日本でも古くから人気のあるマルチーズは、今なお人気の高い犬種のひとつです。
真っ白な被毛と愛らしい顔つきが魅力の小型犬で「ぬいぐるみのよう」と表現されることも。
家族の一員としてお迎えを検討している人も多いことでしょう。
本記事ではマルチーズと暮らす際の注意点・お世話のポイントなどを解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の結論
- マルチーズは人懐っこく甘えん坊な性格で飼いやすい犬種
- 被毛が長く目や耳の病気を引き起こしやすいほか、脱臼などの病気にも注意
- 毎日のブラッシングと、定期的なシャンプーとトリミングは被毛ケアに必須
- 室温管理や床材の工夫など、病気やケガ予防のための環境作りも大切
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マルチーズを飼う前の注意点
マルチーズは成犬になっても体重が3kgほどにしかならない超小型犬なので、基本的にはとても飼いやすい犬種です。
ですが、超小型犬は人間社会で生きていくのに辛い面もあり、飼い主さんが気をつけるべきポイントは多数あります。
ちょっとしたことでもケガをしてしまうことがあるほどなので、飼い主さん自身が注意しなければいけないのです。
愛犬に幸せに暮らしてもらうためにはいくつか注意点もあります。お迎え前によく確認しておきましょう。
自身が犬アレルギーじゃないか確認をする
まずなによりも、飼い主さん自身が犬アレルギーを持っていないかを確認しましょう。
やむを得えず愛犬を手放す理由として、「自分もしくは家族が犬アレルギーだった」ということは意外と多いです。
せっかく家族になったのに、健康上の理由からお別れするのは飼い主さんにとっても愛犬にとっても非常に悲しいことですよね。
そういったことにならないよう、お世話をする飼い主さんたちが事前にアレルギー検査をしておくことをおすすめします。
症状の度合いによっては、こまめに掃除をする、一緒には寝ないなどの対策をすればお迎えが可能な場合も。
まずは検査をしたうえで、お医者さんと相談してみましょう。
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多頭飼いなら先住犬との相性に配慮する
多頭飼いを検討している場合は、先住犬との相性も非常に重要です。一緒に遊ぶことを強要しないように気をつけましょう。
それぞれの愛犬の生活リズムが違えば、散歩やご飯の時間も別々にする必要があります。
また「愛犬が寂しくないように」と多頭飼いをする飼い主さんは多いですが、愛犬同士で遊んでも「飼い主さんに可愛がってほしい」という欲求は満たされません。
新入りの子ばかりにかまってしまうと先住犬がヤキモチを妬いてしまうこともあるので、別け隔てなく接してあげましょう。
ご飯や散歩は先住犬を先にするなど、犬同士の上下関係を崩さないような配慮も必要です。
室内にお世話をするスペースは確保できるか
室内に十分なスペースを確保できるかも確認する必要があります。
マルチーズは南国生まれの犬種。季節による毛の生え変わりがないことから、体温調節が得意ではありません。
エアコンで温度を管理された環境で過ごす必要があるので、ベランダや屋外での飼育は避けるべきでしょう。
また、もしもほかの犬や動物との生活を検討している際、賃貸物件に住んでいる場合はペットOKだとしても頭数制限がある場合も。
きちんと環境を整えられるか確認したうえで、お迎えを検討しましょう。
マルチーズはこんな犬種
マルチーズは真っ白な被毛が魅力的な超小型犬。ぬいぐるみのように可愛らしい容姿から、日本でも非常に人気があり昔から馴染みのある犬種です。
温厚で人懐っこく甘えん坊の子が多いので、初めて犬をお迎えする人にもおすすめ。
どのような家庭でも飼いやすく、運動量も適度なので高齢の人にも向いているといわれています。
明るい性格だが、大人しい
とても人に懐きやすい
警戒心から吠えることもある
室内だけでも十分な運動量
その他情報
原産地 | マルタ |
犬種グループ | 9G:愛玩犬 |
大きさ | 超小型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 膝蓋骨脱臼,心臓病,流涙症,外耳炎 |
参考価格 | 20万円~40万円 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | シングルコート |
毛色 | ホワイト,レモン |
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マルチーズ誕生の歴史
マルチーズは世界最古の愛玩犬といわれています。紀元前1500年頃に、貿易の中継地であったマルタ島に移住した民族の船員達が持ち込んだ犬が基礎になっています。
マルチーズはイソップ物語にも描かれており、船員たちに愛玩犬として可愛がられていました。
やがて、貿易相手国に持ち込まれるようになり、15世紀頃からはフランス貴族のあいだで注目を集めました。
1813年以降マルタ島がイギリスの属領になった際、イギリスのビクトリア女王もマルチーズを取り寄せたことがきっかけで、一気に人気に火が付き大流行。
1968年~1984年のあいだは、日本でも登録犬種のトップを獲得しました。
マルチーズの大きさと体型
体高 | 男の子:21cm~25cm 女の子:20cm~23cm |
体重 | 2kg~3kg |
どれだけ大きくなっても体高が25cmほどにしかならず、体重も2kg~3kg程度と超小型犬らしい体のサイズ。
コンパクトな体型の超小型犬で、抱っこしやすいのが特徴です。
マルチーズの被毛や毛色
マルチーズはシングルコートの長毛種。絹糸のようなサラサラとした被毛で、カットしなければ引きずるほどに長くなっていきます。
換毛期がないので抜け毛が少ないのが特徴です。主な毛色は以下のとおりです。
- ホワイト
- レモン
真っ白な毛を持つ子が多いですが、レモンと呼ばれるやや黄味がかった毛色を持つ子もいます。
そのほか、ごく薄いベージュのようなタンと呼ばれる、ホワイトによく似た色も存在します。
マルチーズの性格
マルチーズは明るく活発で愛情深く、飼い主さんによく懐きます。
抱き犬として可愛がられてきた歴史もあり、人と一緒にいるのが好きな子が多いです。
好奇心旺盛で、おもちゃを追いかけたりしてよく遊びます。
それと同時に小型犬らしく警戒心が強く怖がりな一面も持ち合わせています。恐怖心から自分よりも体の大きな犬に向かっていくこともあるほど。
幼いうちから社交性を身に着けさせるようなしつけを行いましょう。
マルチーズの平均寿命
マルチーズの平均寿命は12歳~15歳。犬全体の中でも平均的な長さといえるでしょう。
他の犬種に比べて大きな病気にはかかりづらいといわれています。
しかし長毛・垂れ耳といった点から皮膚や耳のトラブルは起きやすいので、こまめにお手入れをしてあげてくださいね。
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マルチーズがかかりやすい病気
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう) | 膝のお皿がずれて足に力が入らなかったり痛みを感じるなど歩行に影響を与える |
僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう) | 心臓の僧帽弁が閉じなくなって血液が逆流する心臓病で、呼吸困難等を引き起こし死に至ることも |
流涙症(りゅうるいしょう) | 瞳から常に涙が溢れる状態になり、被毛が変色したり目やにが増える |
外耳炎(がいじえん) | 耳の中で炎症が起こり、耳に痒みや痛みを伴う |
長い被毛が目に入ることで流涙症を起こしたり、耳が蒸れることで外耳炎を引き起こしやすいです。
こういった被毛や皮膚のトラブルは普段のお手入れで予防・緩和できることもあります。
僧帽弁閉鎖不全症などは、症状が現れていなくてもゆっくり症状が進行していることがあり、これは検査をしないと気付けません。
そのため愛犬が健康に過ごしていても、年に1回は定期検診に行くことをおすすめします。
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マルチーズを飼うのに向いている人
マルチーズと一緒に暮らすのに向いている人の特徴をご紹介します。
「当てはまらない人はマルチーズを飼ってはいけない」ということではありませんが、愛犬に安全で幸せな生活環境を与えるために必要なことを解説しています。
お迎えを検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。
経済的に余裕がある人
経済的余裕があるかどうかは、愛犬の暮らしに大きく関わります。
これはマルチーズに限ったことではありませんが、犬のお世話をするにはフード代・予防接種代などさまざまな費用がかかります。
病気にかかったりケガをしてしまったりすると、治療費ももちろんかかります。
アニコムの「家庭どうぶつ白書2023」における、ペットにかける年間支出調査によると、2022年の愛犬に費やした費用の平均は357,353円とのデータも。
愛犬に安心・安全な暮らしを提供するには、ある程度経済面に余裕がないと難しいでしょう。
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愛情を持ってお世話できる人
日々愛情を持って、愛犬のお世話ができることが重要です。
愛犬への愛情は犬種問わず必要ですが、甘えん坊のマルチーズは特に一緒に遊ぶ時間・かまってあげる時間が必要となります。
寂しさからストレスが溜まると、分離不安症になってしまう可能性も。
毎日仕事でほとんど家に居られない……という人には難しいでしょう。
おもちゃを与えてひとりで遊ばせるのではなく、おもちゃを使って一緒に遊んだり抱っこしたりとスキンシップが必要です。
愛犬とのコミュニケーションをとる時間的余裕がある人、またそれを苦に思わない人が向いているといえるでしょう。
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継続的なお手入れができる人
マルチーズは絹のような長毛を持ち、トリミングしないと床に毛を引きずるほどに伸びてしまいます。
また、毛が非常に絡まりやすいので日々のブラッシングも欠かせません。
毎日のお手入れを面倒と感じずに行える人が、マルチーズの飼い主さんに向いているといえます。
マルチーズを飼うときのコツ
マルチーズは特別、飼うことが難しい犬種ではないので、注意しなければいけないことは多くありません。
一般的に犬をお迎えしたら注意したいこと、飼うときのコツについてまとめました。
子犬期から社会化トレーニングとしつけを
基本的には友好的で人懐っこい犬種ですが、小型犬ゆえの警戒心を持ち合わせています。
そのため、ほかの犬に向かっていったり吠えたりしてしまうことも。物音に怯えて吠える場合もあります。
社会化期と呼ばれる生後3ヶ月頃までに色々なことに触れさせ、社会性を身に着けさせましょう。
また、無駄吠えなどの問題行動を起こさないよう、子犬期から基本的なしつけを行うことが重要です。
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お留守番はトレーニングをしてから
マルチーズは甘えん坊で人なつこく、スキンシップが大好き。抱っこをせがんで常に飼い主さんと一緒にいたがる子もいます。
人に依存しやすい犬種だからこそ、いきなりお留守番をさせてしまうと寂しさから分離不安症になり、無駄吠えや粗相などをすることがあります。
留守番をさせるときは必ずトレーニングを行い、少しずつ単独で過ごせる時間を伸ばして行く必要があります。
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運動不足やストレス解消のために散歩は必須
運動量の多い犬種ではありませんが、毎日の適度な運動は必要です。
長距離の散歩でなくても大丈夫なので、あまりお散歩に時間が割けない人や高齢の飼い主さんとも相性がよいといえるでしょう。
飼い主さんとのコミュニケーションを好む犬なので、お散歩のほかに室内でもおもちゃなどで遊んであげてくださいね。
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毎日ブラッシングが必須
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マルチーズはシングルコートなので、毛量自体はそれほど多くはありませんが、絡まりやすい毛質をしています。
毛玉や絡まりを防止するため、毎日優しくブラッシングをしてあげましょう。
もしも絡まりがひどく毛玉ができてしまった際には、目の細かいスリッカーブラシがおすすめ。
無理に引っ張らず少しずつほぐしてあげてくださいね。
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定期的にシャンプーとトリミングが必要
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通常は、月に1回を目安に、梅雨の時期から夏場にかけては2~3週間に1回を目安にシャンプーをし、定期的にトリミングも行いましょう。
マルチーズは真っ白な被毛をしているため、汚れがよく目立ちます。
また毛が非常に長く、特に顔まわりの毛が目に入ると流涙症・涙やけの原因となるため定期的なカットが必要です。
サロンでは、シャンプーとトリミングをまとめて丁寧に行ってくれます。
自宅ですべて行うのは飼い主さんに負担もかかるので、プロにお任せするのがおすすめですよ。
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目の周りや耳の中は常に清潔にしておく
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マルチーズは涙やけが起こりやすく、毛が白いため、汚れが非常に目立ちます。
また、長毛の垂れ耳なので耳の中が蒸れやすく、外耳炎を引き起こしやすい特性があります。
濡れたガーゼやペット用のウェットシートなどを使って、目の周りや耳の中の清潔を保ちましょう。
また、長い毛が目に刺さらないようにカットしたり、リボンで束ねてあげるのもおすすめです。
床は滑りにくい材質のものにする
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マルチーズは関節の病気にかかりやすく、ツルツルと滑るフローリングを走り回っていると関節に負担がかかってしまいます。
愛犬が遊ぶスペースはジョイントマットなどを使って、走っても滑りにくいよう対策をしてあげましょう。
また、足の裏の毛が伸びていると滑りやすくなってしまうので、定期的にサロンで毛をカットしてもらってくださいね。
室内の温度はしっかり管理する
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マルチーズはもともと南国出身の犬種ですが、室内で暮らしている歴史が長いこともあり、体温調節は苦手。
毛量が少なく、暑さにも寒さにも弱いとされています。
犬にとって快適な室温は25℃前後。エアコンを使って室温をコントロールしてあげましょう。
ただし、この温度はあくまで目安なので、愛犬の様子をみながら調整してあげてください。
寒い時期には洋服を着させてあげている飼い主さんも多いです。
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フードは成長に合わせて調整する
体を作っていく子犬の時期には多くの栄養素・エネルギー量が必要ですが、シニア期には運動量が減るためカロリーは抑えた方がよいと考えられます。
フードのパッケージには「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」といった記載があるため、愛犬の年齢にあったフードに切り替えるようにしましょう。
「全年齢用」と記載のあるものは、年齢に関わらず与えることができますよ。
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マルチーズに合ったフードを与える
- 主原料が良質な動物性タンパク質
- 腸内環境や関節をサポートする成分を含有
- オメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸を含有
- 食べやすい粒の大きさ
健康的な体づくりには、良質なタンパク質が必要。新鮮な肉や魚を使っているドッグフードが原則として良いでしょう。
また、マルチーズは関節に異常が出やすいため、グルコサミンやコンドロイチンといった関節に良いとされる成分が重要です。
また、心臓に良いと言われているタウリンや、L-カルニチンを含んだものもおすすめです。
小型犬は口も小さいため、小粒のフードを選んであげるとよいでしょう。
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マルチーズの価格相場は20万円~40万円
マルチーズをお迎えする際の相場価格は、20万円~40万円程度の価格帯です。
血統・性別・お迎え方法によって価格は変動しますが、平均的に安くはない個体価格だと言えるでしょう。
また、マルチーズの主なお迎え方法は、以下の3つが挙げられます。
- ペットショップから迎え入れる
- ブリーダーから迎え入れる
- 保護犬の里親になる
ペットショップを訪れたことがある人は多いと思いますが、それぞれ詳しく見ていきましょう。
ペットショップから迎え入れる
ペットショップからのお迎えは、もっとも一般的な方法だといえるでしょう。
好みの毛色・顔立ちの子を見つけやすいのがメリットです。
しかし、訪れたペットショップに必ずマルチーズがいるとは限りません。
日本でもメジャーかつ人気の犬種ではありますが、確実にお迎えしたい場合は事前に電話などで確認しておくのがおすすめです。
ブリーダーから迎え入れる
マルチーズを繁殖している専門のブリーダーさんであれば、ほぼ確実にマルチーズをお迎えできるでしょう。
血統がはっきりしているため、成長後の見た目や性格をある程度予想できるのもメリットです。
しかし、自分でブリーダーさんを探す必要があります。
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保護犬の里親になる
何らかの理由で犬と暮らせなくなり、保護されたマルチーズを迎え入れます。
ペットショップやブリーダーさんからお迎えする場合とは違い、高額な金銭のやりとりはなく数万円程度の譲渡金を保護団体に渡すことが多いです。
保護犬を迎え入れる際は子犬よりも成犬の場合が多く、新しい飼い主さんや生活環境に慣れるまでに時間がかかる可能性があります。
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マルチーズに似ている犬種
マルチーズとルーツが同じであったりルーツは異なるもののよく似ている犬種をご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしながら新しい家族の一員を検討してみてくださいね。
シー・ズー
マルチーズと外見がよく似ているシー・ズーは、カット次第で人によっては見分けがつかないほどに似ています。
シー・ズーの原産国は中国、マルチーズはマルタ島でありまったく別の犬種です。
ですが性格は2種ともに似ており、友好的で温厚。家庭犬に適している犬種であるといえます。
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ボロニーズ
白くて長い被毛のボロニーズは、マルチーズと同じように白くキレイな被毛を持っています。
起源ははっきりと分かっていませんが、先祖はマルチーズと同じであるといわれています。
素直で優しく人懐っこい性格で、飼い主さんと遊ぶことが大好きです。
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ビション・フリーゼ
白くてふわふわした被毛が印象的なビション・フリーゼ。ビション・フリーゼもとてもキレイな白い被毛を持っています。
犬種名の「ビション」にはマルチーズという意味があり、ウォータードッグであるバルビーにマルチーズなど交配させて誕生したといわれています。
マルチーズと同様に、甘えん坊で人懐っこい性格です。
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この記事の執筆者
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