イングリッシュ・コッカー・スパニエルの特徴、性格、飼い方は？

 その他情報

原産国	イギリス
犬種グループ	8G：7グループ以外の鳥猟犬
大きさ	中型
平均寿命	12歳～15歳
なりやすい病気	スプリンガー・レイジ・シンドローム,緑内障,白内障,チェリーアイ,てんかん,セロイドリポフスチン症,外耳炎
参考価格	20万円～40万円

       

被毛

抜け毛	多い
毛質	ダブルコート
毛色	ブラック,レッド,ゴールド,レバー,ブラック&タン,レバー&タン,バイカラー,ブラック&ホワイト,オレンジ&ホワイト,レバー&ホワイト,レモン&ホワイト,ブラック・ホワイト&タン,レバー・ホワイト&タン,ブルー・ローン,オレンジ・ローン,レモン・ローン,レバー・ローン,ブルー・ローン&タン,レバー・ローン&タン

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの身体的特徴

イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、かわいらしい大きな垂れ耳が特徴的で、柔らかな被毛が上品さを感じさせます。

鳥猟犬として誕生したため、獲物を逃がさないよう鼻口部は幅が広く、口を開けるとまるでにっこりと笑っているかのような表情です。

ふわふわで滑らかな被毛が優しい印象を与えますが、体は全体的にがっしりとしており、胸部・腹部・四肢は引き締まっています。

体を動かして思い切り遊ぶのが大好きなので、日々の散歩に加えてドッグランも活用しながら運動させてあげると喜びます。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルのサイズ（体高・体重）

体高	男の子：39cm～41cm 女の子：38cm～39cm
体重	13kg～14.5kg

中型犬に分類されるイングリッシュ・コッカー・スパニエルは、体高が39cm前後、体重は13kg～14.5kgが平均的です。

男の子と女の子で体格差は少なく、骨太な体つきは抱っこしてみると見た目以上にずっしりとしてます。

ふわふわの被毛に覆われた体は、実はアスリートのように全体的に引き締まっているのです。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの毛色・被毛

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの毛色はバリエーションが豊かで、単色のブラック、ゴールド、チョコ、レッド、タンなどに加えて、2～3種類の毛色が混ざった混合色も存在します。

グラデーションのように独特な模様が地色に入っている「ローン」という毛色も人気で、模様の色合いによってブルーローンやオレンジローンなどに数種類に分かれています。

毛色は20種類以上あるといわれているほど、種類が豊富なのも魅力のひとつです。

ダブルコートの長毛は柔らかい手触りで、四肢の飾り毛や耳のウェーブした被毛が、優しい印象を与えます。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの運動能力

鳥猟犬として活躍していたイングリッシュ・コッカー・スパニエルは、非常にタフです。

走るスピードは大型の猟犬には劣るものの、探索力と追跡力に優れていることから、捜査犬としても活躍の場を広げています。

豊富な運動量を必要とするので、お迎えした場合は散歩にプラスして、体をしっかり動かせるような遊びを取り入れてあげることが求められます。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの平均寿命

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの平均寿命は、約12歳～15歳だといわれています。

個体差はありますが、中型犬の寿命としては平均的だと考えられます。

ストレスの少ない環境でお世話することを心がけ、次項でご紹介するかかりやすい病気に注意しながら長生きを目指したいですね。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの注意したい病気

スプリンガー・レイジ・シンドローム	突然攻撃的になる先天性脳機能障害
緑内障	房水が増えることで眼圧が高くなり、視覚障害を引き起こす病気
白内障	水晶体が白く濁ることで、視力の低下や失明を引き起こす病気
チェリーアイ	人には存在しない目頭側にある第三眼瞼腺が飛び出した状態
てんかん	脳の信号伝達機能に異常が生じ、部分的や全身の痙攣を引き起こす病気
セロイドリポフスチン症	運動障害や知的障害、視力障害などを引き起こし、最終的に死に至る
外耳炎	耳の穴から鼓膜にかけての外耳道に炎症が起こる病気

緑内障、白内障、チェリーアイといった目の病気と外耳炎は、年齢に関係なく注意したい身近な病気だといえます。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの目周辺の皮膚は柔らかいためにたるんでおり、被毛も長いので目のトラブルは多いです。

また、大きな垂れ耳は外気に触れにくく、ジメジメして汚れや菌が溜まりやすいのでこまめなお手入れが欠かせません。

スプリンガー・レイジ・シンドロームやてんかん、セロイドリポフスチン症は、先天性または遺伝性で発症するケースが多い病気です。

若くして発症することも珍しくないので、普段のコミュニケーションを通して、体調の変化を見逃さないよう注意する必要があります。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの見分け方

イングリッシュ・コッカー・スパニエルを祖先にもつアメリカン・コッカー・スパニエルは、よく似ている犬種として挙げられます。

どちらも中型犬に分類されるものの、体の大きさはアメリカン・コッカー・スパニエルのほうが一回りほど小柄です。

	イングリッシュ・コッカー・スパニエル	アメリカン・コッカー・スパニエル
体高	男の子：39cm～41cm 女の子：38cm～39cm	男の子：36.85cm～39.35cm 女の子：34.35cm～36.85cm
体重	13kg～14.5kg	11kg～13kg

また、シュッとした長い鼻先でシャープな顔つきのイングリッシュ・コッカー・スパニエルに対して、アメリカン・コッカー・スパニエルは短い鼻先に丸みのある顔をしています。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルとアメリカン・コッカー・スパニエルを見分けるには、体の大きさと顔つきに注目してみましょう。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの登録頭数

ジャパンケネルクラブが発表している犬種別犬籍登録頭数を参考にすると、2023年版でイングリッシュ・コッカー・スパニエルは363匹が登録されています。

順位としては134犬種中35位という結果であり、家庭犬として人気が高いことが分かります。

2024年最新の登録頭数は現在のところ不明ですが、昨今の動物ブームを考慮すると、増加している可能性も考えられそうです。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの性格・習性

イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、愛嬌があり家庭犬に向いている性格をしています。

人気を集めている理由のひとつでもある、イングリッシュ・コッカー・スパニエルの性格をみていきましょう。

明るく活発な性格

とても明るい性格で、無邪気に遊ぶ元気いっぱいな姿はかわいらしいです。

その陽気さは誰に対しても健在であり、社交性の高さもイングリッシュ・コッカー・スパニエルの特徴だといえます。

家族とはもちろん、ほかの犬や小さな子供とも上手に付き合える傾向にあるでしょう。

飼い主さんには従順で愛情深い

賢く聡明なイングリッシュ・コッカー・スパニエルは、飼い主に対して従順で協調性が高いです。

しつけなどを含むお世話がしやすく、アジリティのような飼い主と一緒に行動することを得意とします。

家族への愛情が深い犬種としても知られており、人に良く懐く穏やかな性格をしています。

獲物の追跡と作業を好む

鳥猟犬としての本能があるため、獲物を追いかける行動がみられることがあります。

散歩中に突然ほかの動物を追いかけてしまうことがないように、子犬のうちにしっかりとしつけておきましょう。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルは人と共に作業することに喜びを感じるので、トレーニングやアジリティで信頼関係を高めるのもおすすめです。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの価格

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの平均価格は約20万円～40万円です。

お迎え先はペットショップまたはブリーダーからが一般的ですが、ペットショップで出会うには複数店舗を探すような根気が必要になる可能性があります。

効率的にお迎えを進めるのであれば、イングリッシュ・コッカー・スパニエルのブリーダーに相談するのがおすすめです。

値段は年齢や毛色が影響しますが、ペットショップやブリーダーによってさまざまです。

あまりにも平均価格より遠ざかっている場合は、悪徳な販売業者であることも考えられます。

子犬の様子やお世話されている環境、設定された値段を考慮しながら慎重にお迎えを検討しましょう。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルを飼うのに向いている人の特徴

イングリッシュ・コッカー・スパニエルをお迎えするにあたって大事なポイントとなるのが、しつけと運動量の確保です。

この2つのポイントを抑えることができる人はイングリッシュ・コッカー・スパニエルと相性が良いといえるでしょう。

しつけと運動量がなぜ大事なポイントとなるのか、それぞれの理由をご紹介していきます。

徹底したしつけができる人

イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、猟犬ならではの獲物を追跡したり仕留めたりする本能を内に秘めています。

基本的には明るく社交的な性格をしているイングリッシュ・コッカー・スパニエルですが、トラブルがまったく起こらないというわけではありません。

しつけを通して主従関係をはっきりとさせておき、どんな場面でも行動を上手くコントロールできるようにしておくことが大切です。

何かのきっかけで攻撃性が表に出ることを防ぐためにも、子犬のうちにきちんとしつけをできる飼い主が求められます。

豊富な運動量を確保できる人

活発なイングリッシュ・コッカー・スパニエルは、お迎えしたら毎日たっぷりと運動させてあげる必要があります。

もともと鳥猟犬として広い野山を駆け回っていたこともあり、イングリッシュ・コッカー・スパニエルはとても持久力の高い犬種です。

1日1時間以上は散歩に連れて行き、ときどきドッグランのような広い場所で思い切り走らせてあげるのが理想的です。

運動させるための時間に加えて、一緒に遊べる体力がある人が、イングリッシュ・コッカー・スパニエルの飼い主に向いているといえます。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの飼い方

明るく活発なイングリッシュ・コッカー・スパニエルは、比較的お世話がしやすい犬種として知られています。

しかし、どんな犬種にも特徴があり、体質や習性に合ったお世話を心掛けることが大切です。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルをお迎えしたらどのようなことに気を付けるべきか、お世話のポイントを知っておきましょう。

賢いので早めにしつけを終わらせておく

イングリッシュ・コッカー・スパニエルは従順で賢いので、トイレなどのしつけはスムーズに覚えてくれる傾向にあります。

お迎えしたらすぐにしつけをスタートし、生活のルールや主従関係を教えましょう。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルには猟犬の本能が備わっているため、場合によっては噛みつく、飛びつく、吠えるといった問題行動を起こす可能性が考えられます。

早い段階でしっかりとしつけをしておき、問題行動を起こさせないようにすることが大切です。

非常に多くの散歩量を必要とする

活発で体を動かすことが大好きなイングリッシュ・コッカー・スパニエル。運動量を満たしてあげるためには、最低でも1日1時間の散歩を行う必要があります。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルに必要な運動量がしっかり確保できないと、日に日にストレスが溜まって病気にかかる恐れがあるため注意してください。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの運動量を確保するには、毎日1時間以上の散歩に連れて行く時間と体力が必要不可欠です。

時間に余裕がある日はドッグランなどに連れて行くのもおすすめ

イングリッシュ・コッカー・スパニエルはスタミナが豊富で毎日の散歩だけでは満足しない可能性もあります。

そのため時間に余裕がある日はドッグランなどに連れて行くのもおすすめ。

ドッグランなど広い場所思いっきり走り回れば、十分な運動量を確保することができますよ。

ブラッシングは週に2～3回、換毛期には毎日

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの美しく滑らかな被毛をキープするために、週に2～3回ほどのブラッシングを習慣にしましょう。

ダブルコートの長毛は絡まりやすく、毛玉や皮膚トラブルを予防するにはこまめなブラッシングが重要です。

春と秋に訪れる換毛期では、大量の抜け毛が発生します。

毛玉や皮膚トラブルのリスクが高まる換毛期は、毎日ブラッシングをしてあげてください。

垂れ耳なので耳掃除も忘れずに

チャームポイントである大きな垂れ耳は、立ち耳の犬種に比べて通気性が悪いので、汚れや雑菌が発生しやすいです。

耳の汚れをこまめに確認し、汚れていたらその都度、耳掃除をしてあげましょう。

自宅でケアする場合は、指が届く範囲を水で濡らしたコットンやガーゼで拭き取るだけで十分です。

市販されている耳掃除用の洗浄剤を使って拭き取るのもおすすめです。

届かない奥の汚れは、トリミングサロンや動物病院で定期的に掃除してもらうと清潔で健康な状態を保てます。

自宅での耳掃除は週に1回程度、サロンや動物病院でのケアは月に1回程度の頻度が目安です。

皮脂が出やすいので月に1回はシャンプーやカットを行う

イングリッシュ・コッカー・スパニエルは体質的に皮脂が出やすいので、月に1回のシャンプーとカットで皮膚の健康を守りましょう。

シャンプーはベタつきやニオイの改善、カットには絡まりによる毛玉発生の予防効果があります。

被毛が長いイングリッシュ・コッカー・スパニエルのシャンプーカットは、自宅で行うとかなりの体力と時間を消耗するため、トリミングサロンの利用がおすすめです。

運動量に適した高タンパクフードがおすすめ

運動量が多いイングリッシュ・コッカー・スパニエルには、高タンパクフードを与えるのがおすすめです。

筋肉の健康を維持するほか、被毛を美しく保つためにもタンパク質は欠かせません。

動物性タンパク質のほうが体に吸収されやすいので、成分表を確認して使用している原材料をもとにフード選びをしてみましょう。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルは食欲旺盛で太りやすいことから、高タンパク・低脂肪・低カロリーのフードが好ましいです。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルにおすすめのドッグフード3選

活発なイングリッシュ・コッカー・スパニエルの健康を支えるのは、毎日の食事です。

しかし、安価なものから高価なものまでドッグフードの種類はたくさんあり、どれを選べば良いのか迷ってしまいます。

そこで、中型犬のイングリッシュ・コッカー・スパニエルにおすすめのドッグフードを3種類ご紹介します。

ドッグフード選びに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ニュートロ ナチュラルチョイス 中型犬～大型犬用 成犬用 チキン&玄米

動物性タンパク質である良質なチキンを第一主原料に使用しており、関節・被毛・皮膚の健康を助けるフードです。

関節をサポートするグルコサミンとコンドロイチンを豊富に含むチキンは、たくさん運動して体を動かすイングリッシュ・コッカー・スパニエルにぴったり。

配合されている栄養素を最大限体にチャージできるように、玄米やオートミールを始めとした消化吸収がしやすい食物繊維のバランスにこだわっています。

皮膚や被毛の健康に働きかけるオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸を配合しているので、被毛や皮膚トラブルのリスクが高い犬種に最適です。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルのケアしたい部分を総合的にカバーしているフードだといえます。

対象年齢	1歳以上
内容量	3kg
原産国	アメリカ
主原料	チキン（肉）、玄米（食物繊維源）
その他原材料	トウモロコシ、粗挽き米、チキンミール、エンドウマメ、オートミール、鶏脂、タンパク加水分解物、亜麻仁、ビートパルプ、大麦、チアシード、ココナッツ、トマト、乾燥卵、パンプキン、ケール、ホウレンソウ
注意したい原材料	なし
安全性の高い添加物	ビタミン類（A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸）、ミネラル類（カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅）、アミノ酸類（メチオニン）、酸化防止剤（ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸）
注意したい添加物	なし
100gあたりのカロリー	360kcal
1日あたりの価格（体重5kgの場合）	226円/117g
定期販売	-
フード目的	総合栄養食
フードの種類	ドライ

レティシアン ネルソンズドッグフード 中・大型犬向け

原材料の50％をチキンが占めている、タンパク質をたっぷりと摂取できるフードです。

ネルソンズは香料と着色料を含まず、原材料は人間用の食品と同等の品質管理がされているヒューマングレード食材を使用しています。

小型犬に比べてお腹の調子を崩しやすい中・大型犬が安心して食事をとれるように、消化に負担がかかりやすい穀物を除いたグレインフリー仕様で安心です。

噛み応えのある大きさと厚みのある粒で、満足感もばっちり。

中・大型犬に必要な栄養素がギュッと詰まっているので、イングリッシュ・コッカー・スパニエルの健康をしっかりとサポートしてくれることでしょう。

対象年齢	全年齢
内容量	5kg
原産国	イギリス
主原料	チキン生肉、乾燥チキン
その他原材料	サツマイモ、バターナッツスカッシュ、チキンオイル、エンドウ豆、チキングレイビー、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、海藻、チコリ（フラクトオリゴ糖）、加水分解酵母（マンナンオリゴ糖）、ニンジン、パースニップ、リンゴ、カボチャ、スペアミント、インゲン豆、ブロッコリー、ローズマリー、パセリ、マリーゴールド、フェンネル、ショウガ、ユッカ、クランベリー、ナシ
注意したい原材料	なし
安全性の高い添加物	グルコサミン、コンドロイチン、タウリン、ビタミン類（E、A、D3、B12、ナイアシン、パントテン酸、B2、B1、B6）、ミネラル類（亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン）
注意したい添加物	なし
100gあたりのカロリー	365.7kcal
1日あたりの価格（体重5kgの場合）	193円/105g
定期販売	1～2個:1個あたり7,816円（税込）/3個以上:1個あたり7,356円（税込）
フード目的	一般食（FEDIAF基準）
フードの種類	ドライ

K9ナチュラル ドッグフード プレミアム缶 ビーフ

牛肉と卵の動物性タンパク質を使用しているウェットフードです。

体への影響が心配な添加物は一切使用していないため、安心して与えられます。

牛の内蔵・骨・血液などを使用していることから、肉類は原材料の90％を占めており、犬本来の食性に近い食事を実現。

もちろんお肉だけではなく、野菜や果物、海藻などの天然素材を配合し、健康維持に必要な栄養バランスに仕上がっています。

牛肉はカロリーが豊富なことから、体が大きく成長する子犬期や体力が落ちている回復期、シニア期の食事におすすめです。

トッピングとしても使えるので、食事への食いつきが悪いときにぜひ試していただきたいフードです。

対象年齢	全年齢
内容量	170g
原産国	ニュージーランド
主原料	牛肉
その他原材料	レバー（牛）、グリーントライプ（牛）、腎臓（牛）、心臓（牛）、血（牛）、卵、脾臓（牛）、骨（牛）、ひまわり油、フラックスシードフレーク、昆布、ニュージーランド緑イ貝、かぼちゃ、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、乾燥昆布、りんご、洋なし、水
注意したい原材料	なし
安全性の高い添加物	β-カロチン、ビタミンD3、ビタミンE、プロティネイト亜鉛、プロティネイト鉄、プロティネイト銅、プロティネイトマンガン、ビタミンB1、葉酸、セレン酵母
注意したい添加物	なし
100gあたりのカロリー	129.4kcal
1日あたりの価格（体重5kgの場合）	561円/170g
定期販売	-
フード目的	総合栄養食
フードの種類	ウェット

イングリッシュ・コッカー・スパニエルにおすすめのアイテム・グッズ

イングリッシュ・コッカー・スパニエルをお迎えする前に、お世話に必要なアイテムを揃えておく必要があります。

特に被毛のケアや散歩に必要なアイテムは、安全で使いやすいものを選びたいものです。

ここでは、イングリッシュ・コッカー・スパニエルをお迎えしたらぜひとも使ってほしい、おすすめのブラシ・ハーネス・シャンプーをご紹介していきます。

これからアイテムを揃えたり、買い替えたりする予定がある人はチェックしておきましょう。

ペティオ（Petio） プレシャンテ ソフトスリッカーブラシ 長毛犬・長毛猫用

被毛のケアが欠かせないイングリッシュ・コッカー・スパニエルにおすすめなのが、長毛種のブラッシングに特化したプレシャンテ ソフトスリッカーブラシです。

細く柔らかなピンが長毛種の絡まりやすい被毛を優しくほぐします。

ソフトピンは皮膚への刺激が少ないため、毎日のブラッシングでも安心。

皮膚を傷つけずに毛玉や絡まりを防止できるブラシとしておすすめです。

本体サイズ	S:幅3.4cm×奥行8cm×高さ20.5cm/M:幅3.5cm×奥行10cm×高さ20.5cm/L:幅3.8cm×奥行15cm×高さ20.5cm
本体重量	S:370g/M:420g/L:630g
種類	スリッカーブラシ
毛・ピンの長さ	-
毛先のやわらかさ	やわらかめ
対象年齢	-
素材	本体・ピン:ステンレス/柄:天然木
適合種	長毛種

ユリウスケーナイン IDCパワーハーネス

胸あてとリードの位置が平行になるよう設計されたハーネスで、最小限の力で愛犬の動きをコントロールできます。

幅広い胸あてのおかげで圧力が分散するため、首に力がかかることはなく、愛犬への負担が少ないです。

さらに胸部には反射材がついているので、夜間の散歩にも役立ちます。

安全に散歩やおでかけを楽しむならIDCパワーハーネスがおすすめです。

首周り	-
胸周り	3XS:29cm～36cm/2XS:33cm～45cm/XS:40cm～53cm/S:49cm～67cm/M:58cm～76cm/L:63cm～85cm/XL:71cm～96cm/2XL:82cm～115cm/3XL:96cm～138cm
胴回り	-
素材	-
適合種	3XS:体重0.8kg～3kg/2XS:体重2kg～5kg/XS:体重4kg～7kg/S:体重7kg～15kg/M:体重14kg～25kg/L:体重23kg～30kg/XL:体重28kg～40kg/2XL:体重40kg～70kg/3XL:体重70kg～90kg
留め具	フックとループ
反射板	◯
ハンドル	◯（オプション）
洗濯	手洗いのみ
成長段階	全年齢
長さ調整	◯
構造	八の字型

ゾイック（ZOIC） ゾイック N ロング シャンプー

しっかりと汚れを落としながらも、洗いあがりはしっとりとしたうるおいが残るシャンプーです。

長毛種向けに開発されており、美しいツヤとまとまりのある仕上がりを目指せます。

キンセンカをイメージしたフローラルムスクの香りは、愛犬をリラックスさせてくれることでしょう。

美しい毛並みを維持するなら、ゾイック N ロングシャンプーをぜひ試してみてください。

内容量	300ml
原産国	日本
対象年齢	成犬・成猫
原材料・成分	トウキンセンカエキス、天然アミノ酸系活性剤、ヤシ油由来成分、ヒアルロン酸、コラーゲン、シアバター、緑茶エキス
適合種	長毛種
香り	キンセンカの花の香り
形状	液体
機能性	-
用途	-

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの誕生の歴史

イギリスで古くから鳥猟犬として活躍していたイングリッシュ・コッカー・スパニエル。

主にヤマシギを中心とした猟を行い、探索して見つけると獲物を驚かせて飛び立たせる役割を担っていました。

シギを意味する「COCK（コック）」を狩るというところから、コッカーと名付けられたといわれています。

主人と共に猟をしていたため、従順で作業好きな性格が定着していったと考えられます。

母国であるイギリスでは、猟犬や家庭犬として昔から愛されている犬種です。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルと繋がりのある犬種

イングリッシュ・コッカー・スパニエルと繋がりがあるといわれている犬種は、こちらの3種類です。

細かな特徴の違いはありますが、同じスパニエル種なのでイングリッシュ・コッカー・スパニエルと似ている部分は多いです。

どのような繋がりがあるのか、それぞれの犬種について詳しくみていきましょう。

フィールド・スパニエル

イングリッシュ・コッカー・スパニエルと同様に、鳥猟犬として主人と共に働いていたのがフィールド・スパニエルです。

スパニエル種の典型だといわれており、従順で人との作業を好むことから狩猟で大活躍していました。

戦争や無理な改良が原因で絶滅寸前の危機に直面しましたが、愛好家の努力で現在は頭数が増え、海外では家庭犬として人気です。

体を動かすことが好きなアクティブな一面と、穏やかで優しい性格はイングリッシュ・コッカー・スパニエルと近いものを感じます。

-犬種
-nademo編集部, 眞壁 亜実