わんコラム

犬を飼ったときに後悔する12のポイントと失敗しないための準備

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犬を飼ったときに後悔・失敗しないためのポイント12選

犬を飼おうと思ったときはかわいい顔に癒やされたり、懐いてくれて癒やされるなど、幸せな暮らしを描いているはずです。

愛犬との暮らしは楽しく幸せなことも多いですが、決して楽しいことだけではありません。

現実はそんな良いことばかりではなく、お世話の大変さや病気など予想外の出来事が多くなり、飼ったことを後悔する人もいるでしょう。

本記事ではそんな後悔をしないためにも、飼う上で注意するポイントについてご紹介していきます。

この記事の結論

  • 犬を飼ってから後悔する理由はさまざまで、金銭面や清潔面、時間の制限などが挙げられる
  • 犬を飼ったことで、最期にはお別れをする悲しさも後悔するポイントに
  • 後悔しないためには環境や費用の確保、必要な知識を蓄えることが重要
  • 10年以上を共にする覚悟がもっとも重要である

担当執筆者

nademo編集部

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愛犬との生活は楽しいことも大変なこともある

犬をお迎えするきっかけとなった理由には、「生活に癒やしや安らぎが欲しかった」「家族内でのコミュニケーションを増やしたかった」といった理由などがあります。

そして実際にお迎えしてからの感想としても、「毎日の生活が楽しくなった」や「心穏やかに過ごせる日が増えた」という意見も多くなっています。

これは年齢性別問わず上位の意見となっていますが、当然こうした魅力だけではありません。

ただ、平成25年9月1日より施行された改正動物愛護管理法にもある通り、飼い主として終生飼養が明記されました。

今では15年ほどを共にするまで寿命も伸びてきており、長く一緒に生活していく覚悟が必要になります。

参考:ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

犬を飼ったときに後悔・失敗したと感じたこと

犬を飼うときは夢のような暮らしを想像しますが、その反面で様々な心配事も出てくるのが現実です。

ここからは犬を飼ったときに「後悔・失敗した」と感じたことについて、ひとつずつ解説していきます。

  • お金がかかる
  • しつけが大変
  • 吠える声が耐えられない
  • 家の中が散らかる
  • トイレが臭い
  • 気軽に旅行へ行けない
  • 毎日散歩に行かなければいけない
  • 自分の時間がとれない
  • 部屋中が毛まみれになる
  • 犬アレルギーを発症してしまう
  • シニア期の介護が大変
  • ペットロス

事前の対策や準備で補えるものもありますし、一緒に暮らしていく以上は避けられないこともあります。

これら全てが飼い主さん全員に共通する後悔ではありません。ただ、一例としてお迎え前ならば確認しておくのがおすすめです。

お金がかかる

犬を飼うとドッグフードや日用品をはじめ、狂犬病ワクチン、予防注射の医療費など様々なお金がかかります。

ペットフード協会が実施している「令和4年 全国犬猫飼育実態調査」によると、犬の平均寿命は2022年で14.76歳。

さらに、ペットフードや医療費などを含めた、生涯で必要な費用は約200万円と言われています。

そのため、経済的に余裕がない人や自分のためにお金を使ってしまう人は、最後まで面倒をみるのが難しいでしょう。

しつけが大変

犬と一緒に過ごす上で、安全・快適に暮らすために「しつけ」は欠かせません。

トイレの場所を教えたり、無駄吠えをしないようにしたりと様々なしつけがあります。

犬と同様に語られる猫はトイレトレーニングをあまり必要としない一方、犬にはトイレトレーニングが必要不可欠です。

どんなに賢い犬でも1度で完璧に覚えることはないので、ひとつひとつの動作を粘り強く何度も繰り返して覚えさせる必要があるのです。

吠える声が耐えられない

犬は「朝吠え」や「夜吠え」など、吠え声を出す生き物だということは理解しておきましょう。

そもそも犬は言葉が話せないので、吠える行為は飼い主に気持ちを訴えかける表現方法のひとつ。

散歩を要求して吠えたり、寂しいから吠える場合もあるので、常に原因を知って対応していく必要があるのです。

吠えるからといって一方的に怒り続けることはお互いにストレスとなりますし、いいことではありませんよね。

家の中が散らかる

限られたスペースで犬と共に暮らすには、室内のレイアウトにも気を配る必要があります。

ゴミ箱をひっくり返したり、家具を噛んでボロボロにしてしまうことがありますが、怒ってしまうのはNG。

危険な行動をとるときにはしつけをすることが大切。ですが、全く散らかすことがないという子は珍しいものです。

このような行為は犬がストレスを感じているサインなので、お留守番のときは愛犬が退屈しない工夫をするのが大切なのです。

トイレが臭い

室内で犬を飼うとき、特に気になることのひとつがトイレ問題です。

たとえトイレシートをこまめに取り換えても、排泄物の臭いが充満してしまいます。

そのためトイレシートだけでなく、トイレサークルやケージ周りも頻繁に掃除する必要があるでしょう。

最近では臭いをしっかりと消臭してくれるアイテムも増えてきていますが、基本的には臭いがあるものだと思っておかなければなりません。

気軽に旅行へ行けない

犬を飼ってしまうと、気軽に旅行へ行くことが難しくなります。

事前にペットホテルを見つけたり、一緒に泊まれる宿を探さなければいけません。

愛犬の性格によっては新しい場所が怖くてストレスを感じてしまうので、人ごみの多い観光地は困難でしょう。

少しずつではありますが、愛犬同伴OKという宿も増えてきていますが、周りの理解を得るというのはハードルが高いケースもあります。

毎日散歩に行かなければいけない

犬がストレスなく健康でいるためには、毎日の散歩がとても重要です。

散歩は適度な運動になるだけでなく、ストレス解消や気分転換にもつながっています。

さらに散歩をしないと社会性が育たず、警戒心が強くなり、見知らぬ人に吠えてしまうことも。

そのため、1日1~2回は散歩に連れていく必要があるのです。

自分の時間がとれない

犬を飼うということは、自分の時間を自由に使えなくなります。

食事や散歩はもちろん、しつけのためのトレーニングもしなければなりません。

愛犬が体調不良になったら、仕事を休んで病院へ行く必要もあるので、犬に寄り添った生活にシフトする必要があります。

部屋中が毛まみれになる

犬を飼うと、必ずと言っていいほど悩まされるのが抜け毛問題です。

換毛期と呼ばれる時期になると、1ヶ月くらいかけて大量の毛が抜け落ち、部屋中が毛まみれになることも。

毛が全く抜けない犬はいないので、掃除が苦手な人は後悔する可能性が高いでしょう。

犬アレルギーを発症してしまう

実際に犬を飼ってみたら、犬アレルギーだったということも珍しくありません。

犬アレルギーは咳やくしゃみ、じんましん、さらに重症化すると呼吸困難を引き起こすケースも。

そのため犬を迎え入れるときは、しっかりとアレルギー検査をする必要があります。

シニア期の介護が大変

シニア期に入ってもまだまだ元気な子もいますが、介護が必要な子もいます。

主にシニア期では「食事の介護、トイレの介護、散歩のサポート」といったことが必要になるのです。

わんちゃんの体が不自由になり普段通りの生活は困難になるので、介護の知識を身につけなければいけません。

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ペットロス

一度、犬をお迎えすると絶対に避けられない愛犬とのお別れ。いつか必ず訪れることでもあります。

ペットロスとも言いますが、悲しい感情をなかなか克服できない人も多くいます。

愛犬との別れが原因で精神的・身体的にさまざまな異常が起こることもあるので、最期まで見届ける覚悟を持って飼いましょう。

犬を飼って後悔しないための準備

ここからは、実際に犬を迎え入れてから後悔しないために、準備しておくべきものをご紹介します。

全てを最初から必ず用意しておかなければいけないというわけではなく、一緒に暮らしていく上で必要となるものもあります。

犬が快適に過ごせる環境を作る

出典:Amazon

犬を迎える前には、お互いがストレスなく快適に過ごせる環境を作っておくのが大切です。

暑さや寒さの対策のほか、家具に飛び乗らないように家具の配置を変えておくのがポイント。

さらに階段や台所、仕事場など、汚れたら困る場所や危険なところは柵をつけてスペースを区切りましょう。

犬を飼うための費用を確保する

先ほどもご紹介しましたが、犬の生涯で必要な費用は200万円~300万円ほどかかると言われています。

ただこの金額はあくまで目安の金額なので、犬種や生活環境、健康状態によって金額に差が出るでしょう。

そのため、200万円以上はかかると想定して予算を確保しておきましょう。

毎月の食事代やトイレ用品だけではなく、ケガや病気による臨時の支出も考えなければいけません。

内容次第では高額な治療費がかかってしまうこともあるため、理解した上でお迎えする必要があります。

犬アレルギーのチェックをしておく

犬を飼う前には、必ず犬アレルギーのチェックをしておきましょう。

さらに、家族や恋人、友人と一緒に暮らしている場合も、全員検査を受けておくのもポイント。

もし犬アレルギーが発症したら、大きなトラブルを招く危険があるため、そのリスクを回避することも大事ですよ。

しつけの仕方を学んでおく

しつけの仕方を学んでおくのはとても重要です。

正しいしつけができないと、自分だけでなく周りの人にも迷惑をかけてしまいます。

しつけの仕方は本だけでなく、教室なども開かれているので、参加して知識をつけるのもおすすめです。

一度、しつけに成功したと思っても、その後になってから粗相をするようになった、という家庭も多いですよ。

生活に必要なグッズを用意しておく

出典:Amazon

犬を飼う前には、お出かけグッズやトイレグッズなど必要なものは揃えておきましょう。

また犬は縄張り意識が強いので、あらかじめ犬用のスペースを確保しておくことも大事。

スペースを作ったら「ケージベッドドッグフード」などを用意しておくと、犬が安心して過ごしてくれますよ。

最初に用意しておきたいものはいくつかありますが、それ以降徐々に増やして問題ないものも多くあります。

トリミングサロンや病院を探しておく

犬を飼う前に、住んでいる近くにトリミングサロンや動物病院があるか確認しておくのがおすすめ。

特に病院は早めに決めておけば、体調を崩したときにすぐ対応することが可能。夜間対応の動物病院がどこにあるか、というのも確認しておくと良いです。

犬種によってトリミングの有無や頻度も異なるので、評判の良いサロンも調べておけばより健康に過ごせますよ。

ペット保険を考えておく

愛犬が病気やケガなどで治療を受けた際、費用の一部を補償してくれるペット保険。

毎月の保険料はかかりますが、未加入の場合には全額自己負担となるので注意が必要です。

犬の保険は犬種や体重によって保険料が違いがあるので、加入する際は愛犬にどんな診療が必要か確認しましょう。

犬を飼うのに向かない人の特徴

最後に、犬を飼うのに向いていない人の特徴について解説していきます。

最期まで飼うことを覚悟していても、次の項目に当てはまる人は再考してみましょう。

部屋が汚れるのが嫌な人

犬と一緒に暮らしていく上で、動物ならではの臭いや汚れ問題は避けられません。

トイレトレーニングが完璧でも、床やソファが排泄分で汚れることもあります。噛んだり引っ掻いたり、傷つくこともあります。

換毛期には普段よりも抜け毛が増えるので、いたるところに毛が付くことも。

ブラッシングによって抜け毛の対策はある程度できますが、どうしても部屋が汚れるのが耐えられない人は、飼うことをおすすめしません。

飽き性な人

普段のお世話やしつけでも、犬を飼う上で重要なのは粘り強さです。

食事にしてもトイレにしても、お散歩にしてもブラッシングにしても、「面倒だから今日は何もしない」ということは当然できません。

不機嫌な気持ちで相手をしても、愛犬が辛くなるだけです。もちろん飼い主さんにとってもストレスが溜まるばかりでしょう。

面倒事を避けたい人や、飽き性な人には向いていないでしょう。

すぐ怒ってしまう人

犬はとても敏感な動物で、飼い主さんのちょっとした表情・感情の変化を感じ取る能力に長けています。

感情の起伏が激しい人が側にいると犬は不安になったり、怖がって常に顔色を伺って行動するようになってしまうのです。

そのため、いつもイライラしている人や、すぐカッとなって怒ってしまうような人は犬を飼うのに向いていません。

犬アレルギーがある人

残念ながら犬アレルギーがある人は、飼うのを諦める方がよいでしょう。

軽度の場合は咳や鼻水などで済みますが、重篤になると下痢や呼吸困難になり、日常生活に支障をきたします。

また恋人や家族と一緒に暮らす場合、誰かにアレルギーが出ても飼うのは厳しいでしょう。

実際には飼ってからアレルギーを発症することもあるため、事前にアレルギー検査をしていても飼い始めてからのことは誰にもわかりません。

できる限りの対策を行うことは可能ですが、犬アレルギーを完治させることはできませんので、その覚悟も必要です。

経済的な余裕がない人

残念ながら、経済的な余裕がない人も犬を飼うことはおすすめしません。

毎月かかる費用だけでなく、万が一病気やケガになった場合の治療費も考えておく必要があるのです。

年々と愛犬・愛猫に対する出費は増加傾向にあり、保険適用されない動物の治療は高額になりがちです。

高齢になるほど人間と同じように病気になりやすくなるので、愛犬を幸せにできる費用が出せない人はやめておきましょう。

犬を迎え入れるときは将来のことも考えて後悔しない選択を

愛犬との時間は癒やしを与えてくれてます。愛犬がしっぽを振って飼い主の帰宅を喜ぶ姿なんてたまりませんよね。

犬や猫を迎え入れることは、お世話をすることで飼い主さんの死亡リスクが低下するという報告もあるため、お互いにとって良い生活が実現するでしょう。

ただ犬を飼うということは生涯を共にする家族が増えるということなので、決してラクなことだけではありません。

その場のノリや気軽な気持ちで飼わずに、最期まで責任を持って飼う決断をしてから、迎え入れるようにしましょう。

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