犬の病気・健康

犬のよだれの原因と考えられる病気は?対処法や病院へ行く目安

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「犬のよだれの原因はなに?」

「病院に行くべきよだれの出方は?」

犬が大量のよだれを出していると、なにか病気が潜んでいるのではないかと不安になる方もいるのではないでしょうか?

この記事では、犬のよだれの原因や対処法、考えられる病気について解説します。

よだれに関する理解が深まれば、様子を見てよいのか動物病院を受診すべきなのか迅速な判断が可能になります。

愛犬のよだれが気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の結論

  • 正常な犬のよだれは生理的・物理的な要因で分泌される
  • 長期的に続くよだれや泡状のよだれには病気が隠れている可能性もある
  • よだれが垂れやすい特定の犬種も存在する
  • 健康的な生活と安全な環境はよだれ予防につながる

綺咲 ひろな

担当執筆者

綺咲 ひろな

ライター/愛玩動物飼養管理士2級

動物専門学校の看護学科卒業。現役の獣医や看護師、トリマーのもとで病気やしつけ、グルーミングや小動物の生態など、幅広く学び実習を重ねてきました。
幼いころから動物が好きで、犬4頭とハムスター5匹の飼育経験があります。わんちゃん特有の匂いが大好き…!

nademo編集部

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犬のよだれの原因

犬の特徴と言えば、口を開けて舌を出している様子。そのため、よだれが出ていることもしばしば。

口を開けて舌を出しているのはパンティングといって、体温を下げるために行われます。

ですが、同時によだれが出ているとき、その量が多いときにはどういった原因が考えられるのか。

その原因はひとつではなく、さまざまな理由によってよだれが出るようになっています。

食べ物を見たとき

犬のよだれは、食べ物を見たときに分泌されます。

よだれは、食べ物を摂取したとき食道から胃までの通りをよくする役割を持っています。

食べ物を見たときやニオイを嗅いだときによだれが出るのは生理現象であり、正常な反応です。

食事に刺激されて出るよだれであれば、体に大きな問題が潜んでいる可能性は低いといえるでしょう。。

リラックスしている

リラックスして副交感神経が優位になると、よだれが目立つようになります。

寝ているときによだれが垂れるのは、副交感神経が優位になっているためです。

リラックス時のよだれは、さらさらと水っぽいのが特徴です。

さらっとしたよだれが見られたら、愛犬が穏やかに過ごせている証拠ともいえるでしょう。

体温調節をしている

犬のよだれは、口呼吸で体温調整している際にも分泌されます。

犬は人間のように皮膚から汗を出し、体の熱を放出できません。

体内の熱を外に逃がすには、口を開けて「ハアハア」と呼吸する必要があり、ずっと口を開け続けているためよだれが垂れるようになっています。

暑い環境や運動直後によだれが垂れるのであれば、体温調整のために口呼吸しているのが原因と考えられるでしょう。

ストレスを感じている

犬のよだれの原因には、ストレスも関係しています。

よだれの分泌は、副交感神経だけでなく交感神経が優位になったときにも見られます。

運動不足や環境の変化など、愛犬が精神的な負担を感じるような出来事に思い当たる節があれば、ストレスによりよだれが増加した可能性もあり得るでしょう。

車酔いをしている

車酔いも犬のよだれの原因のひとつとして挙げられます。

犬が車酔いすると、吐き気を生じるとともに、大量のよだれを分泌する場合もあります。

車の乗車中によだれが見られた場合、車酔いが原因である可能性が高いといえるでしょう。

愛犬が乗り物に弱いのであれば、酔い止めの服用やこまめな休憩で負担を軽減させてあげることが大切です。

異物の誤飲・誤食

異物を誤飲・誤食した際も、よだれの分泌量が増加します。

喉に詰まっているものを吐き出そうとするためです。

突発的に大量のよだれが生じるとともに、落ち着きのない様子が見られたら、喉に異物を詰まらせているケースがあるため早急に動物病院を受診しましょう。

刺激物を口にした副作用

苦い薬や石鹸・消毒液などの化学物質など、刺激物を摂取した際にもよだれは分泌されます。

よだれの量が増える理由は、強い刺激や不快感を軽減させるためです。

刺激のある食べ物を口にしてしまった場合は、水やご飯を与えたりすると少しずつよだれが落ち着いていきます。

化学物質を大量に摂取してしまった場合は、体調に異変をもたらす恐れがあるためすぐに動物病院を受診しましょう。

病気を抱えている

犬のよだれは生理現象の一種ですが、なんらかの病気のサインである可能性も考えられます。

よだれが続く期間や「泡状のよだれが出る」「血が混じっている」など、よだれの状態に異変がないかチェックしましょう。

よだれのほかに食欲不振や意欲低下などの様子が見られるのかも観察しておくと、獣医師の判断に役立ちます。

犬のよだれが長期的に気になったり出方が異常と感じた場合は、早急に動物病院を受診することが重要です。

よだれが出やすい犬種

一般的に、大型犬と短頭種は口の構造上、よだれが出やすいといわれています。

口を開けてパンティングしているだけでなく、よだれがよく出ている印象はないでしょうか。

よだれが出やすい理由を見ていきましょう。

大型犬

大型犬は、小型犬に比べて口が大きいため、よだれが溜まりやすい構造になっています。

体格に比例して唾液腺も多くなるため、よだれの分泌量も増えます。

以下は、大型犬の中でも特によだれが多いといわれている犬種です。

上記の犬種は唇が下がり気味でよだれが垂れやすいため、こまめに拭いてあげることが大切です。

短頭種

一般的な犬に比べて鼻が短い短頭種は、よだれが目立つ犬種といわれています。

上あごが短く、口が開いた状態になるためよだれが垂れやすくなっています。

以下は、短頭種の中でも特によだれが多いといわれている犬種です。

特によだれが多い犬種

短頭種は鼻が短いことで呼吸がしにくく、口呼吸になりがちである点もよだれに関係しています。

犬のよだれから考えられる病気

犬のよだれから考えられる病気は、以下の通りです。

考えられる病気

  • 歯周病
  • 口内炎
  • 腫瘍
  • 食道炎
  • 胃腸炎
  • 胃拡張捻転症候群
  • 慢性腎臓病
  • てんかん
  • 熱中症

病気になった場合、早期発見・早期治療が非常に重要です。

病気の原因とともに、よだれ以外に見られる症状も解説します。

当てはまるものがあればすぐに動物病院に向かいましょう。

歯周病(ししゅうびょう)

歯周病は歯の周辺組織が炎症する病気です。

蓄積された歯石の細菌が、歯と歯ぐきの間に入り込むことによって発症します。

自然治癒することはなく、ひどくなると歯が抜けたり歯根に膿が溜まったりするため、適切な治療を行う必要があります。

口内環境が悪化すると発症リスクが高まるため、日ごろの歯磨きや定期的な歯のクリーニングで良好な口内環境を保つことをことが重要です。

よだれとともに口臭が気になるようであれば、歯周病を患っている可能性が高いでしょう。

口内炎(こうないえん)

口内炎は口内の粘膜が炎症を起こす病気です。

洗剤や消毒液などの化学物質摂取やアレルギー、食事の栄養バランスの偏りなど、口内炎になる原因はさまざまです。

症状が大きいと痛みをともなうため、飲食を嫌がるケースもあります。

口内炎は自然治癒する病気ですが、症状が進行し強い痛みがあると食欲不振に陥る可能性があります。

栄養を摂取できないと免疫力が低下するため、口内炎の回復が遅れる場合もあるでしょう。

飲食を嫌がるような症状がみられたら、痛みによるストレスや飲食の負担を軽減するためにも動物病院の受診をおすすめします。

腫瘍(しゅよう)

犬の口内は、体の中でも腫瘍が発生しやすい部分といわれています。

腫瘍の原因ははっきりと特定されていないため、日ごろから口腔ケアを欠かさず異変がないか観察することが大切です。

よだれのほかに、口内にできものがあったり出血が見られたりすると、腫瘍ができている危険性があるため早急に獣医師の診察を受けましょう。

腫瘍の完治には、早期発見・早期治療が重要です。

食道炎(しょくどうえん)

食道炎は名前の通り、食道に炎症や潰瘍を引き起こす病気です。

胃酸の逆流や化学物質の誤飲により発症するのが一般的です。

痛みを生じるため、食欲不振に陥るケースもあります。

飲み込むことに苦痛を感じるためよだれが溜まり、口から垂れてしまう場合もあるでしょう。

飲食を避けたり飲み込む仕草に違和感があったりすると、食道炎を引き起こしている可能性が考えられるため、動物病院を受診しましょう。

胃腸炎(いちょうえん)

胃腸炎は胃や腸に炎症が生じている状態を指します。細菌やウイルス、寄生虫の感染が主な原因です。

よだれのほかに、嘔吐や下痢の症状がみられます。

人間と同様、排泄物とともに原因となった細菌を排出するため、自然治癒します。

症状がひどいと胃液を出すほどの激しい吐き気を生じ、脱水症状に陥るケースもあるため動物病院で吐き気止めの処方や点滴などの処置を受けることになるでしょう。

胃拡張捻転症候群(いかくちょうねんてんしょうこうぐん)

胃拡張捻転症候群は、ガスにより胃が膨らんだり捻じれたりする病気です。

早食いしたり水を勢いよく飲んだりすると空気を飲み込みやすいため、発症リスクが高まると考えられています。

息をしにくそうな様子やお腹の膨らみが気になったら、胃拡張捻転症候群を発症している可能性があります。

胃捻転を起こすと数時間で命の危険を脅かすため、異変に気付いたら早急に動物病院に向かいましょう。

慢性腎臓病(まんせいじんぞうびょう)

慢性腎臓病は、腎臓が正常に機能しなくなる病気です。

原因としては、細菌感染や別の疾患からの合併症が挙げられます。

腎臓病は完治しないうえ予防法も確立されておらず、早期発見が今後の治療を左右します。

よだれのほかに飲水量や排尿回数の増加が見られたら腎臓病を患っている可能性があるため、一刻も早く動物病院で治療を始めましょう。

てんかん

てんかんは、痙攣や意識障害を繰り返し引き起こす脳の病気です。

原因不明の特発性てんかんと、脳腫瘍や脳炎などの脳疾患が関係している構造的てんかんが存在します。

体の一部に発作が起こるケースもあれば、全身に発作が起こるケースもあります。

犬のてんかんは予防や完治が困難であるため、抗てんかん薬を使用し、発生頻度を下げることを目的とした治療が一般的です。

よだれとともに痙攣や脱力などの発作症状がみられたら、てんかんを発症しているかもしれません。

熱中症(ねっちゅうしょう)

熱中症は、体内に熱がこもり、めまいや吐き気などを起こす症状を指します。

運動直後や暑い環境下にいると熱中症になりやすくなります。

熱中症になると熱を逃がそうと口を開けて呼吸するため、大量のよだれが分泌されます。

ぐったりしていたり嘔吐が見られたら重度の状態になっているため、早急に動物病院に向かいましょう。

暑い時間帯の外出を避けたり運動後は体温を下げたりして、体内に熱がこもらないよう予防することが大切です。

犬のよだれの対処法

犬のよだれの対処法は、持続期間やよだれの状態によって異なります。

異変に気付けるように、愛犬の様子を日ごろからしっかり観察しておきましょう。

一時的なものなら心配なし

ご飯を食べたりリラックスしているときに見られる一時的なよだれであれば、そのまま様子を見ても問題ありません。

考えられる原因から遠ざけたときによだれが治まるようであれば、病的なよだれではないと判断できるでしょう。

記事内で紹介した、日常生活の中で見られるよだれは正常な反応であるため、過度に心配する必要はありません。

異変のあるよだれは動物病院へ

以下のようなよだれが確認できた場合は、早急に動物病院に向かいましょう。

異変のあるよだれ

  • よだれが出続けている
  • 血が混じったよだれが出ている
  • 泡状のよだれが出ている

止まらないよだれや血や泡が見られるよだれは、なんらかの病気が潜んでいる可能性が高いといえます。

上記のような場合は様子を見ず、すぐに獣医師の診察を受けることが重要です。

犬のよだれに加えてこんな症状があれば即病院へ

ただのよだれであれば気にならないかもしれませんが、併発している症状によっては注意が必要。

よだれとともに以下のような口内の異変や体調不良が見られたら、一刻も早く動物病院に向かいましょう。

危険な症状

  • 歯ぐきに赤みや腫れ、出血が見られる
  • 歯石ができている
  • 歯がぐらぐらする
  • 口臭がある
  • 元気や食欲がない
  • 下痢や嘔吐がみられる
  • 呼吸が荒い
  • 体重の減少

ここから、これらの注意すべき異変について解説します。

歯茎に赤みや腫れ、出血が見られる

歯茎に赤みや腫れ、出血などが生じていたら歯周病を患っているおそれがあります。

細菌により炎症を起こしている可能性が高いため、適切な治療を受け改善することが大切です。

放置して症状が進行すると歯が抜けることもあるため、歯ぐきの異常には注意が必要です。

歯石ができている

歯石が付いていると、口臭がきつくなったり歯肉炎の発症リスクが高まったりします。

口内環境が悪いまま放置していると歯の健康を阻害するため、動物病院で歯石除去してもらいましょう。

歯石のない健康的な口内環境を維持できれば、歯肉炎や歯周病などのリスクを大幅に軽減できます。

歯がぐらぐらする

歯のぐらつきは、歯周病がかなり進行し、あごの骨が溶けている状態を意味します。

治療しないと全身に細菌が回ってしまい、合併症を引き起こす危険性があるため、一刻も早く治療を開始する必要があります。

普段からきちんとデンタルケアを行うだけでなく、定期的に歯の健康チェックもしてもらうことが大切です。

口臭がある

きつい口臭は、口の病気はもちろん、内臓系の病気が潜んでいるおそれがあります。

酸っぱい臭いは胃腸系、アンモニア臭は肝臓や腎臓など、においの種類によって考えられる病気も異なります。

早期発見・早期治療のためにも、口臭に異常を感じたら動物病院の受診を優先しましょう。

元気や食欲がない

元気や食欲がない場合、胃捻転や腫瘍など、命に関わる重大な病気が進行している場合も考えられます。

さまざまな病気に繋がることなので、食欲が明らかに急激しているときには注意が必要です。

食欲がないと体力や筋力量の減少につながり、免疫力も下がってしまうため、食事量や活動量の低下が見られたら、動物病院で検査してもらいましょう。

下痢や嘔吐がみられる

下痢や嘔吐の症状があれば、胃腸になんらかの不調を抱えていたり、化学物質を摂取したりした可能性があります。

誤飲の可能性もありますし、中毒によって下痢や嘔吐に繋がっている可能性もあります。

症状が続けば脱水状態に陥るおそれがあるため、長引いたり下痢や嘔吐を頻発するようであれば獣医師の診察を受け、適切な治療を始めることが重要です。

呼吸が荒い

口を開けて大きく呼吸していると、熱中症や胃捻転などの病気を引き起こしている可能性があります。

激しい運動後に呼吸が荒くなることはありますが、いつまで経っても落ち着かないならば注意が必要。

特に上記の病気を患っていると短時間で命を落とす危険性をともなうため、早急に動物病院に連れていきましょう。

体重の減少

なんらかの病気の影響で食欲不振に陥り、体重が減少しているおそれがあります。

健康的な体重を維持できないと免疫力が低下し、ほかの病気を発症するリスクが高まります。

体がほっそりしてきたと感じたら早めに動物病院を受診しましょう。

犬のよだれの予防法

犬の歯磨き

よだれぐらいならばサッと拭いてあげるだけで良いのですが、常に監視していることは難しいはず。

きちんと動物病院で検査を受けて、原因を解決するところから始める必要があります。

獣医師の指示を受けつつ、愛犬のよだれが気になる場合は、これから解説する予防法を試してみましょう。

歯磨きを習慣づける

歯磨きの習慣化により口内環境を良好に保てると歯周病のリスクが低下し、結果的によだれの予防に役立ちます。

歯周病になるとよだれが出るうえ、きつい口臭も発生するため、清潔な状態を維持するためにも歯磨きの習慣化を目指しましょう。

健やかな口内環境はよだれ予防だけでなく全身の健康維持にも役立つため、メリットの大きい対策方法といえます。

誤飲・誤食しそうな物は片付ける

愛犬が飲み込んでしまいそうな物は、目の届かない場所に片づけましょう。

物が喉に詰まると、解消しようとよだれを大量に出すためです。

誤飲・誤食は、窒息死する可能性もあるため、危険な物を排除し安全な環境作りを心掛けましょう。

犬にとって快適な室温を保つ

一般的に犬は25℃~26℃の室温で快適に過ごせるといわれています。

適温を維持できれば、体温調節のために「ハァハァ」と口を開けて呼吸することがなくなるため、よだれの大量分泌も防げます。

室温が高いと犬は暑く感じてしまい口呼吸が増えてしまうため、よだれ対策をするなら室温管理を徹底するとよいでしょう。

水分補給がしやすい工夫をする

体温調整のひとつの対策として、水分補給がしやすい工夫を施すのがおすすめです。

複数個所に飲み水を設置したり、フードを食材のゆで汁に浸したりすると、飲水量が増えるでしょう。

こまめな水分補給は体温調整に役立ち、暑さからくるよだれ予防にもつながります。

ストレスのない生活環境を整える

犬はちょっとしたことでもストレスを感じやすく、飼い主さんの気がつかないところでストレスの原因になっているものもあります。

ストレスのない生活環境は、自律神経の乱れによるよだれを防げます。交感神経が活発になると、よだれの分泌を促すためです。

精神的な負担が少ないほど、愛犬がよだれを出す機会は減っていくでしょう。

車酔い対策をする

犬も車酔いをすることはありますので、初めての乗車時は車酔いしていないか注意しつつ、対策が必要なケースも。

乗車中のよだれが気になる場合は、以下のような車酔い対策を取りましょう。

車酔い対策

  • 食事は乗車する2~3時間前までに済ませる
  • 犬用の酔い止め薬を使う
  • こまめに休憩を取る
  • なるべく揺れないようにゆっくり運転する
  • 愛犬がリラックスしやすい車内環境を作る など

上記のような対策を行えば、車酔いする愛犬への負担を大きく軽減できます。

健康診断を受けることを検討する

よだれは、なんらかの病気が原因で分泌されるケースもあります。

その原因がなにかを自己判断することは難しく、精密な検査が必要なケースもあります。

健康的に長生きしてもらうためにも、病気の早期発見・早期治療が期待できる健康診断を、定期的に受けるように心掛けましょう。

ワクチンを接種する

ワクチン接種で病気を予防し健康的に過ごすことは、病気からくるよだれ予防につながります。

どのようなワクチンを接種すべきかは、かかりつけの獣医師に相談しながら判断するようにしましょう。

感染症にかかってもしまっても、症状を軽く済ませられるため、重症化の防止にも役立ちます。

この記事の執筆者

綺咲 ひろな

執筆者情報

綺咲 ひろな

ライター/愛玩動物飼養管理士2級

動物専門学校の看護学科卒業。現役の獣医や看護師、トリマーのもとで病気やしつけ、グルーミングや小動物の生態など、幅広く学び実習を重ねてきました。
幼いころから動物が好きで、犬4頭とハムスター5匹の飼育経験があります。わんちゃん特有の匂いが大好き…!
ライターとして正しい情報をお届けし、「動物たちへの愛がより深まる記事」をモットーに執筆します。

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