「愛猫が言葉を話せたらいいのに…」と、思うことがありませんか?特に愛猫の体調が気になるときにそう思う飼い主さんは多いのではないでしょうか。
猫は野生時代の本能で弱みを見せると捕食者に狙われるリスクを高めるため、痛みや体調不良を隠す習性があります。
そんな愛猫の体調を知るバロメーターが体重の変化です。特に体重減少は愛猫の体調変化を知る上で非常に重要なサインと言えます。
体重減少は愛猫の病気や潜在的な健康問題を示すことがありますので、その原因や対処法についてご説明しましょう。
この記事の結論
- 愛猫の体重減少が見られた場合、同時に愛猫の食欲もチェックすることが重要
- 体重減少の原因は、食欲不振、運動量過多、寒暖差、発情期、老化、病気・ケガとさまざま
- 病気やケガなど気になる症状を伴う場合はすぐ動物病院へ
- 体重減少を予防・対策するには、定期的な健康診断と体重測定、食事量や生活習慣の管理が重要
ライター
現在、“在宅部長”こと2代目保護猫と暮らしながら、nademoの記事を書かせていただいています
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目次
猫の体重減少時に食欲はある?
愛猫の健康のバロメーターとなる体重測定は、成猫であれば月に1回を目安に行いましょう。
毎月同じ日に体重測定することで、見た目ではわかりにくい体重の増減に気づくことができます。
生後6か月未満の子猫、運動量の落ちたシニア猫、 持病のある猫なら、1週間~2週間に一度の体重測定が理想的です。
また、体重減少が見られた場合、並行して愛猫の食欲もチェックすることが重要となります。
食欲があるかどうかによって、想定される原因が変わってくるため、きちんと食べられているかどうかを確認してみましょう。
食欲がない
愛猫の体重が減って、しかも食欲がない場合は、以下の原因が考えられます。
- キャットフードが好みではない
- 病気やケガによって食べられない
- 運動量が少なくお腹が空いていない
①の場合、まずはキャットフードの給餌量や種類が愛猫のライフステージや月年齢に合っているかどうか見直しましょう。
トッピングなどを工夫してみても食べてくれない場合は、フードの変更を検討してみる必要があります。
③の場合は、愛猫と遊ぶ時間を増やしましょう。1日最低15分を目安に、猫じゃらしやボール転がしなどのアクティブな遊びを工夫してみては。
気になるケースは②です。少しでも病気やケガの兆候が認められるなら、すぐ動物病院へ。
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食欲がある
愛猫の体重が減っているけど、食欲はあるというケースは、以下の原因が考えられます。
- 運動量が多すぎて、消費カロリーが上回っている
- 病気によって痩せてしまう
①なら、カロリーの高いフードに変更したりフードの量を少しずつ増やす、または食事の回数を1日2回から3回~4回に増やすなどの工夫をしてみましょう。
②のケースが考えられる場合は、様子見することでどんどん症状が悪化してしまう可能性が高いため、即動物病院へ行きましょう。
猫の体重減少・痩せてしまう原因
愛猫の体重が減少してしまう原因としては、食事、運動、体調、環境、ライフステージの変化、病気やケガの影響などが考えられます。
具体的な主たる原因と理由をご紹介しましょう。
食事をきちんと摂れていない
食べる量が減れば、摂取カロリーも減り、体重も減ります。
愛猫の体重が減少している場合、まずは食事の量や内容を確認するとともに、病気やその他の原因がないか、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
愛猫が食事を摂らない、または摂る量が少ない場合、以下のような原因が考えられます。
- 食の好みの変化
- ストレスや環境の変化
- ライフステージの変化や高齢化
- 病気や健康問題
- 寄生虫
猫は飽きやすい面がある反面、新しいものを苦手とする面もあります。
特にキャットフードの切り替えやローテーションは、好みによって分かれるところでしょう。
食事量に対して運動量が多すぎる
運動量が多い猫は、食事から十分なカロリーを摂取できていても、消費するエネルギーが多くなるため、体重が減少することがあります。
以下のポイントを確認してみましょう。
- 摂取カロリーと消費カロリーとのバランスを計算
- 成猫や若い猫は運動量に合わせた栄養を確保
- ボディコンディションスコア(BCS)による体型管理
体重減少は愛猫の健康問題も考えられるため、獣医師に相談することが大切です。
元気に運動できてきちんと食べられているならば、食事量を増やすことでコントロールできることもあります。
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寒暖差による食欲不振
季節の変動による気温の変化が、猫の食欲や活動量に影響を及ぼすことがあり、以下の要因が考えられます。
- 猫は気温の変化に敏感で、寒くなるとエネルギーを蓄えようとして食欲が増し、暑いと食欲減少や食欲不振になり、体重が減少することがある
- 季節の変わり目や激しい寒暖差で猫はストレスを感じて食欲が低下し、体重が減少することがある
猫は人間よりもやや温かい方が適していると言われています。
完全室内飼いが基本の猫にとって、過ごしづらいほど暑かったり寒かったりというケースは少ないでしょう。
ただ、湿度のコントロールも同時に必要となるため、忘れないように管理してあげてください。
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発情期
特に未去勢や未避妊の猫では、発情期にさまざまな行動や体調の変化が見られ、体重に影響を与えることがあります。原因や理由は以下のとおりです。
- ホルモンの影響による食欲減退
- 活動量の増加
- 欲求不満によるストレス
一般的には、去勢・避妊手術をした後には太りやすくなると言われています。
そのため体重減少が明確に見られることは多くありませんが、可能性のひとつとして考える必要があります。
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老化
年齢を重ねるにつれて、愛猫の体には以下のようにさまざまな変化が起こり、その結果、体重が減少することがあります。
- 基礎代謝の低下や筋肉量も減少
- 嗅覚&味覚が鈍くなる
- 消化器のトラブルや歯の問題による食欲の低下
- 運動量の低下
- 消化機能の低下
- 慢性疾患の発症
愛猫が7歳を過ぎたら、半年に1回を目安にかかりつけ獣医の健康診断を受けましょう。
高齢となる10歳頃からは、3か月に1回程度の健康診断が目安となってきます。
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病気・ケガ
愛猫の体重減少の主な原因として、飼い主さんにとって最も心配なのが、病気やケガによるものです。
以下のような疾病による原因が考えられますので、気になるときはすぐ動物病院へ連れて行きましょう。
- 消化不良や胃腸障害
- 腫瘍や癌
- 腎臓病
- 肝臓病
- 甲状腺機能亢進症
- 歯周病や口内炎
- 内部寄生虫(回虫、条虫など)
- ウイルス性疾患
- 細菌感染や炎症
- 骨折や外傷
- 慢性的な痛み
これらは見た目からわかるものもあれば、見た目からはわからないようなものもあります。
素人目では判断できないことが多くなってくるので、原因がわからない場合はまず一度、動物病院で診てもらうのが良いでしょう。
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猫の体重減少時に考えられる病気
愛猫の体重減少が食事によるカロリー不足や温度変化によるストレスなどの場合なら、飼い主さんご自身が工夫して対処してあげることができます。
しかし、体重減少の原因が病気の場合は、飼い主さんにはどうすることもできません。とにかく一刻も早く愛猫を動物病院へ連れて行くことです。
体重減少を引き起こす主な病気としては、以下のような症状が考えられます。
糖尿病
愛猫が糖尿病を発症すると、体内のインスリン不足やインスリンに対する抵抗性によって、グルコース(血糖)の代謝が正常に行われなくなります。
インスリンが正常に働かないため、グルコースが細胞に取り込まれず、細胞はエネルギー不足の状態になるのです。
細胞がエネルギー不足になると、体はエネルギーを確保しようと、脂肪や筋肉の組織を分解してエネルギーに変換しようとします。
このため、体脂肪や筋肉が減少し、結果として体重が減ってしまいます。
糖尿病の典型的な症状として多食・多尿・多飲がありますので、気づいたら即ペットドクターに診てもらいましょう。
進行して「ケトアシドーシス」という危険な状態になると、エネルギー不足がより深刻になり、急激な体重減少や脱水、意識障害などを引き起こします。
歯周病
歯周病は歯の周りの組織に炎症や感染が起こる病気です。歯肉が腫れたり、歯がぐらついたりするため、食べるときに強い痛みを感じることがあります。
痛みや不快感があるため、猫は食べることを嫌がるようになります。
猫は痛みを隠す傾向があるため、見た目にはわからなくても、実際には食事中にかなりの痛みを感じているはずです。
歯周病が進行すると、食べ物を噛んだり咀嚼(そしゃく)することが難しくなり、ドライフードなどの硬い物を避けるようになります。結果として栄養不足により体重が減少します。
歯周病の炎症が重症化すると、細菌が血流に入り込み、体全体に影響を与えることがあります。
これを「菌血症」といい、特に腎臓や心臓に悪影響を及ぼすことがあります。
また、歯周病が進行すると食事の摂取が不十分になり、栄養失調や免疫力の低下が起こる可能性があります。
そうすると、他の病気や感染症にかかりやすくなり、さらに体重減少が進行することもあります。
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寄生虫感染
寄生虫が猫の体内で栄養を奪ったり消化や吸収に影響を与えることで、栄養不足やエネルギーの欠乏を引き起こすため、愛猫の体重が減少します。
特に回虫や条虫などの消化管寄生虫に注意しなければいけません。
猫がいくら食べても寄生虫に栄養を取られてしまうため、栄養不足に陥り、体重が減少します。
特に成長期の子猫では、この影響が顕著に現れることがあります。
寄生虫感染によって腸が刺激されて下痢や嘔吐が起こることがありますので、愛猫が立て続けに吐いたりお腹が緩くなったりしたら、即動物病院へ。
特に鉤虫や条虫は、壁に付着して血液を吸うことがあり、愛猫に貧血を引き起こすことがあります。
寄生虫感染が長期間続くと、二次感染や免疫力の低下にも繋がりますので要注意です。
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消化器疾患
炎症性腸疾患、腫瘍、慢性胃腸炎などの消化器疾患によって腸の粘膜が損傷を受けると、食べ物の消化や栄養の吸収が不十分になり、消化不良を起こします。
この状態を「吸収不良症候群」と言い、食べ物が正常に消化されず必要な栄養素が体に吸収されないため、体がエネルギー不足に陥ります。
栄養が体内に吸収されないと、食事を十分に摂取していても体は飢餓状態に陥り、体重が減少します。
また、消化器疾患が原因で猫に慢性的な下痢や嘔吐が続くと、摂取した食べ物が十分に消化吸収される前に体外に排出されてしまいます。
猫は痛みや吐き気を感じると本能的に食事を避ける傾向がありますので、気になったらすぐ動物病院へ。
消化器系への腫瘍や癌の発生、リンパ腫、慢性的な炎症や感染、腸内細菌の異常増殖(SIBO)の可能性もありますので、早期発見・早期治療が肝要です。
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猫の体重減少時の症状
体重減少に繋がるような体調不良を起こしている場合、猫は不調を隠しますし人間の言葉が話せないので、飼い主さんには気付きにくいかもしれません。
しかし、毎日注意して愛猫を観察していれば「いつもと様子が違う」「何だかおかしいな」と感じることがあるでしょう。
以下のような愛猫の行動や仕草が気になったら、それは体重が減少する予兆のサインである可能性が高いです。
運動を嫌がる、またはしない
体を動かすにはエネルギーが必要です。以下の原因から愛猫がエネルギー不足になり、運動を嫌がったり運動しなくなっている可能性があります。
- 病気や痛みによる栄養障害
- ストレスや環境の変化による食欲不振
- 老化による足浴の低下
もともと運動をあまりしないおとなしい子だとわかりづらいですが、もともと活発だった子だと一目瞭然です。
いずれにせよ、かかりつけの獣医師に相談して診てもらいましょう。
睡眠時間が以前より増えている
睡眠時間の増加とともに食欲不振が見られる場合は、体重減少のリスクが高まります。
体調不良や病気のため食欲不振に陥っていると、エネルギーを温存するために寝る時間が増えることもあるでしょう。
環境の変化やストレスによるうつ状態になると寝る時間が増えることもあり、ストレスが長期化すると食欲が低下し、体重減少に繋がることもあります。
猫は歳を取るにつれて睡眠時間が増え、年齢に伴う筋力の低下や代謝の変化によって体重が減少することがあります。
定期的にかかりつけ獣医師の健康診断を受けていれば、異変に早く気付くことができ、対処することができます。
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愛猫の体重減少時に飼い主さんがすべきこと
愛猫の体重減少が気になったら、まずはかかりつけの獣医師に相談してアドバイスを受けましょう。
愛猫の状態によっては、すぐに診療や治療が必要なケースもあります。
いつ頃から何kg痩せたのか把握する
獣医師に相談する前に、愛猫の体重がいつ頃から減少したのか、何kg減ってきたのかを記録しておきましょう。
一般的に猫の急激な体重減少は、以下のように深刻な健康問題の兆候である可能性が高いと考えられます。
- 内臓疾患(腎臓病、肝疾患、甲状腺機能亢進症)
- 感染症(ウイルス感染、細菌感染)
- がん
- 糖尿病
- 食欲不振や栄養吸収不全
また、愛猫の体重減少が緩やかな場合は、以下のような原因が考えられます。
- 老化による筋肉量の減少
- ストレス(引っ越しや新しいペットの登場)
- 食事の変更(食べる量やカロリーの不足)
- 慢性的な病気(早期の腎臓病、消化不良)
体重減少も緩やかな場合であれば、環境のちょっとした変化であると考えられます。
直近でどんな変化があったか、それが愛猫に影響を与えていないかを考えてみると良いです。
元気がない、併発する症状があるならすぐ病院へ
以下のような症状を併発している場合は、病気の可能性が高いので、すぐ動物病院へ連れて行きましょう。
- 嘔吐
- 下痢
- 脱毛
- 飲水量が多い
- 尿の量が多い
急激な体重減少が見られる場合には、体に何かしらの影響があるという状況です。
併発している症状が見られることも多いため、上記のような症状が同時に見られないか確認してみてください。
猫の体重減少を改善する方法
体調不良や病気が原因でない場合は、もちろん、飼い主さんご自身で愛猫の体重減少を予防・対策が可能です。
ほかに症状がない場合や動物病院で特に気になる疾病はないと診断されたら、以下の工夫をしましょう。
愛猫に適したキャットフードに切り替える
愛猫が食べ残したり思うように食べてくれない場合、十分な栄養を摂れていないため体重が減ることがあります。
栄養価の高いフードを選んだり、栄養補助食品としてスナックなどのおやつやサプリメントをプラスしてみるのも良いでしょう。
新しいフードに切り替えるなら、急に変えると便秘や下痢を引き起こすなど、かえって体調不良に繋がる場合もありますので要注意。
現行のフードに新しいフードを少しずつ混ぜ、徐々に慣れさせることが重要です。
生活環境を整えてあげる
生活環境を整えることで、愛猫の体重減少を予防・対策することは可能です。
特にストレス軽減、適切な運動、バランスの取れた食事、そして定期的な健康チェックは重要事項と言えます。
以下のように愛猫の生活環境を整えてあげることで、愛猫のストレスが解消されれば健全な食欲を取り戻し、体重減少を防ぐことができるでしょう。
- 猫がリラックスできる静かで安全な隠れ場所を作る
- 食事、遊び、トイレ掃除などを一定のルーティンで行い、生活のリズムを整える
- 新しいペットや家族が増えた場合は、徐々に慣らしていく
快適な生活環境を作ってあげることは何より大事。一生涯を過ごす場所なので、快適に過ごせるようにしてあげてください。
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運動時間を増やしてみる
運動不足は、体重増加だけでなく、筋肉の衰えによる体重減少の原因に繋がることもあります。
1日最低でも15分は遊びの時間を確保しましょう。猫じゃらしやボールなどで飼い主さんと遊ぶことで運動量を増やせます。
猫は薄明薄暮性なので、朝の早い時間や夕方から夜にかけて活動的になるため、朝食前や夕飯前は遊びの時間に適しています。
また、愛猫がひとり遊びや猫同士の遊びができるスペースを作りましょう。
キャットタワーやキャットウォークを設置し、猫が上下に移動できる空間を作ることで、運動量を自然に増やすことができます。
1日の食事回数を増やす
1日の食事回数を増やすことは、猫の体重減少を予防や対策のための非常に有効な方法のひとつと言えます。
なぜなら、小分けにして食事を与えることで消化器系に負担をかけず、栄養の吸収を助けることができるからです。
特に食の細い猫は一度に多くを消化・吸収できないのが原因と考えられるので、少量ずつ1日の食事回数を増やせば、十分な食事量を摂取できます。
運動量の多い猫や加齢や体調不良で代謝が衰えている猫も、一度に多くの食事を与えるより数回に分けて与えた方が安定的な消化・吸収が可能です。
成猫の食事は1日2回が一般的ですが、3回~4回に増やしてみましょう。ただし、カロリーオーバーにならないよう1日分を数回に分けるようにします。
ウェットフードやトッピングを利用する
ウェットフードや缶詰のフードは少し温めると香りが強くなるので、電子レンジや湯煎で人肌に温めると、愛猫の食欲を刺激してくれます。
ドライフードなら、鶏ささみ、無塩のツナ、チキンスープなどの愛猫が好きなトッピングをかけて、食欲を引き出す方法も効果的です。
新鮮で美味しさも楽しめるフレッシュフードは、近年トッピングとしてだけでなく主食としても人気になってきています。
一緒に水分補給もできるため、下部尿路疾患の多い猫にとっては大きなメリットとなるでしょう。
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運動量が多すぎるなら、キャットフードで調整する
運動量が多い猫は、エネルギー消費が激しいため、通常のフードではカロリー不足になるり、体重が減少する可能性があります。
高カロリーで栄養バランスが取れたキャットフード、特に筋肉を維持するため十分なタンパク質が摂取でき、適度に脂質を含んだフードを選びましょう。
高カロリーなトッピングや栄養補助食品をフードに加えることで、効率的にカロリーを増やすことができます。
猫専用の高栄養サプリメントや、食事に加えるオメガ3脂肪酸、魚油や鶏脂肪といったヘルシーなオイルなどは、カロリーと栄養価を同時に高められます。
ドライフードが主食であれば、ウェットフードをプラスするのも良いでしょう。
運動量が多い猫は水分を多く失いやすいので、水分不足による体調不良で体重減少を引き起こすことがあります。
新鮮な水を常に用意し、水分量の多いウェットフードを追加するのも有効な方法です。
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愛猫の体重減少に気づくためには日頃からの管理が重要
愛猫の体重減少を早期に察知するためには、定期的な体重測定や食事量の管理、体型や活動量の観察が重要です。
健康な成猫なら月に1回、持病のある猫や老猫、子猫なら週に1回を目安に、家庭でも愛猫の体重測定を。
毎日の食事量や食べ残しの有無を把握するため、食器に入れる量を正確に計る習慣をつけましょう。
運動量の変化を記録したり、背骨や肋骨、腰や腹部のたるみなどの体型を確かめたりするのも重要です。
トイレは毎日清潔に保ち、便や尿の状態チェックも忘れずに。
年に1回~2回、定期的な健康診断を受け、愛猫のことを何でも相談できるかかりつけの動物病院を見つけておきましょう。
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この記事の執筆者
楠 涼
ライター
現在、“在宅部長”こと2代目保護猫と暮らしながら、nademoの記事を書かせていただいています。
また、キャットヘルスケアアドバイザー資格取得にチャレンジ中ですので、皆様の愛猫の健康生活に役立つ情報をお届けしてまいりたいと存じます。
nademo編集部
編集部
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