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犬を飼って後悔したという12の理由と後悔しないための準備

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犬を飼ったときに後悔・失敗しないためのポイント12選

犬を飼おうと思ったときはかわいい顔に癒やされたり、懐いてくれて癒やされるなど、幸せな暮らしを描いているはずです。

愛犬との暮らしは楽しく幸せなことも多いですが、決して楽しいことだけではありません。

現実はそんな良いことばかりではなく、お世話の大変さや病気など予想外の出来事が多くなり、飼ったことを後悔する人もいるでしょう。

本記事ではそんな後悔をしないためにも、飼う上で注意するポイントについてご紹介していきます。

この記事の結論

  • 犬を飼ってから後悔する理由はさまざまで、金銭面や清潔面、時間の制限などが挙げられる
  • 犬を飼ったことで、最期にはお別れをする悲しさも後悔するポイントに
  • 後悔しないためには環境や費用の確保、必要な知識を蓄えることが重要
  • 終生飼養のためにも、子犬でお迎えしたら10年以上を共にする覚悟がもっとも重要

nademo編集部

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愛犬との生活は楽しいことも大変なこともある

犬をお迎えするきっかけとなった理由には、「生活に癒やしや安らぎが欲しかった」「家族内でのコミュニケーションを増やしたかった」といった理由などがあります。

そして実際にお迎えしてからの感想としても、「毎日の生活が楽しくなった」や「心穏やかに過ごせる日が増えた」という意見も多くなっています。

これは年齢性別問わず上位の意見となっていますが、当然こうした魅力だけではありません。

ただ、平成25年9月1日より施行された改正動物愛護管理法にもある通り、飼い主として終生飼養が明記されました。

今では15年ほどを共にするまで寿命も伸びてきており、長く一緒に生活していく覚悟が必要になります。

参考:一般社団法人ペットフード協会 全国犬猫飼育実態調査

犬を飼ったときに後悔・失敗したと感じたこと

ヨークシャー・テリア

犬を飼うときは夢のような暮らしを想像しますが、その反面でさまざまな心配事も出てくるのが現実です。

ここからは犬を飼ったときに「後悔・失敗した」と感じたことについて、ひとつずつ解説していきます。

  • お金がかかる
  • しつけが大変
  • 吠える声が耐えられない
  • 家の中が散らかる
  • トイレが臭い
  • 気軽に旅行へ行けない
  • 毎日散歩に行かなければいけない
  • 自分の時間がとれない
  • 部屋中が毛まみれになる
  • 犬アレルギーを発症してしまう
  • シニア期の介護が大変
  • ペットロス

事前の対策や準備で補えるものもありますし、一緒に暮らしていく以上は避けられないこともあります。

これら全てが飼い主さん全員に共通する後悔ではありません。ただ、一例としてお迎え前ならば確認しておくのがおすすめです。

お金がかかる

犬を飼うとドッグフードや日用品をはじめ、狂犬病ワクチン、予防注射の医療費などさまざまなお金がかかります。

ペットフード協会が実施している調査によると、犬の平均寿命は最新の2024年版で14.90歳とわかっています。

さらに、ペットフードや医療費などを含めた、生涯で必要な費用は1匹あたり約270万円と言われています。

そのため、経済的に余裕がない人や自分のためにお金を使ってしまう人は、最後まで面倒をみるのが難しいでしょう。

具体的な解決方法

  • 費用計画の策定: 初期費用だけでなく、月々のフード代、消耗品、予防接種や健康診断の年間費用、ペット保険料などを事前に試算し、無理のない範囲で飼育できるか確認しましょう。
  • 医療費対策: 予期せぬ高額な医療費に備え、ペット保険への加入を検討しましょう。保険によっては、手術費用や通院費用の一部をカバーしてくれます。
  • フードの選び方: 安価なフードだけでなく、品質の良いフードを選ぶことで、結果的に健康維持に繋がり、医療費を抑えられる場合があります。大容量パックの購入や定期購入で割引を利用するのも手です。
  • 手作りおやつ: 市販のおやつは意外と高価なものもあるため、犬が食べられる野菜などで手作りおやつを作るのも節約になります。

利用できるサービス

  • ペット保険: アニコム損害保険、アイペット損害保険など。
  • ペット用品のECサイト: 定期便割引や大容量購入割引があるサイトを利用。
  • 動物病院の定期健診パック: 予防接種や健康診断がセットでお得になる場合があります。

しつけが大変

愛犬と一緒に過ごす上で、安全・快適に暮らすためにしつけは欠かせません。しつけをしないままだと、さまざまなトラブルや事故にあう確率が高くなってしまうためです。

トイレの場所を教えたり、無駄吠えをしないようにしたりと、スムーズにいく子もいれば時間がかかる子もいます。

犬と同等に語られる猫はトイレトレーニングをあまり必要としない一方、犬には衛生面を清潔に保つためにもトイレトレーニングが必要不可欠です。

どんなに賢い犬でも一度で完璧に覚えることはないので、ひとつひとつの動作を粘り強く何度も繰り返して覚えさせる必要があるのです。

具体的な解決方法

  • 基本的なしつけの徹底: トイレ、お座り、伏せ、待て、呼び戻しなど、基本的なコマンドは子犬のうちから一貫して教えましょう。
  • 褒めて伸ばす: 叱るよりも、良い行動をした時にたっぷり褒め、ご褒美を与える「陽性強化」が効果的です。
  • 問題行動の原因究明: 無駄吠えや噛みつきなどの問題行動は、ストレスや運動不足、コミュニケーション不足などが原因の場合があります。原因を特定し、それを取り除くことが解決への近道です。

利用できるサービス

  • しつけ教室・パピートレーニング: プロのトレーナーから直接指導を受けられます。
  • ドッグトレーナーの個別指導: 自宅に来て指導してくれるトレーナーもいます。
  • オンラインしつけサービス: 動画やオンライン相談で自宅から学べるサービスもあります。
  • 関連書籍・動画コンテンツ: 専門家が監修した書籍やYouTubeチャンネルなどで学ぶことができます。

吠える声が耐えられない

犬は「朝吠え」や「夜吠え」など、吠え声を出す生き物だということは理解しておきましょう。

そもそも犬は言葉が話せないので、吠える行為は飼い主に気持ちを訴えかける表現方法のひとつ。

散歩を要求して吠えたり、寂しいから吠える場合もあるので、常に原因を知って対応していく必要があるのです。

どれだけ吠えようとも、それは犬にとって当たり前の行為であり、吠えること自体をやめさせることはできません。

吠えるからといって一方的に怒り続けることはお互いにストレスとなりますし、いいことではありませんよね。

具体的な解決方法

  • 原因の特定: 警戒吠え、要求吠え、分離不安による吠え、遊びの吠えなど、吠える原因を把握しましょう。
  • 原因への対処:
    • 警戒吠え: 窓からの刺激を減らす、インターホン音に慣らす練習をする。
    • 要求吠え: 吠えることで要求が通らないように無視し、静かになったら褒めて要求に応える。
    • 分離不安: 留守番練習を短時間から始め、徐々に時間を延ばす。安心できる場所を作る。
    • 運動・刺激不足: 散歩や遊びの時間を増やし、知育玩具などで脳を使う時間も設ける。
  • 無駄吠え防止グッズ: 超音波が出るものや振動する首輪などもありますが、根本的な解決にはならないため、しつけと併用し、獣医師やトレーナーと相談して慎重に使いましょう。

利用できるサービス

  • ドッグトレーナー: 無駄吠えに特化したしつけ相談が可能です。
  • 動物病院: 分離不安など行動に起因する問題の場合、行動診療を行っている動物病院で相談できます。

家の中が散らかる

限られたスペースで犬と共に暮らすには、室内のレイアウトにも気を配る必要があります。

ゴミ箱をひっくり返したり、家具を噛んでボロボロにしてしまうことがありますが、怒ってしまうのはNG。

危険な行動をとるときにはしつけをすることが大切。ですが、全く散らかすことがないという子は珍しいものです。

このような行為は犬がストレスを感じているサインなので、お留守番のときは愛犬が退屈しない工夫をするのが大切なのです。

具体的な解決方法

  • 収納の工夫: 犬のおもちゃや日用品は専用の収納ボックスを用意し、定位置に片付ける習慣をつけましょう。
  • 抜け毛対策: 定期的なブラッシングで抜け毛を減らす、空気清浄機やロボット掃除機を活用する。
  • 汚れ防止グッズ: ソファカバーや防水マット、玄関マットなどを活用し、汚れが広がるのを防ぎましょう。
  • 掃除の習慣化: 毎日短時間でも掃除機をかける、拭き掃除をするなど、こまめな掃除を習慣にしましょう。

利用できるサービス

  • ペット用掃除機・ロボット掃除機: 毛が絡まりにくい、強力な吸引力を持つモデルが多数販売されています。
  • ペット専用グッズ: 収納ボックス、防水シート、抜け毛取りブラシなど。
  • ハウスダスト・アレルギー対策サービス: 専門の清掃業者によるハウスクリーニングも検討できます。

トイレが臭い

室内で犬を飼うとき、特に気になることのひとつがトイレ問題です。たとえトイレシートをこまめに取り換えても、排泄物の臭いが出てしまうのは仕方のないこと。排泄物なので当然です。

そのためトイレシートだけでなく、トイレトレーケージ周りも頻繁に掃除する必要があるでしょう。

最近では臭いをしっかりと消臭してくれるアイテムも増えてきていますが、基本的には臭いがあるものだと思っておかなければなりません。

具体的な解決方法

  • こまめな掃除: 排泄後はすぐに片付け、トイレシートは毎日交換しましょう。トイレトレーも定期的に洗浄し、消臭スプレーなどを活用します。
  • トイレシートの選び方: 吸収力が高く、消臭効果のあるシートを選びましょう。
  • フードの見直し: 消化しにくいフードや体に合わないフードは、便の臭いを強くすることがあります。獣医師に相談し、消化の良いフードや、腸内環境を整える成分(プレバイオティクスなど)が配合されたフードを検討しましょう。
  • 換気: 定期的に部屋を換気し、空気を入れ替えましょう。
  • 健康チェック: 便や尿の異常な臭いは、消化器系の病気や腎臓病などのサインである可能性もあります。臭いが気になる場合は、動物病院で相談しましょう。

利用できるサービス

  • 高性能トイレシート・消臭剤: ペット用品店やECサイトでさまざまな製品が販売されています。
  • 空気清浄機: ペットの臭い対策に特化したモデルもあります。
  • 動物病院: 便や尿の検査、フードの相談。

気軽に旅行へ行けない

犬は猫ほどにお留守番が得意なわけではありませんので、犬を飼ってしまうと気軽に旅行へ行くことが難しくなります。

事前にペットホテルを見つけたり、一緒に泊まれる宿を探さなければいけません。

愛犬の性格によっては新しい場所が怖くてストレスを感じてしまうので、人ごみの多い観光地は困難でしょう。

少しずつではありますが、愛犬同伴OKという宿も増えてきていますが、周りの理解を得るというのはハードルが高いケースもあります。

具体的な解決方法

  • ペットと泊まれる宿を選ぶ: 最近ではペット同伴可能な宿泊施設が増えています。事前に確認し、予約しましょう。
  • 預かり先の確保: 旅行中に預かってもらえるペットホテルや、ペットシッター、信頼できる知人・親戚などに依頼する手配をしましょう。
  • 短時間の外出対策: 日帰り旅行や短時間の外出では、犬の留守番トレーニングをしっかり行い、安心できる環境を整えましょう。
  • ペット同伴旅行の計画: 移動手段(車、電車、飛行機など)、現地の施設(ドッグラン、ペットカフェなど)を事前にリサーチし、犬に負担のない楽しい旅行プランを立てましょう。

利用できるサービス

  • ペット同伴可の宿泊施設予約サイト: じゃらんnetペット宿、楽天トラベルなど。
  • ペットホテル・預かりサービス: 全国のペットホテルチェーンや、地域の個人経営のホテル、オンラインでシッターを探せるサービスなど。
  • ペットシッター: 自宅で犬の世話をしてくれるサービス。
  • ドッグトレーナー: 留守番トレーニングの相談。

毎日散歩に行かなければいけない

犬がストレスなく健康でいるためには、毎日の散歩がとても重要です。散歩は適度な運動になるだけでなく、ストレス解消や気分転換にもつながっています。

さらに散歩をしないと社会性が育たず警戒心が強くなり、見知らぬ人に吠えてしまうことも多くなってしまいます。

そのため、1日1~2回は散歩に連れていく必要がありますし、30分程度で良い子もいれば1時間程度必要な子も存在します。

具体的な解決方法

  • 散歩の習慣化: 毎日決まった時間に行うことで、犬も飼い主も生活リズムが整います。
  • 散歩の質の向上: ただ歩くだけでなく、途中での遊び(ボール遊び、におい嗅ぎ)や、コースの変化を取り入れることで、犬の満足度が高まります。
  • 雨の日対策: 雨具を活用する、室内でできる運動(知育玩具、ノーズワーク)を取り入れる。
  • 他の家族との協力: 家族で分担して散歩に行ったり、近所の犬仲間と交代で散歩に行ったりするのも良いでしょう。

利用できるサービス

  • ドッグウォーカー: 散歩代行サービスです。忙しい日や体調が悪い日に利用できます。
  • 室内ドッグラン・ペットカフェ: 天候に左右されずに運動や気分転換ができる場所。
  • 知育玩具・トレーニンググッズ: 室内での運動量を増やすアイテム。

自分の時間がとれない

犬を飼うということは、自分の時間を最大限自由に使えなくなります。食事や散歩はもちろん、しつけのためのトレーニングもしなければなりません。

愛犬が体調不良になったら、仕事を休んで病院へ行く必要もあるので、犬に寄り添った生活にシフトする必要があります。

自宅にいられる時間が長ければ大変だと感じることも少ないでしょうが、外出時間が多い人ほど自宅に帰ってから休まる時間が少なくなることを理解しておきましょう。

具体的な解決方法

  • 時間管理の徹底: 犬の世話と自分の時間をスケジュールに組み込み、計画的に過ごしましょう。
  • 犬の留守番トレーニング: 短時間から留守番に慣れさせ、徐々に時間を延ばすことで、飼い主が安心して外出できる時間を増やせます。
  • 趣味との両立: 犬と一緒に楽しめる趣味(ドッグスポーツ、ハイキング、ドッグカフェ巡りなど)を見つけることで、自分の時間も充実させられます。
  • 他の家族との分担: 家族がいる場合は、世話や遊びの時間を分担することで、一人にかかる負担を減らせます。

利用できるサービス

  • ペットシッター・デイケアサービス: 自分の時間が必要な時に犬を預けたり、世話を依頼したりできます。
  • ドッグカフェ・ペット同伴施設: 犬と一緒に自分の趣味や食事を楽しめる場所。
  • ドッグトレーニングサービス: 犬の自立心を育てるためのしつけ相談。

部屋中が毛まみれになる

犬を飼うと、必ずと言っていいほど悩まされるのが抜け毛問題です。

換毛期と呼ばれる時期になると、1か月くらいかけて大量の毛が抜け落ち、部屋中が毛まみれになることも。

日頃から丁寧なケアが必要になりますが、もしこうした愛犬のお手入れができていないと皮膚病などの病気にかかる可能性も高くなります。

そうなれば病院へ通院したり薬を処方してもらったり、場合によってはドッグフードを変更するなどさまざまな対応が必要になります。

毛が全く抜けない犬はいないので、掃除が苦手な人は後悔する可能性が高いでしょう。

具体的な解決方法

  • 定期的なブラッシング: 特に換毛期には、毎日こまめにブラッシングすることで、抜け毛が部屋に散らばるのを防ぎます。
  • シャンプー: 定期的なシャンプーで、死んだ毛やフケを取り除くことも有効です。
  • 掃除の徹底: 抜け毛の掃除に適した掃除機(ヘッドに絡みにくいもの、吸引力の高いもの)や粘着ローラー、ウェットシートなどを活用し、こまめに掃除しましょう。
  • 衣類の工夫: 外出時には毛のつきにくい素材の服を選ぶ、ペット用の洋服を着せる。
  • 空気清浄機: 空中に舞う毛やフケを吸い取ってくれます。

利用できるサービス

  • プロのトリミングサロン: シャンプーやブラッシング、サマーカットなどで抜け毛対策をしてもらえます。
  • ペット用掃除機・ロボット掃除機: 抜け毛に特化した機能を持つモデル。
  • 抜け毛取りグッズ: 各種ブラシ(スリッカー、ラバーブラシ)、粘着ローラー、毛取りワイパーなど。

犬アレルギーを発症してしまう

実際に犬を飼ってみたら、犬アレルギーだったということも珍しくありません。

犬アレルギーは咳やくしゃみ、じんましん、さらに重症化すると呼吸困難を引き起こすケースもあります。そのため犬を迎え入れるときは、しっかりとアレルギー検査をする必要があります。

ただ、お迎えして一緒に生活していくうえでアレルギー反応が出ることもあるため、命にかかわる状況でもない限りはアレルギーを抑えるような対策も必要になるでしょう。

具体的な解決方法

  • アレルゲン対策:
    • 掃除の徹底: こまめな掃除と換気で、アレルゲンを減らしましょう。空気清浄機も有効です。
    • ブラッシング・シャンプー: 犬の体を清潔に保ち、アレルゲンの飛散を抑えましょう。
    • 寝室への立ち入り制限: アレルギー症状がひどい場合は、寝室など特定の部屋への犬の立ち入りを制限する。
    • HEPAフィルター付き掃除機: アレルゲンを効率的に除去できる掃除機を使用する。
  • 医療的対策:
    • アレルギー検査: 自身が何に対してアレルギーがあるのかを特定しましょう。
    • 薬物療法: 医師の指示のもと、抗ヒスタミン剤やステロイド剤などで症状を抑えることができます。
    • 減感作療法: アレルゲンを少量ずつ体内に取り入れ、体を慣らしていく治療法です。
  • 犬種選びの検討: これから飼う場合、抜け毛が少ない、アレルゲンを放出しにくいとされる犬種(プードル、シュナウザーなど)を検討するのもひとつの方法です。

利用できるサービス

  • 医療機関(アレルギー科): アレルギー検査、治療。
  • ハウスダスト除去サービス: 専門業者によるハウスクリーニング。
  • 空気清浄機: アレルギー対策機能を持つモデル。

シニア期の介護が大変

シニア期に入ってもまだまだ元気な子もいますが、介護が必要な子もいます。

主にシニア期では「食事の介護、トイレの介護、散歩のサポート」といったことが必要になるのです。

一日の大半は寝ていることが多い犬ですが、トイレのサポートなどは飼い主さん主導で必要になってくるでしょう。

愛犬の体が不自由になり普段通りの生活は困難になるので、介護の知識を身につけなければいけません。

具体的な解決方法

  • 早期発見・早期治療: 定期的な健康診断で病気の早期発見に努め、介護が必要になる前に適切な治療や対策を行いましょう。
  • 環境整備: 滑りにくい床材にする、段差をなくす、補助具(ハーネス、車椅子)を準備するなど、愛犬が安全に快適に過ごせるように住環境を整えましょう。
  • 介護用品の活用: おむつ、介護用ベッド、食事補助器具などを活用し、介護者の負担を軽減しましょう。
  • マッサージ・リハビリ: 獣医師の指導のもと、マッサージや簡単なリハビリを行うことで、筋力の維持や血行促進に繋がります。
  • 心のケア: 認知症などで夜鳴きをする場合は、声かけや寄り添うことで安心させてあげましょう。

利用できるサービス

  • 動物病院(老犬介護、リハビリテーション): 専門的なアドバイス、治療、リハビリ指導。
  • ペットの訪問看護・介護サービス: 自宅で専門的なケアを受けられるサービス。
  • 老犬ホーム・介護施設: 専門スタッフが常駐し、介護が必要な犬を預かってくれる施設。
  • 介護用品店・ECサイト: 介護ハーネス、車椅子、おむつ、介護食など。
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ペットロス

一度、犬をお迎えすると絶対に避けられない愛犬とのお別れ。いつか必ず訪れることでもあります。ペットロスとも言いますが、悲しい感情をなかなか克服できない人も多くいます。

愛犬との別れが原因で精神的・身体的にさまざまな異常が起こることもあるので、最期まで見届ける覚悟を持ってお迎えしましょう。

具体的な解決方法

  • 後悔のない時間を過ごす: 生きている間に、愛犬にたくさんの愛情を注ぎ、共に楽しい時間を過ごしましょう。やりたいこと、してあげたいことを後回しにしないことが大切です。
  • 別れを受け入れる心の準備: 犬の寿命を理解し、いつか来る別れがあることを心のどこかで認識しておくことも重要です。
  • 相談できる相手を見つける: 家族、友人、獣医師、カウンセラーなど、悲しみを共有し、話を聞いてくれる人を見つけておきましょう。
  • 供養を考える: 火葬、埋葬、手元供養など、愛犬との別れを形にすることも、心を整理する助けになります。
  • 新しい出会いについて: 新しいペットを迎えるかどうかは、十分な時間をかけて自分の心が癒えてから検討しましょう。

利用できるサービス

  • ペット霊園・火葬サービス: 愛犬の供養をサポートしてくれます。
  • ペットロスサポート団体・カウンセリング: 専門のカウンセラーが、ペットロスによる心のケアをサポートしてくれます。
  • 動物病院: グリーフケアについて相談できる場合があります。

犬を飼って後悔しないための準備

トイ・プードル

ここからは、実際に犬を迎え入れてから後悔しないために、準備しておくべきものをご紹介します。

全てを最初から必ず用意しておかなければいけないというわけではなく、一緒に暮らしていく上で必要となるものもあります。

犬が快適に過ごせる環境を作る

出典 :https://www.amazon.co.jp/

犬を迎える前には、お互いがストレスなく快適に過ごせる環境を作っておくのが大切です。

暑さや寒さの対策のほか、家具に飛び乗らないように家具の配置を変えておくのがポイント。

さらに階段や台所、仕事場など、汚れたら困る場所や危険なところは柵をつけてスペースを区切りましょう。

犬を飼うための費用を確保する

先ほどもご紹介しましたが、犬の生涯で必要な費用は200万円~300万円ほどかかると言われています。

ただこの金額はあくまで目安の金額なので、犬種や生活環境、健康状態によって金額に差が出ます。そのため、200万円以上はかかると想定して予算を確保しておきましょう。

毎月の食事代やトイレ用品だけではなく、怪我や病気による臨時の支出も考えなければいけません。

内容次第では高額な治療費がかかってしまうこともあるため、理解した上でお迎えする必要があります。

犬アレルギーのチェックをしておく

犬アレルギーを発症してしまうと生活自体が辛くなることもあり、部屋の掃除はもちろん、抗アレルギー薬などで対策をすることになります。

できる限りこうした飼い主さんの体への負担をなくすためにも、犬を飼う前には必ず犬アレルギーのチェックをしておきましょう。

さらに、家族や恋人、友人と一緒に暮らしている場合も、全員検査を受けておくのもポイント。

もし犬アレルギーが発症したら、大きなトラブルを招く危険があるため、そのリスクを回避することも大事ですよ。

しつけの仕方を学んでおく

犬をお迎えしているのに、しつけをしないというのはNG。双方にとって良いことはありません。そのため特に初心者の方は、事前にしつけのやり方を学んでおくのがとても重要です。

正しいしつけができないと、自分だけでなく周りの人にも迷惑をかけてしまいます。

しつけの仕方は本だけでなく、教室なども開かれているので、参加して知識をつけるのもおすすめです。

一度、しつけに成功したと思っても、その後になってから粗相をするようになった、という家庭も多いですよ。

生活に必要なグッズを用意しておく

出典 :https://www.amazon.co.jp/

犬を飼う前には、お出かけグッズやトイレグッズなど必要なものは揃えておきましょう。

また犬は縄張り意識が強いので、あらかじめ犬用のスペースを確保しておくことも大事。

スペースを作ったら「ケージベッドドッグフード」などを用意しておくと、犬が安心して過ごしてくれますよ。

最初に用意しておきたいものはいくつかありますが、それ以降徐々に増やして問題ないものも多くあります。

トリミングサロンや病院を探しておく

犬を飼う前には、住んでいる近くにトリミングサロンや動物病院があるか確認しておきましょう。

特に病院は早めに決めておけば、体調を崩したときにすぐ対応することが可能。夜間対応の動物病院がどこにあるか、というのも確認しておくと良いです。

お迎え直後は環境の変化によって体調を崩す子もいますので、お迎え直後にすぐ動物病院へ行く必要がある可能性も考えられます。

犬種によってトリミングの有無や頻度も異なるので、評判の良いサロンも調べておけばより健康に過ごせますよ。

ペット保険を考えておく

人間には加入すべき保険が明確となっており、基本的に全員が加入している一方、ペットの保険は全てが任意です。

愛犬が病気やケガなどで治療を受けた際、費用の一部を補償してくれるペット保険。毎月の保険料はかかりますが、未加入の場合には全額自己負担となるので注意が必要です。

犬の保険は犬種や体重によって保険料が違いがあるので、加入する際は愛犬にどんな診療が必要か確認しましょう。

犬を飼うのに向かない人の特徴

柴犬

最後に、犬を飼うのに向いていない人の特徴について解説していきます。最期まで飼うことを覚悟していても、次の項目に当てはまる人は再考してみましょう。

部屋が汚れるのが嫌な人

犬と一緒に暮らしていく上で、動物ならではの臭いや汚れ問題は避けられません。

トイレトレーニングが完璧でも、床やソファが排泄分で汚れることもあります。噛んだり引っ掻いたり、傷つくこともあります。

換毛期には普段よりも抜け毛が増えるので、いたるところに毛が付くことも。ブラッシングによって抜け毛の対策はある程度できますが、どうしても部屋が汚れるのが耐えられない人は、飼うことをおすすめしません。

飽き性な人

普段のお世話やしつけでも、犬を飼う上で重要なのは粘り強さです。食事にしてもトイレにしても、お散歩にしてもブラッシングにしても、「面倒だから今日は何もしない」ということは当然できません。

不機嫌な気持ちで相手をしても、愛犬が辛くなるだけです。もちろん飼い主さんにとってもストレスが溜まるばかりでしょう。面倒事を避けたい人や、飽き性な人には向いていないでしょう。

すぐ怒ってしまう人

犬はとても敏感な動物で、飼い主さんのちょっとした表情・感情の変化を感じ取る能力に長けています。

感情の起伏が激しい人が側にいると犬は不安になったり、怖がって常に顔色を伺って行動するようになってしまうのです。

それだけならまだしも、愛犬との関係値で信頼関係ができていないと吠え癖がついたり、攻撃的に成長してしまうこともあります。

そのため、いつもイライラしている人や、すぐカッとなって怒ってしまうような人は犬を飼うのに向いていません。

犬アレルギーがある人

残念ながら犬アレルギーがある人は、飼うのを諦める方がよいでしょう。軽度の場合は咳や鼻水などで済みますが、重篤になると下痢や呼吸困難になり、日常生活に支障をきたします。

また恋人や家族と一緒に暮らす場合、誰かにアレルギーが出ても飼うのは厳しいでしょう。

実際には飼ってからアレルギーを発症することもあるため、事前にアレルギー検査をしていても飼い始めてからのことは誰にもわかりません。

できる限りの対策を行うことは可能ですが、犬アレルギーを完治させることはできませんので、その覚悟も必要です。

経済的な余裕がない人

残念ながら、経済的な余裕がない人も犬を飼うことはおすすめしません。毎月かかる費用だけでなく、万が一病気や怪我になった場合の治療費も考えておく必要があるのです。

年々と愛犬・愛猫に対する出費は増加傾向にあり、保険適用されない動物の治療は高額になりがちです。

高齢になるほど人間と同じように病気になりやすくなるので、愛犬を幸せにできる費用が出せない人はやめておきましょう。

犬を迎え入れるときは将来のことも考えて後悔しない選択を

トイ・プードル

愛犬との時間は癒やしを与えてくれてます。愛犬がしっぽを振って飼い主の帰宅を喜ぶ姿なんてたまりませんよね。

犬や猫を迎え入れることは、お世話をすることで飼い主さんの死亡リスクが低下するという報告もあるため、お互いにとって良い生活が実現するでしょう。

ただ犬を飼うということは生涯を共にする家族が増えるということなので、決してラクなことだけではありません。

その場のノリや気軽な気持ちで飼わずに、最期まで責任を持って飼う決断をしてから、迎え入れるようにしましょう。

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