犬をお迎えするにあたって気になるのが、犬の体臭問題。
臭いに関する問題はご近所トラブルにつながる可能性もあり、心配になってしまう人も多いでしょう。
そこで今回は、臭いの気になりやすい犬種・気になりにくい犬種をご紹介します。臭いを軽減する方法なども、合わせて解説。
「犬を飼いたいけど、臭いが心配」
「すでに犬と暮らしているけれど、臭いが気になっている」
このような人は、ぜひ本記事を最後まで読んでみてくださいね。
この記事の結論
- 全身を被毛で覆われている犬は、蒸れたり汚れが溜まりやすく、体臭が強くなりがち
- 被毛が分厚い、垂れ耳、顔にたるみがある、涙やけを起こしやすい犬種は注意が必要
- 愛犬の体をこまめにケアすることで、強い臭いを抑えることができる
- 日頃からこまめなケアによって、病気を予防することもできるようになる
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目次
犬の発する臭いの仕組み
愛犬の体臭が気になる理由は、汗腺の割合が人間とは異なる点にあります。
まず、汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。
エクリン腺はサラッとした汗を分泌し、基本的には無色で無臭。対してアポクリン腺が分泌する汗は、臭いのもととなる脂質やタンパク質が含まれています。
人間の場合、皮膚の表面にはエクリン腺があり、脇汗など臭いが強くなりやすい部分にアポクリン腺があります。
しかし、犬の場合はエクリン腺は足の裏くらいにしかなく、汗腺のほとんどがアポクリン腺です。
さらに、全身を被毛で覆われている犬は皮膚が蒸れたり汚れが溜まりやすく、人間よりも体臭が強くなりがち。
人間は汗をかいたら服を着替えればよいですが、犬の場合そうはいきません。
犬の臭いが気になるときは、皮膚・被毛の汚れが原因であったり健康状態に問題がある可能性が高いです。
こまめに愛犬の体のケアを行うことで、体臭や病気を予防することができます。
臭いが強い犬種の特徴
実はどの犬種でも臭いが同じということはなく、体の特徴によって体臭が強くなりやすい犬種が存在します。
体臭が強くなりやすい犬には、以下のような共通点があります。
- 被毛がダブルコート
- 顔や体にシワ、たるみがある
- 涙やけを起こしやすい
- 垂れ耳
体の構造的に汚れや皮脂が溜まりやすい犬は、そうではない犬に比べて体臭が強くなりがちです。
また、汚れを放置してしまうと臭いが気になるだけでなく、皮膚が炎症を起こし痒み・痛みを伴う場合も。
飼い主さんがこまめにお手入れをしてあげることで体臭を軽減でき、病気の予防にも繋がります。
犬の臭いが強くなる原因
犬がもともと臭いが強い動物ということではなく、体臭が気になるのには原因があります。
臭いの原因を理解しておけば対策をとれるので、体臭を軽減できるでしょう。
ここではよくある体臭の原因を解説するので、当てはまる部分がないか確認してみてくださいね。
被毛量が多く、通気性が悪い
ダブルコートやロングコートの犬種など、毛量の多い犬は通気性が悪く体臭が強くなりがちです。
分厚い被毛は保温性が高いのがメリットですが、蒸れやすく皮脂の混ざった汗が酸化し、放置すると雑菌が湧いてしまいます。
体臭がきつくなるだけでなく皮膚病のリスクも高まるため、毛量の多い犬種はこまめなお手入れが必要です。
被毛量が多いなら特に夏場前にはアンダーコートを処理してあげて、適切な頻度でお風呂に入れることも考えなければいけません。
シワやたるみに汚れが溜まっている
顔にシワやたるみが多い犬は、ドッグフードの食べかすや皮脂などの汚れが溜まりがち。
シワと間に溜まった汚れをそのままにしてしまうと、蒸れて菌が繁殖し、臭いの原因となります。
基本的な飼い方のひとつでもありますが、顔周りもこまめなお手入れが必要です。
涙やけで濡れた毛に雑菌が繁殖する
鼻の低い短頭種や目が大きな犬は涙が出やすく、そのままにしてしまうと涙で皮膚が炎症を起こす「涙やけ」を引き起こします。
常に目元が湿っている状態になるため雑菌が繁殖しやすく、濡れた雑巾のような異臭を放つことも。
こまめに顔を拭いたり、涙やけを軽減するための対策が必要です。
耳の中が汚れている
たれ耳の犬や耳周りを長い毛に覆われている犬は通気性が悪く、耳のトラブルが起こりやすいです。
人間の場合は耳掃除に関して両方の意見があるものの、犬の場合はお手入れが必要です。
とはいっても耳の中まで掃除が必要なわけではなく、入り口付近だけでOKです。
毎日耳の状態をよく確認し、定期的なお手入れで清潔に保ちましょう
耳の臭いは外耳炎などの病気が原因のことも
耳に炎症が起こると強い臭いを放ったり、外耳炎にかかってしまうことも。
臭いが酷い場合は炎症が進んでいる可能性が高く、自宅でのケアだけでは対処しきれない場合もあります。
早めに動物病院を受診し、治療をしてもらうようにしましょう。
歯周病や歯石の付着による口臭
歯垢・歯石の付着や、それによる歯周病が原因で口臭が強くなっている可能性が考えられます。
犬は歯周病にかかりやすい動物であり、口腔内のトラブルを抱えていると口の中に雑菌が湧いたり、膿が溜まってしまうことも。
歯磨きを嫌がる子は多く、子犬期から歯磨きを行って慣れてもらわないと、なかなかさせてくれません。
かといって歯磨きを怠ってしまうと、歯周病の原因になるため、注意が必要です。
口臭は内臓疾患が原因のことも
口臭は口腔内のトラブルだけでなく、内臓疾患が原因の場合もあります。
歯周病や歯石が見当たらず、きちんとデンタルケアをしているにもかかわらず口臭が酷い場合は、動物病院に相談してみましょう。
基本的な日頃からのデンタルケアはもちろんのこと、定期的な健康診断も非常に重要だということです。
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ブラッシングやシャンプー不足による被毛汚れ
一見目立つ汚れはないように見えても、実は犬被毛には細かい汚れやホコリなどが絡みついています。
定期的なブラッシングやシャンプーを怠ると、汚れや皮脂が溜まって臭いの原因に。
特に長毛種の場合は毛玉ができやすく、放置すると毛玉内で雑菌が繁殖する場合もあるので注意しましょう。
ブラッシングは優しくしてあげれば短毛種でも毎日問題なくできますし、反対にシャンプーはやりすぎによる皮膚トラブルにも注意が必要です。
トイレの掃除や排泄物の片付けをしていない
排泄物が臭うのは、犬も人間も同じです。人間の場合はそのまま水に流すので残りませんが、犬の場合はそうではありませんよね。
犬が排泄したあと速やかに片付け・トイレの掃除をしていないと、放置した排泄物を踏んでしまいます。
体に排泄物がつくことで臭いの原因になるので、トイレはこまめに掃除しましょう。
体に臭いがつくというだけではなく、衛生的にもよくありません。
被毛に排泄物が絡まったままになっている
被毛に排泄物が絡まっているのに気がつかず、そのままになってしまっている可能性も。
特に長毛の犬種や足が短い犬種は、被毛やお腹などに排泄物が付着しやすいです。
愛犬自身が気がついていなかったり、気がついていても自分では取れないことが多いので、飼い主さんがこまめにチェックしてあげる必要があります。
特にお尻付近はつきやすいので、トイレ後には定期的に確認してあげると良いです。
肛門腺に分泌液が溜まりすぎている
犬の肛門には肛門腺という、悪臭を放つ分泌液が出る場所があります。
分泌液が肛門に溜まりすぎていると、強い臭いを放ちます。
愛犬がお尻を気にしていたり、地面にお尻を擦り付けるような仕草をしていれば、分泌液が溜まっている可能性があるため、肛門絞りを行いましょう。
分泌液が溜まって皮膚が破けてしまうこともありますので、そうなってくると外科的な縫合も必要になってきます。
室内環境が不衛生
部屋の掃除が行き届いておらず、臭いの原因になっている可能性も。
愛犬の体のお手入れを行っていても、部屋の中に落ちたり布団やソファなどに付着している被毛を掃除していないと、臭いが残ってしまいます。
また、部屋の温度管理が不適切であると、愛犬の被毛にイヤな臭いが移ってしまうことも。特に梅雨の時期や夏場は注意しましょう。
愛犬に合わせた室温・湿度管理が大切
温度 | 25℃前後 |
湿度 | 50%~60% |
冬場の乾燥や、梅雨~夏にかけての湿度が高くなる時期には皮膚のバリア機能が低下しやすくなります。
皮膚のバリア機能が低下すると、細菌などに感染しやすくなり、外耳炎の原因にもなるほか、皮膚トラブルが起こりやすくなり、臭いの原因に繋がります。
そのため、愛犬の様子を見ながら上記を目安に快適に過ごせるように室温・湿度管理を行いましょう。
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臭いが強い犬種ランキング一覧表
No | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
画像 | |||||||||||||||
犬種 | パグ | フレンチ・ブルドッグ | ポメラニアン | ウェルシュ・コーギー・ペンブローク | アメリカン・コッカー・スパニエル | ヨークシャー・テリア | ゴールデン・レトリーバー | イングリッシュ・ブルドッグ | ラブラドール・レトリーバー | ミニチュア・ダックスフンド | シー・ズー | セント・バーナード | バセット・ハウンド | 柴犬 | |
原産地 | 中国 | フランス | ドイツ | ウェールズ | アメリカ合衆国 | イギリス,イングランド | スコットランド | イギリス | カナダ | ドイツ | 中国 | スイス | イギリス,フランス | 日本 | |
抜け毛 | 多い | 多い | 多い | 多い | 多い | 少ない | 多い | 多い | 多い | 多い | 少ない | 多い | 少ない | 多い | |
毛質 | ダブルコート | ダブルコート | ダブルコート | ダブルコート | ダブルコート | シングルコート | ダブルコート | ダブルコート | ダブルコート | ダブルコート | ダブルコート | ダブルコート | スムースコート | ダブルコート | |
毛色 | シルバー,アプリコット,フォーン,ブラック | フォーン,パイド,ブリンドル,クリーム,フォーン&ホワイト,ホワイト&ブリンドル | ホワイト,ブラック,ブラウン,レッド,オレンジ,クリーム,セーブル,ブラック&タン,ブラウン&タン,スポット,ブリンドル | レッド,フォーン,セーブル,ブラック&タン | ジェット・ブラック,クリーム,ダークレッド,ブラウン,ブラック&ホワイト,レッド&ホワイト,ブラウン&ホワイト&ローン | ブラック&タン,スチールブルー,ゴールド,シルバー,ブラック&ゴールド,ブルー&タン,ブルー&ゴールド,ダークスチールブルー&タン | ゴールド,クリーム | スマット,ブリンドル,レッド,フォーン,ファロー,ホワイト,パイド | ブラック,イエロー,チョコレート | レッド,イエロー,シルバー,ゴールド,ブラック&タン,チョコレート&タン,ブラック&イエロー,チョコレート&イエロー | ゴールド,ブラック,ホワイト,ブルー,シャンパン,ホワイト&ゴールド,ホワイト&ブラック | レッドブラウン,ブラウンイエロー | ブラック&ホワイト&タン,レモン&ホワイト | 胡麻,赤,赤胡麻,黒褐色,黒胡麻,白 | |
サイズ | 体高:男の子 | 25cm~28cm | 27cm~35cm | 18cm~24cm | 25cm~30cm | 36.85cm~39.35cm | 15cm~23cm | 56cm~61cm | 30cm~41cm | 56cm~57cm | 32cm超~37cm以下 | 20cm~27cm | 70cm~90cm | 33cm~38cm | 38cm~41cm |
体高:女の子 | 25cm~28cm | 24cm~32cm | 18cm~24cm | 25cm~30cm | 34.35cm~36.85cm | 15cm~23cm | 51cm~56cm | 30cm~41cm | 54cm~56cm | 30cm超~35cm以下 | 20cm~27cm | 65cm~80cm | 33cm~38cm | 35cm~38cm | |
体重:男の子 | 6.3kg~8.1kg | 9kg~14kg | 1.5kg~3kg | 10kg~12kg | 11kg~13kg | 2kg~3kg | 29kg~34kg | 25kg | 29kg~36kg | 3.5kg~4.8kg | 4.5kg~8kg | 64kg~82kg | 25kg~34kg | 10kg | |
体重:女の子 | 6.3kg~8.1kg | 8kg~13kg | 1.5kg~3kg | 9kg~11kg | 11kg~13kg | 2kg~3kg | 24kg~29kg | 23kg | 25kg~32kg | 3.5kg~4.8kg | 4.5kg~8kg | 54kg~64kg | 20kg~29kg | 8kg | |
平均寿命 | 12歳~15歳 | 10歳~14歳 | 12歳~15歳 | 12歳~15歳 | 10歳~12歳 | 13歳~16歳 | 10歳〜12歳 | 8歳~10歳 | 10歳~13歳 | 12歳~16歳 | 12歳~15歳 | 8歳~10歳 | 10歳~12歳 | 12歳~15歳 | |
なりやすい病気 | 水頭症,壊死性髄膜脳炎,短頭種気道症候群,洞不全症候群,間擦疹,レッグ・カルベ・ペルテス病,乾性角結膜炎 | 軟口蓋過長症,眼疾患,膝蓋骨脱臼,流涙症,外耳炎 | 難聴,高眼圧症,皮膚病,外耳炎,骨折,脱臼 | 変性性脊髄症,白内障,椎間板ヘルニア,外耳炎,フォン・ヴィレブランド病 | 白内障,緑内障,拡張型心筋症,外耳炎 | 門脈体循環シャント,膝蓋骨脱臼,レッグ・カルベ・ペルテス病,気管虚脱,尿路結石症 | 股関節形成不全,耳血腫,甲状腺機能低下症,悪性リンパ腫 | 皮膚炎,チェリーアイ,突顎,閉塞性気道,短頭種気道症候群,尿路結石症 | 外耳炎,股関節形成不全,白内障,緑内障,胃拡張捻転症候群 | 皮膚病,外耳炎,椎間板ヘルニア,腫瘍,眼疾患,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),進行性網膜萎縮症(PRA) | 椎間板ヘルニア,尿路結石症,幽門狭窄,乾性角結膜炎,結膜炎,緑内障 | 拡張型心筋症,胃拡張捻転症候群,股関節形成不全,外耳炎,皮膚炎,白内障 | 椎間板ヘルニア,チェリーアイ,緑内障,外耳炎,気管虚脱,皮膚糸状菌症,バセットハウンド血小板障害 | 食物アレルギー性皮膚炎,アトピー性皮膚炎,膿皮症 | |
参考価格 | 30万円~40万円 | 30万円~50万円 | 30万円~100万円 | 30万円前後 | 30万円前後 | 30万円~40万円 | 10万円~30万円 | 30万円~50万円 | 20万円前後 | 30万円前後 | 15万円〜30万円 | 15万円〜30万円前後 | 20万円~50万円 | 10万円~40万円 | |
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臭いが強い犬種ランキング
これから犬をお迎えしようと考えている人にとっては、犬の体臭も判断要素のひとつに入ることでしょう。
各犬種の臭いが強くなりやすい原因についても、合わせて解説しています。
原因が分かれば対策も取りやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。
No.1 パグ
パグはぺちゃんこの鼻と深くシワの入った顔が特徴。実はとても人気のある犬種です。
シワはパグのチャームポイントでもありますが、汚れや皮脂が溜まりやすく臭いの原因でもあります。
また、パグは皮脂の分泌量が多いダブルコートの犬種であり、大きな目が突出しているため涙やけも起こりやすいです。
こまめなケアは体臭を防ぐだけでなく、パグの健康を維持するうえでもとても重要。
体や顔まわりは、丁寧にお手入れをしてあげてくださいね。
明るく陽気だが、とても落ち着いた性格
人との時間は大切だが、マイペースな面も
警戒心が少なく、ほとんど吠えない
太りやすいため、適度な運動が必要
その他情報
原産地 | 中国 |
犬種グループ | 9G:愛玩犬 |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 水頭症,壊死性髄膜脳炎,短頭種気道症候群,洞不全症候群,間擦疹,レッグ・カルベ・ペルテス病,乾性角結膜炎 |
参考価格 | 30万円~40万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | シルバー,アプリコット,フォーン,ブラック |
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No.2 フレンチ・ブルドッグ
パグと同様に、顔に深いシワがあることから皮脂や汚れが溜まりやすい犬種です。
さらに、フレンチ・ブルドッグも皮脂の分泌量が多く、体臭が強くなりやすいといわれています。
涙やけも起こりやすいので、目の周りのお手入れが必要です。
フレンチ・ブルドッグはよだれも多く、被毛によだれが付着し、雑菌が繁殖することで臭いの原因となります。
穏やかで思慮深い、安定した性格
主人との時間を大切にするほど懐く
気にしない性格なので無駄吠えは少ない
多すぎない、適度な運動量が適している
その他情報
原産地 | フランス |
犬種グループ | 9G:愛玩犬 |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 10歳~14歳 |
なりやすい病気 | 軟口蓋過長症,眼疾患,膝蓋骨脱臼,流涙症,外耳炎 |
参考価格 | 30万円~50万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | フォーン,パイド,ブリンドル,クリーム,フォーン&ホワイト,ホワイト&ブリンドル |
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No.3 ポメラニアン
ふわふわの被毛が可愛らしいポメラニアンですが、ダブルコートのため蒸れやすく臭いがこもりがち。
さらに、被毛が長いため排泄物が付着しやすく臭いの原因になります。
小型犬として非常に人気の高い犬種ではありますが、排泄後は体が汚れていないか確認し、こまめにふいてあげましょう。
人間好きで活発な性格
甘えん坊でとても懐きやすい
警戒心から吠えやすい
遊ぶのが好きなので運動量も多い
その他情報
原産地 | ドイツ |
犬種グループ | 5G:原始的な犬・スピッツ |
大きさ | 超小型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 難聴,高眼圧症,皮膚病,外耳炎,骨折,脱臼 |
参考価格 | 30万円~100万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ホワイト,ブラック,ブラウン,レッド,オレンジ,クリーム,セーブル,ブラック&タン,ブラウン&タン,スポット,ブリンドル |
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No.4 ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
被毛は長くはありませんが、ダブルコートのため皮膚が蒸れやすく臭いがこもりやすいです。
また、足が短い犬種なので排泄後や散歩の際にお腹が汚れてしまうことがあります。
排泄後やお散歩のあとは、お腹を中心に汚れをしっかり落としてあげてくださいね。
頭が良いので物覚えも早い
初めて会う人でも仲良くできる
警戒心がとても強く吠えやすい
筋肉質なので運動神経が良い
その他情報
原産地 | ウェールズ |
犬種グループ | 1G:牧羊犬・牧畜犬 |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 変性性脊髄症,白内障,椎間板ヘルニア,外耳炎,フォン・ヴィレブランド病 |
参考価格 | 30万円前後 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | レッド,フォーン,セーブル,ブラック&タン |
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No.5 アメリカン・コッカー・スパニエル
ダブルコートのため毛量が多く皮脂分泌も多いため、臭いが気になりやすいといわれています。
長い被毛には汚れやホコリが絡まりやすいので、こまめに取り除いてあげましょう。
また、垂れ耳のため耳の中が蒸れやすいため、臭いが気になるだけでなく外耳炎など耳のトラブルを引き起こすことがあります。
耳の中もこまめにお手入れをしてあげてくださいね。
明朗で活発な性格
非常に懐きやすい
しつけ次第では吠えづらくなる
とても遊びを好む
その他情報
原産地 | アメリカ合衆国 |
犬種グループ | 8G:7グループ以外の鳥猟犬 |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 10歳~12歳 |
なりやすい病気 | 白内障,緑内障,拡張型心筋症,外耳炎 |
参考価格 | 30万円前後 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ジェット・ブラック,クリーム,ダークレッド,ブラウン,ブラック&ホワイト,レッド&ホワイト,ブラウン&ホワイト&ローン |
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No.6 ヨークシャー・テリア
被毛が長いため汚れやすく、皮脂分泌が多いため臭いの原因になります。
顔の周りの毛も長いので目やにや涙が目の周りにつきやすく、涙やけを起こしやすい犬種です。
垂れ耳ではありませんが、耳には飾り毛が生えているため汚れが溜まりがち。
全身しっかりとお手入れをして臭いを予防しましょう。
用心深さと勇敢さを持つ
少しずつ懐いていくタイプ
警戒心から吠えやすい
活発だが運動量は多くない
その他情報
原産地 | イギリス,イングランド |
犬種グループ | 3G:テリア |
大きさ | 超小型 |
平均寿命 | 13歳~16歳 |
なりやすい病気 | 門脈体循環シャント,膝蓋骨脱臼,レッグ・カルベ・ペルテス病,気管虚脱,尿路結石症 |
参考価格 | 30万円~40万円 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | シングルコート |
毛色 | ブラック&タン,スチールブルー,ゴールド,シルバー,ブラック&ゴールド,ブルー&タン,ブルー&ゴールド,ダークスチールブルー&タン |
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No.7 ゴールデン・レトリーバー
豊かな被毛が魅力的なゴールデン・レトリーバーですが、ダブルコートの長毛種であることから蒸れやすく汚れやすいため、臭いの原因となります。
垂れ耳のため、耳の群れにも注意が必要です。
さらに、ゴールデン・レトリーバーをはじめとする大型犬はよだれが多いため、口周りや胸の毛に唾液がついてしまい、臭いを発することがあります。
よだれ・汚れはこまめに拭き取ってあげてくださいね。
温厚で知的、気配りもできる
主人に気に入られるよう努力するほど
大人しいためあまり吠えない
能力は高くなく、運動不足になりがち
その他情報
原産地 | スコットランド |
犬種グループ | 8G:7グループ以外の鳥猟犬 |
大きさ | 大型 |
平均寿命 | 10歳〜12歳 |
なりやすい病気 | 股関節形成不全,耳血腫,甲状腺機能低下症,悪性リンパ腫 |
参考価格 | 10万円~30万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ゴールド,クリーム |
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No.8 イングリッシュ・ブルドッグ
皮脂分泌が多く、顔の深いシワに汚れが溜まりやすいことから臭いが気になりやすい犬種だといわれています。
よだれの量も多く、短頭種であることから涙やけも起こりやすい犬種です。
涙やシワに溜まった汚れを放置すると炎症を起こしてしまうので、皮膚トラブルを防止するためにもこまめに汚れを拭き取ってあげましょう。
優しく大人しい性格
知らない人にも懐くほど
吠えることはほぼない
適度なお散歩で十分
その他情報
原産地 | イギリス |
犬種グループ | 2G:使役犬 |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 8歳~10歳 |
なりやすい病気 | 皮膚炎,チェリーアイ,突顎,閉塞性気道,短頭種気道症候群,尿路結石症 |
参考価格 | 30万円~50万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | スマット,ブリンドル,レッド,フォーン,ファロー,ホワイト,パイド |
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No.9 ラブラドール・レトリーバー
ゴールデン・レトリーバーと比べてラブラドール・レトリーバーは短毛種なので、そこまで臭いが気にならないイメージがあります。
しかし、実際にはダブルコートのため、実は皮脂が溜まりやすい犬種です。
垂れ耳なので、こまめにお手入れをしないと外耳炎などのトラブルを引き起こすことも考えられます。
大型犬はよだれが多いので、口周りもしっかりと拭き取ってあげましょう。
学習能力がとても高く、従順な性格
とても懐いてくれる
あまり多くはない
高くないが、十分なお散歩が必要
その他情報
原産地 | カナダ |
犬種グループ | 8G:7グループ以外の鳥猟犬 |
大きさ | 大型 |
平均寿命 | 10歳~13歳 |
なりやすい病気 | 外耳炎,股関節形成不全,白内障,緑内障,胃拡張捻転症候群 |
参考価格 | 20万円前後 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ブラック,イエロー,チョコレート |
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No.10 ミニチュア・ダックスフンド
ミニチュア・ダックスフンドは毛量の多いダブルコートのため皮膚が蒸れやすく、ロングコートの場合は毛に汚れが絡みやすいです。
さらに、足が短いため排泄物や汚れがお腹についてしまうことも多いです。
垂れ耳のため、耳の中も蒸れて臭いを発する場合があります。
ブラッシングをしたり体を拭いたりと、こまめなお手入れが欠かせません。
好奇心旺盛でいたずら好き
人懐っこく甘えたがり
頑固で警戒心が強く、吠えることも多い
頭と体の両方を動かすことが好き
その他情報
原産地 | ドイツ |
犬種グループ | 4G:ダックスフンド |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 12歳~16歳 |
なりやすい病気 | 皮膚病,外耳炎,椎間板ヘルニア,腫瘍,眼疾患,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),進行性網膜萎縮症(PRA) |
参考価格 | 30万円前後 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | レッド,イエロー,シルバー,ゴールド,ブラック&タン,チョコレート&タン,ブラック&イエロー,チョコレート&イエロー |
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No.11 シー・ズー
シー・ズーも皮脂分泌が多く、垂れ耳・顔周りの毛が長いこともあり、体臭が気になりやすい犬種といわれています。
目元の毛が目に入ることによって涙が出やすくなり、涙やけの原因になることも。
口周りの毛も長いので、よだれや食べかすなどが付着してしまうこともあります。
放置すると、臭いだけでなく皮膚炎の原因にもなるので注意してください。
活発なときと、大人しいときの両面がある
人懐っこいが、マイペースでもある
比較的、吠えることは少ない
一般的な運動量と能力
その他情報
原産地 | 中国 |
犬種グループ | 9G:愛玩犬 |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 椎間板ヘルニア,尿路結石症,幽門狭窄,乾性角結膜炎,結膜炎,緑内障 |
参考価格 | 15万円〜30万円 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ゴールド,ブラック,ホワイト,ブルー,シャンパン,ホワイト&ゴールド,ホワイト&ブラック |
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No.12 セント・バーナード
よだれが多く、口周りや胸の被毛によだれが付着し雑菌が繁殖することで、臭いや炎症を引き起こします。
特に食事の際には食べかすが付着することもよくあるので、よだれかけを使用するのもおすすめです。
ダブルコートの長毛種のため、皮膚が蒸れたり被毛が汚れたりしやすい犬種です。
こまめなブラッシングや定期的なシャンプーを怠らないようにしましょう。
優しく穏やかな性格
飼い主に懐きやすい
攻撃性が低いので吠えにくい
運動量が多いので十分な散歩が必要
その他情報
原産地 | スイス |
犬種グループ | 2G:使役犬 |
大きさ | 大型 |
平均寿命 | 8歳~10歳 |
なりやすい病気 | 拡張型心筋症,胃拡張捻転症候群,股関節形成不全,外耳炎,皮膚炎,白内障 |
参考価格 | 15万円〜30万円前後 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | レッドブラウン,ブラウンイエロー |
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No.13 バセット・ハウンド
体や顔にしわが多く汚れが溜まりやすいこと、皮脂の分泌量が多いことから臭いが気になりやすい犬種です。
皮脂が空気に触れて酸化することで臭いを発するため、こまめに体を拭いてあげるとよいでしょう。
大きな垂れ耳の持ち主であることから、耳の通気性がとても悪く、生活しているだけでもよく蒸れます。
耳をめくって状態を確認し、汚れを拭き取ってあげましょう。
忍耐強く、勇敢な性格
懐きやすいが相性の悪い子もいる
吠え声が大きいため、しつけが重要
平均的な運動量
その他情報
原産地 | イギリス,フランス |
犬種グループ | 6G:嗅覚ハウンド |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 10歳~12歳 |
なりやすい病気 | 椎間板ヘルニア,チェリーアイ,緑内障,外耳炎,気管虚脱,皮膚糸状菌症,バセットハウンド血小板障害 |
参考価格 | 20万円~50万円 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | スムースコート |
毛色 | ブラック&ホワイト&タン,レモン&ホワイト |
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No.14 柴犬
柴犬は短毛種で立ち耳のため体臭が気になるイメージはありませんが、ダブルコートのため皮膚が蒸れてしまう場合があります。
また、換毛期には大量に毛が抜けるため、抜け毛の処理を怠ると布団やソファに付着し、臭いの原因になることも。
冬場はあまり気になることが少ないかもしれませんが、夏場は皮膚疾患のリスクもあるため丁寧なケアが必要になります。
愛犬の体のお手入れはもちろん、抜け毛対策として部屋の掃除もこまめに行いましょう。
主人に忠実で警戒心が強い
飼い主には忠実だが、独立心もある
警戒心から多くなることもある
元々猟犬であったため、運動能力は高い
その他情報
原産地 | 日本 |
犬種グループ | 5G:原始的な犬・スピッツ |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 食物アレルギー性皮膚炎,アトピー性皮膚炎,膿皮症 |
参考価格 | 10万円~40万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | 胡麻,赤,赤胡麻,黒褐色,黒胡麻,白 |
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臭いが少ない犬種ランキング一覧表
No | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
画像 | |||||||||||
犬種 | イタリアン・グレーハウンド | チワワ | プードル | マルチーズ | パピヨン | ミニチュア・ピンシャー | ウィペット | バセンジー | サモエド | シベリアン・ハスキー | |
原産地 | イタリア | メキシコ | ドイツ,フランス | マルタ | フランス | ドイツ | イングランド | コンゴ共和国 | ロシア | アメリカ合衆国 | |
抜け毛 | 少ない | 多い | 少ない | 少ない | 少ない | 少ない | 少ない | 平均的 | 多い | 多い | |
毛質 | シングルコート | ダブルコート | シングルコート | シングルコート | シングルコート | シングルコート | スムースコート | スムースコート | ダブルコート | ダブルコート | |
毛色 | レッド,ブルー,ブラック,フォーン,イザベラ,シール | ホワイト,ブラック,レッド,ブルー,チョコレート,クリーム,ブラック&タン | ブラック,ホワイト,シルバー,グレー,アプリコット,ブラウン,ブルー,カフェ・オ・レ,クリーム | ホワイト,レモン | ホワイト&ブラック,ホワイト&ブラウン,ホワイト&セーブル,セーブル,トライカラー | ディアー・レッド,レディッシュ・ブラウン,ダーク・レッド・ブラウン,ブラック&タン,チョコレート&タン | ブラック,レッド,グレー,ブリンドル,ホワイト,フォーン | ブラック,タン&ホワイト,ブリンドル,ピュア・ブラック&ホワイト,レッド&ホワイト,ブラック&タン&ホワイト | ピュア・ホワイト,クリーム,ビスケット | ブラック,ホワイト,カッパーレッド,シルバー,ブラック&ホワイト,チョコレート&ホワイト,シルバー&ホワイト,レッド&ホワイト | |
サイズ | 体高:男の子 | 32cm~38cm | 15cm~25cm | 24cm~28cm | 21cm~25cm | 28cm以下 | 25cm~30cm | 47cm~51cm | 43cm | 54cm~60cm | 53.5cm~60cm |
体高:女の子 | 32cm~38cm | 15cm~25cm | 24cm~28cm | 20cm~23cm | 28cm以下 | 25cm~30cm | 44cm~47cm | 40cm | 50cm~56cm | 50.5cm~56cm | |
体重:男の子 | 5kg以下 | 1.5kg~3kg | 3kg~4kg | 2kg~3kg | 1.5kg~4.5kg | 4kg~6kg | 13kg前後 | 11kg | 16kg~30kg | 20.5kg~28kg | |
体重:女の子 | 5kg以下 | 1.5kg~3kg | 3kg~4kg | 2kg~3kg | 1.5kg~5kg | 4kg~6kg | 9kg前後 | 9.5kg | 16kg~30kg | 15.5kg~23kg | |
平均寿命 | 12歳~15歳 | 12歳~20歳 | 12歳~15歳 | 12歳~15歳 | 13歳~16歳 | 12歳~16歳 | 12歳~15歳 | 12歳前後 | 12歳~14歳 | 12歳~15歳 | |
なりやすい病気 | 膝蓋骨脱臼,緑内障,歯周病,皮膚炎,てんかん | 膝蓋骨脱臼,水頭症,尿路結石症,気管虚脱,僧帽弁閉鎖不全症 | 膝蓋骨脱臼,流涙症,白内障,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),外耳炎 | 膝蓋骨脱臼,心臓病,流涙症,外耳炎 | 皮膚病,胃腸炎,外耳炎,眼疾患,腫瘍 | 淡色被毛脱毛症,レッグ・カルベ・ペルテス病,パターン脱毛症 | 白内障,緑内障,水晶体脱臼,アレルギー性皮膚炎,耳介脱毛症 | ファンコーニ症候群,鼠径ヘルニア,臍ヘルニア,股関節形成不全 | 白内障,緑内障,股関節形成不全,関節炎,糖尿病 | 白内障,緑内障,進行性網膜萎縮症(PRA),膝蓋骨脱臼,股関節形成不全 | |
参考価格 | 30万円前後 | 30万円前後 | 30万円前後 | 20万円~40万円 | 10万円~30万円 | 30万円前後 | 20万円~30万円 | 20万円前後 | 50万円~130万円 | 20万円~50万円 | |
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臭いが少ない犬種ランキング
数ある犬種の中でも、特に臭いの気になりにくい犬種をご紹介します。
比較的体臭が気にならない傾向はあるものの、体のお手入れを怠ると臭いの原因になります。
愛犬の健康を守るためにも「臭いにくい犬種だから大丈夫!」と過信することなく、こまめにお手入れをしてあげてくださいね。
No.1 イタリアン・グレーハウンド
シングルコートの短毛種であるイタリアン・グレーハウンドは、臭いが気になりにくい犬種といわれています。
抜け毛も少ないので、被毛のお手入れが簡単であり部屋の中に毛が散らばる心配もありません。
立ち耳ではないものの、付け根が立ち上がっているため耳の通気性もよいといえます。
散歩のあとなどに軽く足や体を拭いてあげれば、より清潔を保てるでしょう。
内気でとても温厚な性格
知らない人への警戒心は強い
無駄吠えは少ない
とても高い運動能力を持つ
その他情報
原産地 | イタリア |
犬種グループ | 10G:視覚ハウンド |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 膝蓋骨脱臼,緑内障,歯周病,皮膚炎,てんかん |
参考価格 | 30万円前後 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | シングルコート |
毛色 | レッド,ブルー,ブラック,フォーン,イザベラ,シール |
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No.2 チワワ
世界最小の小型犬といわれるチワワは、体が小さい分アポクリン腺も少ないため、臭いがあまり気になりません。
ロングコートとスムースタイプがおりますが、短毛のスムースコートは特に臭いが少ないです。
目が大きいため涙が出やすく涙やけの原因になってしまうので、目周りのケアはこまめに行いましょう。
知性と独立心の両方を持つ
飼い主に対しては懐きやすい
見知らぬ人に吠えることもある
一般的な運動量と能力
その他情報
原産地 | メキシコ |
犬種グループ | 9G:愛玩犬 |
大きさ | 超小型 |
平均寿命 | 12歳~20歳 |
なりやすい病気 | 膝蓋骨脱臼,水頭症,尿路結石症,気管虚脱,僧帽弁閉鎖不全症 |
参考価格 | 30万円前後 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ホワイト,ブラック,レッド,ブルー,チョコレート,クリーム,ブラック&タン |
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No.3 トイ・プードル
ぬいぐるみのような容姿から、人気の高いトイ・プードルはシングルコートで抜け毛が少なく、臭いが気になりにくい犬種です。
トイ・プードルに限らず、「ミニチュア・プードル、ミディアム・プードル、スタンダード・プードル」も臭いは少なめです。
くるくるとした巻き毛にゴミや汚れが絡みついてしまうことがあるので、被毛のお手入れは丁寧に行いましょう。
好奇心が強く、非常に賢い
他人や犬に対しても懐く
臆病な面もあるため吠えやすい
とにかく体を動かすのが大好き
その他情報
原産地 | ドイツ,フランス |
犬種グループ | 9G:愛玩犬 |
大きさ | 超小型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 膝蓋骨脱臼,流涙症,白内障,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),外耳炎 |
参考価格 | 30万円前後 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | シングルコート |
毛色 | ブラック,ホワイト,シルバー,グレー,アプリコット,ブラウン,ブルー,カフェ・オ・レ,クリーム |
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No.4 マルチーズ
マルチーズはふわふわの被毛の持ち主ですが、シングルコートで抜け毛が少なく臭いは気になりづらいといわれています。
しかし、毛が長く伸び続けてしまうことや顔周りの毛が汚れやすいこともあり、こまめなトリミングカットが必要です。
目の付近の毛が伸びてくると涙やけを起こすことがあり、放置すると臭いの原因にもなるのでこまめに拭き取りましょう。
明るい性格だが、大人しい
とても人に懐きやすい
警戒心から吠えることもある
室内だけでも十分な運動量
その他情報
原産地 | マルタ |
犬種グループ | 9G:愛玩犬 |
大きさ | 超小型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 膝蓋骨脱臼,心臓病,流涙症,外耳炎 |
参考価格 | 20万円~40万円 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | シングルコート |
毛色 | ホワイト,レモン |
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No.5 パピヨン
パピヨンは、血統によってダブルコートの子もいますが、アンダーコートが少ないため抜け毛が出にくい犬種です。
そのため、臭いも比較的気にならないといえるでしょう。
耳の飾り毛にホコリや汚れが引っかかってしまわないよう、こまめにブラッシングをしてあげてくださいね。
明るく活発、遊ぶことが大好き
主人や家族に対して愛情深い
多いが知能指数は高く、しつけで軽減可能
お散歩や運動をすることが好き
その他情報
原産地 | フランス |
犬種グループ | 9G:愛玩犬 |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 13歳~16歳 |
なりやすい病気 | 皮膚病,胃腸炎,外耳炎,眼疾患,腫瘍 |
参考価格 | 10万円~30万円 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | シングルコート |
毛色 | ホワイト&ブラック,ホワイト&ブラウン,ホワイト&セーブル,セーブル,トライカラー |
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No.6 ミニチュア・ピンシャー
シングルコートの短毛種で、体も小さいため臭いが少ない犬種です。
一部垂れ耳の子もいますが基本的には立ち耳の子が多く、耳の中が蒸れてしまう心配もないでしょう。
皮膚がデリケートなので、炎症を起こさないようこまめにお手入れをしてあげてください。
自尊心が強く、気性も荒い
飼い主以外にはあまり懐かない
見知らぬ人や犬に吠えやすい
大型犬に近い運動能力と運動量
その他情報
原産地 | ドイツ |
犬種グループ | 2G:使役犬 |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 12歳~16歳 |
なりやすい病気 | 淡色被毛脱毛症,レッグ・カルベ・ペルテス病,パターン脱毛症 |
参考価格 | 30万円前後 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | シングルコート |
毛色 | ディアー・レッド,レディッシュ・ブラウン,ダーク・レッド・ブラウン,ブラック&タン,チョコレート&タン |
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No.7 ウィペット(ホイペット)
ウィペットもシングルコートの短毛種であり、比較的臭いが気にならない犬種です。
獣毛ブラシでブラッシングしてあげると、艶のある美しい被毛をキープできます。
抜け毛は多い方ではありませんが、布地に刺さりやすい毛質のため布団やソファに付着すると除去するのに多少時間がかかります。
家具についた抜け毛も臭いの原因になるので、しっかりと掃除を行いましょう。
忠実で優しい性格
家族には懐くが、警戒心もある
無駄に吠えることはない
運動能力が高い
その他情報
原産地 | イングランド |
犬種グループ | 10G:視覚ハウンド |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 白内障,緑内障,水晶体脱臼,アレルギー性皮膚炎,耳介脱毛症 |
参考価格 | 20万円~30万円 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | スムースコート |
毛色 | ブラック,レッド,グレー,ブリンドル,ホワイト,フォーン |
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No.8 バセンジー
バセンジーは短毛のシングルコート・立ち耳なことから臭いが少ない犬種といえます。
抜け毛も少ないので、被毛のお手入れも簡単です。
猫のように自分で毛づくろいを行う子が多い点も、臭いが気になりにくい理由のひとつといえます。
とても賢く、独立心が強い
用心深く、他人には懐きづらい
ほとんど吠えることはない
身体能力が高く、運動を好む
その他情報
原産地 | コンゴ共和国 |
犬種グループ | 5G:原始的な犬・スピッツ |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 12歳前後 |
なりやすい病気 | ファンコーニ症候群,鼠径ヘルニア,臍ヘルニア,股関節形成不全 |
参考価格 | 20万円前後 |
被毛
抜け毛 | 平均的 |
毛質 | スムースコート |
毛色 | ブラック,タン&ホワイト,ブリンドル,ピュア・ブラック&ホワイト,レッド&ホワイト,ブラック&タン&ホワイト |
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No.9 サモエド
サモエドはダブルコートの長毛種ですが、北方犬種ということもあり臭いが気になりづらいといわれています。
定期的にシャンプーをしたり、こまめなブラッシングで毛玉を取り除くとより臭いを軽減できます。
真っ白な被毛は特に汚れが目立つので、しっかりとお手入れをしてあげましょう。
賢く知的で、穏やかな性格
警戒心はあまりなく、懐きやすい
あまり吠えない
活発なため、やや多めの運動が必要
その他情報
原産地 | ロシア |
犬種グループ | 5G:原始的な犬・スピッツ |
大きさ | 大型 |
平均寿命 | 12歳~14歳 |
なりやすい病気 | 白内障,緑内障,股関節形成不全,関節炎,糖尿病 |
参考価格 | 50万円~130万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ピュア・ホワイト,クリーム,ビスケット |
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No.10 シベリアン・ハスキー
シベリアン・ハスキーは短毛種ということもあり、臭いの少ない犬種として知られています。
しかし、ダブルコートで抜け毛が多いため、熱がこもり蒸れやすいです。
毛が絡んだままの状態を放っておくと細菌が繁殖しやすくなるため、こまめにブラッシングをして臭い対策を行いましょう。
大型犬はよだれが多く出るので、口周りもよく拭いてあげてくださいね。
陽気で穏やか
友好的で人懐っこい
吠えやすいのでしつけが大事
運動好きでスタミナがある
その他情報
原産地 | アメリカ合衆国 |
犬種グループ | 5G:原始的な犬・スピッツ |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 白内障,緑内障,進行性網膜萎縮症(PRA),膝蓋骨脱臼,股関節形成不全 |
参考価格 | 20万円~50万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ブラック,ホワイト,カッパーレッド,シルバー,ブラック&ホワイト,チョコレート&ホワイト,シルバー&ホワイト,レッド&ホワイト |
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臭いが強い愛犬のケア方法
愛犬の臭いを軽減するには、飼い主さんによるこまめなお手入れが欠かせません。
体のお手入れには臭い対策の意味もありますが、愛犬の健康を維持していくうえで非常に重要です。
愛犬の臭い対策につながるお手入れ方法をご紹介しているので、こちらを参考にしながら愛犬のお世話をしてあげましょう。
顔や体のシワは毎日拭く
顔や体のシワには皮脂や汚れが溜まっています。そのままにすると皮膚が炎症を起こしたり悪臭につながるおそれがあるので、毎日拭き取りましょう。
蒸しタオルや濡れタオルでOKですが、毎回タオルを濡らして洗って……という工程が面倒な場合は、使い捨てのペット用ウェットシートがおすすめです。
ゴシゴシと擦るのではなく、皮膚を傷めないように優しく拭いてあげてくださいね。
市販のウェットシートを使う際には、アルコールが含まれていないペット用のものや、赤ちゃん用のものを使いましょう。
目やにや溢れた涙はこまめに拭く
鼻の短い短頭種や目の大きい犬、顔周りの毛が長い犬は涙や目やにが出やすい特徴があります。
目の周りの毛に涙などが付着し、放置すると皮膚が変色し、涙やけを引き起こします。
涙やけを放置すると濡れた雑巾のような異臭を放つことがあるため、こまめに拭き取るようにしましょう。
消臭・殺菌効果のある涙やけ専用のシートも販売されているので、ぜひ活用してみてください。
目の周りはデリケートなので、優しく拭き取ってあげましょう。
ブラッシングを適度に行う
不要な抜け毛を取り除いてあげることによって、臭い対策につながります。
特にダブルコートの犬種は長毛・短毛に関わらず毛がたくさん抜けるため、目の細かいスリッカーブラシやラバーブラシでこまめに毛を取り除いてあげましょう。
どのような犬種であっても、こまめなブラッシングは必要です。
毛質にあったブラシを探して、しっかりとお手入れをしてあげてくださいね。
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定期的にシャンプーをする
皮脂が溜まってしまうとベタついたり臭いの原因になるため、月に1~2回程度を目安にシャンプーを行いましょう。
梅雨~夏にかけての高温多湿の時期には、菌が増殖し皮膚トラブルが起こりやすくなるため、被毛や皮膚の状態を見ながらシャンプーの回数を増やしてあげることも大切です。
特にダブルコートの犬種は換毛期に大量に毛が抜けるため、シャンプーをすると一気に余分な毛を落とすことができます。
シャンプー後、生乾きの状態にしてしまうと炎症を起こしたりイヤな臭いを発するおそれがあるので、ドライヤーで根本までしっかり乾かしてあげてください。
耳の中を掃除する
垂れ耳の犬は通気性が悪く蒸れやすいため、こまめな耳掃除が必要です。
耳用のペットシートや濡れたガーゼなどで、優しく汚れを拭いてあげましょう。
耳の奥の方は、無理に汚れを落とそうとすると皮膚を傷つけてしまうおそれがあるため、入り口だけのお手入れでOKです。
また、耳毛が多い子の場合は、定期的に毛を抜いてあげるのもポイント。
耳の奥が汚れていそうなときや痒がっている場合は、動物病院などで洗浄してもらいましょう。
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デンタルケアを行う
歯垢・歯周病は口臭の原因となりますので、人間同様に日々の歯磨きでケアしてあげましょう。
犬は人間に比べて虫歯になりにくいですが歯周病にはなりやすいため、デンタルケアが欠かせません。
いきなり歯磨きができるようになるわけではありませんので、子犬の頃から歯磨きに慣れさせておきましょう。
歯ブラシを使ってのケアがうまくいかない場合には、デンタルケア効果のあるおやつやおもちゃを活用するのもおすすめです。
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愛犬のベッドを定期的に洗う
愛犬のベッドは定期的に洗ったり干したりして、清潔な状態を保ちましょう。
抜けた毛がベッドなどに付着したままになると、雑菌が繁殖し臭いの原因となります。
コロコロクリーナーや掃除機などで抜け毛を取り除いたり、丸洗いしたりして清潔な状態を保ちましょう。
ベッドの中には手洗いのみである場合や、洗濯機で洗えるものもありますので、ベッドごとに適した洗い方をしてください。
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肛門線のお手入れをする
犬の肛門の左右にある肛門腺には、悪臭を放つ分泌液が溜まります。
通常は排泄時に分泌液も排出されますが、溜まってしまうと悪臭を放つほかに、肛門腺がつまり肛門嚢炎や肛門線破裂といった肛門周りのトラブルにも繋がります。
分泌液が溜まりやすい子と溜まりにくい子がいますので、その都度確認しながら月に1回程度を目安に肛門絞りを行いましょう。
自分でうまくできない場合は、無理せずにトリミングやサロンや動物病院にお願いしてやってもらうのがおすすめです。
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トイレは常に綺麗に、排泄物はすぐ片付ける
排泄後にそのまま放置していると、踏んでしまったり毛に絡みついてしまうこともあります。
排泄物を踏んでしまったり毛に絡みついてしまうと、臭いが愛犬の体についてしまうため、臭いの原因になります。
解決方法はとてもシンプルで、排泄後には速やかに排泄物を片付け、トイレの掃除を行うということ。
ペット用消臭スプレーなどを使ってトイレを掃除したり、定期的にトイレトレーを丸洗いするのがおすすめです。
排泄物が被毛についてしまったら取り除いてあげる
おしり付近の被毛に排泄物が絡みつき、愛犬自身も気がつかなかったり、気がついていても自分では取れずにそのままになってしまうことがあります。
被毛が汚れているときは、飼い主さんが汚れや排泄物を取り除いてあげましょう。
長毛種は特に排泄物が絡まりやすいため、よく見てあげてくださいね。
室内についた愛犬の臭いを軽減する方法
愛犬の体のお手入れを行っていても臭いが抜けない場合は、家全体に臭いが染み付いている可能性があります。
普段から毎日のように掃除ができていたとしても、臭いが取り切れていないということでしょう。
家全体の掃除に加えて、ペット用の消臭スプレーなども忘れずに行いましょう。
ペット用消臭スプレーを使う
長年犬と一緒に暮らしていると、家全体に臭いが充満して染み付いてしまっている可能性があります。
特にカーテンやソファ・布団などの布地のものには臭いがつきやすいので、消臭スプレーを使って対策しましょう。
市販されている消臭スプレーの中には犬には危険なものもあるので、必ずペット対応のものかどうか確認してから使用しましょう。
一般的な消臭スプレーにはアルコールが含まれていることも多く、仮に犬が舐めてしまったら命に関わります。
ソファやクッションはカバーを使用する
ソファやクッションのカバーはできるだけ洗えるものを選び、定期的に手洗いや洗濯をしましょう。
犬の抜け毛も放置すると臭いの原因となるため、コロコロクリーナーで取り除いたり洗濯をして清潔な状態を保つことをおすすめします。
洗えないソファの場合は、別途カバーを掛けて、カバーだけでも定期的に洗濯すると良いです。
粗相をしたらすぐに掃除する
粗相をした際には、気がついたタイミングですぐに掃除をします。何時間も放置すると、排泄物の臭いが染み付いてしまいます。
そして臭いが残ると何度も同じ場所に排泄するようになってしまい、家全体に臭いが染み付いてしまうことも。
ペット用の消臭スプレーを使って、完全に臭いを取り除くことが重要です。
また、粗相をした場所に臭いが残っていると、そこをトイレだと認識してしまうこともあり、粗相が続くこともあります。
トイレトレーニングのためにも、臭い対策としてもすぐに掃除し、キレイに臭いから除去しておきましょう。
脱臭機能付き空気清浄機を設置する
家に臭いがこもらないようにするには、こまめな換気が必要です。
しかし、飼い主さんが留守の時間が長い場合には、窓を開けて換気を行うのが難しい場合もありますよね。
換気を行うのが難しい場合は、脱臭機能付きの空気清浄器を設置するのがよいでしょう。
抜け毛や花粉対策にもなるので、アレルギー症状が出やすい飼い主さんには特におすすめです。
愛犬の臭いが気になる場合は適切にお手入れしてあげよう
人間にも体臭があるように、犬も完全に臭いを消し去ることはできません。
しかし、日々適切にお手入れを行うことで、臭いを軽減するという対策を行えます。
臭いの一部はその子が持つものでもあるため、全くなくすことは難しいものの、強い臭いは飼い主さんの対策次第で軽減することができます。
強すぎる臭いは愛犬が悪いのではなく、飼い主さんのケアの問題だと認識し、日々のお手入れを忘れないようにしてください。
愛犬と快適に暮らすため、愛犬の健康を維持するためにも、日頃から丁寧なケアを行いましょう。
この記事の執筆者・監修者
nademo編集部
編集部
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