犬のアイテム

犬用クレートのおすすめ11選!小型犬から大型犬まで幅広く対応

nademoコンテンツ内にはPRが含まれます。詳しくはコンテンツガイドラインをご確認ください。

※ 当コンテンツで紹介する商品は、実際に社内で利用した経験と、ECサイトにおける売れ筋商品・口コミ・商品情報等を基にして、nademo編集部が独自にまとめています。
※ 記事内に含まれる情報は常に最新情報を提供できるよう更新しておりますが、都度詳細が変更されることはあるため、最新の情報は必ず各公式サイトを通じてご確認ください。
※ 本記事はnademoが独自に制作しており、メーカー等から商品提供を受けることもありますが、記事内容や紹介する商品の意思決定には一切関与していません。
※ 記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がnademoに還元されることがあります。
※ 監修者は掲載情報についての監修のみを行っており、掲載している商品の選定はnademo編集部で行っております。
※ 掲載している商品の順番に意図はなく、掲載の順番によってランク付けしているものではありません。

nademoの運営体制・コンテンツガイドライン

ひとつ持っていると、なにかと役に立つ犬用クレート。愛犬を入れて運ぶための道具で、車や飛行機などでの移動のほか、旅行先や災害時の避難先で簡易ケージとしても活躍してくれます。

本記事では犬用クレートの必要性や購入時の選び方、おすすめの犬用クレートについてご紹介します。クレートの購入を検討している人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事の結論

  • 犬用クレートとは、移動の際に愛犬を入れて持ち運べるカゴやトランクのようなもの
  • クレートは旅行などの移動時だけでなく、災害時に避難用にも利用できる
  • ハードタイプ・ソフトタイプから用途に合わせて選ぶのがよい
  • クレートは慣れるまで入るのを嫌がる子もいるため、あらかじめ慣れてもらうトレーニングが必要

nademo編集部

担当執筆者

nademo編集部

編集部

nademo編集部が調査した愛犬・愛猫に関する情報をお届け。
愛犬・愛猫との新しい生活を応援する、大切な情報や豆知識をご紹介しています。

目次

犬用クレートとは?ケージやサークルとの違いと必要性を解説

犬用クレートとは、移動の際に愛犬を入れて持ち運べるカゴやトランクのようなものです。大きさや形は商品によって異なっており、愛犬の体のサイズや用途によって目的が異なります。

小型犬用から大型犬用まで数多くのクレートが販売されており、愛犬にとってストレスのないクレート選びは重要。

電車や飛行機など公共交通機関での移動の際にはクレートが必要になり、簡易ケージとしても使えるのでひとつ持っておくと災害時などにも役に立ちますよ。

ケージ、サークル、クレートの違いを比較

クレートとよく似たアイテムに、ケージやサークルがあります。どれも愛犬の部屋代わりのようなものであり役割は共通しているものの、それぞれ構造が少しずつ異なります。

ケージ天井まで囲まれているタイプ
サークル天井が開いているタイプ
クレート持ち運びができる全面覆われているタイプ

特にネット通販での購入を検討している場合、これらの違いをよく把握していないと、思っていたものと違う商品を誤って購入してしまうことも。

それぞれの違いを理解し、別のものを購入しないよう注意しましょう。

クレートは主に出先で使うもの

ケージやサークルは自宅で使うというのが一般的で、外出先まで持っていくことはなかなかありません。

反対にクレートは外出する際に使うというのが一般的な利用方法で、愛犬に危険なく外出してもらうためのもの。そのためケージやサークルと比べて、移動しやすいようにクレートは少し小さめです。

クレート自体が小さめということは、個体差がある体のサイズはとても重要で、小さすぎるとストレスの原因になります。

犬用クレートは必要?

結論から言えば、犬用のクレートはひとつ持っておくと非常に便利なアイテムです。クレートやキャリーバッグというと、愛犬と一緒に旅行やお出かけをする際に使うイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

「お出かけ頻度は少ないし、うちには必要ないかな」と感じるかもしれませんが、旅行・お出かけ以外にもクレートが活躍する機会は意外と多いです。

犬は狭いところを好む生き物

犬といえば元気に原っぱなどの広い場所を駆け回っているイメージを持つ人も多いでしょう。ですが、犬は本来穴ぐらで生活していたといわれ、暗くて狭いところを好む動物です。

長時間狭いところに閉じ込めるのはストレスになりますが、体がちょうどよく収まる適度な狭さはむしろ安心感を得る傾向があります。

犬は警戒心が高く縄張り意識の強い子が多いため、クレートのような周りからの刺激を遮断できる環境ではリラックスして過ごせるでしょう。

外出時に安心・安全に運ぶために必須

普段のお散歩程度の距離であれば歩いて移動できますが、動物病院に行く際や引っ越しをする際など、長距離での移動が必要になることもあるでしょう。

車を利用して移動する際に車内にそのまま愛犬を乗せると、万が一急ブレーキがかかった際などにケガをする恐れがあります。愛犬が運転席に乗り出してしまい、交通事故につながる可能性も。

愛犬と飼い主さんの安全を守るためにも、お出かけ旅行のときも含めて、長距離移動の際はクレートを活用しましょう。

また、電車など公共交通機関を利用する際は愛犬をそのまま乗せることはできず、クレートに入れる必要があります。

災害時にも必要になる

地震や台風などの災害により避難を余儀なくされた際にも、愛犬を置いていくわけにはいきません。

飼い主さんも自分自身で精一杯かもしれませんが、そのときに備えるためにも災害時の移動は愛犬をクレートに入れて運びましょう。

ハーネスリードでつないで移動させると、普段とは違う状況に興奮して暴れたり脱走してしまったりすることも考えられます。

また、災害時は地面にさまざまな物が散乱していることも考えられるため、靴を履く習慣がない犬にとってケガをする原因にもなります。

避難所ではクレートが簡易ケージの役割も果たしてくれるので、慣れておいてもらうと便利ですよ。

犬用クレートの選び方

犬用クレートを選ぶ際、どのような点をチェックすればよいのか、なにに気をつければよいのか迷ってしまう人も多いでしょう。

愛犬の体型や性格・使用する状況によって相性のよいクレートは異なります。ここでは、クレート選びの際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

クレートの素材と種類

種類メリットデメリット主な用途手入れのしやすさ
プラスチック製・頑丈で耐久性が高い
・水洗い可能で衛生的
・飛行機搭乗可能
・保温性が高い
・プライベート空間を作りやすい
・重さがあり持ち運びにくい
・サイズが大きいと場所を取る
・通気性がやや劣る
・見た目がシンプルでデザイン性に欠ける場合がある
・普段使い
・車での移動
・飛行機での移動
・災害時の一時避難場所

(丸洗い可能で汚れが染み込みにくい)
ソフトタイプ・軽量で持ち運びやすい
・折りたたんで収納できる
・通気性が良い
・デザイン性が高いものが多い
・耐久性が劣る
・安定性に欠ける場合がある
・水洗いが難しい
・飛行機搭乗不可
・普段使い
・短時間の車での移動
・病院の待合室
・ドッグカフェや旅行先での一時的な滞在

(部分拭き取りが主、丸洗いは困難な場合が多い)
スチール製
(ワイヤーケージ)
・通気性が抜群
・開放感がある
・頑丈で壊れにくい
・折りたたみ可能なものが多い
・犬の様子が見やすい
・重さがあり持ち運びにくい
・保温性が低い
・プライベート空間を作りにくい
・指や顎を挟むリスクがゼロではない
・普段使い
・留守番時
・しつけ
・車での移動

(汚れを拭き取りやすい、水洗い可能だが錆に注意)
布製
(折りたたみ式)
・軽量で持ち運びやすい
・コンパクトに収納できる
・通気性が良い
・デザインが豊富
・耐久性が低い
・安定性に欠ける
・水洗いが難しい
・飛行機搭乗不可
・普段使い
・短時間の車での移動
・一時的な滞在先

(部分拭き取りが主、洗えるものもあるが乾燥に時間がかかる)

プラスチック製クレート

  • 特徴: 頑丈なプラスチック素材でできており、耐久性に優れています。IATA(国際航空運送協会)基準を満たす製品が多く、飛行機での移動にも対応可能です。密閉性が高いため、冬場は保温性に優れ、プライベートな空間を好む犬に適しています。
  • 選び方のポイント: 通気口の数や配置を確認し、夏場の熱中症対策としてファンを取り付けられるかなども考慮しましょう。ネジや留め具がしっかりしているか、扉の開閉がスムーズで安全かを確認してください。

ソフトタイプクレート

  • 特徴: ナイロンやポリエステルなどの柔らかい素材でできており、軽量で持ち運びやすく、使わない時はコンパクトに折りたためるのが魅力です。メッシュ窓が多く通気性に優れています。
  • 選び方のポイント: 爪で引っ掻いたり、噛んだりしやすい犬には不向きな場合があります。安定性を高めるために、底板がしっかりしているか、フレームが丈夫なものを選びましょう。災害時の持ち運び用としても便利ですが、避難所によっては使用できない場合もあるため確認が必要です。

スチール製(ワイヤーケージ)

  • 特徴: 金属製のワイヤーで構成されており、非常に頑丈で通気性が抜群です。開放感があり、犬の様子を外から確認しやすいのが特徴です。多くの製品が折りたたみ可能で、収納にも便利です。
  • 選び方のポイント: 通気性が良い反面、冬場は寒くなるため、中に毛布やベッドを敷いて保温対策が必要です。プライベート空間を好む犬には、上から布をかけるなどの工夫をしましょう。指や顎を挟む隙間がないか、塗装が剥がれにくいかなども確認すると良いでしょう。

布製(折りたたみ式)クレート

  • 特徴: 軽量で、使わない時は折りたたんでコンパクトに収納できます。デザインやカラーバリエーションが豊富で、インテリアに馴染みやすいものが多いです。ソフトタイプと同様にメッシュ窓で通気性が確保されています。
  • 選び方のポイント: ソフトタイプと同様に耐久性には限界があるため、噛み癖のある犬には不向きです。日常使いよりも、旅行や短期滞在、来客時の一時的な使用に適していることが多いです。

犬種別の推奨サイズ

犬種ごとの推奨サイズ例

犬種によって体の大きさが異なるため、推奨されるクレートのサイズも変わります。以下はあくまで目安であり、愛犬の成長や個体差に合わせて調整してください。

  • 小型犬(体重5kg未満)
    • チワワ、トイ・プードル、ポメラニアンなど:クレートサイズS〜M号がおすすめです。
    • 具体的なサイズ例:幅50cm × 奥行き70cm × 高さ50cm 程度
  • 中型犬(体重5〜15kg)
    • 柴犬、コーギー、ビーグルなど:クレートサイズM〜L号がおすすめです。
    • 具体的なサイズ例:幅60cm × 奥行き90cm × 高さ60cm 程度
  • 大型犬(体重15kg以上)
    • ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、シベリアン・ハスキーなど:クレートサイズL〜LL号がおすすめです。
    • 具体的なサイズ例:幅70cm × 奥行き100cm × 高さ80cm 程度

愛犬のサイズを測る具体的な計算方法

愛犬に最適なクレートサイズを見つけるには、実際に犬の体を測定することが最も確実です。クレートの選び方の基本は、「犬が中で方向転換できる」「伏せをした状態でゆったりとくつろげる」サイズであることです。

  • 幅と奥行き:愛犬の体長(鼻先からお尻まで)+15cm〜20cm
    • 愛犬がクレート内でスムーズに方向転換できる余裕があるかを確認します。
  • 高さ:愛犬の体高(地面から頭のてっぺんまで)+10cm〜15cm
    • 立ち上がったときに頭が天井につかず、無理なく座ったり伏せたりできるかを確認します。

将来の成長を見越す

子犬の場合、すぐに体が大きくなるため、将来の成長を見越して少し大きめのサイズを選ぶ必要があります。ただし、注意すべき点があります。

大きすぎるクレートはNG

  • 子犬の時期に大きすぎるクレートを与えると、トイレと寝る場所の区別がつかず、クレート内で粗相をしてしまうことがあります。
  • これは、犬が自分の寝床を汚すことを嫌う習性を利用したしつけ(クレートトレーニング)ができなくなるためです。

適切な対策

  • 子犬のうちは、将来の成犬時のサイズを見越したクレートを購入し、内部を仕切り板などで調整するのがおすすめです。
  • 仕切り板を使って、寝るスペースだけを確保し、成長に合わせて仕切りを広げていきましょう。これにより、トイレのしつけをスムーズに進めながら、長くクレートを使い続けることができます。

持ち運びやすさ

愛犬を入れた状態で、スムーズに持ち運びができるクレートを選びましょう。キャスターがついたタイプであれば、体重の重い大型犬でも楽に移動できます。

また、ハンドルが付いているタイプはクレートを抱きかかえる必要がなく手で持って移動できるので便利です。

特に災害避難など急を要する際、クレートを両腕で抱きかかえた状態では移動が大変です。飼い主さんにとって持ち運びしやすいかどうか、実際に店頭で触ってみて確かめてみるとよいでしょう。

お手入れのしやすさ

慣れない移動で緊張・興奮してしまい、クレートの中で粗相をしてしまうことがよくあります。そんなとき、お手入れが簡単なクレートを選んでおくと非常に便利です。

ハードタイプであればプラスチック製などの丸洗いできるもの、ソフトタイプであれば洗濯OKの素材を選ぶとよいでしょう。

汚れや排泄物が付着したままだと不衛生であり悪臭の原因にもなるので、汚してしまった際にはすぐに拭き取って清潔な状態を保ちましょう。

便利な機能性

以下のように、クレートはただ愛犬を入れるだけでなく、さまざまな機能が付いたものがあります。

  • キャスター付き
  • ハンドルがふたつ以上ある
  • 正面と上部に扉がある
  • 折りたためる
  • 視認性が良い など

ダブルドアタイプは動物病院での診察の際など、怖がって自分から出てこれないときにも愛犬を持ち上げやすくなります。

外の景色を眺めるのが好きな子であれば、視認性のよいクレートを選ぶとよいでしょう。

車移動が多い場合は、シートベルトに通して固定できるタイプもおすすめです。愛犬の性格や状況に合わせて、必要な機能が備わったクレートを選んでみてくださいね。

クレートの耐荷重を確認する

クレートには適正体重・耐荷重があるので購入時には必ず確認しておきましょう。

適正体重とは愛犬の体重そのものを指し、耐荷重とは愛犬が入った状態で持ち上げたり移動したりする際に、各パーツが耐えられる数値を指します。

適正体重・耐荷重をオーバーしていると破損の原因となり、愛犬がケガをしてしまうおそれも。

愛犬が動いたり暴れたりすることも考慮すると、耐荷重は少し余裕を持って愛犬の体重+αのクレートを選ぶのがおすすめです。

電車や飛行機に乗せるならルールに則ったもの

電車や飛行機での移動の予定がある場合は、必ず各鉄道会社・航空会社の規定を確認しておきましょう。

特に飛行機の場合、国際航空運送協会(IATA)の規定をクリアしているかどうか確認が必要です。

商品のパッケージに「IATA基準対応」の表記があるかが見分けるポイントとなります。しかし、旧式モデルや中古品の場合は規定が発売当時と変更になっている可能性も。

電車や新幹線の場合も規定は鉄道会社によって異なり、事前の申請や乗車料金とは別に支払いが必要になるケースもあります。お出かけ当日に慌てることがないよう、よく確認しておきましょう。

犬用クレートのおすすめ一覧表

No 商品 商品名 参考価格 購入先 本体サイズ 扉間口サイズ 本体重量 対象年齢 素材 適合種 推奨最高体重 折りたたみ シートベルトフック
1アイリスオーヤマ
ペットキャリー ATC-670

6,360円

SS:29cm×46cm×28.5cm~L:62cm×87cm×65.5cmフェンス取り付け時:幅25cm×高さ41.5cm/フェンス取り外し時:幅29cm×高さ41.5cmSS:1.7kg~L:11.4kg全年齢ポリプロピレン、ABS樹脂、スチール超小型犬~大型犬、猫20kg×
2Amazonベーシック
ペット用キャリー ダブルドア ‎6009-M

2,227円

奥行48.3cm×幅30.4cm×高さ25.4cm-1.29kg全年齢プラスチック小型犬~中型犬、猫9kg××
3アイリスオーヤマ
ペットハウス&キャリー P-HC480

3,980円

幅48cm×奥行32.1cm×高さ30cm上部:約24.5cm×約20cm/前部:約24cm×約18.5cm/小窓:約16cm×約15cm1.63kg全年齢ポリプロピレン、スチロール、ABS樹脂小型犬、猫体重約8㎏まで×
4ペティオ(Petio)
2ドア スマイルキャリー

4,455円

S:幅33cm×奥行51cm×高さ30cm/M:幅36cm×奥行58cm×高さ33cmS:正面ドア開口部幅25cm×高さ20cm/S:上面ドア開口部幅14cm×奥行28cm/M:正面ドア開口部幅26cm×高さ24cm/M:上面ドア開口部幅17cm×奥行31cmS:1.65kg/M:2.065kg-上本体・下本体:ポリプロピレン/ドア:鉄/ロック部・バックル:ABS樹脂/ハンドル部:ポリプロピレン超小型犬~小型犬、猫S:~5kg/M:~10kg××
5オーエフティー
ペットケンネル ファーストクラス L45

2,640円

幅29.5cm×奥45cm×高28.5cm幅18cm×高24.5cm1.2kg全年齢ポリプロピレン超小型犬~小型犬-××
6Tetra
ファーストラックス ソフクレート n2

6,967円

S:幅38cm×奥行53cm×高さ38cm/M:幅46cm×奥行66cm×高さ53cm/L:幅53cm×奥行76cm×高さ58cm/XL:幅61cm×奥行90cm×高さ68cm-S:~2.6kg/M:~3.3kg/L:~3.8kg/XL:~4.8kg/XXL:~5.3kg-ナイロン、PVC、ポリエステル、スチール超小型犬~大型犬S:~6.8kg/M:~13.6kg/L:~18.1kg/XL:~31.8kg/XXL:~41kg×
7アイリスオーヤマ
折りたたみペットキャリー FC-670

7,980円

幅40.3cm×奥行68.6cm×高さ47.8cm幅25.7cm×高さ29cm6kg-ポリプロピレン、ABS樹脂、スチール超小型犬~中型犬体重20kgまで×
8アイリスオーヤマ
ドライブペットキャリー PDPC-600

7,680円

S:幅32cm×奥行51cm×高さ28.5cm/M:幅37.5cm×奥行59cm×高さ37cmS:正面扉幅22cm×高さ23cm/S天面扉幅22cm×奥行26.5cm/M:正面扉幅27.5cm×高さ30cm/M:天面扉幅27.5cm×奥行34cmS:約2.3kg/M:約3.2kg-本体・ハンドル・シートベルトフック:ポリプロピレン/天面扉:ポリカーボネート/扉レバー・バックル:ABS樹脂/線材:スチール超小型犬~小型犬、猫S:5kg未満の超小型犬・猫/M:12kg未満の小型犬・猫×
9プチリュバン
デラックス キャリーバッグ

6,000円

幅40.5cm×奥行60.5cm×高さ40.5cm-2.9kg全年齢ポリプロピレン超小型犬~中型犬、猫18kgまで××
10Amazonベーシック
ペット用ソフトクレート ペットキャリー 折りたたみ式 ‎12002-26

5,824円

奥行66cm×幅46cm×高さ46cm~奥行106cm×幅78cm×高さ78cm----超小型犬~大型犬、猫~40.8kgまで×
11アイリスオーヤマ
折りたたみソフトキャリー POTC-410A

3,581円

S:幅25cm×奥行41.5cm×高さ28.5cm/M:幅29cm×奥行50cm×高さ32cmS:入口18cm×23cm/S:天面入口24cm×21cm/M:入口21.5cm×28cm/M:天面入口31cm×24cmS:1.1kg/M:1.45kg-生地:ポリエステル/メッシュ部・中敷:ポリエステル/本体芯材:スチール、グラスファイバー/中敷芯材:ポリエチレン超小型犬~中型犬、猫S:~5kg/M:~8kg

犬用クレートのおすすめ11選

No.1 アイリスオーヤマ ペットキャリー ATC-670

ハウス代わりに使える中型犬まで対応のクレート

左右どちらにも扉のついた中型犬まで対応したクレートで、体重が10kgオーバーぐらいであれば利用できまうs。

出入りがしやすく、つまみ部分を持って開けるタイプなので愛犬が自分で扉を開けて脱走してしまうことを防げます。

ハンドルの幅が広いため、両手で持ちやすいのが嬉しいポイント。扉部分に取り付けられる水トレーも付属しています。

また、扉を外してハウス代わりとして使うこともできますし、使わないときには分解してコンパクトに収納できます。

本体サイズ SS:29cm×46cm×28.5cm~L:62cm×87cm×65.5cm
扉間口サイズ フェンス取り付け時:幅25cm×高さ41.5cm/フェンス取り外し時:幅29cm×高さ41.5cm
本体重量 SS:1.7kg~L:11.4kg
対象年齢 全年齢
素材 ポリプロピレン、ABS樹脂、スチール
適合種 超小型犬~大型犬、猫
推奨最高体重 20kg
折りたたみ
シートベルトフック ×

No.2 Amazonベーシック ペット用キャリー ダブルドア ‎6009-M

出典 :https://www.amazon.co.jp/

上部ドアが左右に開く、出し入れがスムーズなクレート

側面と天井にドアが付いているタイプの小型犬用クレートは、出入りにストレスを覚えづらいタイプです。

天井のドアは左右どちら側にも開くので、愛犬の出し入れをスムーズに行えて、愛犬自身も飼い主さんもストレスを減らします。

耐久性に優れたプラスチック素材を使用しており、側面・背面・上部に通気口が空いているため視認性・通気性を確保できるのも嬉しいポイントです。

本体サイズ 奥行48.3cm×幅30.4cm×高さ25.4cm
扉間口サイズ -
本体重量 1.29kg
対象年齢 全年齢
素材 プラスチック
適合種 小型犬~中型犬、猫
推奨最高体重 9kg
折りたたみ ×
シートベルトフック ×

No.3 アイリスオーヤマ ペットハウス&キャリー P-HC480

クレートとしてもハウスとしても!2Wayタイプの犬用クレート

クレートとして使えるだけでなく、一時的なハウスとしても使えるという点が魅力的な2Wayタイプのクレート。

天井と前面に大きめの扉がついており、前面の扉はしまい込めるため家の中ではハウスとして活用できます。

扉は透明なので視認性がよく、愛犬が外の様子を眺めたり、飼い主さんがクレートの中の愛犬の様子を確認するのにも役立ちます。

シートベルトで固定できるフックがついており、車での移動の際も活躍しますよ。

本体サイズ 幅48cm×奥行32.1cm×高さ30cm
扉間口サイズ 上部:約24.5cm×約20cm/前部:約24cm×約18.5cm/小窓:約16cm×約15cm
本体重量 1.63kg
対象年齢 全年齢
素材 ポリプロピレン、スチロール、ABS樹脂
適合種 小型犬、猫
推奨最高体重 体重約8㎏まで
折りたたみ ×
シートベルトフック

No.4 ペティオ(Petio) 2ドア スマイルキャリー

出典 :https://www.amazon.co.jp/

出入りがスムーズになる2ドアタイプの犬用クレート

前面と天井にドアがあるタイプのクレートは、出入りするときにスムーズで愛犬へのストレスを減らすことができます。

上から愛犬を入れられるので、なかなか自分でクレートに入ってくれないときや、動物病院で怖がって出てきてくれないときにも出し入れがスムーズです。

バックルはネジでしっかりと固定できるので、パーツが外れたり、愛犬の重さによって分離してしまうリスクを軽減できます。

本体サイズ S:幅33cm×奥行51cm×高さ30cm/M:幅36cm×奥行58cm×高さ33cm
扉間口サイズ S:正面ドア開口部幅25cm×高さ20cm/S:上面ドア開口部幅14cm×奥行28cm/M:正面ドア開口部幅26cm×高さ24cm/M:上面ドア開口部幅17cm×奥行31cm
本体重量 S:1.65kg/M:2.065kg
対象年齢 -
素材 上本体・下本体:ポリプロピレン/ドア:鉄/ロック部・バックル:ABS樹脂/ハンドル部:ポリプロピレン
適合種 超小型犬~小型犬、猫
推奨最高体重 S:~5kg/M:~10kg
折りたたみ ×
シートベルトフック ×

No.5 オーエフティー ペットケンネル ファーストクラス L45

出典 :https://www.amazon.co.jp/

組み立て・お手入れが簡単な犬用クレート

組み立て時に扉を付ける位置によって、左右どちらからでも開けるようになります。

組み立ての際に工具は不要なので、女性の方でも届いてすぐに使えるクレートです。

プラスチック素材なので水にも強く、中で粗相をしてしまった際にも簡単にお手入れができます。

扉はメッシュになっており、両サイドと後方に通気口もあるため通気性がよく、中の様子も確認しやすいのが嬉しいポイントです。

本体サイズ 幅29.5cm×奥45cm×高28.5cm
扉間口サイズ 幅18cm×高24.5cm
本体重量 1.2kg
対象年齢 全年齢
素材 ポリプロピレン
適合種 超小型犬~小型犬
推奨最高体重 -
折りたたみ ×
シートベルトフック ×

No.6 Tetra ファーストラックス ソフクレート n2

出典 :https://www.amazon.co.jp/

お手入れ簡単!持ち運びに便利な折りたたみ布製クレート

折りたたんで持ち運びができる布製クレート。メッシュ素材を使用しており、通気性がよいのが特徴です。

底面にはビニール素材を使用しており、内側は撥水加工もされているので、中で粗相をしてしまった際にもさっと拭き取れます。

本体カバーは取り外して丸洗いも可能なので、いつでも清潔に保てるのが魅力的。

フレームには金属が使われており、ソフトタイプながら安定感があるのも嬉しいポイントです。

本体サイズ S:幅38cm×奥行53cm×高さ38cm/M:幅46cm×奥行66cm×高さ53cm/L:幅53cm×奥行76cm×高さ58cm/XL:幅61cm×奥行90cm×高さ68cm
扉間口サイズ -
本体重量 S:~2.6kg/M:~3.3kg/L:~3.8kg/XL:~4.8kg/XXL:~5.3kg
対象年齢 -
素材 ナイロン、PVC、ポリエステル、スチール
適合種 超小型犬~大型犬
推奨最高体重 S:~6.8kg/M:~13.6kg/L:~18.1kg/XL:~31.8kg/XXL:~41kg
折りたたみ
シートベルトフック ×

No.7 アイリスオーヤマ 折りたたみペットキャリー FC-670

ニオイも防げる、折りたたみタイプのハードクレート

コンパクトに折りたためるハードタイプの犬用クレートは、ハードタイプでありながら場所を取らない利便性の高さがあります。

底面の4箇所に滑り止めのゴムがついており、愛犬が動いた際にも転倒しにくいのがメリットです。

正面ドアは固くて丈夫なので、噛みグセのある犬でも安心して使用できます。

銀イオン配合で、イヤなニオイのもととなる菌の発生を防いでくれるのも嬉しいポイント。

本体サイズ 幅40.3cm×奥行68.6cm×高さ47.8cm
扉間口サイズ 幅25.7cm×高さ29cm
本体重量 6kg
対象年齢 -
素材 ポリプロピレン、ABS樹脂、スチール
適合種 超小型犬~中型犬
推奨最高体重 体重20kgまで
折りたたみ
シートベルトフック ×

No.8 アイリスオーヤマ ドライブペットキャリー PDPC-600

3Wayで使える、飛び出し防止リード付きのクレート

ドライブキャリー・手持ちキャリー・ハウスの3Wayで使える犬用クレート。

シートベルトで固定するためのフックがついており、転倒を防止できるので車での移動時も安心です。

天井が透明なので、外出時でも常に中の様子をよく確認できるのも嬉しいポイント。

飛び出し防止のリードが2本ついており、扉を開けた際に愛犬が脱走してしまうのを防げます。

本体サイズ S:幅32cm×奥行51cm×高さ28.5cm/M:幅37.5cm×奥行59cm×高さ37cm
扉間口サイズ S:正面扉幅22cm×高さ23cm/S天面扉幅22cm×奥行26.5cm/M:正面扉幅27.5cm×高さ30cm/M:天面扉幅27.5cm×奥行34cm
本体重量 S:約2.3kg/M:約3.2kg
対象年齢 -
素材 本体・ハンドル・シートベルトフック:ポリプロピレン/天面扉:ポリカーボネート/扉レバー・バックル:ABS樹脂/線材:スチール
適合種 超小型犬~小型犬、猫
推奨最高体重 S:5kg未満の超小型犬・猫/M:12kg未満の小型犬・猫
折りたたみ ×
シートベルトフック

No.9 プチリュバン デラックス キャリーバッグ

出典 :https://www.amazon.co.jp/

IATA基準をクリアした飛行機移動にも使えるクレート

長時間の移動に適した頑丈な作りの犬用クレートなら、災害時にも適したクレートだと言えます。

IATA基準をクリアしており、飛行機での移動にも使用できます。

扉部分にはフードカップを取り付けることができ、旅行先での簡易ケージとしても活躍します。

使わないときには分解して、コンパクトに収納できますよ。

本体サイズ 幅40.5cm×奥行60.5cm×高さ40.5cm
扉間口サイズ -
本体重量 2.9kg
対象年齢 全年齢
素材 ポリプロピレン
適合種 超小型犬~中型犬、猫
推奨最高体重 18kgまで
折りたたみ ×
シートベルトフック ×

No.10 Amazonベーシック ペット用ソフトクレート ペットキャリー 折りたたみ式 ‎12002-26

出典 :https://www.amazon.co.jp/

参考価格 5,824円(税込)

ハウストレーニングに活用できる、折りたたみ可能なソフトクレート

基本的なクレートとしての機能性だけでなく、ハウストレーニングにも活用できるポータブルタイプのクレート。

天井と前面の両方に扉があるので、出し入れがしやすいのが嬉しいポイントです。

メッシュ素材なので通気性がよく、クレートの角は尖っておらず丸みを帯びたタイプになっているので、床を傷つけにくいのもメリットといえます。

本体サイズ 奥行66cm×幅46cm×高さ46cm~奥行106cm×幅78cm×高さ78cm
扉間口サイズ -
本体重量 -
対象年齢 -
素材 -
適合種 超小型犬~大型犬、猫
推奨最高体重 ~40.8kgまで
折りたたみ
シートベルトフック ×

No.11 アイリスオーヤマ 折りたたみソフトキャリー POTC-410A

ショルダー・トートの2Wayで使えるクレート

ショルダータイプに加えて、トートタイプでも持ち運びができるという2Wayタイプの犬用クレート。

天井も前方・後方に扉がついており、出し入れもスムーズに行えます。

折りたためるコンパクトなタイプですが、使う時にはさっと組み立てられるのですぐに使用できます。

肌触り抜群のふわふわマットが付属しているのも、嬉しいポイントです。

本体サイズ S:幅25cm×奥行41.5cm×高さ28.5cm/M:幅29cm×奥行50cm×高さ32cm
扉間口サイズ S:入口18cm×23cm/S:天面入口24cm×21cm/M:入口21.5cm×28cm/M:天面入口31cm×24cm
本体重量 S:1.1kg/M:1.45kg
対象年齢 -
素材 生地:ポリエステル/メッシュ部・中敷:ポリエステル/本体芯材:スチール、グラスファイバー/中敷芯材:ポリエチレン
適合種 超小型犬~中型犬、猫
推奨最高体重 S:~5kg/M:~8kg
折りたたみ
シートベルトフック

犬用クレートの売れ筋ランキングはこちら

ご参考として、犬用クレートの売れ筋ランキングをこちらからご確認いただけます。

Amazonの売れ筋ランキング

楽天市場の売れ筋ランキング

Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキング

犬がクレートに入るのを嫌がる理由と対処法

動物病院に行こうとしたりお出かけをしようとした際に、愛犬がまったくクレートに入ってくれずに苦戦している飼い主さんも多いのではないでしょうか。

ひどい場合は、飼い主さんに対して吠えたり唸ったり、噛みつこうとしてしまう子も。

犬は本来暗いところを好む動物のため、過度にクレートを嫌がるのにはなにか原因があるはずです。ここでは、愛犬がクレートに入るのを嫌がる際に考えられる理由と、その対処法をご紹介します。

クレートに入るのを嫌がる代表的な理由

狭い場所がストレスで落ち着かない

基本的に犬は狭くて暗い場所を好む習性がありますが、極端に狭すぎて身動きが取れないとストレスに感じる可能性もあるため、今一度クレートの大きさを見直し、愛犬の体型に合っているかを確認してみましょう。

高さ・奥行きともに愛犬の体のサイズより少し余裕を持たせ、体の向きや姿勢を変えられるくらいのスペースが必要です。

出入り口の大きさも適切か確認し、愛犬がスムーズに出入りできるかどうか確認してみましょう。

過去にクレートで嫌な経験をしたことがある

クレートに入れられた際に動物病院など苦手な場所に連れていかれた経験があると、トラウマになってしまいます。

もしくは、愛犬がなにかイタズラをした際に罰としてクレートに閉じ込めたりした場合も「クレート=嫌なことをされる場所」と認識してしまうでしょう。

クレートに対してマイナスのイメージを持ってしまうと移動や避難の際にもクレートに入ってくれなくなってしまいます。

クレートをお仕置きや罰を与える道具として使用するのは避け、なるべくポジティブなイメージを付けてあげるようにしましょう。

クレート内の居心地が悪い

クレートの中が居心地が悪いと、入るのを嫌がることがあります。クレートの中が汚れていたりイヤなニオイがしないかなどよく確認し、常に清潔な状態を保ちましょう。

中に敷いている敷物やクッションなどの感触が好みではない場合もあるので、愛犬の好きなものを探してあげてください。

また、夏場などの暑い時期にはクレート内に熱がこもって、不快に感じてしまうこともあります。

通気口があり風通しのよいクレートを選んであげると熱がこもりにくく、快適に過ごすことができるでしょう。

愛犬がクレートに入るのを嫌がる際の対処法

愛犬がどうしてもクレートを嫌がってしまう場合、対処の仕方が分からず困ってしまう飼い主さんも多いことでしょう。

愛犬のクレートに対する警戒心・恐怖心を取り除くため、焦らずにゆっくりとクレートに慣れさせていく必要があります。

愛犬の性格によっては慣れるまでに時間がかかってしまうこともあるかもしれませんが、根気強く向き合ってあげてくださいね。

時間をかけてゆっくり慣れてもらう

病院の受診時間やトリミングサロンの予約時間が迫っている場合など、「早くクレートに入ってほしい!」と慌てて愛犬を押し込もうとしていませんか?

いきなりクレートに入れようとすると驚いて抵抗してしまいます。なにか予定がある当日に初めてクレートに入れるのではなく、事前に慣らしたり入る練習をしておくとよいでしょう。

時間をかけてゆっくりと慣らしていくことで、抵抗せずクレートに入ってくれるようになります。

クレートの扉を開けて部屋に置いておく

普段から部屋の中に、クレートの扉を開けた状態で置いておきましょう。誘導する必要はなく、置いておくだけでOKです。

最初は警戒するかもしれませんが、日常の中にクレートがあるのが当たり前になれば、愛犬自らクレートに入っていくようになります。

クレート自体が心地よいものだと理解してくれれば、ベッドのひとつとして使ってくれるようになることもあります。

自分からクレートに入ってくれれば、愛犬にとっても飼い主さんにとってもストレス軽減となるでしょう。

おやつを使ってクレートに誘導する

しばらくしてもクレートに入る様子がなければ、おやつおもちゃで誘導する方法もあります。

手におやつをもって愛犬の意識を引き付け、そのままクレートに誘導しましょう。クレートに上手に入れたら、おやつをあげてたくさん褒めてあげてくださいね。

ただし、クレートに愛犬を入れた際、出たがって吠えたり暴れたりするからといって、おやつを与えてなだめるのは逆効果なので注意しましょう。

クレートに入れて愛犬の好きな場所へ行く

動物病院やサロンなど、愛犬が苦手な場所へ行く際にだけクレートを使っていると、「また嫌いな場所に連れて行かれる」とネガティブなイメージが付いてしまいます。

ポジティブなイメージを持ってもらうため、愛犬が好きな場所にいくときにもクレートを活用しましょう。愛犬が大好きなドッグランや公園などに行く際に、クレートを使ってみるのがおすすめです。

「クレートに入るといいことがある」と覚えてもらうため、なるべく頻繁に好きなところへクレートを使って出かけてみましょう。

クレートの最適な設置場所と快適な空間づくり

犬にとってクレートは、安心できる「自分だけの部屋」であり、家族の一員として暮らす上で欠かせないプライベート空間です。設置場所や環境を整えることで、愛犬はより落ち着いて過ごせるようになります。

クレートの最適な設置場所

クレートの設置場所は、愛犬の性格や家族のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

  • リビングの一角:家族が過ごすリビングの一角は、愛犬が孤立感を感じることなく、家族の気配を感じながら落ち着いて過ごせるため、最もおすすめです。クレートから周囲が見渡せることで、安心感を得られます。ただし、人の出入りが激しい場所や、テレビの音などが大きい場所は避けましょう。
  • 寝室:夜間に愛犬が不安を感じやすい場合は、飼い主の気配を感じられる寝室にクレートを置くのも良い方法です。犬は本来群れで生活する動物なので、飼い主と同じ空間で眠ることで安心感を得られます。
  • 玄関から離れた静かな場所:来客時に興奮しやすい犬や、音に敏感な犬の場合は、玄関から離れた静かな場所に設置しましょう。外の刺激が少ない場所を選ぶことで、落ち着いて過ごせるようになります。

クレートを快適な空間にする工夫

クレートを「閉じ込められる場所」ではなく、「安心して休める場所」だと認識させるためには、いくつかの工夫が必要です。

  • 愛犬の匂いのついたものを置く:クレートの中に、愛犬が使っていたタオルや毛布、お気に入りのおもちゃなどを入れましょう。自分の匂いがついたものがあると、リラックスして過ごせるようになります。
  • 布をかけて落ち着ける空間を作る:クレートの上にタオルやブランケットをかけることで、外からの光や視線を遮断し、洞窟のような落ち着ける空間を演出できます。布をかけるのは、犬が休んでいる時や、休んでほしい時だけにしましょう。
  • クレート内で食事を与える:クレートを楽しい場所だと認識させるために、食事やおやつはクレートの中で与えましょう。これにより、「クレートに入ると良いことがある」と学習し、自ら進んで入るようになります。

これらの工夫を実践することで、愛犬はクレートを「安全で快適な自分の部屋」だと認識し、安心して過ごせるようになります。

犬のクレートトレーニング:ステップバイステップの慣らし方

アメリカン・エスキモー・ドッグ

犬にとってクレートは、閉じ込められる場所ではなく、安心できる「自分だけの部屋」となることが理想です。

適切なトレーニングを行うことで、災害時の避難や車での移動、来客時など、様々な場面でクレートが愛犬のストレスを軽減し、安全を守る重要なツールとなります。

ここでは、犬をクレートに慣らすためのステップバイステップのトレーニング方法を詳しく解説します。

クレートトレーニングは、焦らず、犬のペースに合わせてゆっくりと進めることが成功の鍵です。ポジティブな経験を積み重ねさせ、「クレート=良い場所」と認識させましょう。

ステップ1:「クレートは安心できる場所」と認識させる

この最初のステップでは、クレートを犬にとって魅力的で安全な空間だと認識させることが目標です。扉は常に開け放しにしておきましょう。

  1. クレートを魅力的にする:
    • クレートの中に、犬が安心できるふわふわの毛布やベッドを敷きます。愛犬の匂いがついたタオルなどを入れるのも良いでしょう。
    • クレートの近くに好きなおもちゃやおやつを置きます。
    • 食事の場所にする: 最初はクレートのすぐ外に食器を置き、少しずつクレートの中に食器を移動させ、最終的にはクレートの奥で食事ができるよう誘導します。
  2. 自ら入るのを促す:
    • クレートの中にとっておきのおやつや大好きなおもちゃを投げ入れ、犬が自ら入っていくのを待ちます。無理やり押し込んではいけません。
    • 犬が中に入ったら、すぐに褒めておやつを与えます。「ハウス」や「クレート」などの言葉を使い、良い行動と結びつけましょう。
    • 中でおやつを食べたらすぐに褒めて、出たがれば自由に出させてあげます。
  3. クレートの近くで過ごす:
    • 飼い主さんもクレートの近くで本を読んだり、テレビを見たりして過ごし、犬がクレートにいることが日常の一部であると示します。
    • 犬がクレートの中でリラックスして横になったら、そっと褒めてあげましょう。

ステップ2:中でくつろがせる練習(短い時間から扉を閉める練習)

クレートの中で落ち着いて過ごせるようになったら、短い時間から扉を閉める練習を始めます。

  1. 扉を閉める練習(数秒から):
    • 犬がクレートに入り、リラックスして過ごしている間に、そっと扉を閉めて数秒待ちます。
    • 犬が落ち着いていたら、すぐに扉を開けて褒め、おやつを与えます。
    • この際、犬が吠えたり、扉を引っ掻いたりしても、無視して落ち着くのを待ちます。
    • 静かになった瞬間に扉を開けましょう。
  2. 徐々に時間を延ばす:
    • 犬が数秒の扉を閉めることに慣れたら、少しずつ時間を延ばしていきます。
    • 10秒、30秒、1分、5分…と、犬の様子を見ながら無理のない範囲で延ばしましょう。
    • 扉を閉めている間も、犬が吠えたりパニックになったりしなければ、静かに見守ります。
    • 犬が落ち着いていることを確認してから扉を開け、褒めておやつを与えます。
  3. クレート内でのおやつ・遊び:
    • 扉を閉めている間も、中にフードを詰めることができるおもちゃを与えたり、カミカミできるおやつを与えたりします。
    • クレートの中が楽しい場所であることを印象づけましょう。これにより、中で過ごす時間がよりポジティブなものになります。

ステップ3:留守番練習(数分から徐々に時間を延ばす)

クレートの中で落ち着いて扉を閉めていられるようになったら、いよいよ留守番の練習です。

  1. 短い時間の留守番から始める:
    • 犬をクレートに入れたら、いつものように褒めておやつを与え、扉を閉めます。
    • 飼い主は一度部屋を出て、数分で戻ってきます。
    • 犬が落ち着いていたら、褒めてご褒美を与え、クレートから出してあげましょう。興奮している場合は、落ち着いてから出すようにします。
  2. 徐々に時間を延ばす:
    • 犬が短い時間の留守番に慣れたら、徐々に留守番の時間を延ばしていきます。
    • 最初は5分、次に10分、30分、1時間…と、犬が不安にならない程度の長さから始めましょう。
    • 外出する際も、大げさに見送ったり、帰宅時に過剰に歓迎したりせず、普段通りを装うことが重要です。
    • これにより、犬は飼い主の外出を特別なことと捉えにくくなります。
  3. クレートトレーニング中の注意点:
    • 常にポジティブな経験を: クレートを罰として使ったり、叱る場所として使ったりすることは絶対に避けましょう。
    • 焦らない: トレーニングには個体差があり、時間がかかる犬もいます。焦らず、犬のペースに合わせて根気強く続けてください。
    • 完璧を求めない: 最初から長時間クレートにいられるようになる必要はありません。少しずつステップアップしていきましょう。
    • 出したがるときは無視: クレートから出たがって吠えたり、扉を引っ掻いたりしても、落ち着くまで無視しましょう。

クレートトレーニングは、愛犬の安全と心の安定のためにとても有効な手段です。正しく実践することで、愛犬はクレートを自分だけの安心できる居場所として認識し、ストレスなく過ごせるようになるでしょう。

犬用クレートのよくある質問

犬用クレートを使用したり購入したりする際「どうやって使ったらいいの?」「こういう使い方は大丈夫?」など、色々と気になることもありますよね。

ここでは犬用クレートにまつわるよくある質問に回答します。

クレートの中には何か敷くべき?

夏の暑い時期には冷感接触のマット、冬は毛布やフリースなど体温調整を助けてくれるものを入れるのがおすすめ。

ほかにも飼い主さんや愛犬自身の匂いがするタオルなどを入れてあげると安心するでしょう

汚れがついたマットや毛布を入れっぱなしにするのは不衛生なので、こまめに洗濯したり取り替えたりしてあげましょう。

クレートとキャリーバッグの違いは?

クレートとキャリーはよく似たアイテムであり、どちらも愛犬を運ぶ際に使います。

その中でも硬い材質でできており、安定感のあるかごのようなタイプをクレートと呼ぶことが多いです。

対してキャリーとは、ペットを入れるバッグ全般を指す言葉とされています。

しかしこれらに明確な定義や区別はなく、商品やメーカーによって呼び方が異なる場合もあります。

愛犬をクレートに入れていい時間はどれぐらい?

成犬の場合、給水器を設置していれば5~7時間ほどはクレートの中で過ごすことができると言われています。

しかし就寝時や長距離移動、災害時の避難先での使用など、必要最低限にとどめましょう。排泄の回数や狭い場所にストレスを感じる子がいるなど個体差もあります。

そのため、しっかりトレーニングをした上で、愛犬の性格や生活スタイルに合わせて時間を調整してあげることが大切です。

子犬やシニア犬の場合は排泄の回数も多いことから、クレートの中で長時間過ごすことは困難です。長くとも3~4時間程度に留めておくのがよいでしょう。

また、愛犬の年齢に関わらず、長時間のお留守番にクレートを使用するのはおすすめできません。サークルやケージなど、ある程度スペースの確保できる場所でお留守番をさせましょう。

この記事の執筆者

nademo編集部

執筆者情報

nademo編集部

編集部

新しい家族を迎えるペットファミリーにとって、欲しい情報をnademo編集部がお届けします。
「いつまでも どこまでも」必要な情報を理解するだけではなく、心もお腹も満たされるような日々のために。
&nademo(アンドナデモ)のコンセプトをもとに、飼い主さんとペットが安堵できる時間を演出します。


※ 当コンテンツで紹介する商品は、実際に社内で利用した経験と、ECサイトにおける売れ筋商品・口コミ・商品情報等を基にして、nademo編集部が独自にまとめています。
※ 本記事はnademoが独自に制作しており、メーカー等から商品提供を受けることもありますが、記事内容や紹介する商品の意思決定には一切関与していません。
※ 記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がnademoに還元されることがあります。
※ 監修者は掲載情報についての監修のみを行っており、掲載している商品の選定はnademo編集部で行っております。
※ 掲載している商品の順番に意図はなく、掲載の順番によってランク付けしているものではありません。

-犬のアイテム
-