猫種

マンクスの特徴や性格は?適切な飼い方や平均寿命について解説

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マンクスはどんな特徴の猫?飼い方・性格・歴史について解説

猫の特徴のひとつでもあるしっぽは、長いしっぽを持つ子もいれば、短いしっぽを持つ子もいます。

その中でもマンクスという猫種は、しっぽが非常に短かったり、しっぽがない子もいるのです。

日本を原産国とするジャパニーズボブテイルは短いしっぽを持ちますが、それとはまた違った特徴のある猫種。

正確な歴史がわかっているわけではないものの、少しずつ知られてきているマンクスについてまとめました。

この記事の結論

  • マンクスとはイギリスのマン島出身で、しっぽのない子もいる猫のこと
  • 短毛種はマンクスであり、長毛種はキムリックという扱いになる
  • 全てのマンクスにしっぽがないわけではなく、短いしっぽを持つ子もいる
  • 国内でお迎えできるケースはほとんどなく、海外からの輸入になる

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目次

マンクスの特徴

マンクス(Manx)の一番の特徴は、しっぽがない子も存在しているということで、短いだけの子も存在します。

これが最大の特徴であり、逆に言えばこれ以外の特徴は、ほとんどないと言っても過言ではないでしょう。

顔立ちはごくごくスタンダードであり、基本的には短毛種、そして体の大きさも平均的。

見た目だけでは見分けるのが難しいほど、一般的な特徴ばかりの猫種です。

引っ込み思案な性格

警戒心が強く、懐きづらい

あまり鳴くことはない

遊び好きだが、運動量は多くない

 その他情報

原産地 イギリス
猫種公認団体 CFA,FIFe,GCCF,TICA
大きさ 中型
平均寿命 10歳~13歳
なりやすい病気 脊椎破裂,椎間板異常,下部尿路疾患
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 平均的
毛質 ダブルコート
毛色 ブラック,レッド,ブルー,ソリッド,スモーク,タビー,トーティシェル,キャリコ
毛の長さ 短毛

体高

男の子約25cm
女の子約25cm

体重

男の子3kg~5kg
女の子3kg~5kg

マンクスの身体的特徴

身体的特徴はしっぽで、顔つきはまん丸としている子が多いマンクス。

目もまん丸という子が多く、体全体を見ても丸っこいスタイルの猫種だと言えるでしょう。

しっぽがないという点以外には、前肢よりも後肢の方がやや高い、というのも特徴のひとつです。

マンクスのサイズ(体高・体重)

体高約25cm
体重3kg~5kg

体のサイズは猫の中では平均的なサイズ感と言えるでしょう。

体高は約25cm程度であり、体重は3kg~5kg程度と標準的な体型。小柄に見えますが、猫の中では中型レベルです。

決して重くはありませんが、全体的にずんぐりむっくりとした体型となっています。

マンクスの毛色・被毛

マンクスの毛色は非常にバリエーションが多く、あらゆる毛色とパターンが認められています。

  • ブラック
  • レッド
  • ブルー
  • ソリッド
  • スモーク
  • タビー
  • トーティシェル
  • キャリコ

これら以外にもバリエーション豊かな猫種なので、毛色も個性のひとつになるでしょう。

被毛の長さはどちらかといえば短めの短毛種で、ダブルコートなので抜け毛ケアが大切です。

マンクスの運動能力

ネズミ狩りとして活躍していたと言われているため、運動能力はどちらかと言えば高めです。

こうした歴史もあり、小動物などの獲物を見つけると狩猟本能が刺激され、活発に行動することも。

ジャンプや走ることは得意なので、運動ができる空間を室内に作ってあげる必要があります。

マンクスの平均寿命

マンクスの平均寿命は猫平均よりもやや短いと言われており、10歳~13歳程度だとされています。

最新の2023年情報では、猫の平均的な寿命は15歳~16歳であるため、少し短いと言えるでしょう。

健康的な生活ができるかどうかは飼い主さん次第なので、長生きできるようなケアが重要です。

マンクスの注意したい病気

マンクス症候群脊椎の奇形や脊髄の異常によりさまざまな症状を引き起こす
尿路結石症膀胱などに結石ができることによって傷や詰まりが生じる
毛球症毛づくろいで飲み込んだ毛の蓄積によって胃の中で塊になってしまう

どんな猫であっても気をつけたい病気が、尿路結石症(にょうろけっせきしょう)や毛球症(もうきゅうしょう)などです。

猫は水を飲む習慣が少ないので、飲んだ量を量ったり、水の与え方を工夫して防ぎたい病気です。

毛球症はグルーミングによって起こり得るため、普段からしっかりと抜け毛を除去してあげる必要があります。

その他にもマンクス症候群というものがあり、主にしっぽのない猫種に見られる病気。

仙骨の形成不全、仙髄の欠損、脊髄繋留症、鎖肛などの影響によって後肢の麻痺や排尿・排便の障害を引き起こします。

マンクスの見分け方

マンクスと似ている猫種は、同じくしっぽのない猫と言われているキムリックです。

この2種については被毛の長さによって見分けが可能で、マンクスは短毛種、キムリックは長毛種です。

この1点のみが見分けるポイントになっていますが、団体によっては同じ猫種として認定していることもあります。

マンクスはしっぽの長さに種類がある

「マンクスはしっぽのない猫」というのは前述の通りですが、実はそれだけではありません。

中にはしっぽが短いだけのマンクスも存在し、必ずしも全くないというわけではないのです。

しっぽの長さタイプ特徴
ランピーしっぽがない
ランピーライザーわずかに短いしっぽを持つ
スタンピー普通の猫より短く折れたり捻れたしっぽを持つ
ロンギー(テイリー)短めから長めのしっぽを持つ

全くしっぽのないランピーだけでなく、短いしっぽを持つランピーライザーやスタンピーなど。

ロンギーについてはジャパニーズボブテイルなどより、少し長い程度のしっぽを持っています。

マンクスの性格・習性

マンクスはどちらかと言えば活発な子であり、とても元気な子が多い猫種です。

ですがそれだけが魅力というわけでもなく、クールな一面も持ち合わせているのが魅力だと言えるでしょう。

静かで落ち着きがある

基本的には静かでいることが多く、周囲を常に警戒しているような猫種です。

特にお迎えしたばかりの頃には周囲をよく見ていて、安心できる場所であるかどうか、確認していることでしょう。

仲良くなってからも落ち着いていることは多いので、元気がないように見えることもあるかもしれませんね。

用心深く飼い主さん以外に懐きづらい

大人しいこともよくあるマンクスは、かなり警戒心が強い、用心深い猫種です。

猫は慣れるまでに時間がかかる子も多いですが、マンクスは特にそうした傾向があるでしょう。

飼い主さん以外にはなかなか懐きづらく、時間を一緒にできていない人だと、家族でもよそよそしくなりがちです。

活発で遊ぶことが好き

物静かでクールなときも非常に多いマンクスですが、一度スイッチが入ると活発に動き回ります。

ネズミ狩りをしていた歴史があるため、小動物を見つけたときには特に活発な動きになるでしょう。

ジャンプ力も高く上下運動も得意なので、キャットタワーやおもちゃ遊びも大好きです。

マンクスを飼うのに向いている人の特徴

マンクスを飼い始めてから後悔することがないよう、飼うのに向いている人がどんな人なのか確認してみましょう。

特に活発な時間も多いマンクスにとって長く一緒に遊んであげることができ、状況によっては構わないことも理解してあげられる人が良いです。

愛猫と遊ぶのが好きな人

どんな猫種にも言えることではありますが、マンクスは特に一度スイッチが入ると元気で活発な子。

おもちゃ遊びは猫にとってストレス発散になりますし、大事な運動の時間でもあります。

一緒に遊ぶと言うだけでなく、単独でも運動できるだけの空間を作ってあげてください。

静かな生活環境を提供できる人

マンクスには静かに大人しく周囲を見渡す時間も必要で、いつ何時でも遊んでいたいというわけではありません。

ときには余計に構わず休める時間も大事なので、そのメリハリをつけられるようにしなければいけません。

テレビの音や音楽、工事音などはストレスになってしまうため、防音環境も必要だと言えるでしょう。

小動物を飼っていない人

ネズミ狩りが得意だったマンクスに対して、小動物との生活は少し危険だと言えます。

場合によっては獲物だと見られてしまうため、お互いの安全のためにもできれば避けた方が良いでしょう。

難しい場合には生活空間を全く別にし、部屋を一緒にしないなどの対策が必要になってきます。

マンクスの値段

マンクスを国内でお迎えすることは難しく、基本的には海外からの輸入となってしまいます。

個体数が多いわけでもありませんので、個体価格が10万円ほどであっても各種手数料によって30万円程度はかかってくるでしょう。

ブリーダー経由であっても日本国内では難しいので、現時点でお迎えはかなり難易度の高い猫種です。

マンクスの飼い方

マンクスをお迎えするとなったときに、困らないよう飼い方を確認しておきましょう。

飼い方のポイントはいくつかありますが、特徴的なしっぽについて注意しておく必要があります。

運動不足にならない環境を整える

運動したいときにはしっかりと運動したいタイプなので、室内飼いだからと言って運動できない環境では困ります。

特に日中、仕事などで家をあけることが多い人は、キャットタワーやキャットウォークの設置が重要になります。

運動不足になってしまうとストレスが溜まるだけでなく、肥満の原因や病気ケガに繋がってしまいます。

ジャンプが得意な猫種ではあるので、登られても安全なように対策を行っておきましょう。

ブラッシングは毎日行う

ブラシの選び方

マンクスは短毛種ですが、ダブルコートで抜け毛がかなり多いので、ブラッシングは毎日行います。

短毛種とは言っても抜け毛が溜まると毛球症の原因にもなりますし、部屋が被毛だらけで汚れる原因にもなります。

毎日ブラッシングできていれば被毛のツヤも見違えるようになるので、ぜひやってあげてください。

ブラッシングは愛猫とのコミュニケーションとなる大切な時間であり、体の健康状態をチェックする重要な時間にもなります。

1日に何度か一緒に遊ぶ時間を作る

できることならば数分程度でも良いので、1日に何度かは一緒に遊ぶ時間を作ってあげられると良いです。

一度に何十分も遊んでいると疲れますし、仕事や家事によって時間を確保することが難しいでしょう。

活発とは言っても小柄なので、1回5分程度は遊べばすぐに息を切らしてくれるはず。

長く遊び続けるのではなく、数分を何度かに分けて遊んであげられると良いでしょう。

しっぽの付け根はむやみに触らない

マンクスの特徴的なしっぽですが、しっぽがないように見えても神経は通っています。

とてもデリケートなので珍しいとは言っても、特にランピーのしっぽの付け根は触らないようにしてください。

しっぽを触られること自体、猫は嫌がることも多いですが、特に注意すべきポイントだと言えます。

脱走しないように注意する

ジャンプ力が非常に高く、仮に獲物を見つけでもしたら集中して追いかけてしまうことがあるマンクス。

ちょっとした油断によって小さい隙間から逃げてしまうこともあり、脱走の危険性が高めの猫種。

脱走しないように注意することはもちろんのこと、脱走対策もきっちり行っておきましょう。

フードは年齢に応じたものを与える

猫のライフステージ

猫に必要な栄養バランスやカロリー量は年齢によって異なります。

年齢に見合ったキャットフードを与えないと、栄養過多や栄養不足、また思わぬ病気に見舞われる可能性が高くなります。

キャットフードには子猫用や成猫用など様々なタイプがあるので、成長に合わせてフードを切り替えていきましょう。

マンクスにおすすめのキャットフード3選

レティシアン カナガンキャットフード チキン

たっぷりと運動することの多いマンクスにとって、基本的な食事は動物性タンパク質を中心にしたいところ。

SNSや口コミなどでも人気の高いカナガンは、スタンダードな食事としておすすめのキャットフードです。

まずはチキンから試してみて、好みによってはサーモンなどのバリエーションも楽しんでくれることでしょう。

対象年齢 全年齢
内容量 1.5kg
原産国 イギリス
主原料 乾燥チキン35.5%、チキン生肉25%
その他原材料 サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル、乾燥卵、チキングレイビー、 サーモンオイル、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、 カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ
注意したい原材料 なし
安全性の高い添加物 ビタミン類(A、D3、E)、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン)
注意したい添加物 なし
100gあたりのカロリー 405kcal
1日あたりの価格(体重5kgの場合) 202円/60g
定期販売 1個:1個あたり4,534円(税込)/2~4個:1個あたり4,282円(税込)/5個以上:1個あたり4,030円(税込)
フード目的 一般食(FEDIAF基準)
フードの種類 ドライ

レティシアン ジャガーキャットフード

動物性原材料を約80%も配合した、完全肉食動物である猫向けのジャガーキャットフード。

全猫種・全年齢対応なので長く続けられて、香料や着色料といった添加物は無添加の安心レシピ。

チキン・鴨・サーモン・マスといった動物性原材料を中心に、穀物不使用で体への負担も軽減してくれています。

対象年齢 全年齢
内容量 1.5kg
原産国 イギリス
主原料 肉類(チキン生肉、乾燥チキン、乾燥鴨肉、チキンレバー、鴨生肉)、魚類(生サーモン、生マス)
その他原材料 ジャガイモ、エンドウ豆、サツマイモ、乾燥卵、チキングレイビー、チキンオイル、アルファルファ、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、フェンネル、マリーゴールド、カモミール、ペパーミント、フラクトオリゴ糖、アニス、フェヌグリーク、リンゴ、ニンジン、クランベリー、セイヨウタンポポ、海藻、カボチャパウダー、ローズマリー、ホウレンソウ、ビルベリー、乳酸菌
注意したい原材料 なし
安全性の高い添加物 ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素)、ビタミン類(E、C、A、B1、B2、D3)、メチオニン、タウリン、リジン、L-カルニチン
注意したい添加物 なし
100gあたりのカロリー 387.5kcal
1日あたりの価格(体重5kgの場合) 185円/55g
定期販売 1個:1個あたり4,534円(税込)/2~4個:1個あたり4,282円(税込)/5個以上:1個あたり4,030円(税込)
フード目的 一般食(FEDIAF基準)
フードの種類 ドライ

グランツ キャットフード 無添加 グレインフリー 全年齢用 チキン&サーモン味

出典 :https://www.amazon.co.jp/

高タンパクで低糖質、人工添加物は不使用というグレインフリーのグランツキャットフード。

チキンやサーモンといった動物性原材料を使い、ちょうどいい小粒サイズで作られています。

美味しく食べ切れるように1袋あたり500gの小袋になっており、いつでも新鮮なキャットフードが与えられます。

対象年齢 全年齢
内容量 500g
原産国 フランス
主原料 脱水チキン、フレッシュチキン、脱水サーモン
その他原材料 チキンファット、チキンプロテイン、サーモンオイル、さつまいも、じゃがいも、エンドウ豆、チコリ、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、ユッカエキス、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー
注意したい原材料 なし
安全性の高い添加物 グルコサミン、コンドロイチン(サーモン由来)、ビタミン類(A、D3、E)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(銅、ヨウ素、鉄、マンガン、セレン、亜鉛)
注意したい添加物 なし
100gあたりのカロリー 361kcal
1日あたりの価格(体重5kgの場合) 296円/74g
定期販売 1.5kg:4,455円(継続回数ごとに割引率アップ)
フード目的 総合栄養食
フードの種類 ドライ

マンクスにおすすめのアイテム・グッズ

キャットダンサー 猫じゃらし キャットチャーマー

出典 :https://www.amazon.co.jp/

猫じゃらしはどんな猫でもきっと喜んでくれるであろう、猫用のおもちゃのひとつ。

使い続ければ飽きてしまうものですが、コスパが高いため劣化しても買い替えやすいです。

手軽に運動ができる猫じゃらしは扱いやすく、短時間からでも一緒に遊んであげやすいです。

本体サイズ 43cm
本体重量 23g
原産国 アメリカ
対象年齢 全年齢
素材 ポリエステル、ポリカーボネイト、ゴム
適合種 各種猫
種類 2種類

ペティオ(Petio) プレシャンテ ダブルラバーブラシ

出典 :https://www.amazon.co.jp/

毛球症の原因となってしまう抜け毛は、適切なブラッシングである程度は防ぐことができます。

完璧にはできなかったとしても、グルーミングで毛球症にならないよう、毎日の適切なブラッシングが大切。

ブラシは抜け毛を除去しやすいラバーブラシなどがおすすめで、短毛種にもぴったりなブラシ。

ラバーなので丸洗いもできて、いつでも清潔に保てるのがラバーブラシの良さです。

本体サイズ 幅11.5cm×奥行20cm×高さ3cm
本体重量 95g
種類 ラバーブラシ
毛・ピンの長さ -
毛先のやわらかさ -
対象年齢 -
素材 エラストマー樹脂
適合種 短毛~長毛種

FEANDREA キャットタワー

出典 :https://www.amazon.co.jp/

上下運動が得意なマンクスにとって、ある程度は高さのあるキャットタワーがおすすめです。

低めのキャットタワーもありますが、安定感を持ちつつも、高さがあるとなお良いでしょう。

横幅が広くなければスペースも大きくは取らないので、高さ重視で用意してあげることをおすすめします。

本体サイズ 奥行60cm×幅50cm×高さ206cm
本体重量 -
対象年齢 全年齢
素材 ‎マイクロベルボア生地、‎パーティクルボード
適合種 各種猫
ハンモック 2ヶ所
ハウス 2ヶ所
クリアボウル ×
階段 1ヶ所
滑り止め ×

マンクスの誕生の歴史

マンクスがいつ頃にその特徴を持って誕生したのかは、突然変異的であると言われているため、詳しくはわかっていません。

しかし、その出身地はイギリスのマン島という場所で、面積約572㎡程度の人口約9万人という島で生まれています。

数百年前にはすでに無尾の猫がいたと言われており、その遺伝子が島内で定着していきました。

隔絶されたマン島内では近親交配などによって遺伝子が引き継がれ、最終的に定着したのでしょう。

しっぽがなくなった説については複数あり、いずれも迷信や伝説程度に語り継がれています。

19世紀頃にはマン島内だけでなく、キャットショーなどで少しずつ知られるようになっていきます。

マンクスと繋がりのある猫種・似ている猫種

キムリック

カナダ原産のキムリックは、マンクスに対して長毛種の猫をかけあわせて誕生した猫種です。

マンクス同様にしっぽがなかったり、前肢よりも後肢の方が長い点などは全く同じ。

マンクスとは異なる猫種であると認定している団体もあれば、同じ猫種だと認定している団体もあります。

引っ込み思案な性格

警戒心が強く、懐きづらい

鳴き声がやや大きい

遊び好きだが、運動量は多くない

 その他情報

原産地 カナダ
猫種公認団体 TICA,FIFe
大きさ 中型
平均寿命 10歳~13歳
なりやすい病気 猫汎白血球減少症,毛球症,下部尿路疾患,マンクス症候群
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ブラック,ホワイト,クリーム,レッド,ブルー,スモーク,チョコレート,フォーン,ライラック,レッドタビー,ブラック・ホワイト
毛の長さ 長毛

体高

男の子約25cm
女の子約25cm

体重

男の子4kg~6kg
女の子3kg~5kg

ジャパニーズボブテイル

日本猫に起源を有しているジャパニーズボブテイルは、その名の通り日本原産の猫です。

実際にはアメリカで繁殖がスタートし、誕生した猫種ではあるものの、その起源はあくまでも日本猫。

しっぽがとても短く丸まっているのがジャパニーズボブテイルの特徴です。

穏やかで人懐っこい性格

慣れた人に対しては懐く

よく鳴く

活発なため運動量は多い

 その他情報

原産地 日本
猫種公認団体 CFA,FIFe,TICA
大きさ 中型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 尿路結石症,慢性腎臓病
参考価格 15万円~20万円
       

被毛

抜け毛 少ないor多い
毛質 ダブルコート
毛色 ホワイト,レッド,トーティシェル,レッド&ホワイト,キャリコ(三毛)
毛の長さ 短毛or長毛

体高

男の子20cm~22cm
女の子20cm~22cm

体重

男の子3.5kg~5kg
女の子3kg~4kg

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