騒音など)
・引っ越しなどの環境変化
・騒音
・飼い主さんの生活リズムが変わる など
症状・長時間鳴く
・粗相をする
・食欲低下
・過剰なグルーミング(自傷行動) など

飼い主さんがそばに居ないと、ストレスを転嫁して問題行動を起こしたり、過剰にグルーミングをしたりといった行動を起こすことがあります。

寂しがり屋な子は、飼い主さんがいない不安で食欲が低下したり、鳴いてしまうことも。

上記のように引っ越しや騒音など、ストレス要因があるときは影響を強く受けて症状がでてしまうことがあります。

留守番ができないわけではありませんが、愛猫が何にストレスを感じているかをよく観察して、飼い主さんがいない状況でも安心して過ごせるように少しずつ慣らしていくことが大切です。

愛猫をお留守番させる前に準備しておくべきこと

愛猫にお留守番してもらうためには、しっかりと準備を整えることが大切です。

準備を怠ると、思わぬ事故が起こってしまうこともあります。

ここからは快適なお留守番に欠かせない準備について解説していきます。

ひとつずつチェックしていきましょう。

キャットフードと飲用水を用意する

出典:Amazon

愛猫のお腹が空いてしまわないよう、キャットフードとお水を用意してから出かけましょう。

お留守番中に誤ってひっくり返してしまうなどのトラブルが起こるかもしれないので、あらかじめ複数箇所にキャットフードとお水を設置しておくのがおすすめです。

キャットフードに関しては、自動給餌器を利用すると特定の時間に食事を与えられるのでおすすめの方法です。

置き餌だと時間とともにフードの味や栄養が劣化してしまいますが、こちらの自動給餌器は決まった時間にタンクから新しいキャットフードが出てくるので、新鮮な食事が楽しめます。

電源・電池のどちらでも使用できる2WAY給電タイプであれば、停電時や誤ってコンセントを抜いてしまったときの予備にもなって便利です。

また、こちらの自動給餌器は、飼い主さんの声を10秒録音できる機能もついています。

食事のときに飼い主さんの声が再生されるので、お留守番中の愛猫も安心してご飯を食べられますよ。

飽きない環境を作っておく

出典:Amazon

お留守番中に退屈しないように、キャットタワーや動くタイプのおもちゃなど、愛猫が運動できる環境を作っておいてあげると良いでしょう。

猫壱のキャッチミー・イフ・ユー・キャン2は、カサカサしたシートの裏をヒモや羽が動き回る猫用電動おもちゃです。

狩猟本能を刺激するトリッキーな動きが猫の興味を引き付けるため、あらゆる猫種に人気。

タイマー機能がついているので、ほどよく休憩しながら運動できます。お留守番用にはもちろん、愛猫とあまり遊ぶ時間がとれない飼い主さんにもおすすめです。

ただし、小さなものや紐状のものは食べてしまう可能性があるため、サイズや素材にも十分注意してください。

トイレの数や猫砂は多めに設置する

出典:Amazon

トイレは多めに設置しておきましょう。飼っている頭数プラス1個が目安です。

猫はきれい好きなため、使用後のトイレは使いたがりません。排泄の終わったトイレをそのままにしておくと、使用するのを嫌がって他の場所に粗相してしまうことも。

気持ちよく用を足せるように、トイレの数や猫砂は多めに用意しておきましょう。

猫はトイレを覚えるのが得意な動物ですが、初めて利用するトイレはなかなか使いたがらないこともあります。

新しいトイレには、ニオイの付いた猫砂を少量入れてあげると上手に誘導できます。

ハーフタイプのトイレであれば開放感もあるので、慎重な子でも使いやすいでしょう。

室内はキレイに片付けておく

お留守番中のトラブルを避けるためにも、室内はキレイに片付けておきましょう。

猫用のおもちゃだけでなく、輪ゴムや画びょうなども誤飲誤食に繋がります。

危険な異物を飲み込んでしまうと命に関わるので、猫が飲み込めそうなサイズのものは特に注意が必要です。

また、エアコンやテレビのリモコンなども、愛猫の手の届かないところにしまっておきましょう。

踏んでしまったことでスイッチが入り、帰宅したときに暖房がついていたり、テレビが大音量で鳴っていたといったケースが時々あります。

愛猫が入ると危険な部屋にはドアストッパーを設置したり、危ないものは箱の中にまとめておくなど工夫するとよいでしょう。

棚やタンスは転倒しないよう固定する

猫は高いところが好きなので、家具の上で走り回ったり飛び跳ねたりします。

棚やタンスなどの家具や、キャットタワー、ケージなどは出かける前に転倒の危険がないか確認しましょう。

日本は地震が多い国なので、万が一お留守番中に家具が倒れて下敷きになってしまうと大変です。

不安がある場合は転倒防止のストッパーなどを設置しておくと安心です。

水場には近付かないようにしておく

水場は特にトラブルが起こりがち。愛猫がお留守番中に溺れてしまう危険性があります。

お風呂やトイレには入れないように、戸締まりをきちんとしておきましょう。

夏などは風通しを良くするために、浴室のドアを開けっ放しにしていることもあるでしょう。

浴槽に水を貯めたままだと、猫が足を滑らせて落っこちてしまうこともあります。

猫の好奇心から、水場では意外に事故が起こりがちです。

戸締まりを万全にして、安心して過ごせる環境を整えましょう。

愛猫が快適に過ごせる室温にする

快適な室温20℃~28℃
快適な湿度50%~60%

暑さや寒さを自分でも調整できるように、猫用ベッドや冷感マットなども設置してあげると良いでしょう。

また、室温と同時に湿度の管理も大切です。湿度が極端に高かったり低かったりすると、皮膚病のリスクが上がってしまいます。

長毛の子は湿度が高いと特に不快に感じてしまいます。

室温と湿度の目安は上記の通りですが、被毛の長さや猫種によって快適な環境は変わってきます。

愛猫の様子を見ながら調節してあげましょう。

窓や玄関の鍵はしっかりと施錠する

お留守番で最も注意するべきもののひとつが脱走です。窓や玄関の鍵はしっかりと施錠しましょう。

猫は体が柔らかいため、ほんの少しの隙間でも逃げ出してしまうもの。

玄関の鍵は締めたけど台所の窓から見げてしまった、なんて事例もあります。

逃げ出してしまうとそのまま迷子になってしまい、それきり見つからないなんてことも。

脱走対策は必要不可欠である一方で、息苦しくない環境を作り、窓や玄関の施錠には十分に注意しましょう。

ペットカメラを設置する

出典:Amazon

お留守番中の愛猫の様子が気になる方はペットカメラの設置もおすすめです。

こちらのカメラはスマートフォンからお部屋を確認できるほか、ペットや家族との双方向会話も可能。

暗視効果もあれば、仮にライトをつけていない状態であっても夜間の様子をしっかり確認することができます。

AI人型識別や追跡録画の警備モードもあるので、防犯になるのも良いですね。

愛猫を安心してお留守番できるようにする方法

愛猫が安心してお留守番できるようになるためには、単独で過ごすことに徐々に慣れさせてあげることが大切です。

飼い主さんと別々に過ごす時間を少しずつ増やしていき、単独で過ごすことを覚えてもらいましょう。

お留守番の練習は短時間から始める

お留守番に慣れていない猫は、飼い主さんの姿が見えなくなるだけで不安を感じてしまうものです。

まずは短時間のお留守番から練習を始めましょう。

分離不安症になる猫も増えてきているので、愛猫にストレスを与えないように慎重に進めてください。

短時間出かけて戻ってくることを繰り返し、飼い主さんが出かけても戻ってくることを学習させてあげましょう。

数分・数十分からスタートし、1時間、数時間と徐々にお留守番の時間を長くしてみます。

先ほどご紹介したペットカメラを使うと、お留守番中の様子が確認できるので、安心して練習を進められます。

別々の部屋で過ごす時間を作る

お留守番の練習が難しい場合は、別々の部屋で過ごすことから始めても良いでしょう。

飼い主さんの存在を近くに感じながら、一人で過ごすトレーニングになります。無理はせずに少しずつ進めましょう。

甘えん坊の子であれば、ドアを閉めてしばらくしたら戻ってくるなど、簡易的なお留守番のトレーニングをお家の中で始めるのも良い方法です。

帰宅したらたくさんスキンシップをとる

お留守番がちゃんとできたら、スキンシップをとってたくさん褒めてあげましょう。

猫は一人で過ごすことに強い動物ですが、それでも飼い主さんと離れてしまうことには寂しさや不安を感じてしまいます。

お留守番の後に一緒に遊んであげたり、スキンシップの時間を多めに取ってストレスを解消してあげることはとても大切。

愛猫と一緒にお留守番の練習を進めていきましょう。

飼い主さんが2日以上留守にするなら愛猫のお預けの検討を

飼い主さんが2日以上留守にするなら、ペットシッターやペットホテルなどの預け入れを検討した方がよいでしょう。

長期間のお留守番では猫もストレスが溜まってしまいますし、衛生面の管理問題もあります。

大体、1日や1回のお世話で3,000円~5,000円程度の料金になることが多く、オプションや地域によって異なります。

友人や家族に預ける、またはお世話を依頼する

2日以上、家を空けるのであれば、友人や家族にお世話を頼むのが手軽な方法です。

猫は犬と違って散歩をする必要がありません。食事やお水、トイレのお世話、それに少し一緒に遊んでもらうくらいで十分です。

猫好きな友人や家族がいれば、お世話を頼んでみるのも良いでしょう。

人見知りの猫の場合、いきなり知らない人が家に来ると警戒してしまうこともあるので、前もって友人や家族と触れ合う機会を作っておくと安心してお世話を任せられます。

ペットシッターに依頼する

連れ出して預けるのが難しい子には、ペットシッターに依頼するのも良い方法です。

丸一日お世話をしてくれるわけではありませんが、2匹まで1時間あたり3,000円~5,000円でお世話をしてくれるところが多いです。

お住まいの場所によってはペットシッターサービスを利用できない地域もあるので、確認しておきましょう。

料金は会社によって違いますが、2匹目以降は追加料金になることが多いです。

ペットホテルを利用する

もっとも一般的な手段のひとつが、ペットホテルを利用するというもの。

1匹あたり1泊で2,000円~5,000円で利用できるところは多いですが、ホテルによって個室に預けられるところやケージで管理するところなどさまざまです。

ケージの場合はあらかじめ狭い環境で過ごすことに慣れさせておかないと、強いストレスを感じてしまうでしょう。

ペットホテルを利用する場合は、前もって施設やお世話をしてくれるスタッフの情報を調べてから預けるようにしましょう。

動物病院のペットホテルサービスを利用する

動物病院には、サービスのひとつとしてペットホテルを併設しているところもあります。

体調に不安がある子やシニア猫の場合は、こちらのサービスを検討するのが良いでしょう。

愛猫に異常があったときは、すぐに獣医師に診察してもらえるので安心です。

1匹あたり1泊で3,000円~5,000円が相場です。

かかりつけの動物病院がある場合は、ペットホテルサービスがないか確認してみるのも良いでしょう。

お留守番が得意と言われている猫種

落ち着いた性格の子や、マイペースに自分の時間を過ごせる子など、猫によって性格はさまざま。

ここからは穏やかな性格で、お留守番に向いていると言われている猫種をご紹介していきます。

ペルシャ

飼い主と適度な距離を保ち、穏やかで落ち着きのあるペルシャはお留守番が得意と言われています。

1~2日程度のお留守番であれば難なくこなしてくれるでしょう。

ただし、長毛種であるペルシャは日々のブラッシングが欠かせません。

長期間お預けする場合は、被毛のケアもしてくれるところを選びましょう。

とても大人しい性格

適度な距離感で懐く

鳴くことが少ない

運動神経がよくない

 その他情報

原産国 イラン
猫種公認団体 CFA,FIFe,GCCF,TICA
大きさ 中型
平均寿命 16歳~18歳
なりやすい病気 眼瞼内反症,流涙症,多発性嚢胞腎,潰瘍性口内炎,肥大型心筋症,過敏性皮膚炎,尿路結石症
参考価格 10万円~40万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ソリッド,ヒマラヤン,タビー,パーティーカラー,シルバー&ゴールデン,スモーク&シェーデット,キャリコ&バイカラー
毛の長さ 長毛

体高

男の子25cm~30cm
女の子25cm~30cm

体重

男の子3kg~5.5kg
女の子3kg~5kg

ラグドール

ラグドールは落ち着いていて大きい声で鳴くことも少ない猫種です。

狩りへの欲求も少なめなので家庭で飼いやすい猫種と言えるでしょう。

そのため、短期間であればお留守番をおまかせしても、問題を起こすことは少なめです。

ただし、本来ラグドールはその名の通り抱っこをされるのが大好きな甘えん坊な性格です。

帰宅したときにはたくさんスキンシップをとって、お留守番できたことを褒めてあげてくださいね。

穏やかで従順な性格の持ち主

優しく人慣れしてくれる

無駄に鳴くことはない

運動神経はあまりよくない

 その他情報

原産国 アメリカ合衆国
猫種公認団体 CFA,FIFe,GCCF,TICA
大きさ 大型
平均寿命 14歳~16歳
なりやすい病気 肥大型心筋症,尿路結石症,熱中症,皮膚炎
参考価格 10万円~70万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 ダブルコート
毛色 クリーム,ブルー,レッド,チョコレート,シナモン,シール,フォーン,ライラック
毛の長さ 長毛

体高

男の子27cm~29cm
女の子27cm~29cm

体重

男の子4.5kg~9kg
女の子4kg~6kg

スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドは一人でもマイペースに過ごせる猫種です。

のんびりと一人で過ごすことができるので、お留守番にも向いていると言えるでしょう。

運動量も少なく、大人しいので1~2日程度であれば上手にお留守番できますよ。

温厚で気ままな性格

人には懐きやすい

あまり鳴かない

運動量は少ない

 その他情報

原産国 スコットランド
猫種公認団体 CFA,TICA
大きさ 中型
平均寿命 10歳~13歳
なりやすい病気 骨軟骨形成異常,外耳炎,肥大型心筋症,尿路結石症,多発性嚢胞腎
参考価格 6万円~45万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ホワイト,レッド,ブルー,ブラック,ブラウンタビー
毛の長さ 短毛or長毛

体高

男の子20cm~27cm
女の子20cm~27cm

体重

男の子3kg~6kg
女の子3kg~6kg

ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘアは可愛い見た目に反して独立心が旺盛です。

そのため、あまり飼い主さんに依存せず、自分のペースを守って生活できます。

のんびり屋で穏やか、鳴き声も小さめなので集合住宅で飼うのにも向いています。

愛情深くて寛容な性格

飼い主には懐くことが多い

ほとんど鳴かない

運動能力はとても高い

 その他情報

原産国 イギリス
猫種公認団体 CFA,FIFe,GCCF,TICA
大きさ 中型
平均寿命 15歳~20歳
なりやすい病気 肥満,尿路結石症,肥大型心筋症,新生子溶血,糖尿病,皮膚病
参考価格 6万円~40万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 ダブルコート
毛色 ブルー,ブルータビー,ブルーソリッド,ブルーゴールデンシェーデッド,クリーム&ホワイト
毛の長さ 短毛

体高

男の子23cm~25cm
女の子23cm~25cm

体重

男の子4kg~7kg
女の子3kg~5kg

エキゾチックショートヘア

エキゾチックショートヘアも運動量が少なめで、物静かな性格です。

適度に遊ぶのが好きなので、お留守番中に一人遊びができるように、キャットタワーやおもちゃを設置しておいてあげましょう。

飼い主さんにとてもよく懐きますが、依存はしないので一人の時間も楽しめます。

家を留守にしがちな方でも飼いやすい猫種と言えるでしょう。

人懐っこく温厚な性格

適応能力が高く懐きやすい

鳴くことは少ない

おとなしく運動量が少ない

 その他情報

原産国 アメリカ合衆国
猫種公認団体 CFA,FIFe,GCCF,TICA
大きさ 超小型
平均寿命 10歳~13歳
なりやすい病気 流涙症,短頭種気道症候群,多発性嚢胞腎,慢性腎臓病
参考価格 15万円~30万円前後
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 ダブルコート
毛色 ブルー,ブラウン,クリーム,レッド,ブラック,シルバー,トーティー,シール
毛の長さ 短毛

体高

男の子24cm~27cm
女の子24cm~27cm

体重

男の子3kg~7kg
女の子3kg~5kg

メインクーン

メインクーンは非常に大きな猫ですが、その体格に似合わず優しく穏やかな性格をしています。

運動量が多いため、キャットタワーやキャットウォークの設置といった運動できる空間を整えてあげる必要があります。

知性が高くイタズラをすることも少ないため、念のためのイタズラ対策は必要ですが、とても飼いやすい猫種だと言えるでしょう。

温厚で人懐っこい性格ながら、ベタベタしすぎない程よい距離感が良いですね。

温厚で従順な性格

適応力が高く人懐こい

あまり鳴かない

優れた運動能力を持つ

 その他情報

原産国 アメリカ合衆国
猫種公認団体 CFA,FIFe,GCCF,TICA
大きさ 大型
平均寿命 11歳~14歳
なりやすい病気 股関節形成不全,ピルビン酸キナーゼ欠乏症,尿路結石症,肥大型心筋症,慢性腎臓病
参考価格 10万円~30万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 シングルコート
毛色 ブラック,ホワイト,レッド,ブルー,シルバー,クリーム
毛の長さ 長毛

体高

男の子27cm~30cm
女の子27cm~30cm

体重

男の子6kg~8kg
女の子4kg~6kg

猫のお留守番は不安やストレスを与えないことが重要

「猫はお留守番ができる」とは言いますが、愛猫にとって飼い主さんと離れる時間は寂しくて不安なもの。

お留守番をしてもらうときは、なるべく不安やストレスを与えないように準備してあげることが大切です。

しっかり環境を整えないまま出かけてしまうと、一人で家に残されたことを根に持ち、心を開いてくれなくなることもあります。

愛猫と一緒に暮らす上でお留守番の問題は避けて通れません。

だからこそ、愛猫の気持ちをよく考えて、快適な環境を整えてあげましょう。

この記事の執筆者

桐谷肇

執筆者情報

桐谷 肇

ライター

2021年の12月に保護猫シェルターからキジトラの男の子をお迎えしました。
猫を飼うのが初めてで戸惑うこともありましたが、今では日常に欠かせない大切な存在になっています。

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