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レオンベルガーの特徴をご紹介!性格や平均寿命、飼い方、フードについて

レオンベルガーの特徴をご紹介!性格や平均寿命、飼い方、フードについて

ライオンのように凛々しい顔立ちと、たくましい身体つきが魅力的なレオンベルガー。

勇ましい風貌とは裏腹に、心優しく穏やかな性格で飼い主に従順な犬種です。

本記事では、レオンベルガーの魅力や体質・一緒に暮らす際のポイントを紹介しています。

レオンベルガーをお迎えしようと検討している人は、ぜひ最後までご覧ください。

担当ライター

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ライオンのような凛々しい顔立ちのレオンベルガー

まるでライオンのような凛々しい顔立ちが特徴のレオンベルガー。

一見すると強面な印象がありますが、見た目とは裏腹にとても優しく穏やかな性格の超大型犬です。

名前の通り、見た目はライオンに似せるような交配で誕生しています。

飼い主さんに従順でしつけもしやすいため、大型犬と暮らしてみたい人はぜひ候補の一種として検討してみてはいかがでしょうか?

日本での登録数がとても少ない犬種

レオンベルガーは、日本ではとても数の少ない犬種です。

血統書を登録・管理しているJKC(ジャパンケネルクラブ)では、2022年(1月~12月)の登録数は59頭と報告されており、希少な犬種であることが分かります。

ペットショップで見かける機会は少なく、迎える際にはブリーダーを訪ねるのがよいでしょう。

出典:ジャパンケネルクラブ「2022年 犬種別犬籍登録頭数」

レオンベルガーの特徴

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レオンベルガーの体型や性格などを紹介します。

事前にレオンベルガーの特性をよく理解し、お迎えを検討してみてくださいね。

主人に忠実で落ち着いた性格

飼い主に懐きやすい

あまり吠えない

大型犬なので多めの運動が必要

 その他情報

原産国 ドイツ
平均寿命 8歳~9歳
なりやすい病気 股関節形成不全,胃捻転,皮膚炎,白内障
参考価格 30万円~50万円

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ライオン・イエロー,レッド,赤褐色,フォーン,クリーム

体高

オス72cm~80cm
メス65cm~75cm

体重

オス34kg~50kg
メス34kg~50kg

レオンベルガーのサイズ

レオンベルガーの成犬の大きさは、以下が目安となっています。

体高65cm~80cm
体重34kg~50kg

大型犬の中でも特に大きく、超大型犬に分類されます。骨格はがっしりとしており、筋肉質な体型です。

レオンベルガーの被毛・毛色

レオンベルガーの被毛は、ダブルコートの中長毛。

基本的に直毛ですが、少しウェーブがかかっている子もいます。

毛色は以下のような種類があります。

  • ライオンイエロー
  • レッド
  • 赤褐色
  • サンド(フォーン・クリーム)

どの毛色であっても、顔は口周りから目にかけて黒くなるブラックマスクが特徴です。

レオンベルガーの性格・習性

レオンベルガーはその見た目とは裏腹に、優しく穏やかな性格です。

落ち着きがあって辛抱強いため、ほかの犬種とも良好な関係を築くことができます。

忠誠心があり飼い主さんに従順なため、しつけがしやすい犬種であるといえるでしょう。

レオンベルガーの平均寿命

レオンベルガーの平均寿命は8~9歳といわれています。

一般的な犬の平均寿命は14.76歳といわれており、これに比べるとレオンベルガーは短命であることが分かります。

少しでも長生きできるように普段から健康管理に気を配り、たっぷりと愛情を注いであげてくださいね。

出典:一般社団法人ペットフード協会「令和4年 全国犬猫飼育実態調査」

レオンベルガーがかかりやすい病気やケガの一例

股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)股関節がゆるみやすくなり、歩行に異常が出る。
胃捻転(いねんてん)胃がねじれて胃袋の中にガスや体液が溜まる。
皮膚炎(ひふえん)花粉・ダニ・カビなどに対してアレルギー反応が起こる。
白内障(はくないしょう)目の中の水晶体の一部や全体が白く濁り視力が低下する。

股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)

股関節が変形もしくは正常に形成されなくなる病気です。主に大型犬に多く見られます。

股関節がゆるみやすくなることで関節に炎症がおこり、痛みを伴います。

脚をかばって引きずるように歩いたり、階段の上り下りを嫌がるような素振りがあれば、動物病院で相談しましょう。

胃捻転(いねんてん)

胃がねじれて、胃袋の中に大量のガスや液体が溜まる病気。

原因はハッキリとは分かっていませんが、大型犬によくみられます。

下記のような症状がある場合、胃捻転の可能性があります。

  • 大量のよだれ
  • 吐こうとしているのに吐けない
  • お腹が膨れる
  • 呼吸困難

胃捻転は命に関わる病気のため、様子がおかしいと感じたらすぐに動物病院へ連れていきましょう。

皮膚炎(ひふえん)

花粉やダニ・カビなどが原因でアレルギー反応が起こり、皮膚に炎症が起こります。

症状はかゆみ・湿疹・脱毛など。

レオンベルガーは毛量が多いため、毛のお手入れを怠ると不衛生になり皮膚病が起こりやすくなります。

白内障(はくないしょう)

目の水晶体が白く濁り、視力が低下する病気です。

加齢により発症することが多いですが、遺伝やほかの病気が原因で若い犬が発症するケースも。

悪化すると失明のおそれがあるので、目が白く濁る・ものによくぶつかるといった症状があれば動物病院で診察してもらいましょう。

レオンベルガーの歴史

レオンベルガーは、1830年代にドイツ・レオンベルクにて誕生しました。

レオンベルクの市議会議員が「市のシンボルであるライオンに似ている犬を作りたい」と考えたことがきっかけです。

セント・バーナード、ニューファンドランド・ランドシーアといった大型犬種を交配し、現在のレオンベルガーが誕生。

賢くて牽引能力が高いため牧畜犬として飼育されたり、泳ぎを得意とする性質から水難救助犬としても活躍しています。

ただ、第一次世界大戦や第二次世界大戦を経て、生息頭数が減少。

ジャパンケネルクラブによる「2019年(1月~12月)犬種別犬籍登録頭数」によると、日本では37頭しか確認できていません。

レオンベルガーの飼い方のポイント

レオンベルガーを飼う際のポイントを解説。

従順でしつけがしやすいレオンベルガーですが、超大型犬ならではの大変さもあります。

良好な関係を築きレオンベルガーとの生活を楽しむため、ポイントを押さえておきましょう。

子犬期からのしつけが重要

子犬の頃からしっかりとしつけをし、社会性を身につけさせましょう。

レオンベルガーは忠誠心があり賢い犬種のため、しつけはしやすいといえます。

しかし身体が非常に大きく力が強いため、リードを強く引っ張ったり噛んだりしてしまうと思わぬケガにつながるおそれも。

できるだけ早い時期からしつけをし、周囲の人やほか犬と良好な関係を築きましょう。

こまめなブラッシングが必要

出典:Amazon

毛量が多いため、こまめなブラッシングが必要です。

レオンベルガーは被毛が下毛と上毛の2重になったダブルコートであり、換毛期には特に抜け毛が多くなります。

また、ブラッシングを怠ると、見た目の美しさが損なわれるだけでなく皮膚トラブルを引き起こすことも。

身体が大きい分ブラッシングは少々大変ですが、毎日丁寧にブラッシングをしてあげてくださいね。

針の細いスリッカーブラシは、中長毛種の被毛のお手入れにとても便利です。

健康に過ごすため適切な体型・体重を保つ

犬のボディコンディションスコア

健康に過ごすためには、適切な体型・体重を把握してキープすることが重要です。

レオンベルガーは分厚い毛に覆われているため、見た目だけでは体型があまりよく分かりません。

身体に触れて、痩せすぎ・太りすぎではないか確認し、健康維持に努めましょう。

大型犬は股関節の異常が出やすいため、太りすぎには特に注意が必要です。

毎日2時間以上は散歩に連れて行く

超大型犬になると、散歩の時間もたっぷり必要。毎日2時間以上は散歩に出かけ、運動不足にならないよう気をつけましょう。

レオンベルガーはもともと牧畜犬として活躍していたことから、かなりの運動量が必要だと考えられます。

以下の目安を参考に、毎日散歩の時間を十分に確保してあげてくださいね。

時間の目安1回につき1~2時間
回数の目安1日2回
距離の目安約3km~5km

暑い日は室内温度に気をつける

暑い時期には室内の温度管理を徹底しましょう。

レオンベルガーは分厚い被毛に覆われており、体内に熱がこもりやすい体質です。

寒さには強いですが暑さにはとても弱いので、エアコンでしっかりと温度設定をしてあげてください。

適切な室温・湿度は以下のとおりです。

快適な室温23~26℃
快適な湿度50%前後

レオンベルガーにおすすめのドッグフード3選

レオンベルガーにおすすめのドッグフードを紹介します。

肘や股関節に異常が出やすい大型犬は、しっかりと筋肉をつけつつ肥満にならないよう体型をキープすることが重要です。

ネルソンズドッグフード 中・大型犬向け

出典 :https://www.amazon.co.jp/

参考価格 9,284円

グレインフリーにこだわったドッグフードで、イギリス国内では累計100万袋を突破した人気ブランドです。

大型犬は食事量が多く胃に負担がかかりがちですが、穀物不使用のため消化器官への負担が軽減できます。

筋肉や被毛の生成に欠かせないタンパク質を豊富に含んでいるのも嬉しいポイント。

対象年齢 全年齢対応
内容量 5kg
原産国 イギリス
主原料 チキン 50%、サツマイモ、バターナッツスカッシュ
添加物 酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、パルミチン酸アスコルビル、クエン酸)
100gあたりのカロリー 368kcal
1日あたりの価格 278円
定期販売 【5kg】7,293円、【10kg】14,586円、【15kg】20,592円

ニュートロナチュラルチョイス 中型犬~大型犬用 成犬用 チキン&玄米

大型犬の関節の健康維持に必要なコンドロイチン・グルコサミンが豊富に含まれています。

良質な食物繊維が含まれ、消化器官の健康維持をサポートします。

皮膚や被毛の健康をサポートするため、必須脂肪酸として知られるオメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸なども適切なバランスで配合されています。

対象年齢 アダルト
内容量 3kg
原産国 アメリカ合衆国
主原料 チキン(肉)、玄米(食物繊維源)、モロコシ、粗挽き米
添加物 酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)
100gあたりのカロリー 360kcal
1日あたりの価格 213円
定期販売 -
フード目的 総合栄養食
フードの種類 ドライ

アカナ(ACANA)アダルトラージブリード

原材料の半分以上が動物性タンパク質でできたドッグフード。

高タンパク質・高カロリーなため、運動量が多くエネルギー消耗が激しいレオンベルガーにもぴったりです。

グレインフリーでアレルギーにも配慮されています。

豆類を使用することで低GIを実現しているため、血糖値や体重が気になる子にもおすすめです。

対象年齢 アダルト
内容量 11.4kg
原産国 カナダ
主原料 新鮮鶏肉(13%)、鶏肉ミール(12%)、七面鳥肉ミール(11%)
添加物 ローズヒップ添加物(1kg中):添加栄養素:亜鉛キレート:100 mg、畜産学的添加物: 腸球菌フェシウムNCIMB10415: 600x10^6 CFU
100gあたりのカロリー 337.5kcal
1日あたりの価格 326円
定期販売 Amazon定期便あり
フード目的 総合栄養食
フードの種類 ドライ

レオンベルガーの価格相場

レオンベルガーの価格相場は30万円~50万円ほど。性別・血統によって価格は前後します。

日本では頭数が少ない希少な犬種のため、ペットショップや里親制度で出会える確率は低いといえます。

国内にもブリーダーはいますが、ブリーダーの数も決して多くはないため事前予約するなどしてタイミングを待ちましょう。

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