超大型犬の一種で牧羊犬として長い歴史を持つのが、今回ご紹介するコーカシアン・シェパードです。
力強い見た目をしている犬種であり、その見た目通りに警戒心やわずかな攻撃性も秘めています。
もともと、家族や家畜を守る目的で活躍していた犬種なので、こうした性格を今でも持っている犬種です。
お迎えできる個体は多くありませんが、家庭犬としてお迎えするならどうすべきか、詳しくまとめました。
この記事の結論
- 成人の腰くらいの体高と体重があり、超大型犬に分類される犬種
- 分厚い被毛でダブルコートを持ち、特に寒い地域に適している
- 持久力と力強さを持ち、役割を与えられることに向いている犬種
- 頑固で独立心が強いため、適切なしつけと社会化が必要不可欠になる
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目次
コーカシアン・シェパードの特徴

コーカシアン・シェパードは、ロシアのコーカサス地方を原産とする、大型の牧羊犬の一種です。
シープドッグやガード・ドッグなどの役割を果たしてきており、家庭犬に比べて勇敢で警戒心の強い犬種でもあります。
性格面ではとても用心深い性格をしており、役割をまっとうする際には積極的な姿勢を見せてくれる心強い性格をしています。
一時は純血種の個体数が圧倒的に減り、絶滅の危機に瀕していましたが、近年ではその数も徐々に回復傾向にあります。
穏やかで落ち着いている
独立心が強く用心深い
警戒心が強く吠えることも
激しい運動を好まない
その他情報
原産地 | ロシア |
犬種グループ | 2G:使役犬 |
大きさ | 大型 |
平均寿命 | 10歳~12歳 |
なりやすい病気 | 股関節形成不全,白内障,熱中症 |
参考価格 | 50万円以上 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ジンジャー(ラスティ),ストロー,ホワイト,レディッシュ・ブラウン,ブリンドル |
コーカシアン・シェパードの身体的特徴
コーカシアン・シェパードは、骨太で筋肉質な体格を持ち、全体的にがっしりとした印象を与えます。
頭部は大きく、マズルは目立ち、鼻は幅広く、耳は短く丸みを帯びています。
被毛は厚く、寒さや天候から身を守るための密生したアンダーコートがあります。
寒さにも暑さにも非常に強いので、極端な気候の中での生活にも適しています。
コーカシアン・シェパードのサイズ(体高・体重)
体高 | 男の子:65cm以上 女の子:62cm以上 |
体重 | 男の子:50kg以上 女の子:45kg以上 |
コーカシアン・シェパードは超大型犬に分類され、性別や個体によってサイズに幅があります。
一般的に、男の子の体高は65cm以上で平均70~90cm、体重は50~100kg、女の子の体高は62cm以上で平均65~75cm、体重は45~80kg程度とされています。
このように、男の子の方が女の子よりも大きい傾向があります。
地域ごとのタイプでも個体差が大きく、例えば南コーカサス地方の犬たちはよりどっしりとしており、ステップ地帯の犬たちはより軽く、脚の長い構成で短毛のことが多いとされています。
コーカシアン・シェパードの毛色・被毛
被毛は厚く、寒さや天候から身を守るための密生したアンダーコートがあります。
毛色はバンドのあるグレー被毛で、さまざまなシェードがあります。
通常は明るい毛色で、ジンジャー(ラスティ)、ストロー、ホワイト、レディッシュ・ブラウン、ブリンドルになる傾向があります。
また、パイド(地色に一色または二色の明確な斑を構成するもの)および、斑の散ったものもあります。
被毛の長さにはロングコートとショートコートの2タイプが存在し、どちらも厚いダブルコートで防寒性が高く、寒冷地の気候にも耐えることができます。
コーカシアン・シェパードの運動能力
コーカシアン・シェパードは、家畜の護衛や番犬としての役割を果たすため、持久力と力強さを兼ね備えています。
しかし、あまり激しい運動を好まない傾向があり、日常的な適度な運動が推奨されます。
例えば、毎日30分から1時間程度の散歩が適切。過度な運動は関節に負担をかける可能性があるため、注意が必要です。
コーカシアン・シェパードの平均寿命
大型犬は一般的に寿命が短い傾向にありますが、コーカシアン・シェパードの平均寿命は10歳~12歳と比較的長いとされています。
これは健康で丈夫な体質を持つことが要因と考えられている一方、大型犬らしく長寿とは言えません。
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コーカシアン・シェパードの注意したい病気
股関節形成不全 | 骨格形成期に骨が変形したり関節が緩むことから、股関節が異常形成される病気 |
白内障 | 目の水晶体が白く濁ることで、視力の低下や失明を引き起こす可能性のある病気 |
熱中症 | 体温が上昇し、高体温及び脱水することにより、急変や死亡リスクがある病気 |
コーカシアン・シェパードは健康で丈夫な犬種ですが、以下のような疾患に注意が必要です。
股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)は大型犬に多い疾患で、遺伝的要因や過度な運動、肥満がリスク要因となります。
関節系疾患でもあるため外からはわかりづらく、歩行に異常を感じた場合は早めの受診が推奨されます。
白内障(はくないしょう)は遺伝的要因や老化に伴い発症する可能性があり、視力低下を引き起こします。
これらの疾患を予防・早期発見するためには、定期的な健康診断と適切なケアが重要です。
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コーカシアン・シェパードの見分け方
コーカシアン・シェパードは、その堂々とした体格と特徴的な外見で他の犬種と区別できます。
骨格はしっかりとしており、筋肉質でがっしりとした体型をしています。頭部は大きく、マズルは短めで、額には皺が見られます。
耳は自然な状態では垂れていますが、伝統的に断耳されることもあります。
首周りの被毛が特に豊富で、これは外敵からの攻撃時にダメージを軽減する役割を果たします。
これらの特徴により、コーカシアン・シェパードは他の犬種と明確に区別することができます。
コーカシアン・シェパードの登録頭数
日本におけるコーカシアン・シェパードの登録頭数は非常に少なく、希少な犬種とされています。
2006年のジャパンケネルクラブ(JKC)の統計によれば、コーカシアン・シェパードの登録頭数はわずか1匹でした。
その後の具体的な登録数のデータは見つかりませんでしたが、近年でも日本での飼育例は極めて少ないと考えられます。
この希少性は、同犬種の飼育が難しいことや、日本の住宅事情に適さないことなどが要因として挙げられます。
コーカシアン・シェパードの性格・習性

コーカシアン・シェパードは見た目通りに力強い犬種で、警戒心の強さと番犬気質が有名です。
役割を与えられて生きてきたため、飼い主に忠実で役割をまっとうすることができるのです。
そんなコーカシアン・シェパードの性格を理解することで、より魅力を詳しく知ることができるでしょう。
警戒心が強く、優れた番犬としての資質
コーカシアン・シェパードは、もともと家畜の護衛犬として育成されてきた犬種であり、極めて強い警戒心を持っています。
見知らぬ人間や動物に対して非常に慎重で、飼い主が警戒を解かない限り、近づくことを許さないことが多いです。
そのため、番犬としての資質が極めて高く、不審者の侵入を防ぐ役割を果たします。
ただし、適切な社会化が不足すると、攻撃的になりやすい点には注意が必要です。
幼少期からさまざまな環境や人に慣れさせる社会化を始め、番犬としてであってもしつけをしておくことが大切です。
飼い主に対する忠誠心が強い
コーカシアン・シェパードは、自分の家族と認めた相手には非常に忠実で、強い絆を築きます。
特にリーダーシップを発揮できる飼い主に対しては、深い信頼を寄せ、従順な態度を示します。
家族を守る本能が強く、子供や弱い存在に対しても献身的に行動することが多いです。
しかし、独立心も強いため、甘やかしすぎると指示に従わなくなる可能性があります。
しっかりとしたトレーニングと、信頼できる仲間であることを認識してもらうための関係構築が重要です。
自立心が強く、頑固な一面もある
この犬種は非常に頭が良く、独立心が強いため、時に頑固な態度を取ることがあります。
自分の判断で行動する傾向があり、コマンドに対しても納得しなければ従わないことがあります。
これは、牧羊犬として狼や外敵と対峙する際、自らの判断で行動する能力が求められたことによるものです。
そのため、しつけには根気と一貫性が求められ、飼い主はリーダーシップを持って接する必要があります。
コーカシアン・シェパードの誕生の歴史

コーカシアン・シェパード(Caucasian Shepherd)は、ロシアやジョージア、アルメニア、アゼルバイジャンなどのコーカサス地方に古くから生息していた護衛犬・牧羊犬を祖先に持つ犬種です。
その歴史は2000年以上にも遡るとされ、遊牧民や羊飼いたちによって育成されてきました。
主に羊の群れをオオカミやクマなどの大型捕食動物から守るために使用され、家畜を護衛する能力に優れていたため「コーカサスの守護神」とも呼ばれています。
長い間、自然淘汰と人為的選択のもとで進化してきました。そのため、過酷な山岳地帯や極寒の気候にも耐えられる強靭な体を持ち、優れた防衛本能と勇敢さを備えています。
また、地方ごとに異なるタイプが存在し、西コーカサスの犬はより大型で被毛が長く、東コーカサスの犬は比較的短毛で脚が長い傾向にあります。
20世紀に入ると、ソビエト連邦がこの犬種の資質に注目し、軍用犬や警察犬としての改良が行われました。
特に旧ソ連時代には国境警備犬としても活用され、国の安全を守る重要な役割を果たしました。
現在では、家庭の番犬や警備犬として飼育されることが多く、世界的にもその忠誠心と護衛能力が評価されています。
コーカシアン・シェパードと繋がりのある犬種
チベタン・マスティフ

チベタン・マスティフは、チベット高原を原産とする大型犬で、古代から僧院や家畜の護衛犬として活躍してきました。
厚い被毛とライオンのようなたてがみが特徴で、性格は独立心が強く、飼い主には忠実ですが、警戒心が非常に強いため、番犬としての能力が高いです。
また、耐寒性に優れ、標高の高い環境でも適応できる頑健な体を持っています。
チベタン・マスティフは、コーカシアン・シェパードを含む多くの護衛犬や牧羊犬の祖先と考えられています。
特に、大型で筋肉質な体、厚い被毛、強い防衛本能といった特徴は共通しており、コーカサス地方に広がる過程で地域の犬種と交雑しながら進化してきたと推測されています。
コーカシアン・シェパードの優れた護衛能力や独立心の強さも、チベタン・マスティフから受け継がれた可能性があります。
思慮深く、とても温和な正確
とても警戒心が強く、しつけが重要
護衛犬でもあったため、吠えやすい
短時間ではなく、長時間の運動を好む
その他情報
原産地 | 中国 |
犬種グループ | 2G:使役犬 |
大きさ | 大型 |
平均寿命 | 10歳~15歳 |
なりやすい病気 | 股関節形成不全,皮膚炎,外耳炎 |
参考価格 | 80万円~2億円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | リッチブラック,ブラウン,ゴールド,ブラック&タン,グレー&ブルー,グレー&ブルー&タン |
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セント・バーナード

セント・バーナードはスイス原産の大型犬で、もともとはアルプスの山岳地帯で遭難救助犬として活躍し、人懐っこく温厚な性格が特徴です。
短毛タイプと長毛タイプの2種類が存在し、どちらも寒冷地での耐久力に優れています。また、力強い体格と高い知能を持ち、家庭犬としても愛されています。
セント・バーナードとコーカシアン・シェパードには、どちらも寒冷地で育成された大型犬という共通点がありますが、性格や役割には違いがあります。
コーカシアン・シェパードは主に護衛犬としての役割を担うのに対し、セント・バーナードは救助犬としての役割を果たしてきました。
しかし、19世紀以降、ロシアやヨーロッパの一部地域で護衛犬や番犬としてセント・バーナードの血統が他の犬種と交配されることがあり、コーカシアン・シェパードの改良過程で何らかの影響を受けている可能性があります。
特に、コーカシアン・シェパードの一部の個体が持つ穏やかな気質は、セント・バーナードの血統が関係しているかもしれません。
優しく穏やかな性格
飼い主に懐きやすい
攻撃性が低いので吠えにくい
運動量が多いので十分な散歩が必要
その他情報
原産地 | スイス |
犬種グループ | 2G:使役犬 |
大きさ | 大型 |
平均寿命 | 8歳~10歳 |
なりやすい病気 | 拡張型心筋症,胃拡張捻転症候群,股関節形成不全,外耳炎,皮膚炎,白内障 |
参考価格 | 15万円~30万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | レッドブラウン,ブラウンイエロー |
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コーカシアン・シェパードを飼うのに向いている人の特徴

コーカシアン・シェパードは少々難易度の高い犬種で、飼うのが簡単ということはありません。
体の大きな犬種であることはもちろんのこと、性格面でも注意すべき点が複数あるからです。
しつけ経験があり、根気強くしつけのできる人
コーカシアン・シェパードは非常に賢く、しつけのしがいがある犬種ですが、初心者向けではありません。
頑固な性格と独立心の強さから、トレーニングを成功させるには経験が必要です。
特に服従訓練や社会化トレーニングは早い段階で行うべきで、一貫したルールとリーダーシップを持って接することが重要です。
甘やかしすぎると主従関係が崩れ、コントロールが難しくなるため、経験豊富な飼い主に向いている犬種と言えます。
多頭飼いや小動物との共存を避けられる人
もともと護衛犬として育成されてきたため、他の犬や動物に対して支配的な態度を取ることがあります。
特に同じ性別の犬とは相性が悪く、縄張り意識が強いため、無理に一緒に飼おうとするとトラブルの原因になることがあります。
しかし、幼少期から他の動物と接する機会を増やし、適切に社会化を行えば、多頭飼いも可能になります。
ただし、小型動物に対しては狩猟本能が働くことがあるため、注意が必要です。
コーカシアン・シェパードの飼い方

コーカシアン・シェパードは飼育難易度の高い犬種なので、お迎えが簡単とは言えません。
だからこそお迎えをするとなったら、事前に理解しておきたいポイントがいくつかあります。
特にコーカシアン・シェパードの特性でもある警戒心の強さや、運動量の多さは理解しておかなければいけないでしょう。
徹底したしつけと刺激に慣れさせる

コーカシアン・シェパードは自分の縄張りを強く意識する性格を持っています。
特に自宅の敷地内では、その本能が強く発揮され、侵入者に対して強い警戒心を示します。
そのため、飼育する際には適切なフェンスや柵を設け、勝手に外部の人間や動物と接触しないよう配慮することが重要です。
また、幼少期から来客に慣れさせるなど、適切なトレーニングを行うことで、過度な警戒心を和らげることができます。
しつけは一貫性を持ち、毅然とした態度で行うことが大切。甘やかしたり、指示がブレたりすると、飼い主の指示に従わなくなる可能性があります。
特に、「待て」や「伏せ」などの基本的なコマンドは徹底的に教え、制御できる状態にしておく必要があります。
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1日2回各1時間程度の十分な運動が必要

見た目の威厳ある姿からは想像しにくいかもしれませんが、コーカシアン・シェパードは遊び好きな一面も持っています。
特に幼少期はエネルギッシュで、広いスペースで走り回ることを好みます。
適切な運動をさせないとストレスが溜まり、問題行動を引き起こす可能性があります。
そのため、毎日十分な運動を取り入れつつ、知的な刺激を与える遊びやトレーニングを行うことが重要です。
長時間の散歩はもちろん、広いスペースで自由に走る機会を作ることが理想的です。
ただし、警戒心が強いため、ドッグランなどでは注意が必要です。知らない犬に対して攻撃的な態度をとる可能性があるため、他の犬との関係を慎重に見極めながら運動させましょう。
また、知的刺激を与える遊びも取り入れると、精神的な満足度が高まります。
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環境適応能力は高いものの、熱中症には注意

コーカシアン・シェパードは厳しい自然環境の中で育ってきたため、暑さや寒さに強い適応能力を持っています。
特に寒冷地に適した厚い被毛を持っており、雪や強風にも耐えられる体質です。
一方で、高温多湿の環境では熱中症のリスクがあるため、適切な温度管理が必要です。
また、環境の変化にも比較的強いため、正しい手順を踏めば新しい環境にも適応できますが、急激な変化はストレスの原因になることもあります。
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定期的な健康管理と日常的なケア
コーカシアン・シェパードは大型犬のため、股関節形成不全や関節疾患、心臓病などに注意が必要です。
特に体重が重くなるため、成長期には関節に負担がかからないよう適切な食事管理と運動を心がけましょう。

また、厚い被毛を持っているため、定期的なブラッシングが必要。換毛期には抜け毛が多くなるため、毎日のブラッシングを行い、皮膚トラブルを防ぐことが重要です。

さらに、耳のケアや歯のメンテナンスも忘れずに行いましょう。
耳は垂れ耳なので蒸れやすく、汚れも溜まりやすいので定期的にチェックして汚れを取り除いてあげてください。
特に重要なのが歯磨きですが、お互いに慣れていなくても歯周病を防ぐためには、毎日歯磨きをすることが重要です。
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関節や筋肉のサポートをする最適な食事

この犬種は大型犬のため、食事量も多く、栄養バランスを考えた食事管理が必要です。
特に成長期には関節や筋肉の発達をサポートするため、高品質なタンパク質やカルシウムを適量摂取することが大切です。
ただし、過剰な食事は肥満や関節疾患のリスクを高めるため、適切な量を守りながら与える必要があります。
また、胃捻転のリスクがあるため、一度に大量の食事を与えず、1日2~3回に分けて与えることが推奨されます。
必要に応じて関節ケアをサポートしていくためにも、サプリメントの導入も検討してよいでしょう。
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長時間の留守番には向かない

コーカシアン・シェパードは飼い主との絆を大切にする犬種であり、長時間の単独飼育には向いていません。
役割を与えられてきた犬種であるため、長時間何もせず留守番をさせると、ストレスを感じて問題行動を起こすことがあります。
特に、分離不安が強くなると、無駄吠えや破壊行動をすることもあります。
そのため、できるだけ家族がそばにいる環境を作り、一緒に過ごす時間を確保することが重要です。
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番犬としての能力をコントロールする
コーカシアン・シェパードは番犬としての能力が非常に高いため、飼い主の意図とは関係なく、過剰に警戒してしまうことがあります。
例えば、郵便配達員や訪問者に対して攻撃的な態度をとることがあるため、適切にトレーニングを行い、不要な攻撃性を抑えることが重要です。
番犬としてお迎えしたいケースであったとしても、これも含めて適切なしつけは行うようにしておかなければいけません。
また、来客時には飼い主の指示に従うようにしつけ、必要以上に攻撃的にならないよう注意しましょう。
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コーカシアン・シェパードにおすすめのドッグフード・アイテム
レティシアン ネルソンズドッグフード 中・大型犬向け
ネルソンズドッグフードは、イギリス発の高品質なドッグフードで、中・大型犬の健康維持を目的に開発されています。
主成分として新鮮なチキンを使用し、動物性タンパク質を豊富に含むことで、筋肉の発達と維持をサポートします。
穀物不使用(グレインフリー)で、消化吸収に優れ、食物アレルギーのリスクを軽減します。
また、関節の健康を支えるグルコサミンやコンドロイチン、皮膚と被毛の健康を促進するオメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸をバランス良く配合しています。
人工添加物や保存料は一切使用せず、自然由来の成分のみで作られているため、愛犬に安心して与えることができます。
対象年齢 | 全年齢 |
---|---|
内容量 | 5kg |
原産国 | イギリス |
主原料 | チキン生肉、乾燥チキン |
その他原材料 | サツマイモ、バターナッツスカッシュ、チキンオイル、エンドウ豆、チキングレイビー、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、海藻、チコリ(フラクトオリゴ糖)、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖)、ニンジン、パースニップ、リンゴ、カボチャ、スペアミント、インゲン豆、ブロッコリー、ローズマリー、パセリ、マリーゴールド、フェンネル、ショウガ、ユッカ、クランベリー、ナシ |
注意したい原材料 | なし |
安全性の高い添加物 | グルコサミン、コンドロイチン、タウリン、ビタミン類(E、A、D3、B12、ナイアシン、パントテン酸、B2、B1、B6)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン) |
注意したい添加物 | なし |
100gあたりのカロリー | 365.7kcal |
1日あたりの価格(体重5kgの場合) | 193円/105g |
定期販売 | 1~2個:1個あたり7,816円(税込)/3個以上:1個あたり7,356円(税込) |
フード目的 | 一般食(FEDIAF基準) |
フードの種類 | ドライ |
ペティオ(Petio) プレシャンテ ソフトスリッカーブラシ 長毛犬・長毛猫用
ペティオの「プレシャンテ ソフトスリッカーブラシ」は、長毛の犬や猫の被毛ケアに特化したブラシです。
柔らかいピンが特徴で、デリケートな皮膚を傷つけることなく、毛のもつれや絡まりを優しく解きほぐします。
ブラッシングにより、抜け毛やフケを効果的に取り除き、皮膚の血行を促進することで、健康的な被毛の維持をサポートします。
持ちやすいハンドル設計で、長時間の使用でも手が疲れにくく、飼い主にとっても使いやすい製品です。
本体サイズ | S:幅3.4cm×奥行8cm×高さ20.5cm/M:幅3.5cm×奥行10cm×高さ20.5cm/L:幅3.8cm×奥行15cm×高さ20.5cm |
---|---|
本体重量 | S:370g/M:420g/L:630g |
種類 | スリッカーブラシ |
毛・ピンの長さ | - |
毛先のやわらかさ | やわらかめ |
対象年齢 | - |
素材 | 本体・ピン:ステンレス/柄:天然木 |
適合種 | 長毛種 |
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コーカシアン・シェパードの価格

コーカシアン・シェパードは珍しい犬種ではあるものの、一部の地域では全くいないわけではありません。
とはいえ海外からしかお迎えできないような、日本国内ではとても珍しい犬種です。
生体価格は1,000ドルから3,000ドル程度なので、生体価格だけなら20~30万円程度。
その一方、海外からの輸入となるため、手数料や諸経費で50万円以上かかることもあります。
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まとめ
コーカシアン・シェパードを正しく飼うためには、広い飼育環境の確保、十分な社会化トレーニング、一貫したしつけ、適切な運動と健康管理が欠かせません。
また、警戒心が強いため、飼い主がリーダーシップを発揮し、しっかりと制御できるようにすることが重要です。
この犬種は初心者向けではなく、経験豊富な飼い主に適した犬種ですが、正しい方法で育てれば、忠実で頼りがいのあるパートナーとなるでしょう。
この記事の執筆者
nademo編集部
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