ボロニーズの正式名称は、ビション・ボロネーゼ(英:Bichon Bolognese)。イタリアのボローニャ地方が原産のコンパニオンドッグ(伴侶犬)です。
最大の特徴は、純白でモフモフとした柔らかい毛並み。ビション・フリーゼとよく似ていますが、ボロニーズの方が飼育しやすいと言われているのをご存知ですか?
そこで、ボロニーズに関して、ビション・フリーゼとの違いや、特徴や価格などの知識と飼育方法を分かりやすくまとめてご紹介いたします。
これからボロニーズのお迎えを考えている方はもちろん、寿命や健康維持の方法など、愛犬のために知っておくべき情報もお届けしますので、ぜひご覧ください。
この記事の結論
- ボロニーズはイタリアのボローニャ地方を原産とする犬種で、「ボロネーゼ」と呼ばれることもある
- 毛色はピュアホワイトと呼ばれる、真っ白な単色カラーのみが認められている
- とても素直で明るい性格で、褒められることに喜びを感じるため、しつけもしやすい
- 抜け毛は少ないが、うねりのある毛並みはもつれたり毛玉になりやすいため、ブラッシングはこまめに行う
ライター/人とペットの終活アドバイザー
ライフエンディング業界にて、葬儀・お墓・仏壇・供養・遺品整理・相続など、生前準備から亡くなった後まで、幅広いご相談に対応しています。
目次
ボロニーズの特徴

その名の通り、イタリアのボローニャ地方を原産とする犬種で、英表記から「ボロネーゼ」と呼ばれることもあります。
その歴史はとても古く、紀元前272年~395年頃には存在していたと思われている犬種です。
権力者に対しての贈り物とされてきており、中でも当時のスペイン国王であったフェリペ2世には2匹のボロネーゼが贈られています。
絵画にも多数描かれており、ティツィアーノ・ヴェチェッリオ、ピーテル・ブリューゲル、フランシスコ・デ・ゴヤなどによって描かれました。
温厚であり、臆病な面も持っている
とても人懐っこく従順
ほとんど吠えない
適度な運動量と能力
その他情報
原産地 | イタリア |
犬種グループ | 9G:愛玩犬 |
大きさ | 超小型 |
平均寿命 | 12歳~14歳 |
なりやすい病気 | 膝蓋骨脱臼,外耳炎,レッグ・カルベ・ペルテス病,アレルギー性皮膚炎,尿毒症 |
参考価格 | 10万円~30万円 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | シングルコート |
毛色 | ホワイト,ホワイト&ブラック |
ボロニーズの誕生の歴史
ボロニーズの起源は、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの文献で世界最古の愛玩犬マルチーズと混同されているため、残念ながらはっきりとは分かっていません。
紀元前3~4世紀のローマ時代には存在していたとも言われており、発祥のボローニャ地方では11~12世紀にボロニーズが称賛されていた文献や絵画が残っています。
その後もボロニーズは、スペインやベルギー、ロシア、オーストリアなど、ヨーロッパ各国の皇帝や貴族への贈り物として捧げられ、愛されていました。
ボロニーズの身体的特徴
横から見た体高と体の長さが同じ正方形が理想的なスタンダードで、手足が長いプードルとは異なり、ボロニーズは全身のフォルムはずんぐりとした体型です。
顔は丸くて真っ黒な瞳と鼻が印象的で、ふわふわのしっぽは背中に背負っているような形となっています。
尻尾はくるりと背中側へ巻かれており、長く垂れ下がった耳もボロニーズの特徴のひとつでもあります。
ボロニーズのサイズ(体高・体重)
体高 | 男の子:27cm~30cm 女の子:25cm~28cm |
体重 | 2.5kg~4kg |
ボロニーズは被毛のボリュームによって大きな体つきに見えますが、実は女性や子供でも抱っこをしやすい小型犬です。
成長すると、おおよそ体高25cm~30cm、体重2.5kg~4kgと、男の子の方が女の子よりも大きな体格になる傾向があります。
ボロニーズの毛色・被毛
ボロニーズの毛色は、シルクのようなピュアホワイトと呼ばれる真っ白な単色カラーが特徴です。子犬の頃は耳や背中にシャンパンカラーの斑がある子もいます。
被毛は抜け毛が少ないシングルコート。アンダーコートがないため風通しがよく、汗が乾きやすく、体臭も少ないことがメリットです。
一方で、プーリーやプードルのようなコーデッドコート(縄状毛)やカーリーコート(巻毛)。毛質が細いため、毛玉になりやすく、ブラッシングが欠かせません。
ドッグショーへは天然の被毛を活かしたふわふわヘアーでの参加が必須ですが、ご自宅のペットとしては、お手入れのしやすさを重視する愛犬家が多いです。
ドッグサロンでテディベアカットやアフロカットなど、愛犬に似合った可愛いスタイルにトリミングする飼い主さんも多くいらっしゃいます。
ボロニーズの運動量・運動能力
体が小さいボロニーズは運動の必要がほぼないと思われがちで、多くの運動は必要なく、適切な散歩量で十分運動欲求は満たせます。
ただし、まったく運動をしない・させないことは、肥満やストレスの原因になるので注意しましょう。
飼い主さんと触れ合うことに喜びを感じる犬種なので、ボールなどで一緒に遊ぶことも良い運動になりますよ。
ボロニーズの平均寿命
個体差もありますが、ボロニーズの平均寿命は約12歳~14歳です。犬の平均寿命は全国犬猫飼育実態調査によると、約15歳のため、ボロニーズは平均よりも若干短命な傾向にあるといえます。
しかし、2022年に有名芸能人である女優の相武紗季さんが愛犬として飼育していたボロニーズの「みゅーちゃん(女の子)」は、16歳3ヶ月まで長生きしました。
飼い主さんの愛情の注ぎ方や、適切な飼育方法によっては、平均寿命よりも長生きしてくれることが分かるでしょう。
ボロニーズの注意したい病気
膝蓋骨脱臼 | 膝部分にあるお皿状の骨が脱臼する |
外耳炎 | 耳の穴から鼓膜にかけて炎症が起こる |
レッグ・カルベ・ペルテス病 | 大腿骨の骨頭部分が壊死してしまう |
アレルギー性皮膚炎 | 食物アレルギーやアトピーのような症状が見られる |
尿毒症 | 腎臓の異常により老廃物や毒素が排出されなくなる |
ボロニーズは比較的健康で飼いやすい犬種ですが、膝や股関節の病気になりやすいと言われています。
歩き方に違和感がある場合や四肢に異常を感じたら、速やかに動物病院へ連れて行ってください。
また、アレルギー体質や腎臓機能が低下してしまうケースもあるため、毎日の食事には注意が必要です。
愛犬の病気は、治療や通院によるお金や時間の負担のみならず、愛犬と飼い主さんにとって、大きな精神的ダメージにもなるため気を付けましょう。
ボロニーズの登録頭数
ジャパンケネルクラブの犬種別犬籍登録頭数によると、ボロニーズの登録頭数(血統証明書が発行された犬の頭数)は百匹程度。
見た目こそ、日本でも多く見られるような犬種ですが、実際には登録数がそこまで多くないというのが意外性の高いところです。
ボロニーズの性格・習性

ボロニーズの性格の良さはペットとしてパーフェクトといえるほど。飼育しやすく、他のペットとも仲良く暮らすことができます。
とても素直で温厚
とても素直で明るい性格のボロニーズは、顔の表情だけでも感情が分かりやすく、コミュニケーションを取りやすいです。
飼い主さんに従順で、褒められることに喜びを感じる犬種のため、しつけもしやすいといえます。
子犬の頃はヤンチャでも、基本的におとなしくて温厚な性格のため、成犬になると家族の一員として、穏やかに寄り添って過ごす子が多いです。
人懐っこく、甘える
ボロニーズは、人に遊んでもらったり、触れ合ったりすることが大好きで、とても人懐っこい性格です。
人に依存しやすく、甘えん坊でもあるため、お留守番は苦手。寂しさから分離不安症になると、無駄吠えや粗相などをすることがあります。
長時間の留守を避けることが最良ですが、難しい場合は徐々に慣れるように工夫し、帰宅したら十分に遊んであげるなど、愛犬の気持ちを理解することが大切です。
また、ビション系のボロニーズには、突然スイッチが入ったように暴れたりする「ビションブリッツ」の習性があることも知っておきましょう。
社交性はあるが、臆病でもある
他の犬猫とも仲良く暮らすことができる社交性の高いボロニーズですが、実は警戒心が強くて臆病でもあります。
驚かせたり、怖い思いをさせたりしてストレスを与えないように注意しましょう。
恐怖心から来客者に威嚇したり吠えたりすることもあるため、社会性を学べるよう、毎日のお散歩を欠かさないようにしてください。
ボロニーズを飼うのに向いている人の特徴

ボロニーズはどんな人にも合っていると言える犬種ですが、特に向いている人の特徴についてまとめました。お迎えする前に、自分の生活環境と合っているか、確認してみましょう。
一緒にいる時間を作ってあげられる人
ボロニーズは人懐っこく、甘えん坊な性格です。飼い主さんや家族と一緒に遊んだり、触れ合ったりすることに喜びを感じます。
ただしお留守番は苦手なので、家を留守にする時間が少ない人や、一緒に過ごす時間を長く確保できる人が向いています。
ある程度の飼育スペースを用意できる人
ボロニーズはとても人懐っこい犬種です。飼い主さんと遊ぶことが大好きで、ボールやおもちゃを使って室内遊びをするととても喜びます。
そのため、室内にある程度の飼育スペースを用意できる人に向いています。
お手入れがしっかりできる人
ボロニーズの被毛は抜け毛が少ないものの、毛質が細いため毛玉になりやすい犬種です。
そのため、毎日のブラッシングは欠かせません。またよだれや涙で口回りや目の周りが汚れやすいため、こまめなケアが必要。
毎日ブラッシングが出来て、定期的なお手入れを苦に思わない人に向いているでしょう。
ボロニーズの価格

ペットショップやブリーダーによっても異なりますが、ボロニーズは約10万円~30万円前後が相場価格です。
犬の販売価格はドッグショーのチャンピオン犬の直子など、血統が良いほど高値となるため、希少なボロニーズはさらに高額になることもあります。
また、ペットブームにより需要と供給が追い付かないことや、最近では物価高の影響も受け、生体の価格がさらに高騰しています。
ブリーダーから迎える
ボロニーズを迎え入れる最も一般的な方法の一つです。
メリット
- 子犬の素性が明確: 親犬や兄弟犬、生育環境を直接確認できるため、子犬の性格や遺伝的な健康状態を把握しやすいです。
- 専門家のアドバイス: ブリーダーはボロニーズという犬種に関する豊富な知識と経験を持っています。お迎え後も、飼育やしつけについて相談できる心強いパートナーとなります。
- 計画的なお迎え: 出産予定の情報を事前に知ることができるため、家族として迎える準備を計画的に進めることができます。
デメリット
- 費用が高め: ペットショップに比べて費用が高くなる傾向があります。
- ブリーダー探しが難しい: ボロニーズは国内で希少な犬種のため、専門のブリーダーが少ないのが現状です。信頼できるブリーダーを探すには、時間と労力がかかる場合があります。
迎え方のポイント
- 見学は必須: 動物愛護法の定めにより、子犬を購入する際は、ブリーダーの事業所での現物確認と対面説明が必須です。実際に足を運び、飼育環境が清潔か、親犬や子犬が健康で社会化されているかを確認しましょう。
- 質問を準備: お迎え前に、食事の内容、トイレのしつけ状況、健康診断の有無、親犬の病歴など、気になることはすべて質問しておきましょう。
ペットショップから迎える
ペットショップは、気軽に足を運ぶことができ、子犬を直接見て選べる手軽さがあります。
メリット
- 手軽さ: 自宅近くの店舗で、子犬を見てすぐに検討することができます。
- 飼育用品が揃う: 必要なグッズをその場で一通り揃えることができるため、準備がしやすいです。
デメリット
- 情報が限られる: 親犬の情報や生育環境が不明確な場合が多く、遺伝性疾患のリスクなどを把握するのが難しいことがあります。
- 社会化の機会が少ない: 生後間もない時期をペットショップの狭いケージで過ごすため、他の犬や人との触れ合いが不足し、社会化が不十分なまま育ってしまう可能性があります。
迎え方のポイント
- 生体管理をチェック: 子犬が清潔な環境で過ごしているか、健康状態は良好か(元気で食欲があるか、目やに、鼻水がないかなど)をよく観察しましょう。
- 店員に質問: どのようなブリーダーから来たのか、親犬の情報、現在の食事内容、しつけの状況などを詳しく聞いてみましょう。
保護犬・里親として迎える
さまざまな事情で飼い主を失った犬を、保護団体や譲渡会から引き取る方法です。
メリット
- 命を救う: 新しい家族を待っている犬の命を救うことができます。
- 費用が抑えられる: ワクチン接種費用や避妊・去勢手術費用などの実費を負担するだけで済む場合が多いです。
- 成犬を迎えられる: 性格や大きさがほぼ確定した成犬を迎えられるため、飼い主さんのライフスタイルに合った犬を見つけやすいです。
デメリット
- 出会いが少ない: ボロニーズは希少な犬種のため、保護犬として募集されているケースは非常に稀です。
- 過去のトラウマ: 過去の経験から、人間不信や特定のトラウマを抱えている犬もいます。飼い主さんには、時間をかけた丁寧なケアと愛情が求められます。
迎え方のポイント
- 保護団体の情報を確認: 信頼できる保護団体や譲渡サイトを通じて情報を集めましょう。
- トライアル期間: ほとんどの保護団体では、正式な引き取りの前にトライアル期間を設けています。この期間を利用して、犬との相性をじっくり確認しましょう。
お迎え後の大切な準備
どの方法でお迎えする場合でも、子犬が安心して新しい生活を始められるように、以下の準備を整えておきましょう。
- 子犬の安全な環境づくり: ケージやサークル、トイレ、食器、ベッド、おもちゃなどを用意し、子犬が安心して過ごせるプライベートな空間を確保しましょう。
- かかりつけの動物病院探し: 万が一の事態に備え、お迎え前から信頼できる動物病院を探しておきましょう。
- しつけの準備: 子犬が家に慣れてきたら、トイレトレーニングや社会化を始めましょう。しつけ教室やパピークラスに参加することもおすすめです。
ボロニーズは愛情深く、飼い主に忠実な犬種です。正しい知識と十分な準備を持って迎え入れることで、かけがえのない家族となるでしょう。
ボロニーズの飼い方

ボロニーズのお迎えにあたっては、性格や体質を踏まえて、次の5つのポイントを押さえておくと、愛犬も飼い主さんもストレスを回避して快適に暮らせます。
- しつけやすいが小さい頃からしつける
- 1回15分前後の散歩を1日2回
- ブラッシングは毎日行う
- 目の周りの涙やけのケア
- 耳のケアは定期的に行う
- 寒さが苦手なので室温を適切に維持する
それぞれ順に解説していきます。
しつけは子犬期から始める

基礎的なしつけのほか、寂しがり屋なボロニーズが分離不安症にならないための対策として、子犬のうちから次のようなしつけを行うのがおすすめです。
飼い主さんの傍で四六時中、一緒に過ごすことが習慣になると、いざという時に鳴き続けたり暴れたりして、気の毒なのは大事な愛犬です。
病気や怪我で入院した場合など、やむを得ず離れて過ごさなくてはならない可能性があり得ることを理解して、ボロニーズのためにしつけをしましょう。
1回15分前後の散歩を1日2回

ボロニーズの散歩は朝夕の2回、短めの15分程度で構いません。体の健康づくりとストレス解消のために、毎日の習慣にしましょう。
散歩は他の犬とのコミュニケーションの機会にもなり、社会性を学ぶ貴重な時間です。飼い主さんと歩並みを合わせるしつけにも繋がります。
体が小さいからと言って散歩が不要ということはなく、遊びの他に散歩を取り入れることは社会化トレーニングにもなります。
季節や気温に応じて散歩時間やコースを変更する
ボロニーズは暑さや寒さに弱い犬種なので、季節や気温に応じて散歩時間やコースを変更する必要があります。
夏場など気温の高い日は早朝や夜など比較的涼しい時間帯を選び、日陰の多い散歩コースを歩かせましょう。
逆に冬場など寒い日は気温が上がる日中を選び、日当たりの良いコースを歩かせるのが良いでしょう。
ブラッシングは毎日行う

抜け毛の少ないシングルコートとはいえ、ボロニーズは細くてうねりのある毛並み。もつれや毛玉になりやすいため、ブラッシングはこまめに毎日行ってください。
長いピンのスリッカーブラシやくしを使用すると良いでしょう。しっかりと抜け毛を除去するだけではなく、ブラッシングの最後には毛並みを整えるようにしてあげてください。
シャンプーは2週間~1か月に1回が目安で、純白な毛色をキープするには白毛用シャンプーがおすすめです。
目の周りの涙やけのケア

涙の酸化によって、目の周りが茶色く変色する涙やけは流涙症とも呼ばれ、愛犬が引っ掻いてしまうと角膜潰瘍など大きな病気にもなりかねないためご注意ください。
専用クリーナーやローションも販売されていますが、毎日のブラッシングの際、ぬるま湯で濡らしたコットンなどで優しく拭いてあげる習慣ができれば愛犬も嫌がりません。
手軽にペット用ウェットティッシュなどを使って拭くだけでも効果はあるので、定期的にお手入れしてあげましょう。
耳のケアは定期的に行う

ボロニーズは垂れ耳で耳の中が蒸れやすく、外耳炎を起こしやすい犬種です。そのため耳の状態を定期的にチェックし、汚れていたらしっかり掃除してあげましょう。
耳掃除は頻繁に行う必要があるものではなく、1週間や2週間に1回程度のペースでチェックし、掃除してあげれば問題ありません。
耳掃除は濡らした脱脂綿やペット用ウェットティッシュなどを使用し、外から見える範囲の汚れを優しく拭き取る程度で十分です。
歯磨きは毎日、最低でも3日に1回は行う

犬は歯の形状的に虫歯になりにくいと言われていますが、食事をしていると歯垢が残ってしまいます。
ただ歯に付着した歯垢が歯石に変わるスピードが3日~5日程度と早いため、歯磨きは毎日、最低でも3日に1回は行う必要があります。
歯のケアを怠ると歯周病が悪化し、口周りだけでなく体全体に悪影響を及ぼすため、乳歯が生え揃う子犬期からスタートしましょう。
寒さが苦手なので室温を適切に維持する

ボロニーズは特に冬場の寒さに弱く、アンダーコートのない小型犬にとって、快適な室温・湿度を保つことは重要。
ボローニーズにとって快適とされるのは、温度25℃前後・湿度50~60%のため、乾燥にもご注意ください。
一方で、高温多湿な日本の夏もボロニーズにとっては苦手です。エアコンによる室温・湿度の調節に気を付けて、過ごしやすい環境にしてあげましょう。
関節に負担のかからない環境を用意する

ボロニーズは膝蓋骨脱臼など関節トラブルを起こしやすい犬種なので、これを理解して環境を作ってあげなければいけません。
膝蓋骨脱臼を予防するためには体重管理も大事ですが、怪我をしない環境を用意してあげることも大切。
犬にとってフローリングの床は滑りやすく関節に負担がかかるためマットを敷き、飛び降りを防ぐために段差がある所にはスロープを設置しましょう。
健康サポートのできるドッグフードがおすすめ

毎日の主食には水とフードのみで十分な栄養が摂取できる総合栄養食か、総合栄養食基準で作られているドッグフードを与えましょう。
必要とするカロリーもライフステージによって変わってきます。そのため「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」など、愛犬のライフステージに合わせてフードを切り替えましょう。
関節の健康維持のためにも、グルコサミンやコンドロイチンの配合されているものがおすすめです。
ボロニーズにおすすめのドッグフード3選

コノコトトモニ
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ボロニーズと繋がりのある・よく似ている犬種
ボロニーズはビション系にあたり、よく似ているビション・フリーゼやマルチーズなどの犬種たちもビション系に含まれます。
ビション=マルチーズ(世界最古の愛玩犬)+バルビー(水鳥の狩猟で活躍するウォータードッグ犬)
まず、ビション系の犬たちの特徴を知るには、上記の式を覚えておくと良いでしょう。
ビション・フリーゼ

ビション・フリーゼは、ボロニーズと見分けがつかないぐらいよく似た犬種ですが、相違点が2つあり、原産国と被毛が異なります。
違い | ビション・フリーゼ | ボロニーズ |
---|---|---|
原産国 | フランスまたはベルギー | イタリア |
被毛 | ダブルコート | シングルコート |
毛色 | ホワイト(シャンパンカラーの模様がある場合もある) | ホワイト、ホワイト&ブラック |
シングルコートのボロニーズと比較すると、ビション・フリーゼは被毛の密度が高く、巻き毛で抜け毛は多くないものの、毛玉になりやすい点がデメリットです。
性格はボロニーズよりも社交性と活発さがあると言われていますが、ペットとして飼育するには、毛並みの違いに注目すると良いかもしれません。
陽気な性格でとても人懐っこい
人間や動物が大好きで懐きやすい
無駄吠えは少なく、しつけもしやすい
運動能力はとても高い
その他情報
原産地 | フランス,ベルギー |
犬種グループ | 9G:愛玩犬 |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 13歳~16歳 |
なりやすい病気 | 膝蓋骨脱臼,外耳炎,尿路結石症 |
参考価格 | 20万円~40万円 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ホワイト |
ハバニーズ

ハバニーズはボロニーズとよく似ていますが、大きな違いは豊富なバリエーションの毛色とウェービーな毛並み。骨格が丈夫で、短めの足がチャームポイントです。
原産国 | キューバ |
被毛 | ダブルコート |
毛色 | ピュアホワイト、フォーン、ブラック、ハバナブラウン、タバコ、レディッシュブラウン |
ダブルコートとはいえ、下毛はほとんどありません。芸を覚えたり番犬になったりと、とても賢い犬種ですが、愛情深く寂しがり屋な一面もあります。
陽気で穏やか
友好的で人懐っこい
ほとんど吠えない
好奇心旺盛で遊び好き
その他情報
原産地 | キューバ |
犬種グループ | 9G:愛玩犬 |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 14歳~16歳 |
なりやすい病気 | 膝蓋骨脱臼,流涙症,進行性網膜萎縮症(PRA),白内障 |
参考価格 | 20万円~50万円 |
被毛
抜け毛 | 平均的 |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | フォーン,ブラック,ハバナ・ブラウン,タバコ,レディッシュ・ブラウン,ピュア・ホワイト |
マルチーズ

マルチーズの発祥はフェキニア人の船乗りがマルタ地方へ持ち込んだことに始まり、祖先は紀元前15世紀頃にまで遡ると言われています。
原産国 | 中央地中海沿岸地域 |
被毛 | シングルコート |
毛色 | ピュアホワイト、淡いアイボリーやオレンジ |
ボロニーズより一回り小さいマルチーズは長毛のため、足元が隠れるフルコートで高貴な姿を楽しめます。好奇心旺盛で人懐っこく、初心者でも飼育しやすい犬種です。
明るい性格だが、大人しい
とても人に懐きやすい
警戒心から吠えることもある
室内だけでも十分な運動量
その他情報
原産地 | マルタ |
犬種グループ | 9G:愛玩犬 |
大きさ | 超小型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 膝蓋骨脱臼,心臓病,流涙症,外耳炎 |
参考価格 | 20万円~40万円 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | シングルコート |
毛色 | ホワイト,レモン |
ボロニーズの理解度チェック
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