犬種

ローデシアン・リッジバックの特徴と性格は?飼い方や平均寿命

nademoコンテンツ内にはPRが含まれます。詳しくはコンテンツガイドラインをご確認ください。

※ 当コンテンツで紹介する商品は、実際に社内で利用した経験と、ECサイトにおける売れ筋商品・口コミ・商品情報等を基にして、nademo編集部が独自にまとめています。
※ 記事内に含まれる情報は常に最新情報を提供できるよう更新しておりますが、都度詳細が変更されることはあるため、最新の情報は必ず各公式サイトを通じてご確認ください。
※ 本記事はnademoが独自に制作しており、メーカー等から商品提供を受けることもありますが、記事内容や紹介する商品の意思決定には一切関与していません。
※ 記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がnademoに還元されることがあります。
※ 監修者は掲載情報についての監修のみを行っており、掲載している商品の選定はnademo編集部で行っております。
※ 掲載している商品の順番に意図はなく、掲載の順番によってランク付けしているものではありません。

nademoの運営体制・コンテンツガイドライン

ローデシアンリッジバックの特徴や性格・習性、適切な飼い方について

獣猟犬として南アフリカなどで親しまれている、大型のローデシアン・リッジバック。大型犬らしい厳つさと怖さを持ち合わせていますが、実は攻撃的な犬種ではありません。

日本ではなかなか活躍する機会もないですが、とても俊敏で警備犬としても活躍している犬種。この記事ではそんなローデシアン・リッジバックについて、詳しくご紹介していきます。

この記事の結論

  • ローデシアン・リッジバックとは、南アフリカを原産とする大型犬
  • 毛色は小麦色のウィートンと厳つい見た目であるものの、攻撃性は高くない
  • 賢いが独立心は非常に強いため、徹底したトレーニングが重要になる
  • 激しい運動は必要ないものの、1回1時間ほどの散歩が必要になることも

nademo編集部

担当執筆者

nademo編集部

編集部

nademo編集部が調査した愛犬・愛猫に関する情報をお届け。
愛犬・愛猫との新しい生活を応援する、大切な情報や豆知識をご紹介しています。

目次

ローデシアン・リッジバックの特徴

ローデシアン・リッジバックは「アフリカン・ライオンハウンド」「ファンローイェンドッグ」とも呼ばれている、南アフリカ原産の大型犬です。

ウィートンという小麦色の美しい被毛を持ち、獲物を追跡する目的で活躍する獣猟犬の一種。

ライオン・カバ・ゾウなどの猛獣を相手にしてきたこともあり、その体格はがっしりしており、大型犬らしい体格です。

臆病な面は当然ありませんが、特別攻撃的であるというわけでもなく、知的な面も持ち合わせています。

自立心が強く飼い主に忠実

一度懐くと従順

強く吠えることもある

運動能力は高い

 その他情報

原産地 南アフリカ
犬種グループ 6G:嗅覚ハウンド
大きさ 大型
平均寿命 10歳~12歳
なりやすい病気 股関節形成不全,類皮腫洞,甲状腺機能低下症,外耳炎
参考価格 30万円~50万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 スムースコート,ショートコート
毛色 ウィートン

体高

男の子63cm~69cm
女の子61cm~66cm

体重

男の子36.5kg
女の子32kg

ローデシアン・リッジバックの誕生の歴史

ローデシアン・リッジバックの原種は16世紀頃から確認されています。当時は、南アフリカ共和国からナミビアにかけて住んでいるホッテントット族(現コイコイ人)が飼育していたと考えられており、すでに絶滅してしまったホッテントットドッグとマスティフ系の犬とのミックスで誕生。

作出したのは入植してきたヨーロッパ人だと言われており、元々はホッテントット族を追い出すために生まれた犬種です。主人を失ってしまったホッテントットドッグは邪魔者扱いされ、命を奪われることも多かったという過去を持っています。

ただ、その後は飼い慣らして猛獣の狩猟などで活躍することがわかり、徐々に評価が高まっていきました。そして獣猟犬として高い個体は、マスティフ系の犬種と交配が行われ、現在のローデシアン・リッジバックの原型が誕生。

その後もイングリッシュ・マスティフやグレート・デーン、ブラッドハウンドなどと掛け合わせられていき、現在のローデシアン・リッジバックとなりました。

ローデシアン・リッジバック最大の特徴『リッジ』とは

ローデシアン・リッジバックの最も特徴的な外見は、背中に沿って生える毛の束が、他の部分とは逆に生えている「リッジ(ridge)」と呼ばれる部分です。

リッジができる理由

リッジは、特定の遺伝子変異によって引き起こされる皮膚組織の異常です。毛の生える方向を決定する遺伝子が変異することで、背中の毛だけが逆向きに生えるようになります。

  • 遺伝子: リッジは優性遺伝子によって受け継がれます。両親のどちらかがリッジを持つ場合、子犬にもリッジが現れる可能性が高くなります。

リッジの形状と個体差

リッジの形状にはいくつかのパターンがあります。

  • クラウン: リッジの始点にある、渦巻き状の毛の巻きのこと。一般的に2つあるのが標準的とされています。
  • フェザー: リッジの終点部分の毛並み。

これらの形状は犬によって様々で、個体差があります。

「リッジレス」の存在

稀に、リッジを持たないローデシアン・リッジバックが生まれることがあります。この個体は「リッジレス」と呼ばれ、血統書が発行されない、ドッグショーに参加できないといった扱いを受けることがあります。

  • リッジレスが生まれる理由: リッジの遺伝子を持っていない親犬から生まれたり、遺伝子の組み合わせによってはリッジが形成されないことがあります。

リッジは、この犬種のアイデンティティであり、歴史的に見ても重要な特徴です。しかし、リッジの有無に関わらず、すべてのローデシアン・リッジバックは素晴らしい犬であることに変わりはありません。

ローデシアン・リッジバックのサイズ(体高・体重)

体高男の子:63cm~69cm
女の子:61cm~66cm
体重男の子:36.5kg程度
女の子:32kg程度

大型犬らしい体格の大きさで、男の子の場合も女の子の場合も、60cmを超える大きさです。

体重も30kgを超えることが一般的で、上記の体格が理想的だとも言われています。

ローデシアン・リッジバックの毛色・被毛

毛色は小麦色という意味を持つウィートン。明るめのライトウィートンから、赤みがかったレッドウィートンまで認められています。

胸元や指趾(しし)の白色は許容されている一方で、その周辺となった場合は望ましくないとされています。

被毛は短くストレートなスムースコートとなっており、特徴的なのは名前にもなっているリッジバックです。

首からしっぽの付け根にかけて背骨に沿って生えており、毛の生えている向きが逆になっているものです。

リッジバックを持っいる犬種は世界的に見ても非常に珍しいので、数種類程度しか存在しません。

ローデシアン・リッジバックの平均寿命

平均寿命は10歳~12歳程度。大型犬なので、平均的な寿命よりもやや短くなっています。

大型犬の場合、特に注意しておきたい病気などもある程度は分かっているため、注意して暮らすことをおすすめします。

ローデシアン・リッジバックの注意したい病気

股関節形成不全骨が変形したり関節が緩むことで、股関節が異常形成される病気。
甲状腺機能低下症甲状腺に異常が起き、甲状腺ホルモンの分泌が減少する病気。
外耳炎耳の穴から鼓膜にかけて炎症が起こる病気。

大型犬によく見られる股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)は、ローデシアン・リッジバックと暮らしていく上で特に注意したい病気のひとつです。

骨格形成期において骨が変形すると、股関節が緩みやすくなり、歩行不全などに繋がります。体が大きいので関節への負担も大きく、食事と合わせて運動量を調節する必要が出てきます。

その他にも甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)や、耳が垂れていることで注意したい外耳炎(がいじえん)などがあります。

ローデシアン・リッジバックの見分け方

ローデシアン・リッジバックと似ている犬種はそう多くなく、体の大きさだけでもある程度の判別は可能です。

またウィートンと言われる毛色、垂れ耳、そしてリッジバック(首から尻尾にかけての毛が逆向き)が見分ける際のポイントになります。

ローデシアン・リッジバックの登録頭数

日本国内における、ローデシアン・リッジバックの血統登録・血統証明書が発行された頭数は、とても少ないです。

2019年に10匹、2023年は1匹のみとなっているのが、JKCの「犬種別犬籍登録頭数」からわかります。

アフリカ南部を原産とする犬種であり、特に警備犬として人気のある犬種でもあることから、なかなか日本では見られないでしょう。

ローデシアン・リッジバックの性格・習性

見た目の割に攻撃性は高くなく、反対にとても賢いという特徴を持つローデシアン・リッジバック。そんな見た目とは少し異なる、性格や習性について確認してみましょう。

落ち着きがあり、大人しい

大型犬らしい落ち着きも持ち合わせており、良い意味でも悪い意味でも無関心であることが多いです。

見た目からは怖いイメージを持たれがちな犬種ではあるものの、クールなだけといった魅力とも言えるでしょう。

狩猟時は攻撃性が見られることもあるでしょうが、基本的には落ち着きのある犬種です。

飼い主や家族に対して従順

大人しいというだけでなく、飼い主さんや家族に対しては基本的に従順で、警戒心を強く持つことはありません。

ただ、あくまで信頼関係を構築した上でのことなので、お迎え初期は距離感を覚えることもあるでしょう。

普段は吠えることも少ないですが、状況によっては警戒心から強く吠えることもあります。無理して他の人と会わせることのないよう、注意しながらお迎えしましょう。

自己判断力が高く、独立心もある

攻撃性があるわけではありませんが、非常に独立心が高いため、最初のしつけでやや苦労することもあるでしょう。

子犬期から丁寧にトレーニングしていればすんなりとしつけは入りますが、成犬になってからでは少し大変です。

また、家庭犬としてしつけをする際には、飼い主さんが主導しながら統一したコマンドが必要不可欠。信頼関係がきちんと構築されていれば安心ですが、信頼関係がないと難しいです。

ローデシアン・リッジバックのお迎え方法と価格相場

ローデシアン・リッジバックは、日本では非常に珍しい犬種のため、ペットショップで出会うことはほとんどありません。お迎えの主な方法は、専門のブリーダーからとなります。

お迎え方法

ブリーダーから直接

国内でローデシアン・リッジバックを専門に繁殖しているブリーダーを探し、直接問い合わせるのが最も現実的な方法です。ブリーダーは犬種の専門知識が豊富で、子犬の親犬や育った環境を直接確認できるメリットがあります。

海外から輸入

国内で見つからない場合、海外のブリーダーから輸入を検討することもあります。この場合、輸入代行サービスを利用することが一般的ですが、輸送費や代行手数料が加わるため、費用が大幅に高くなる可能性があります。

価格相場

ローデシアン・リッジバックの価格は、血統や容姿、ブリーダーの評判などによって大きく変動します。

  • 一般的な価格帯: 30万円~50万円
  • 輸入の場合: 輸送費や代行手数料が加わるため、50万円以上となることもあります。

この価格には、ワクチン接種マイクロチップの費用が別途必要となる場合があるため、総額でいくらになるのかを事前に確認しておくことが大切です。

ローデシアン・リッジバックのしつけのポイント

ローデシアン・リッジバック

ローデシアン・リッジバックは知的で忠実な犬種ですが、その独立心の強さと、時に頑固な一面を持つことから、子犬期からの適切で一貫したしつけが非常に重要になります。

大型犬のため、成犬になってから問題行動が出ると制御が難しくなるため、早期からのトレーニングが成功の鍵です。

1. 一貫したトレーニングの重要性

ローデシアン・リッジバックは賢く、一度覚えたことは忘れません。しかし、しつけに一貫性がないと、何を求められているのか理解できず混乱してしまいます。

NG行動

  • 家族の間で指示の言葉やルールがバラバラ(例:「よし」と「OK」を混在させる、「ソファに乗っていい時とダメな時がある」)。
  • 昨日は許されたことが今日は叱られるなど、その日の気分で対応が変わる。
  • 褒めるタイミングが遅い、あるいは褒め方が曖昧。

なぜNGなのか

犬はパターンで物事を学習します。一貫性がないと、混乱して学習が進まないだけでなく、飼い主に対する信頼感も損なわれてしまいます。

犬は「この人には何をしても無駄だ」と感じたり、「言われた通りにしても褒められない」と学習意欲を失ったりする可能性があります。

ポジティブな行動の例

  • 家族全員でしつけのルール(指示語、褒め方、叱り方、許容範囲)を統一し、メモなどに書き出して共有する。
  • 毎日同じ時間帯に短時間(5〜10分)でも良いので、継続的にトレーニングを行う。
  • 良い行動を見せたら、即座に「グッド!」「OK!」などの肯定的な声かけと共に、撫でる、おやつを与えるなど、犬が喜ぶ方法で明確に褒める

2. 社会化の必要性

社会化とは、子犬がさまざまな人、動物、環境に慣れ、適切に反応できるようにするプロセスのことです。

特にローデシアン・リッジバックのような大型犬は、社会化不足が将来の問題行動(人や他犬への警戒心、過度な興奮など)に繋がりやすいため、子犬期(生後3週~16週頃)の社会化が極めて重要です。

NG行動

  • 子犬を家族以外の人や他の犬にほとんど会わせない。
  • 散歩中に他の犬や人から遠ざけたり、触れさせないようにする。
  • さまざまな音(掃除機、車、雷など)や場所(公園、店先など)に慣れさせない。

なぜNGなのか

社会化が不足すると、知らないもの全てに恐怖や警戒心を抱きやすくなります。これにより、人や犬に対して過剰に吠えたり、攻撃的になったり、逆に極度に怯えたりする問題行動を引き起こしやすくなります。

大型犬の場合、これらの問題行動は深刻な事故につながる可能性があります。

ポジティブな行動の例

  • ワクチン接種が済んだら、安全に配慮しつつ、さまざまな年齢の人や、適切に社会化された他の犬と交流する機会を積極的に設ける(パピークラスへの参加も推奨)。
  • 散歩中に、日常のさまざまな音や匂い、動き(車、自転車、子供の遊ぶ声など)に少しずつ慣れさせる。最初は遠くから、徐々に近づけるなど、段階的に慣らす
  • ドッグカフェやペット同伴可能な公園など、多様な場所へ安全に連れて行き、新しい経験をさせる。
  • ポジティブな経験を積み重ねられるよう、犬の表情をよく観察し、嫌がっているサインがあればすぐに中断する

3. リーダーシップの確立方法

ローデシアン・リッジバックは独立心が強く、時にリーダーシップを試すような行動をとることがあります。しかし、厳しく支配するのではなく、信頼される「リーダー」として振る舞うことが重要です。

NG行動

  • 子犬の要求(吠える、飛びつくなど)にすぐに応えてしまう。
  • 食事やおやつをねだられるがままに与える。
  • 散歩中に犬が好きな方向に引っ張っていくままにする。

なぜNGなのか

犬が「自分がリーダーである」と誤解すると、指示を聞かなくなり、問題行動が増える可能性があります。また、飼い主が犬を制御できなくなると、散歩中の事故や、他人への迷惑につながるリスクが高まります。

ポジティブな行動の例

  • 要求される前に指示を出す: 例えば、食事を与える前に「お座り」をさせてから与えるなど、犬が何かを欲しがる前に飼い主が主導権を握る行動を意識する。
  • 一貫したルールを設定する: 食事や遊びの時間は飼い主が決め、犬の要求吠えには安易に応じず、落ち着いた時にだけ対応する。
  • 毅然とした態度で接する: 犬がルールを破ろうとしたら、感情的にならず、「ノー」などの明確な指示と共に、一貫して止めさせる
  • 散歩中に主導権を握る: リードを適切に使い、犬が引っ張ってもすぐには進まず、緩んだら歩き出すなど、飼い主がペースをコントロールする。

4. 子犬期からの具体的な訓練例

これらの基礎的なトレーニングは、子犬が社会で暮らす上で不可欠であり、他の高度な訓練の土台となります。ポジティブ強化を基本に、短時間で楽しく行いましょう。

お座り

  • 教え方: おやつを鼻先に持っていき、頭の上を通すように動かすと、自然にお尻が下がるので、「お座り」と言いながらお尻が地面についたらすぐに褒めておやつを与えます。
  • ポイント: 短時間で繰り返し行い、成功体験を積ませることが重要です。

待て

  • 教え方: 「お座り」の姿勢で「待て」と言いながら、手のひらを犬に見せて制止します。最初は数秒から始め、待てたら褒めておやつを与えます。徐々に待つ時間を長くしていきます。
  • ポイント: 飼い主とのアイコンタクトが取れるようになるまで練習しましょう。

呼び戻し(おいで)

  • 教え方: 子犬が飼い主から少し離れたところで、「おいで」と明るい声で呼び、子犬が来たら大げさに褒めておやつを与えます。
  • ポイント: 最初は短い距離から始め、広い場所で練習する際は安全を確保した上で行いましょう。遊びながら教えるのが効果的です。

ハウストレーニング

  • 教え方: ケージやクレートを安心できる「自分の部屋」と認識させるため、中にお気に入りのおもちゃや毛布、おやつを入れ、「ハウス」と誘い入れます。入ったら褒めて、短時間から扉を閉める練習をします。
  • ポイント: 嫌がる場合は無理強いせず、食事の場所にするなど、良い印象を与えることから始めましょう。

トイレトレーニング

  • 教え方: 食後や起床後、遊びの後など、トイレのタイミングで子犬をトイレシートの上へ連れて行きます。排泄したらすぐに「できたね!」「グッド!」と褒めておやつを与えます。
  • ポイント: 失敗しても怒らず、成功を徹底的に褒めることで、犬は「ここですると良いことがある」と学習します。

これらのしつけは、ローデシアン・リッジバックが家庭の一員として、また社会の一員として、穏やかで幸せな生活を送るための基盤となります。焦らず、愛情と一貫性を持って取り組んでください。

ローデシアン・リッジバックの飼い方

もし、ローデシアン・リッジバックを迎え入れるとなったら、次の点に注意してみましょう。

ローデシアン・リッジバックの特徴的な独立心の高さは、迎え入れる上で特に理解しておきたいポイントです。

毎日1時間程度の散歩と運動が必要

犬の散歩目安

大型犬ということもあって、1回の散歩時間は30分~1時間ほどは必要になります。

激しい運動は必要ありませんが、長いと1時間を超えることもあるぐらいで、豊富なスタミナからくる運動量の多さがうかがえるでしょう。

朝晩の散歩が必要になるため、時間を確保できる飼い主さんが向いていると言えます。あまりに散歩時間が短いとストレスを溜めやすくなり、攻撃性にも繋がることがあります。

定期的にドッグランなどでストレス発散させてあげる

日常の散歩だけでは運動量に対して、ストレスが溜まりがちになってしまうでしょう。週末などの少しでも時間があるときには、ドッグランを利用するというのがおすすめ

日々の散歩でストレスを発散しているとしても、ドッグランなどの広い場所で走り回れるのとはまた違ったものです。

ワクチン接種や必要なトレーニングを終えて、たまにはストレス発散に連れて行ってみましょう。

抜け毛は少ないので、ブラッシングは週に1回程度でOK

犬と猫のブラッシングの正しいやり方

被毛は短毛で換毛期がありませんので、定期的なブラッシングが行えていれば良いです。皮膚や被毛を傷めなければ毎日、体調確認の一環としても行って良いでしょう。

抜け毛は多くなくても、毎日のように短時間でも優しくブラッシングしてあげると、被毛のツヤが格段に違ってくるもの。難しい場合には、最低でも週に1回を目安として行うのがおすすめです。

垂れ耳のため耳掃除は定期的に行う

犬・猫の耳掃除のやり方

垂れ耳のローデシアン・リッジバックは、耳の通気性が悪く外耳炎を引き起こすおそれがあります。

定期的に耳の様子をチェックし、汚れがあれば外から見える範囲を濡れたガーゼやペット用のウェットシートなどで拭き取ってあげましょう。

またイヤなニオイがしたり、赤く炎症しているような様子があれば動物病院を受診してください。

食事は関節ケアを忘れずに

グルコサミン・コンドロイチン

大型犬全般に言えることですが、体が大きいこともあり、関節ケアが特に重要です。日常的なケアというよりも、食事や定期的な健診などでケアしてあげるようにしましょう。

関節ケアにはコンドロイチンやグルコサミンが含まれているものもあるので、ぜひチェックしてみてください。

長い期間をかけた事前のケアがとても重要なので、ペット用サプリメントなどで補うというのも検討して良いでしょう。

ケガをしにくい室内環境を用意する

日常的にできる関節ケアの方法

体の大きなローデシアン・リッジバックは足腰に負担がかかりやすく、股関節形成不全のような関節トラブルを起こしやすい犬種です。

股関節形成不全を予防するためには愛犬の体重を管理することも大事ですが、ケガをしにくい室内環境を用意することも大切。

犬はフローリング床の上で動き回ったり、段差のある場所からの飛び降りが原因で関節に負担がかかるため、フローリング床にはマットを敷いたり段差がある場所にはスロープ等を設置しましょう。

ローデシアン・リッジバックにおすすめのドッグフード3選

おすすめ!

レティシアン

ネルソンズドッグフード 中・大型犬向け

中型犬や大型犬は食べる量も多く、飼い主さんの負担も考えてコスパも重要視しなければいけません。

ネルソンズドッグフードは、体に良くしっかりと食べてもらえる、というフードを実現。

胃腸がデリケートな子にも安心なグレインフリー(穀物不使用)で、体内から改善するオリゴ糖なども配合しています。

食べごたえのある大粒サイズになっており、コンドロイチン・グルコサミンも配合されていますよ。

おすすめ!

ニュートロ

ナチュラルチョイス 中型犬~大型犬用 成犬用 チキン&玄米

体の大きい子にとって、消化吸収の良さと皮膚被毛の健康維持などは重要なポイント。

これに加えて関節の健康維持をサポートしてもらえる、グルコサミンやコンドロイチンを含むチキンを採用しています。

消化吸収の良質なタンパク質と、皮膚被毛の健康維持にはオメガ3脂肪酸&オメガ6脂肪酸が使われています。

おすすめ!

アカナ(ACANA)

アダルトラージブリードレシピ

ローデシアン・リッジバックと繋がりのある犬種

マスティフ

チベタン・マスティフを祖先とすると考えられている、マスティフの中ではもっとも有名な犬種。

とても古い歴史を持つ犬種のひとつで、軍用犬としての活躍も長く見せてきており、一時期は猛獣との認識もあったほど。

ただ、実際にはとても落ち着きがあり、家族に対して愛情深い面も持っているため、適切なトレーニングにより暮らしていくことができる犬種です。

忠誠心が強く、知能が高い

家族には従順で、番犬向き

本能的に無駄吠えしやすい

適度な運動を必要とする

 その他情報

原産地 イギリス
犬種グループ 2G:使役犬
大きさ 大型
平均寿命 9歳~11歳
なりやすい病気 股関節形成不全,胃拡張捻転症候群,眼瞼内反症,眼瞼外反症,外耳炎
参考価格 30万円~50万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 アプリコット・フォーン,シルバー・フォーン,フォーン,ダーク・フォーン・ブリンドル

体高

男の子75cm~
女の子70cm~

体重

男の子75kg~
女の子75kg~

ブラッドハウンド

鹿や猪などを狩る目的で活躍している、セント・ハウンドの一種でもあるブラッドハウンド。

家庭犬ではあるものの猟犬でもあり、現代においても猟犬として活躍している犬種です。

警察犬として人間の捜索において活躍することもあり、非常に優れた嗅覚を有しています。

穏やかで大人しい

家族には懐くが、警戒心は強い

頻繁に吠えることはない

運動はあまり好まない

 その他情報

原産地 ベルギー
犬種グループ 6G:嗅覚ハウンド
大きさ 大型
平均寿命 10歳~12歳
なりやすい病気 股関節形成不全,胃拡張捻転症候群,眼瞼内反症,眼瞼外反症,外耳炎
参考価格 50万円〜100万円以上
       

被毛

抜け毛 平均的
毛質 スムースコート
毛色 ブラック&タン,レバー&タン,レッド

体高

男の子68cm
女の子62cm

体重

男の子46kg~56kg
女の子40kg~48kg

グレート・デーン

とても大きな体格でありながら、非常に優しい心の持ち主でもあるグレート・デーン。

ドイツを原産国としているため、ジャーマン・マスティフとも呼ばれることがあり、もっとも体高のある犬種でもあります。

トレーニング次第ではとても優しい性格になれるものの、適切な訓練を受けていないと攻撃性が増すこともあります。

穏やかで忠誠心が高い

非常に懐きやすい

ほとんど吠えることはない

スタミナが豊富で、十分な運動が必要

 その他情報

原産地 ドイツ
犬種グループ 2G:使役犬
大きさ 大型
平均寿命 7歳~10歳
なりやすい病気 胃拡張捻転症候群,股関節形成不全,拡張型心筋症,先天性心疾患,ウォブラー症候群
参考価格 15万円~40万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 シングルコート
毛色 フォーン&ブリンドル,ハールクイン&ブラック,ブルー,ブラック,ブリンドル,フォーン

体高

男の子80cm以上
女の子72cm以上

体重

男の子50kg~90kg
女の子45kg~70kg

ローデシアン・リッジバックの理解度チェック

ローデシアン・リッジバックの理解度チェックで、深く理解しよう!

この記事の執筆者

nademo編集部

執筆者情報

nademo編集部

編集部

新しい家族を迎えるペットファミリーにとって、欲しい情報をnademo編集部がお届けします。
「いつまでも どこまでも」必要な情報を理解するだけではなく、心もお腹も満たされるような日々のために。
&nademo(アンドナデモ)のコンセプトをもとに、飼い主さんとペットが安堵できる時間を演出します。


※ 当コンテンツで紹介する商品は、実際に社内で利用した経験と、ECサイトにおける売れ筋商品・口コミ・商品情報等を基にして、nademo編集部が独自にまとめています。
※ 本記事はnademoが独自に制作しており、メーカー等から商品提供を受けることもありますが、記事内容や紹介する商品の意思決定には一切関与していません。
※ 記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がnademoに還元されることがあります。
※ 監修者は掲載情報についての監修のみを行っており、掲載している商品の選定はnademo編集部で行っております。
※ 掲載している商品の順番に意図はなく、掲載の順番によってランク付けしているものではありません。

-犬種
-