猫の病気・健康

猫の下痢は形や色で判断!考えられる病気・原因・対処法・受診目安

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猫の下痢は形や色で判断!考えられる病気・原因・対処法・受診目安

愛猫の便がゆるかったり水っぽかったりするときなど、便の様子がいつもと違うと戸惑ってしまいますよね。

一過性のものであれば数日で回復することもありますが、消化管に不調があったり、何らかの感染症に罹っている場合は獣医師に相談した方がよいこともあります。

この記事では猫が下痢をする原因や対処法、下痢を引き起こしてしまう病気について解説。

早めに動物病院で診察してもらった方がよいケースについても取り上げています。

愛猫の下痢や軟便でお悩みの方、便の状態が気になる方はぜひ参考にしてくださいね。

この記事の結論

  • 猫の下痢の種類には、もっとも軽い軟便から色が混じった血便や黒色便などが存在する
  • 猫の下痢を大きく2つに分けると、小腸性下痢と大腸性下痢に分けられる
  • 異物の誤飲誤食やフードの変化・劣化に加えて、病気などが原因となることもある
  • 下痢で元気がないときや下痢に粘膜や血液が混ざっているときは、すぐに動物病院へ

担当執筆者

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もくじ

猫の下痢の種類

正常な猫の便は小さめでコロコロしています。そのため、水っぽい便になったり血のついた便が出るようなら、体調不良や消化器のトラブルのサインかもしれません。

排泄物は人間でも猫でも、体調不良を察知することができる大事な判断材料になっています。

猫はストレスを抱えやすいので、ちょっとした環境の変化や、フードが変わっただけでも下痢をすることがあります。

また、下痢と言ってもその種類はさまざまで、どんな下痢なのかによって緊急性が変わってきます。

ここでは猫の下痢の種類について解説していきます。

軟便

通常の便よりも水分量が多く、形の崩れているものを軟便と言います。

正常な便の水分量は60%から80%ほどでコロコロとした形状をしていますが、軟便は水分量が多いため形が保たれていないか、保たれていても触ると簡単に崩れてしまいます。

水様便

下痢の中で最も水分量が多く、液状の便を水様便と言います。

水様便は90%以上の水分量で、感染症や消化器の疾患のときに出ることがあるので注意が必要です。

水様便が見られる場合は疾患が重症化していることもあるので、早めに動物病院を受診した方がよいでしょう。

粘液便

半固形から泥状のものは粘液便と呼ばれます。

大腸や直腸に異常があるときに見られる便で、正常便や軟便の表面にゼリー状の粘液が付着する場合も。

猫が便を出したい仕草をするものの、スムーズに排泄できないときに粘液便が確認されることもあります。

血便・血様便

血が混じっている便は血便・血様便と呼ばれます。

肛門に近い大腸から出血がある場合に、赤やピンク色が混ざった便になります。

便に血が混じるだけでなく、真っ赤な血が出るときは重症の可能性が高いので、早急に獣医師に相談しましょう。

黒色便

黒色のタール状の便、黒色が混ざった便は黒色便と言います。

大腸よりも前の消化器、胃や小腸などで出血すると血液が酸化され、黒いタール状の便になります。

平常時の便も時間が経つと黒くなりますが、黒色便は排泄されたばかりでも黒いのが特徴。

愛猫のお腹の調子が悪そうであれば、排便したときに便の色を確認してあげましょう。

猫の下痢は大きく2種類に分けられる

猫の下痢は「小腸性下痢」と「大腸性下痢」という、どこが起因となって下痢になったのか、判断する必要があります。

小腸性下痢大腸性下痢
便の回数変化なしか少し増える増える
便の量増える変化なしか少し減る
しぶりほぼなしある
血便黒色便が見られる鮮血便が見られる
粘液便(ゼリー状の便)ほぼなし多い
食欲変化なしか少し落ちる変化なし
体重減少長引くと減るほぼ変わらない
しぶりとは、うんちが出ないのに何度も排便の姿勢になること

病気の治療には下痢の原因になる疾患がどこの場所にあるのかを特定しなくてはなりません。

獣医師に相談する前に、上記の点を確認しておくと正確な診断に役立ちます。

それぞれの特徴について見ていきましょう。

小腸性下痢

小腸性の下痢は下痢の状態は水様便から軟便まで様々ですが、便の量や回数が増えるのが特徴です。

下痢だけでなく嘔吐も伴っている場合、重症化する危険が高いので注意が必要。

小腸で出血がある場合は血が黒っぽくなり、黒色便が見られることがあります。

大腸性下痢

大腸性下痢の場合、便にゼリー状の粘液が付着していることがあります。

肛門が近いため、血便が出た際に血の色が鮮やかなのも特徴。

排便の意志があるのになかなか排泄できなかったり、排便が終わってからも排泄の姿勢で力んでいる様子が確認できることもあります。

一回の便の量が減る一方で、排便の回数が増える傾向があります。

猫が下痢になる原因

猫は人間に比べて繊細なので、ちょっとしたことが原因でお腹をゆるくしてしまいます。

愛猫の健康を守るためにも下痢の原因について把握しておくことは大切。

ひとつずつチェックしていきましょう。

異物の誤飲・誤食

猫にとって毒になるもの、またはオモチャなどを誤飲・誤食して下痢になってしまうケースがあります。

愛猫が誤って食べてしまわないように、飲み込みやすいものは片付けておきましょう。

玉ねぎやチョコレートなど、人間の食べ物は猫にとっては毒になることがあります。

ユリやアジサイなどの植物も猫には有害であるため注意が必要です。

好奇心から猫が手を出してしまわないように気をつけて管理しましょう。

食事やおやつの量や種類、品質

初めて猫を飼う人にとっては意外と見落としやすいのが、食事内容による下痢です。

  • フードの切り替え
  • フードの与えすぎ
  • フードが合わない
  • フードが古い
  • 普段食べないおやつを食べた など

上記のようにフードの切り替えのタイミングが早過ぎないか、フードが多過ぎないか確認してみましょう。

猫はフードの切り替えが急だと、うまく消化ができずに下痢になることがあります。

フードが古い場合や普段食べないものも同様で、消化器が受け付けずにお腹を下してしまう原因になります。

また、フードが合わない場合はアレルギーとして、皮膚に赤みや脱毛、かゆみなどの症状が出る場合も。

愛猫が下痢をしてしまったときは、何か他の症状も併発していないかチェックしてあげましょう。

ストレス

ちょっとしたことでもストレスになってしまうのが猫で、私たち人間には気付かないようなところでストレスを抱えているかもしれません。

  • 引越し
  • 模様替えをする
  • 新しい家族が増える
  • 室外の騒音(工事音や花火など)
  • 猫が苦手なニオイがする
  • 長時間の留守番 など

猫は環境の変化に弱いため、ストレスで下痢になってしまうことがあります。

ストレスによる下痢は一過性のものも多いので、上記のように原因がはっきりしている場合は様子を見てもよいかもしれません。

時間が経ち、環境に慣れれば次第に治まることもあります。

引越しなどで環境がガラッと変わってしまった場合は、お気に入りのクッションなど、自分のニオイのついたものを近くにおいてあげることでストレスを緩和できます。

季節の変わり目

季節の変わり目に体調を崩し、下痢になってしまうこともあります。

急な温度変化で暑くなったり寒くなったりすると胃腸に負担がかかり、消化が上手にできなくなってしまいます。

また、換毛期に毛を大量に飲み込むことが原因になっているのかもしれません。

エアコンで室温を調節したり、ブラッシングなどで日々のお手入れをしてあげることが大切です。

薬の副作用

薬が原因で下痢を起こしてしまう場合もあります。

便秘のときに処方される下剤が便の水分量を増やし過ぎて下痢になってしまうケース。

また、抗生剤や抗がん剤、抗炎症剤などにより、腸内に炎症が起きてしまうケースなどがあります。

状態によっては薬の使用を控えた方がよいこともあるので、獣医師と相談しながら治療を進めましょう。

病気

胃腸炎や大腸炎など消化器系の病気や、腫瘍、甲状腺の異常など、考えられる病気はさまざま。

単純な炎症ではなく、膵外分泌不全のように消化酵素が正常に分泌されず、それが下痢の症状として表れる場合もあります。

下痢には重篤な病気が隠れていることもあるので、慢性的な下痢が続く場合は早めに獣医師に相談しましょう。

感染症

猫の下痢を発端とする場合は、ウイルス・細菌・寄生虫の3種類の感染症が考えられます。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

ウイルス

  • 猫エイズウイルス
  • パルボウイルス
  • 猫コロナウイルス など

猫エイズウイルスやパルボウイルス、猫コロナウイルスに感染すると、急性的な軟便や下痢が続きます。

これらのウイルスは他の猫との接触によって感染するので、できる限り愛猫を外に出すのはやめた方がよいでしょう。

網戸越しでも感染ることがあるため注意が必要外に出なくても罹患する可能性はあります

ウイルスが突然変異を起こして猫伝染性腹膜炎を発症すると死亡してしまうこともあるので、十分に気をつけましょう。

細菌

  • ウエルシュ菌
  • サルモネラ菌
  • カンピロバクター など

細菌による下痢は腸内バランスが崩れたり、汚染されたものを口にして腸炎になることで起こります。

体力のある成猫のときは症状が出ないことがありますが、高齢になったり、季節の変わり目で体調を崩していたりすると、免疫力の低下から発症することがあります。

日頃からバランスの良い食生活を心がけたり、食べ物が腐りやすい時期にはフードを出しっぱなしにしないように注意してあげられると良いですね。

寄生虫

  • 回虫
  • コクシジウム
  • ジアルジア など

野良猫や外に出ることの多い猫は寄生虫に感染している場合があります。

上記の寄生虫は成猫は症状が出にくいものの、子猫は嘔吐や下痢を引き起こします。

野良からお迎えした猫は感染している確率が高いので気をつけましょう。

猫の吐しゃ物や便に卵が含まれており、それを舐めた猫が感染します。

人に感染する危険もあるので、愛猫が下痢をしていたら動物病院での糞便検査を検討してもよいかもしれません。

猫の下痢から考えられる病気

病院

猫の下痢には消化器の不調や内臓の病気など、さまざまな疾患が隠れているかもしれません。

下痢には感染性のものや、重症化すると危険な病気もあるので注意が必要です。

ここでは猫の下痢から考えられる病気について説明していきます。

感染性腸疾患(かんせんせいちょうしっかん)

細菌やウイルス、寄生虫に感染することで下痢や嘔吐などの症状が見られます。

主に口から感染するとされており、感染した細菌やウイルスが腸内で毒素を出したり、寄生虫が腸壁を傷つけることから症状が引き起こされます。

炎症性腸疾患(えんしょうせいしっかん)

炎症性腸疾患は原因がはっきりせずに慢性的に消化器症状を起こす、消化器疾患の総称です。

食欲不振、嘔吐、下痢などの症状が3週間以上続くときは注意が必要。

遺伝的な原因や腸内細菌の状態、免疫反応により発症するとされています。

原因が分かっていないため予防が難しい病気ですが、感染性腸疾患と違って、他の猫に感染ることはありません。

腫瘍(しゅよう)

腸に腫瘍ができると、下痢になったり食欲不振として症状が表れます。

腫瘍が塊状になると腸管を塞いで腸閉塞になったり、腸に穴が空いて腹膜炎を起こすことも。

腸に腫瘍ができる原因ははっきりと解明されていないものの、早期発見・早期治療が非常に大切な病気です。

愛猫の様子に異常があれば、早めに動物病院を受診しましょう。

毛球症(もうきゅうしょう)

飲み込んだ毛が胃や腸で塊になり、様々な症状を引き起こす病気です。

猫は毛づくろいをする生き物なので、少量の毛であればそのまま便として排出されたり、吐き戻したりします。

しかし、換毛期などで抜け毛の量が増えた場合、胃の中で毛が溜まり過ぎて頻繁な嘔吐や食欲不振を起こすことも。

胃に溜まった毛が腸に流れると腸閉塞になり、下痢になってしまう場合もあります。

さらに重症化すると腹膜炎にも繋がるので注意が必要です。

肝疾患(かんしっかん)

肝臓に障害が起こると、下痢や嘔吐などの症状を示す場合があります。

肝臓に炎症が起きる病気は急性肝炎や慢性肝炎などがありますが、どちらの場合でも下痢や嘔吐などの症状が見られます。

予防法は猫に有毒な物を食べさせないことやストレスを与えないことですが、定期健診を受けさせてあげるのが最も重要。

肝機能が低下すると、アンモニアなどの有毒物質を解毒できなくなってしまうので、深刻な状況になる前に獣医師と相談して治療を進めましょう。

膵外分泌不全(すいがいぶんぴふぜん)

膵外分泌不全とは膵臓から出る消化酵素が不足してしまうことで、消化吸収が正しくできなくなってしまう病気です。

消化酵素を分泌する機能が失われてしまうため、栄養を吸収できず体力が衰えていきます。

栄養不良により毛並みが悪くなったり、正常な便が出なくなり下痢になることも。

食欲はあるのに体重が減っていく場合は用心が必要です。

出血性胃腸炎(しゅっけつせいいちょうえん)

出血性胃腸炎になると急な嘔吐や血の混ざった下痢などの症状が見られます。

過剰な免疫反応が原因と言われていますが、はっきりとしたことは分かっていません。

出血性胃腸炎は数時間で重篤な状態に陥ってしまうこともある、命を落としかねない危険な病気です。

吐しゃ物にピンク色の血が混ざっていたり、血便があるようであれば早急に動物病院へ相談しましょう。

食物アレルギー

特定の食べ物に対してアレルギー反応を起こし、かゆみを感じたり、下痢になってしまうことがあります。

食事の後で愛猫にかゆみや脱毛、下痢などの異常が見られたときは獣医師に相談しましょう。

アレルゲンは血液検査で調べることも可能です。

愛猫が下痢のときの対処法

それでは、もしも猫が下痢になってしまったらどのように対応すればよいのでしょうか?

ここでは愛猫が下痢になってしまったときの対処法について解説します。

便の状態を把握する

  • 便はどんな状態か
  • 便の色や回数
  • いつから下痢が続いているのか
  • 下痢以外の症状がみられるか など

愛猫が下痢をしてしまったら、まずは便の状態を確認しましょう。

上記のように便の固さや色、回数、下痢が始まった時期などを把握しておくのが重要です。

下痢以外にも食欲不振や嘔吐など、気になる症状がある場合は獣医師に詳しく伝えられるように観察しておきましょう。

下痢と言っても、下痢を起こす病気はたくさんあるため、正確な診断には詳しい情報が必要です。

可能であれば、便をとっておいて動物病院まで持っていくか、写真を撮影しておくと診断の助けになります。

愛猫の様子を確認する

下痢以外に愛猫の体調全般について確認しましょう。以下の2つがすぐに見分けやすいポイントです。

  • 元気はあるか
  • 食欲はあるか など

食欲がなくなっている場合は、普段の何割くらい食べているかなど、具体的に説明できるとよいですね。

元気がない場合は重症化する前に早めに動物病院へ相談に行きましょう。

食事を与える際はふやかして与える

下痢のときは消化機能が落ちているため、食事をふやかして与えるのも良い方法です。

消化しやすいようにフードを少しふやかしたり、量を調整して与えましょう。

ただし、フードの量を減らすと栄養不足になってしまうこともあるので、獣医師に相談して食事をコントロールするのがおすすめです。

愛猫が下痢のとき病院に行くべき症状

下痢は一過性のものであれば2~3日もすれば次第に治まってくるものです。

しかし、何らかの疾患によって下痢が引き起こされているのであれば、様子を見ている間に症状が悪化してしまうこともあるでしょう。

ここでは早めに病院へ連れて行った方がよい下痢の症状について解説します。

ぐったりしている

愛猫がぐったりしていて元気がないようであればすぐに動物病院へ行きましょう。

下痢以外にもなにかの病気に罹っている可能性があります。

元気がないのは体調不良の証拠なので、早めの受診が大切です。

猫はよく寝る動物ではあるものの、明らかに動く時間が少なくなっていたり、辛そうにしていると気付けるでしょう。

食欲がない、水を飲まない

食事や水分補給は生命を維持する上で必要不可欠。にも関わらず、食欲がなかったり、水を飲まない場合も注意が必要です。

食欲がないのは消化器のどこかに疾患があるからかもしれません。

下痢なのに水を飲まない状態が続くと脱水症状になってしまうので、早めに動物病院へ連れて行ってあげましょう。

下痢に粘膜や血液が混ざっている

便に粘膜や血液が混ざっている場合は消化器のどこかで炎症が起こっているかもしれません。

大腸で炎症が起きているときは便にゼリー状の粘膜が張り付くことがあります。

また、便に血が付着している場合も、胃や腸などで出血している可能性があります。

便の状態を確認して獣医師に相談に行きましょう。

嘔吐をしている

下痢とともに嘔吐がある場合は何かの病気かもしれません。

猫は吐き戻しをしやすい動物ですが、1日に数回吐き戻しをするようであれば体調不良のサインと言えるでしょう。

感染症や毛球症など、色々な病気が原因で嘔吐を起こしやすくなります。

愛猫が吐いた後につらそうにしていたら、動物病院へ連れて行ってあげましょう。

長期間下痢が続いている

長期間下痢が続いている場合は疾患を抱えている可能性があります。

肝臓や腸に疾患があると慢性的な下痢の原因になります。

疾患がある場合、様子を見ていても改善は見込めないので早めに獣医師に相談しましょう。

愛猫が子猫またはシニア猫

子猫やシニア猫は体の抵抗力が低いため、病気の症状が強く出てしまうことがあります。

成猫では症状が出にくい病気でも、放置しておくと重症化してしまうかもしれません。

急に体調を崩してしまうこともあるので、なるべく早期に動物病院で診察してもらいましょう。

筆者も体験した元気いっぱいなのに下痢という症状の子猫

子猫は本人が思っている以上にまだまだ体力がなく、しかし好奇心はたっぷりあるので、元気いっぱいです。

そんな子猫期の下痢で判断に困るのが、「元気いっぱいなのに下痢をしている」ということ。

あからさまに元気がなければ「すぐに動物病院へ」と判断できますが、「下痢をしているけれど元気いっぱいだしごはんも全部食べる…本当は大丈夫なのか?」と思ってしまいます。

原因が何かを考える・探す

「元気いっぱいである」ということを前提として、異物の誤飲誤食や明らかな下痢の違和感がなければ、過度な心配は必要ありません。

ただ、何が原因なのかを探る必要はありますし、原因によっては緊急性を要する場合もあります。

元気である以上、大事には至らないと思いたいものですが、まだ初期症状であるというだけかもしれませんよね。

思い当たる節がないか、今は元気でも1時間後2時間後にも元気なのか、そうしたポイントをメモしておきましょう。

結局は病院へ行くことが安心に繋がる

結論から言えば、どちらにしても動物病院へとりあえず行ってみるということがおすすめ。獣医師さんの意見を聞くことが、安心感にも繋がります。

下痢とは言っても、猫それぞれに違いがあります。どんな下痢なのか、併発している症状が本当にないのか、専門家じゃないとわからないことも多いですよね。

筆者の愛猫の場合は、動物病院に一泊したことによるストレスだと思われましたが、結局のところ明確な原因はわからないままです。

それでも、整腸剤と下痢止めをもらって、数日もすればよくなりました。

わからないときには難しく考えず、獣医師さんの診断を聞き、適切な治療を受けることが一番ですよ。

猫の下痢を予防する方法

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猫の下痢を予防するためには、体調を崩さないように生活環境を整えてあげることが大切です。

食事の見直しや、事故につながりそうな物を片付けるのも重要。

できることからひとつずつ取り組んでいきましょう。

フードを見直す

食物アレルギーが原因で下痢になってしまっている場合は、フードを他のものに切り替えると良いかもしれません。

一度に切り替えると体がビックリして受け付けないこともあるので、少しずつ切り替えていきましょう。

また、キャットフードには下痢になりにくいグレインフリーのものや、食物繊維の量が調整されているものもあります。

シニア猫の場合は低カロリーで消化の良いものに変更した方が良い場合もあります。

獣医師と相談しながらフードの見直しを図ると良いでしょう。

食事量や回数を見直す

猫の体調や年齢によっては食事量や回数の見直しが必要かもしれません。

食事量が多いとうまく消化できずにお腹を下してしまうことがあります。

一回の食事量を減らして食事回数を増やすなど、調整してあげましょう。

子猫やシニア猫では一度に消化できる量が少ないので、少量のご飯を複数回に分けて与えると良いでしょう。

   

■活動係数

計算

愛犬1日あたりのフードの量

g

2回に分けて与える場合…g

3回に分けて与える場合…g

4回に分けて与える場合…g

愛犬1日あたりに必要なカロリー

kcal

誤飲・誤食しそうな物は片付ける

猫は好奇心から色々なものを飲み込んでしまいます。

飲み込みやすいサイズのおもちゃや、人間の食事なども口にしてしまいかねません。

おもちゃをかじって食べてしまうこともありますし、猫が口にしてはいけない人間の食べ物もたくさんあります。

猫が誤って飲み込んでしまいそうなもの、猫にとって有毒なものは整理しておきましょう。

定期的にワクチン接種する

ワクチンを定期的に接種しておくと、感染症による下痢を予防できます。

例えば、先ほどご紹介したパルボウイルスは下痢だけでなく様々な体調不良を引き起こしますが、ワクチンを接種しておくことで感染を未然に防ぐことができます。

獣医師と相談しつつ、基本的には年に一回を目安にワクチンを接種すると良いでしょう。

ストレスの原因を取り除く

ストレスの原因を取り除いて猫が快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。

猫は繊細な生き物なので、色々なものにストレスを感じてしまいます。

環境の変化やニオイ、苦手なものなど、ストレスの原因になっているものはないか見直してあげましょう。

ブラッシングはこまめに行う

ブラッシングをこまめに行なって、抜け毛を飲み込み過ぎないようにサポートしてあげましょう。

猫は良く毛づくろいをしますが、毛を飲み込み過ぎると胃や腸で塊になって、嘔吐や下痢を起こしかねません。

換毛期など抜け毛の増えやすい時期は特にブラッシングを丁寧に行いましょう。

適切な室温と湿度を心がける

猫が体調を崩さないように適切な室温と湿度に調節してあげましょう。

人間もお腹を冷やすと下痢になってしまうことがあるように、猫も気温が変化すると体調を崩しやすくなります。

猫が快適に過ごせる温度は20℃~28℃、湿度は50%~60%程度です。

人間が少し暑いと感じるくらいを目安にすると良いでしょう。

愛猫が下痢のときの注意点

猫が下痢のときには必ず専門家の指示を仰ぎましょう。自己判断で治療しようとすると逆効果になり、危険です。

下痢の理由によって治療方法は異なるため、適切な治療を行えるようにする必要があります。

自己判断で薬を与えない

自己判断ではなく、必ず獣医師の判断を仰いで薬を与えましょう。動物病院を受診すれば、症状に適したものを処方してくれます。

くれぐれも、人間用の下痢止めや整腸剤を使用してはいけません。

人間と猫では体の構造が違うため、逆効果になってしまいます。

猫に薬を与えるときは、動物病院から処方されたものを正しい手順で与えることが大切です。

絶食はさせない

猫が下痢をしたときに、自己判断で絶食はさせないようにしましょう。

ご飯を食べさせないと栄養が不足してしまう可能性があります。

消化器を休めるために絶食を行うのは危険です。栄養不足だけではなく、結果的に命に関わることとなります。

食事を見直す場合は獣医師の指示に従いましょう。

トイレはこまめに掃除、消毒する

下痢のときは排泄が終わったらすぐに片付けて、トイレを清潔に保ってあげましょう。

下痢の原因が感染症の場合、排泄物に細菌や寄生虫が含まれているかもしれません。

猫が排泄物に触らないように早めに片付けましょう。

もしもトイレ以外の場所で嘔吐や下痢をしてしまった場合は、塩素系の消毒薬で消毒しましょう。

猫はアルコールを分解できないため、アルコールによる消毒はおすすめできません。

排泄物や嘔吐物を処理したら手を洗う

愛猫の排泄物や嘔吐物を処理したら必ず手を洗いましょう。

猫が罹る感染症には人間に感染るものもあります。

排泄物を経由して人間に感染してしまう可能性があるので非常に危険。

猫が体調を崩しているときには、いつも以上に衛生面に注意してお世話をしましょう。

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