テリア系の中ではやや元気過ぎることで知られている、オーストラリアンシルキーテリアという犬種。
日本国内での登録頭数としてはあまり多くありませんが、テリア系の一種として可愛らしい犬種です。
絹のようなツヤツヤとした被毛を持ち、その光沢感に惹かれるオーストラリアンシルキーテリア。
どんな特徴があり、どんな性格なのか、詳しくご紹介していきます。
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もくじ
オーストラリアンシルキーテリアの特徴

名前にもなっている通り、絹のように光沢感のあるサラサラな被毛を持つというのが、オーストラリアンシルキーテリアの特徴です。
テリア系の一種として19世紀頃に作出されており、優雅さを持つ見た目が人気です。
テリア系ということもあってヨークシャーテリアなどとも似ていますが、この被毛は大きな違いのひとつ。
希少犬種であるため、日本国内で見られる機会はあまり多くありません。
好奇心旺盛でとても活発
簡単には懐いてくれない
吠えやすい
運動能力は高く運動量も多い
その他情報
原産国 | オーストラリア |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 気管虚脱,外耳炎,水頭症,糖尿病 |
参考価格 | 30万円~50万円 |
体毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | ロングコート |
毛色 | ブルー&タン,グレーブルー&タン,シルバーブルー |
オーストラリアンシルキーテリアのサイズ
体高 | 22.5cm~23.5cm |
体重 | 4kg~5kg |
体のサイズとしては小型犬となり、体高は大体22.5cm~23.5cm程度となります。
体重も4kg~5kg程度と、小型犬らしい体格をしています。
胴が少し長く足は短い。体高があまりなく被毛が長いため、四肢を覆うような長さとなっています。
オーストラリアンシルキーテリアの毛色
- ブルー&タン
- グレーブルー&タン
- シルバーブルー
スタンダードな毛色はブルー&タンで、濃い色の方が美しいとされています。
ブルーのようなやや薄い色からグレーブルーのように濃い目である場合などがあるものの、頭や足部分はゴールド&シルバーです。
いずれにしてもテリア系の中では、つややかで滑らかな被毛が人気です。
オーストラリアンシルキーテリアの性格・習性
とても好奇心旺盛で元気よく、活発に動き回ることが大好きな犬種です。
元々、作業犬として人気であったオーストラリアンテリアを元に作出されているため、愛玩用ではあったものの番犬としても人気に。
現在では改良によって少し大人しくなりましたが、それでも攻撃性の高い犬種だと言われています。
しっかりとしたしつけを行っておかないと、吠えグセがついたり、興奮して攻撃してしまうこともあります。
オーストラリアンシルキーテリアの寿命・病気
オーストラリアンシルキーテリアの平均的な寿命は、12歳~15歳です。
犬全体の平均寿命と比較してみても、大きな違いはないでしょう。
また、特に気を付けておきたい病気は以下の4つです。
気管虚脱(きかんきょだつ) | 気管がへこむことで、呼吸困難になる病気 |
外耳炎(がいじえん) | 耳の穴から鼓膜にかけて、炎症が見られる病気 |
水頭症(すいとうしょう) | 脳脊髄液が過剰に溜まり、脳を圧迫してしまう病気 |
糖尿病(とうにょうびょう) | 糖をうまく取り込めず、糖尿・高血糖になる病気 |
あくまで上記は一例なので、気を付けなければいけない病気やケガには個体差があります。
定期的な健康診断などを実施することで、早期発見し、早期治療に繋げることが愛犬のためになるでしょう。
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オーストラリアンシルキーテリアの歴史

オーストラリアンシルキーテリアは、オーストラリアにおいて3種類のテリア種が掛け合わされて誕生した犬種です。
元になっているのはオーストラリアンテリア。そこにヨークシャーテリアと、すでに絶滅してしまったクライズデールテリアを掛け合わせて作出。
誕生したのは19世紀頃で、愛玩用として作出されていたものの、ネズミ狩りでも活躍していました。
1950年代に入るとアメリカに輸入されていき、1959年にアメリカンケネルクラブ公認となりました。
当時はまだまだ攻撃性がとても強く、扱いにくいとされていたオーストラリアンシルキーテリア。
そこからシルキーテリア犬種クラブのメンバーが改良を行い、現在のような攻撃性の抑えられた犬種となっています。
オーストラリアンシルキーテリアの飼い方

非常に美しい被毛を持つオーストラリアンシルキーテリアですが、お迎えの際には注意点があります。
改良によって緩和されてはいるものの、攻撃性やしつけの難しさはあらかじめ理解しておきましょう。
攻撃的な面もあるため、しつけはしっかり
オーストラリアンシルキーテリアは、しつけがやや難しい犬種として知られています。
興奮しやすい性格なので、飼い主さんの適切なしつけとトレーニングでいざというときに制止できるようにしておく必要があります。
縄張り意識も非常に強いことから、無駄吠えなどのトレーニングも必要になります。
子犬期から徹底しておき、成犬となったときにトラブルとならないよう、注意しましょう。
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ロングコートなので日々のブラッシングが必要
抜け毛が多い方ではありませんが、見ての通りロングコートであるためブラッシングは必要不可欠です。
美しいサラサラとした被毛ですが、ブラッシングをしておかないと絡まってしまい、毛玉ができやすくなります。
できる限り毎日のブラッシングを行い、毛玉とならないよう管理してあげましょう。
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シャンプーも月に1~2回程度が理想
ブラッシング同様に、毛玉ができやすいためシャンプーも定期的に行いましょう。
シャンプーをしすぎると皮膚や被毛から必要な油分まで取り除いてしまうことがあるものの、定期的なお風呂は必要。
絡まってもつれてしまう前に、ブラッシングとシャンプーで美しい被毛を守ってあげましょう。
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毎日1時間程度はお散歩する
小型犬なので長時間のお散歩は必要ありませんが、活発な子なので毎日のお散歩は必須。
運動が大好きなので毎日、長くて1時間ほどのお散歩を目安としましょう。
日々のお散歩に加えて、たまにはドッグランなどの広々としたスペースで遊べるようにする、というのもおすすめですよ。
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オーストラリアンシルキーテリアのおすすめドッグフード3選
カナガンドッグフード チキン
参考価格 5,412円
新鮮なお肉やお魚を50%以上使い、高タンパクなドッグフードに仕上げたカナガン。
封を開けた瞬間から顔色が変わるような、新鮮で良質な原材料だけを使用しています。
食材はヒューマングレードと、人間も食べられるような新鮮な食材のみ。
さらには小型犬でも食べやすいように、少し小さめサイズの粒にしているという配慮もあります。
対象年齢 | 全年齢対応 |
---|---|
内容量 | 2kg |
原産国 | イギリス |
主原料 | チキン生肉、乾燥チキン、サツマイモ |
添加物 | なし |
100gあたりのカロリー | 376kcal |
1日あたりの価格 | 541円 |
定期販売 | 【2kg】5,201円 |
フード目的 | - |
フードの種類 | ドライ |
モグワンドッグフード
参考価格 5,060円
食いつきの良さや完食度合いで人気の高い、モグワンのドッグフードです。
動物性タンパク質は50%以上使用し、厳選した野菜やフルーツなどでお肉とのバランスも抜群!
穀物の消化が苦手でもある犬にとって、負担の少ないグレインフリーでもあります。
対象年齢 | 全年齢対応 |
---|---|
内容量 | 1.8kg |
原産国 | イギリス |
主原料 | チキン&サーモン、生サーモン、乾燥チキン |
添加物 | なし |
100gあたりのカロリー | 361.5kcal |
1日あたりの価格 | 562円 |
定期販売 | 【1.8kg】3,920円、【3.6kg】7,404円、【10.8kg】20,904円 |
フード目的 | 総合栄養食 |
フードの種類 | ドライ |
華ちゃん犬猫すこやか本舗うまか ドッグフード
参考価格 5,478円
博多の水炊き店として有名な「博多華味鳥」が作った、新鮮な九州産華味鳥100%のドッグフード。
着色料や合成保存料を使わない無添加はもちろん、AAFCOの総合栄養食基準をしっかりとクリア。
長く食べ続けられるように、高タンパク・低脂質というクオリティのフードとなっています。
対象年齢 | 全年齢対応 |
---|---|
内容量 | 1.5kg |
原産国 | 日本 |
主原料 | 鶏肉、玄米、大麦 |
添加物 | なし |
100gあたりのカロリー | 350kcal |
1日あたりの価格 | 558円 |
定期販売 | Amazon定期便あり |
フード目的 | 総合栄養食 |
フードの種類 | ドライ |
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オーストラリアンシルキーテリアの価格相場

オーストラリアンシルキーテリアは希少で、日本国内で迎え入れることができる機会はあまり多くありません。
そのため一般的な犬種よりもやや高めの価格設定となっており、35万円~50万円程度は見ておいた方が良いでしょう。
ペットショップで出会える機会もあまり多くないので、どうしてもということであれば、ブリーダーさんを頼るのがおすすめ。
毛色や健康状態、年齢などによってはさらに高くなる可能性もあること、あらかじめ理解しておきましょう。
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