犬の病気・健康

犬のおならが臭い原因は?考えられる病気や対処法・予防法を解説

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愛犬のおならに思わずクスッと笑ってしまうことは、飼い主であれば一度は経験する出来事のはずです。

犬のおならは微笑ましい反面、ニオイや頻度によっては何か病気のサインではないかと心配になってしまう人も少なくないでしょう。

本記事では、愛犬のおならが気になるという人に向けて、犬がおならをする理由や臭い原因、病気が関係しているケースをご紹介しています。

犬のおならでお悩みの人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の結論

  • 犬のおならは消化にともなう生理現象で自然なこと
  • おならの回数やニオイは、食べているものや性格が影響しやすく個体差がある
  • おならがお腹の病気のサインになることもあるため、愛犬の健康時のおなら事情を把握しておくことが大切
  • 犬のおならを予防する方法はいくつかあり、実践すれば回数やニオイを改善できることがある

眞壁 亜実

担当執筆者

眞壁 亜実

ライター

動物に携わる職を目指し、飼育について学ぶ専門学校へ入学。
牛の魅力にハマり、卒業後は酪農スタッフとして牧場で乳牛と過ごし、居住地が変わることをきっかけに、動物看護士に転職。
現在はこれまでのペットに関する経験を活かしながらライターとして活動中。

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犬がおならをするメカニズム

そもそもおならとは、口または鼻から取り込まれた空気や、食べ物を消化する過程で発生したガスを肛門から体外に排出する現象を意味します。

私たち人間と同様に、犬がおならをすることはごく普通の生理現象です。

おならの成分のほとんどを占めているのは外から取り込んだ空気で、肺に運ばれなかった空気が胃や腸を通って腸内ガスと一緒にお尻から出されます。

おならをする頻度やニオイについては個体差が大きく、犬種や食事の内容が大きく関係しています。

ニオイが気にならなかったり、音がしなかったりすれば、愛犬のおならに気が付かないこともあるでしょう。

短頭種は空気を吸い込みやすくおならが出やすい

おならはどの犬種でもみられる生理現象ですが、以下のような短頭種では特におならが出やすいといえます。

ぺチャッとつぶれたような短い鼻先が可愛い短頭種は、気道が短いために息が上がりやすいです。

息が上がると必然的に空気を飲み込みやすい状態になるので、短頭種はほかの犬種に比べるとおならが多い傾向にあります。

しかし、短頭種でなくとも興奮しやすい性格であれば、おならは出やすくなります。

犬種や性格がおならに関係している点は、犬ならではの特徴だといえるでしょう。

犬のおならの原因

犬のおならは自然な生理現象ではあるものの、頻繁にしていると気になってしまいますよね。

実はおならが出やすくなる原因は、食事だけには限らないのです。

一体何がおならに関係しているのか、原因について深掘りしていきましょう。

愛犬のおならが気になっている人は、当てはまる内容があるかどうかチェックしてみてください。

フードやおやつが合わない

年齢や体質に合っていない消化に負担がかかるフードやおやつを与えていると、腸内でガスが発生しやすくなり、おならの回数が増えることがあります。

まずはベビー・アダルト・シニアのうち、愛犬の年齢に合ったフードを与えているか確認してみましょう。

おならとあわせて便の状態も気になるようであれば、与えている食べ物がお腹の調子を悪くしている可能性が考えられます。

食物繊維が豊富な食べ物の摂取

お腹の動きを活性化させて腸内環境を整える効果が期待できる食物繊維。

食物繊維を豊富に含む食べ物を摂取すると、腸内細菌が活発になりおならが出やすい状態になります。

代表的な食材ではサツマイモやカボチャなどのイモ類、フードの種類ではダイエット用が食物繊維を豊富に含んでいます。

イモ類やダイエット用フードを日常的に食べている場合は、おならが多くても不思議ではありません。

ただし、食物繊維は摂取しすぎると便秘や下痢を引き起こすこともあるので、適度な量を与えることが大切です。

早食い

食事が大好きな子だと、ドッグフードを出された瞬間に飼い主さんの制止も聞かずに食べてしまうことがあるほど。

ガツガツと勢いよくフードを早食いしてしまうと、空気も一緒に飲み込んでしまうのでおならが増える傾向にあります。

早食いが原因のおならは、ニオイがあまり気にならないケースが多いです。

興奮する

犬のおならは食べ物の消化が理由になるだけでなく、興奮した際にもみられることがあります。

息が上がると空気を飲み込みやすい状態になるため、おならが発生しやすくなるのです。

食べ物の消化によるおならはニオイが気になることもありますが、空気の飲み込みによるおならのニオイは無臭に近いことがほとんどです。

誤飲誤食

犬の体に合わないものを食べたことでおならが多くなることがあります。

異物などの消化できない食べ物を摂取すると、お腹の中で腸内ガスが異常発生してしまうのです。

誤飲誤食の場合はおならだけでなく、お腹の違和感や痛みから元気や食欲の消失、吐き気などの症状もみられます。

食べてしまったものによっては命に関わることもあるので、誤飲誤食をさせない環境づくりが必要です。

犬のおならが臭くなる原因

犬のおならのニオイがキツくなる原因は、以下4つの理由が考えられます。

おならのニオイの原因

  • 食べ過ぎ
  • 加齢
  • ストレス
  • 病気

愛犬のおならのニオイが臭いと感じる場合、年齢や生活習慣、体調の変化などが大きく関係しているようです。

上記の原因がどのように犬のおならが臭くなることに結びつくのか、それぞれ詳しくみていきましょう。

食べ過ぎ

フードやおやつなどを必要以上に食べ過ぎると、消化の際に発生する腸内ガスが増加し、おならの臭いがキツくなることがあります。

食べ過ぎは食べ物がお腹の中に留まる時間が長くなり、それによって腸内細菌による消化物の分解と発酵の時間も増加します。

消化に時間がかかるほど悪玉菌が活発になるため、腸内環境も乱れがちに。

お腹で発生するガスの増加や腸内環境の乱れが原因で、食べ過ぎるとおならの臭いがキツくなってしまうのです。

また、食事の内容によってニオイの度合いは変化し、野菜や炭水化物に比べて肉類はおならのニオイが強く出る傾向にあります。

加齢

年齢を重ねるにつれて消化機能が低下し、食べたものを消化・吸収する能力が衰えます。

消化吸収の機能が低下すると、腸内細菌による分解と発酵の量が増え、ガスが多く発生します。

さらに若いときと比べると腸内細菌のバランスが少しずつ変わっていくので、年齢を重ねるとおならのニオイも同じように変化していくのです。

これまでと同じ食事内容なのに、おならのニオイが気になるようになった場合は、加齢による消化機能の衰えが原因の1つとして考えられるでしょう。

ストレス

ストレスを感じていると、腸内バランスの乱れが起こりやすいです。

以下のような環境の変化などが原因で、犬のおならのニオイが強くなることがあります。

ストレスの原因

  • 引越し
  • 新しい家族が増える
  • 室外の騒音(工事音や花火など)
  • 長時間の留守番
  • ペットホテルへお預け など

これまでとは違う環境での生活になったとき、愛犬の性格によっては大きなストレスを感じてしまいます。

ストレスは体の免疫力を低下させ、腸内細菌の異常発酵や悪玉菌の増加を引き起こし、お腹の不調を招きやすいです。

おならのニオイは時にストレスのサインとなることもあるので、環境の変化があった際は十分な心身のケアが求められます。

病気

おならが臭くなる症状があらわれる病気はいくつかあります。

犬のおならに影響を与える代表的な病気はこちらの4つです。

疑いのある病気

  • 腸閉塞(ちょうへいそく)
  • 胃腸炎(いちょうえん)
  • 膵外分泌不全(すいがいぶんぴふぜん)
  • 腫瘍(しゅよう)

どれもお腹に異常が発生する病気であることから、おならのニオイが強くなったり頻度が増えたりする症状がみられます。

おならが臭いことに加えて、食欲や元気、便の様子が普段と違う場合は病気の可能性も考えられるでしょう。

次項で上記5つの病気について詳しくご紹介しているので、チェックしておきましょう。

犬のおならで考えられる病気

犬のおならは特別気にしなくて良いケースもあれば、病気が疑われることも。

おならの回数が増えた、ニオイが臭くなったという変化があった場合は、次のような病気にかかっている可能性が考えられます。

それぞれどのような病気なのか、詳しくみていきましょう。

腸閉塞

腸閉塞(ちょうへいそく)とは物理的に腸内が塞がってしまい、消化物の通過障害が起きることでさまざまな不調があらわれる病気です。

異物を誤飲して腸閉塞になる事例が多いですが、腸が重なる腸重積(ちょうじゅうせき)や腸が捻じれる腸捻転、(ちょうねんてん)、腫瘍などが原因となることもあります。

消化が正常に行われないためにおならの頻度やニオイが気になるほか、食欲や元気の消失、下痢や便秘、吐き気などが代表的な症状です。

腸閉塞は血行不良による腸の壊死や敗血症を引き起こす危険性が高い病気で、早急の治療が求められます。

腸閉塞が起こっている原因にもよりますが、治療には手術が選択されることが多いです。

胃腸炎

胃腸炎(いちょうえん)はストレス、食べ過ぎ、ウイルスや細菌、寄生虫への感染などさまざまな原因で発生するお腹の不調です。

胃や腸が荒れることで下痢になるケースが多く、それにともなっておならのニオイが悪臭になることも珍しくありません。

お腹の病気としては胃腸炎はとても身近なので、ストレスや生活習慣に気を付けて予防に努めることが大切です。

膵外分泌不全

膵外分泌不全(すいがいぶんぴふぜん)とは、膵臓に異常が起こることで、食べ物の消化と吸収を助ける消化酵素が分泌されなくなってしまう病気です。

通常、膵臓から分泌される消化酵素は、タンパク質や脂肪などを分解する働きがあります。

しかし、膵臓に異常が発生して消化酵素が分泌されなくなると、消化や栄養の吸収ができなくなり消化不良が発生します。

便の色が白っぽくなる、体重が減る、便の量が増える、下痢、軟便といった症状がみられ、おならのニオイが臭くなることも。

再び膵臓の機能を健康な状態に戻す治療方法は確立されていませんが、消化酵素を補うことで体調の回復が見込めます。

腫瘍

腸に腫瘍(しゅよう)ができることで消化不良が発生し、おならが臭くなることがあります。

下痢や食欲不振、体重減少などの症状がみられ、腫瘤から出血して血便が出たり貧血になったりするケースも。

悪性と良性に限らず腫瘍の大きさによっては、腸内を塞いでしまう危険性があるので、内科治療で腫瘍を小さくしたり、手術で摘出したりします。

腫瘍は良性と悪性のどちらもさまざまな種類がありますが、いずれにせよ腸内に発生した場合は命に関わることもあるため、早期に治療を進めたい病気です。

犬のおならの対処法

おならの回数やニオイが気になった場合は、どのような対処をするのが正しいのでしょうか。

心配がないケースもあれば、病気が疑われることもあります。

病気の危険性があるかどうかは、おならだけでなく愛犬の体調全体に目を向けて判断するのがベストです。

様子を見ても大丈夫なケースと病院に連れて行くべきケースのそれぞれを知っておきましょう。

元気・食欲があるなら様子見でOK

基本的には元気と食欲があればおならが気になっても様子見で問題ありません。

日常生活を送る中で、おならの回数やニオイに一時的な変化が生じる可能性はいくつか考えられます。

肉類などのタンパク質を多く食べればおならのニオイは強くなりますし、興奮状態になればおならの回数が増えることもあります。

便の状態が正常で特に体調に変化がない場合は、病気以外の原因が考えられます。

緊急性は高くないので、しばらくは様子をみても大丈夫でしょう。

おならが普段と違うと感じたら動物病院へ

このようなおならや便の変化がみられる場合は、動物病院で診てもらうことを検討してください。

注意したい症状

  • おならの量や回数が多い
  • おならの臭いがとても強い
  • 便の状態も異常(臭いや便の色 など)が見られる

おならの回数が増えたり、ニオイが悪臭になったりすることに加えて、便の状態も悪いようであれば要注意です。

おならの異常だけでなく、便が緩い、色が違う、ニオイがキツイ、便が出ていないという状態は、お腹の不調が考えられます。

お腹の不調は緊急性の低いものから高いものまでさまざまですが、病気によっては命に関わることもあります。

おならと便の異変に気が付いたら動物病院で診てもらいましょう。

犬のおならに加えてこんな症状があればすぐ病院へ

おならの異変とあわせて、ほかの症状もみられる場合は病気の可能性が考えられます。

中には緊急性が高い病気もあるため、おならとあわせて体調の変化に気が付いたら動物病院で診てもらうと安心です。

病気のサインの可能性が高い、おなら以外の具体的な症状についてみていきましょう。

元気や食欲がない

寝てばかりで動かない、ご飯を食べないまたは残してしまうといった元気や食欲の消失は、体調不良が疑われます。

犬が体のどこかに痛みや違和感を感じているときは、元気や食欲が低下する傾向にあります。

それに加えておならの回数が増えたり、臭くなった場合は、お腹に何か異変が起きている可能性が高いです。

お腹が張っていて触れるのを嫌がる

ガスが溜まりすぎてお腹の張りが目立つことがあります。

お腹の張りは消化不良を起こして腸内細菌が異常発酵している可能性が高く、おならのニオイも臭くなるのが一般的です。

張りが強いと腹痛をともなうため、お腹に触ると怒ったり痛がって鳴いたりする様子があれば、迷わず動物病院に連れて行きましょう。

便秘になっている

便が出ておらず、おならの回数やニオイに異常な変化がある場合は注意してください。

便秘はまったく出なくなることもあれば、便は出ているけどいつもより量が少ないというケースもあります。

何らかの原因でお腹の動きが衰えていることが考えられるので、便秘が続くようであれば動物病院に相談してみましょう。

下痢や軟便・嘔吐が見られる

便が緩くなる下痢や軟便が続く場合は、消化機能に異常が起きている可能性が高いです。

加えて嘔吐もしていると脱水や栄養失調に陥る危険性があるため、早めの治療が求められます。

例え元気があったとしても、下痢や嘔吐の症状が気になるときはできるだけ早く動物病院に連れて行くのがベストです。

体重減少

元気や食欲に変わりはないのに体重が減っている場合は要注意です。

体重減少は食べ物の消化と吸収が上手くできていない可能性が考えられます。

消化機能に何か異常が起きているサインなので、おならとあわせて体重減少があるときは病気を疑いましょう。

呼吸が荒くなる

おならの異変に加えて呼吸が荒くなる症状があれば、早急に動物病院で診てもらってください。

緊急性が高い症状であり、特に動いたり暑いわけでもないのに「ハアハア…」と苦しそうなときは要注意。

重度の腸閉塞などにより、循環不全が発生していることもあります。

場合によっては一刻を争うこともあるため、すぐに動物病院で治療を受けましょう。

犬のおならの予防法

おならの原因が病気以外であれば、日常的に予防をすることが可能です。

おならをする原因によって差はありますが、予防することで犬の健康をサポートすることにつながるケースもあります。

愛犬のおならが気になっている人は、ぜひ以下の予防方法を実践してみましょう。

フードを見直す

普段食べているフードがおならの原因になっていることがあるため、フードを見直すことで改善する場合があります。

まずは愛犬の年齢や体質に合ったフードを与えているか確認してみましょう。

お腹に優しい食事を心掛けるのであれば、、ドライフードをふやかしたり、ウェットフードを試したりするのもおすすめです。

犬種や体格に特化したフードなど、さまざまな種類が販売されているので、与えているフードやおやつの見直しはおならを改善する有効な手段のひとつだといえます。

早食いしないよう対策する

早食いは空気を飲み込みやすいため、食後のおならが目立ちやすいです。

また、胃腸への負担がかかりやすく、窒息や誤嚥性肺炎のリスクもあるため、対策をして改善を目指しましょう。

手軽な方法のひとつに、早食い防止用のフードボウルに変更することが挙げられます。

通常のフードボウルとは違って凹凸があるため、フードが食べにくい状態になり、時間をかけて食べさせることができます。

また、フードを小分けにして与える回数を増やす方法も、早食いを防ぐ有効な手段です。

実践しやすい方法を試して、愛犬の早食いを改善してみてくださいね。

十分な水分を摂れるように工夫する

水分が不足していると、消化の際に胃腸に負担をかけるため、ガスが発生しやすくなります。

とはいえ水を飲むことを犬に促すのはなかなか難しいので、フードをふやかして与えたり、水分量の多い野菜をトッピングしたりするなど工夫をしましょう。

水分バランスが良いウェットフードへの変更もおすすめです。

適度に水分を摂ることは、便秘の予防にもつながり、おならの改善も期待できます。

ストレスのない環境作りを心掛ける

犬はストレスを感じていると体の免疫力が低下し、お腹の働きが衰えることが分かっています。

できるだけストレスの少ない環境でお世話をし、健康な腸内環境を維持してあげましょう。

ストレス状態が長引くと病気のリスクが高まるため、快適に過ごせる環境作りが大切です。

適度なコミュニケーションや運動を取り入れて、ストレスを発散させることを習慣にしてあげてください。

興奮させないように接する

興奮して呼吸数が増えると、空気を飲み込みやすい状態になるのでおならが増えることがあります。

不必要な興奮を避けることで、おならの回数を減らす効果が期待できます。

ヒートアップする前に遊びをやめる、興奮するような物は片付けておくといった工夫をしてみましょう。

ただし、性格や犬種によっては興奮しやすいこともあるので、無理のない範囲で試してみてください。

誤飲誤食しそうなものは片付ける

異物を食べてしまうと胃腸を傷つけたり、消化運動の妨げになることからおならの回数が増えたりニオイが臭くなったりします。

それだけではなく、程度によっては元気がなくなり体全体の不調につながるため、犬が口にできるような物はしっかり片付けておきましょう。

異物がお腹に詰まってしまうと命を落とすリスクがグッと高まるため、いたずら好きの子には特に注意してください。

この記事の執筆者

眞壁 亜実

執筆者情報

眞壁 亜実

ライター

動物が大好きな子育て中の主婦です。
動物に携わる職を目指し、飼育について学ぶ専門学校へ入学。
牛の魅力にハマり、卒業後は酪農スタッフとして牧場で乳牛と過ごし、居住地が変わることをきっかけに、人とペットを繋ぐ仕事がしてみたいと思い動物看護士に転職。
現在はこれまでのペットに関する経験を活かしながらライターとして活動中。

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