シワの多い顔とずんぐりした体型、短い脚でゆっくり、のんびり歩く姿がかわいらしいイングリッシュ・ブルドッグ。
社交的で人懐っこく、愛情深いことでも知られていますね。
この記事では、そうしたイングリッシュ・ブルドッグの魅力に加えて、注意したい病気やケガも解説します。
ご家庭でのケアのポイント、おすすめのフードなどの基礎知識を知り、イングリッシュ・ブルドッグのことをより深く理解してあげましょう。
この記事の結論
- 穏やかで人懐っこくフレンドリーな性格で、他のペットや子どもとも触れ合える
- イングリッシュ・ブルドッグの平均寿命は8歳から10歳ほど
- ブルドッグには3種類の犬種が存在し、それぞれ特徴や性格が異なる
- 顔や体にしわがあり、皮膚トラブル予防のために毎日のお手入れが必須
プレゼント企画やお友だち限定企画も用意してありますので、友だち追加お待ちしております!
目次
イングリッシュ・ブルドッグの特徴
ブルドッグの種類は現在4種類存在しますが、「ブルドッグ」とだけ言うとイングリッシュ・ブルドッグのことを指します。
イングリッシュ・ブルドッグは魅力的な犬種です。 特徴的な外見と個性的な性格が大きな特徴といえます。
性格は温和で友好的。 人懐っこさがあり、周囲の人々とのふれあいを楽しむ陽気な性格です。
彼らのおどけたように見える行動や滑稽さを感じさせる表情は、笑いを誘います。お迎えしたらきっと、日常生活に彩りをもたらしてくれますよ。
忠誠心の深さも特徴のひとつ。 家族を信じ、常に一緒に行動します。
素晴らしいパートナーとして、多くの癒しと安らぎを与えてくれるでしょう。
優しく大人しい性格
知らない人にも懐くほど
吠えることはほぼない
適度なお散歩で十分
その他情報
原産地 | イギリス |
犬種グループ | 2G:使役犬 |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 8歳~10歳 |
なりやすい病気 | 皮膚炎,チェリーアイ,突顎,閉塞性気道,短頭種気道症候群,尿路結石症 |
参考価格 | 30万円~50万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | スマット,ブリンドル,レッド,フォーン,ファロー,ホワイト,パイド |
イングリッシュ・ブルドッグの身体的特徴
体全体が筋肉質でずんぐり体型、頭が大きく首周りも太めなイングリッシュ・ブルドッグ。
何よりの特徴は、ペチャっと潰れたマズルと顔の肉がダルンと垂れていることでしょう。
目は離れており、表情によっては怖くも見えますし、愛らしさもあるブサカワな顔も魅力のひとつです。
顔のしわや短い鼻、耳が垂れているなど、特有の身体的特徴を持つため、特別なケアや配慮を必要とする場合があります。
イングリッシュ・ブルドッグのサイズ(体高・体重)
イングリッシュ・ブルドッグの体高・体重の平均は以下のとおり。女の子よりも男の子の方が若干、体が大きい傾向にあります。
体高 | 30cm~41cm |
体重 | 25kg前後 |
体のサイズとしては中型犬になるため、やや大きめです。
体重が30kg近いのは、全体的に短い体をしているものの筋肉質でがっしりとしているためで、四肢はとても頑丈です。
中型犬とは思えないほどの体重をしていますが、体高がそこまで高くないのもポイントのひとつとなっています。
イングリッシュ・ブルドッグの毛色と被毛
被毛は多様で、さまざまなバリエーションが存在しますが、基本的には単色やブリンドル(虎毛)が多くなっています。
- スマット
- ブリンドル
- レッド
- フォーン
- ファロー
- ホワイト
- パイド
上記は一例です。被毛は短くて密集しており、定期的な入浴で清潔さを維持する必要があります。
毛色と被毛のバリエーションは個体によって異なります。
異なる血統や遺伝子を持ったイングリッシュ・ブルドッグが存在するため、さまざまな毛色・被毛の組み合わせが見られます。
イングリッシュ・ブルドッグの運動能力
筋肉質な体をしているものの、ずんぐりとした体系で比較的運動量が少なくのんびりとしています。
短頭種であることから、長時間の運動や水泳などは得意ではありません。
運動不足にならないようお散歩は軽めに行い、暑さに敏感なので夏は時間に注意して連れて行ってあげましょう。
イングリッシュ・ブルドッグの平均寿命
イングリッシュ・ブルドッグの平均寿命は、8歳から10歳と言われています。
体の構造上、病気がちになってしまうこともあるため、丁寧なケアが重要。
正しいケアや管理があれば、平均より長く元気で生きてくれる可能性も高まるでしょう。
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イングリッシュ・ブルドッグのかかりやすい病気
イングリッシュ・ブルドッグによくみられる病気やケガは4つあります。
それぞれについて、わかりやすくご紹介しましょう。
皮膚炎 | 皮膚に炎症が起こるかゆみやフケ、脱毛などの症状を伴う。 |
短頭種気道症候群 | 鼻や喉など呼吸に関わる様々な症状を引き起こす短頭種特有の病気。 |
尿路結石症 | 尿石によって膀胱や尿道の損傷が起こり膀胱炎などを引き起こす。 |
チェリーアイ | 目頭の瞬膜腺(しゅんまくせん)が飛び出て赤く腫れてしまう病気。 |
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皮膚炎
イングリッシュ・ブルドッグは皮膚にしわが多いため、皮脂などがたまって皮膚炎になりやすい傾向があります。
皮膚炎の症状は痒み、赤み、腫れ、乾燥、ひび割れなど。皮膚を清潔に保つため、定期的なシャンプーやブラッシングが肝心です。
また、食事面でも、適切な栄養バランスを含む高品質の食事が重要です。
食物アレルギーや添加物に対する過敏症が皮膚炎を引き起こすこともるため、専門家と相談しながら正しい食事プランを作成しましょう。
患部をかいたり、舐めたりする動作や皮膚の変色などがみられた場合は早めに診察を受けてください。
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短頭種気道症候群
短頭種気道症候群(たんとうしゅきどうしょうこうぐん)はイングリッシュ・ブルドッグの鼻孔や気道の狭窄、軟口蓋過長などが原因で起こります。
症状としては鼻音や鼻水、くしゃみ、喘鳴音、吐き気や嘔吐、運動時の息切れなどがあります。
また、気道が狭まることによって体内への酸素の入り込みが制限されるため、熱中症のリスクが高くなります。
重症化すると呼吸困難を起こすおそれもあり、一部の症例では、手術が必要な場合もあるため注意が必要です。
予防には正しい体重管理のために、バランスの取れた食事と適度な運動を行うことが大切。
高温多湿な環境を避け、涼しい場所や適切な通風を確保することも大事です。
症状が出たら早めに、専門機関で診察を受けましょう。
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尿路結石症
尿路結石症(にょうろけっせきしょう)は尿に含まれるさまざまなミネラル成分が固まり、石となっておしっこの通り道を塞いでしまう病気です。
遺伝的要因をはじめ食事、水分摂取量、運動不足などでリスクが増加します。
症状は頻尿や血尿、尿失禁、腹部の痛み、排尿不良など。尿が出ない状態が続けば、尿毒症に発展することもあるため注意が必要です。
適切な水分摂取をすることで、尿中のミネラル成分が結晶化しにくくなります。
リスクを減らすためにはマグネシウムやリンなど尿石になりやすい成分の摂取を制限し、尿のpHバランスを維持することが重要です。
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チェリーアイ
イングリッシュ・ブルドッグは、第三眼瞼腺脱出(チェリーアイ)になりやすい傾向があります。
チェリーアイは眼球の下にある眼瞼腺が突出して腫れ上がる疾患で、2歳以下の若い犬によくみられます。
原因は、先天的に第三眼瞼腺(3枚目のまぶた)が正しく固定される組織を持たない、あるいは組織が弱いことによって起こるとされています。
治療は手術が一般的です。第三眼瞼腺を正しい位置に固定するために、組織を修正するなどの方法が用いられます。
術後は獣医師の指示のもと、眼薬や抗生物質の処方などのケアが欠かせません。角膜潰瘍(かくまくかいよう)などの合併症にも注意が必要です。
早期の診断と適切な治療で、症状を軽度におさえられる可能性が高まります。
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イングリッシュ・ブルドッグの見分け方
鼻ぺちゃで似ているフレンチ・ブルドッグと見間違われやすいイングリッシュ・ブルドッグ。
イングリッシュ・ブルドッグはイギリス、フレンチ・ブルドッグはフランスで原産国が違います。
見分け方はとても簡単で、イングリッシュ・ブルドッグが垂れ耳なのに対して、フレンチ・ブルドッグはピンと立った耳をしています。
さらにフレンチ・ブルドッグは小型犬で体が小さめなので、しっかりと見れば違いは判別できるでしょう。
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イングリッシュ・ブルドッグの性格や習性
ブルドッグ系犬種は見た目の厳つさとは違って、実はとても優しい心の持ち主。
イングリッシュ・ブルドッグについても、とても人懐っこくて優しい性格です。
穏やかで人懐っこい
イングリッシュ・ブルドッグは見た目とは裏腹に穏やかで温厚、人懐っこく愛情深い性格です。
また友好的なので、他のペットや子どもたちとも穏やかに接することができます。
人々との交流を楽しむ傾向にあり、飼い主さんといつも一緒にいたいと思う寂しがり屋なところもかわいいところ。
おどけた行動や表情で家族を楽しませ、日常生活に感動と喜びをもたらしてくれる愉快で陽気な一面を持っています。
頑固な一面もある
穏やかな性格をしているイングリッシュ・ブルドッグですが、頑固な一面もあります。
忠誠心の高い犬種ですが、自分が違うと感じたらかたくなに拒むことがあるためしつけに影響することも。
そのため、しつけは時間をかけて根気よくアプローチする必要がでてくるでしょう。
ブルドッグの種類(イングリッシュ、アメリカン、フレンチ)と違い
イングリッシュ・ブルドッグ、アメリカン・ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグは、それぞれ異なる特徴と性格を持っています。
犬種 | 原産国 | 特徴 | 性格 |
---|---|---|---|
イングリッシュ・ブルドッグ | イギリス | 力強い体格と特徴的な見た目 | 勇敢さを備えつつ友好的で忠実な性格 |
アメリカン・ブルドッグ | アメリカ合衆国 | ややスリムで足の長い体つき | 運動を好む傾向がある |
フレンチ・ブルドッグ | フランス | 両者より小型で筋肉質な体つきや大きな耳が特徴 | 陽気で愛嬌がある性格 |
それぞれ独自の特徴や個性を持っていますが、家族を愛し、人間との関わりを大事にするところは共通点といえるでしょう。
イングリッシュ・ブルドッグとブルドッグは同じ犬種
イングリッシュ・ブルドッグとブルドッグは、同じ犬種を指す言葉です。
イングリッシュ・ブルドッグはブルドッグの種類であり、一般的にはイングリッシュ・ブルドッグという用語がより一般的に使用されています。ブリティッシュ・ブルドッグと呼ばれることもあります。
ブルドッグはもともと、イギリスで育種された犬種です。イングリッシュ・ブルドッグはブルドッグの元祖といっても差し支えないでしょう。
ブルドッグという名がつく犬は、アメリカン・ブルドッグやフレンチ・ブルドッグもよく知られていますね。
ほか、ミニチュアブルドッグという種類の犬種もかつては存在しました。
フレンチ・ブルドッグとは原産国や耳の形が違う
フレンチ・ブルドッグはフランス生まれの犬種です。 小さな体と愛嬌のある外観が特徴です。
イングリッシュ・ブルドッグはイギリス産の犬種で、 フレンチ・ブルドッグよりも大型で筋肉質な体格です。耳は垂れており、頭が大きいといった特徴があります。
フレンチ・ブルドッグとイングリッシュ・ブルドッグの耳の形の違いは、犬種間の遺伝的特徴によるもの。
フレンチ・ブルドッグの上向きの耳は、ブルドッグと他の犬種との交配によって生まれたものです。
一方、イングリッシュ・ブルドッグの垂れ下がった耳は純血ブルドッグの特徴です。
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イングリッシュ・ブルドッグを飼うのに向いている人の特徴
イングリッシュ・ブルドッグは優しく穏やかであるものの、飼うのにはやや苦労する犬種です。
ブルドッグ系に通ずるものもありますので、事前に確認しておくと後悔のない生活が送れるでしょう。
一緒にいる時間を作ってあげられる人
イングリッシュ・ブルドッグは人懐っこく愛情深い性格です。
飼い主さんと一緒にいるのが大好きなので、ひとりでいる時間が多くなってしまうとストレスを感じやすいでしょう。
そのため、愛犬と一緒にいる時間を積極的に作ってあげられる人に向いています。
継続的なお手入れができる人
イングリッシュ・ブルドッグは被毛は抜けやすいので、基本的に毎日のブラッシングで、皮膚・被毛の健康管理をすることが大切です。
また顔周りのしわが折り重なっている部分は、汚れがたまりやすく、しっかりケアをしないと皮膚トラブルや感染症に繋がってしまうのです。
そのため、愛情を持って継続的に毛やシワのお手入れができる人に向いています。
イングリッシュ・ブルドッグの価格相場
イングリッシュ・ブルドッグの価格相場はさまざまな要素によって異なりますが、日本国内では30万円から50万円程度で取引されることが多いようです。
他の犬種同様、価格は人気度や血統、健康状態、出身地域などに影響を受けます。
一般的に血統書付きの健康な子犬は高価で、血統書のない子犬や成犬はそれよりも安価に取引されます。
お迎えを考えているご家庭は価格だけでなく、ペットショップやブリーダー、保護施設等、お迎え場所の「信頼性、健康状態、社会化の状態」などもしっかり確認しましょう。
複数の情報源を参考にし、正しい判断のもとに家族の一員として迎え、愛情をもって育ててください。
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イングリッシュ・ブルドッグの飼い方
イングリッシュ・ブルドッグを飼うさいには適切な生活空間と運動、健康管理、食事管理、社会化・訓練などが必要です。
これらに配慮し、愛情をもって接することで、健康で幸福な生活を送ることができます。個々の特性や個体の特徴に合わせた飼育方法を模索することも大切です。
しつけは根気強く行う
イングリッシュ・ブルドッグも他の犬種と同じく、下記の4つのしつけからスタートするのが通常です。
イングリッシュ・ブルドッグは、一般的に頑固な性格です。 自立心が強く、自分の意思を持って行動する傾向があります。
そのため、しつけをほどこす際にはしっかりした指導と根気強さが必要です。
しつけを習得するのに時間がかかる場合もあります。その場合は根気よく、 継続的に反復練習をすることで理解を深めてくれるでしょう。
また繊細な面も持っており、しつけをほどこす側の気持ちに敏感に反応します。愛情をもってしつけることが必要です。
愛犬の性格や学習能力を把握し、冷静かつていねいな指導を行うことで、いい結果を得られるでしょう。
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興奮しないよう常に注意する
イングリッシュ・ブルドッグのしつけでは、興奮させないように注意が必要です。
呼吸に関わる病気のリスクを少しでも減らすために、しつけをほどこすときには配慮が欠かせません。
興奮すると、行動が制御しづらくなることもあります。同時に、理解力や従順さ、協調性が低下する可能性があり、そうなるとしつけの効果も薄れます。
しつけの最中も一時的に休憩したり、リラックスさせることを意識的に行うことが肝心です。
落ち着いた環境でしつけを行うことで、より集中しやすくなり、指示に熱心に従ってくれる可能性も高まります。
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基本的には室内で飼う
イングリッシュ・ブルドッグはたくましさのある外見から「外飼いができるのでは?」と思われがちですが、室内で飼育するのがベストです。
室内で飼うことで熱中症や感染症、脱走などのリスクを避けることができます。
特にイングリッシュ・ブルドッグは顔のしわに汚れが溜まりやすく、外飼いではより丁寧なケアが必要になりがちです。
さらに愛犬の体調不良のサインにすぐ気付けるので、健康のためにも基本的には室内で飼いましょう。
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暑さ対策を徹底する
出典:Amazon
イングリッシュ・ブルドッグは暑がりなため、こちらを目安にしながら愛犬の様子を見つつ、ちょうどいい室温と湿度を保ってあげてください。
季節 | 快適な室温 | 快適な湿度 |
---|---|---|
夏場 | 23℃~26℃ | 40%~50% |
冬場 | 21℃~24℃ | 40%~50% |
イングリッシュ・ブルドッグは短頭種で短い鼻と鼻孔を持つため、他の犬種と比べて体温調節が難しいという特徴があります。
暑さのなかで長時間過ごすと、熱中症や呼吸困難のリスクが高まります。不快感やストレスも感じやすくなるでしょう。
イングリッシュ・ブルドッグの飼育では暑さ対策を徹底することが重要です。
十分な水分摂取と涼しい場所の提供、適切な体温調節を行うことで、健康リスクを軽減しましょう。夏は冷却マットなどを敷いてあげるのもおすすめです。
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散歩は1日30分ぐらいが目安
イングリッシュ・ブルドッグの散歩について、目安となる回数・時間・距離は以下のとおりです。
目安回数 | 1日2回 |
目安時間 | 1回10~15分 |
目安距離 | 愛犬に合わせて検討 |
暑い気候下での散歩は、熱中症のリスクがあります。真夏など、気温の高い時期は早朝や夕方の涼しい時間帯を選びましょう。
また、日が落ちた後もアスファルトは熱を持っているため、地面の温度を確認してからお散歩するようにしましょう。
コースは木陰や公園の緑地帯等、直射日光を避けられる場所を選ぶことで体温上昇を軽減できます。
イングリッシュ・ブルドッグは短頭種で、呼吸困難になりやすい傾向があります。
お散歩中の呼吸に気をつけ、適度に休憩と水分補給を挟みながら散歩をするといいでしょう。
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足腰に負担をかけないように気を付ける
イングリッシュ・ブルドッグは骨格、関節の形成に関して遺伝的な特徴を持っています。
がっちりした体格に対して、骨や関節の強度・安定性に欠ける傾向があります。
また、短頭種特有の呼吸器疾患を引き起こしやすいため、激しい運動をすると酸素供給が難しくなり、呼吸困難を引き起こす可能性が高まります。
長時間の散歩や、激しい運動を控えて過ごすことを心がけましょう。
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顔や体のシワのお手入れを毎日行う
イングリッシュ・ブルドッグの顔や体には多くのしわがあります。
しわが折り重なっている部分は空気にふれにくいため、皮脂や汚れがたまると、雑菌や細菌が繁殖しやすくなり、皮膚トラブルや感染症の不安があります。
しわの周辺の汚れや湿気を除去して、皮膚の健康を守ってあげましょう。
毎日のお手入れで、衛生的な状態を維持することが肝心です。
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定期的にブラッシングを行う
出典:Amazon
イングリッシュ・ブルドッグの被毛は抜けやすいので、毎日のブラッシングによって抜け毛を管理することが重要です。
ブラッシングは体全体の血行を促進し、皮膚の健康状態をサポートします。
皮膚表面の汚れやフケを取り除くことで皮膚の清潔さをキープし、皮膚病や痒みのリスクを軽減することにもつながります。
また、ブラッシングは飼い主さんとの絆を深める時間でもあります。 ブラシを使って優しく毛を整えてあげると愛情を感じて、リラックスしてくれるでしょう。
定期的なブラッシングで、愛犬の心と体を守ってあげましょう。
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月に1~2回はシャンプーをする
出典:Amazon
イングリッシュ・ブルドッグは皮膚のしわに皮脂がたまりやすいため、月に1回から2回の定期的なシャンプーによって皮膚の油分や汚れを除去する必要があります。
夏場は皮脂がより多く分泌されます。シャンプーの頻度を増やすなどして対応しましょう。
シャンプーは皮膚トラブルを予防する手段でもあります。皮膚病や痒みのリスクを軽減し、健康な皮膚を維持する意味でも定期的に行うことが必要です。
ふさわしいシャンプー製品を使用して、健康な皮膚と美しい毛並みを保護しましょう。
ライフステージにあった肥満対策フードがおすすめ
ドッグフードは愛犬の成長や健康維持のためにも欠かせないもので、ライフステージごとに必要なカロリー量が変わります。
全年齢対応のものでも問題はありませんが、ライフステージごとに子犬用、成犬用、シニア犬用と分けられればなお良いでしょう。
毎日の主食には総合栄養食や、総合栄養食基準で作られているドッグフードを選ぶことが大切。
イングリッシュ・ブルドッグは肥満になりやすく、肥満がわかりづらい体型をしているため、食事でのコントロールが重要です。
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肥満にならないよう食事を管理・調整する
肥満にならないよう、体重や活動レベルに合わせて正しい食事量を設定しましょう。
添加物や過剰な脂肪・糖分を含まない良質なフードを選び、複数回に分けて与えることで満腹感を維持し、過食を防ぎます。
食事の時間を決めることも重要なポイントです。
食事の管理は継続的な努力が必要です。日々の体重や体調の変化を観察し、上記のBCSを参考にしながら定期的に専門家と相談して食事プランを調整しましょう。
活動係数
愛犬の1日あたりのフードの量
g
2回に分けて与える場合 g/1回
3回に分けて与える場合 g/1回
4回に分けて与える場合 g/1回
愛犬の1日あたりに必要なカロリー
kcal
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イングリッシュ・ブルドッグにおすすめのドッグフード3選
ここでは、イングリッシュ・ブルドッグに特におすすめのドッグフードを3つ、厳選してご紹介します。
どれもバランスのとれた完全栄養食です。いくつか与えてみて、食いつき・好みなどを探ってみてもいいかもしれませんね。
レティシアン モグワンドッグフード
チキンとサーモンで半分以上が構成されているモグワンのドッグフード。ほか、サツマイモをはじめ豆類、ビール酵母、フルーツ、海藻、野菜などを配合しています。
関節の保護に役立つグルコサミンやコンドロイチンに加えて、ビタミンやミネラル、乳酸菌も豊富です。
デリケートなイングリッシュ・ブルドッグの健康を、栄養豊富なおいしいフードがしっかりサポートします。
対象年齢 | 全年齢 |
---|---|
内容量 | 1.8kg |
原産国 | イギリス |
主原料 | 放し飼いチキン生肉、生サーモン、乾燥チキン、乾燥サーモン |
その他原材料 | チキングレイビー 、サーモンオイル 、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、メチルスルフォニルメタン( MSM)、乳酸菌 |
注意したい原材料 | なし |
安全性の高い添加物 | コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類 (A、 D3、E) |
注意したい添加物 | なし |
100gあたりのカロリー | 361.5kcal |
1日あたりの価格(体重5kgの場合) | 260円/86g |
定期販売 | 1個:1個あたり4,910円(税込)/2~4個:1個あたり4,637円(税込)/5個以上:1個あたり4,364円(税込) |
フード目的 | 一般食(FEDIAF基準) |
フードの種類 | ドライ |
オリジン オリジナル
新鮮な鶏肉や七面鳥肉をはじめ、ニシンやヘイク、イワシなどの魚で作られているヘルシーなオリジンのオリジナル。
原材料欄を見ると人参やリンゴ、チコリー、ケール、ほうれん草などの野菜・果物類も全て「新鮮」と記されており安心です。
亜鉛やビタミンなども添加されています。さまざまな栄養素が全てまかなえるフードです。
対象年齢 | 全年齢 |
---|---|
内容量 | 2kg |
原産国 | アメリカ |
主原料 | 新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉、新鮮鶏内臓 (レバー、心臓) |
その他原材料 | 生の丸ごとニシン、生の丸ごとヘイク、新鮮卵、生七面鳥レバー、ディハイドレート鶏肉、ディハイドレート七面鳥肉、ディハイドレートサバ、ディハイドレートイワシ、ディハイドレートニシン、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、丸ごとエンドウ豆、鶏脂肪、丸ごと緑レンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごと白インゲン豆、レンズ豆繊維、ポロック油、エンドウ豆スターチ、乾燥ケルプ、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮丸ごとズッキーニ、新鮮丸ごとニンジン、新鮮丸ごとリンゴ、新鮮丸ごと洋梨、乾燥チコリールート、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮ビートの葉、新鮮カブラ菜、丸ごとクランベリー、丸ごとブルーベリー、丸ごとサスカトゥーンベリー、ターメリック、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ |
注意したい原材料 | なし |
安全性の高い添加物 | 酸化防止剤(トコフェロール)、亜鉛キレート、亜鉛、銅、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE |
注意したい添加物 | なし |
100gあたりのカロリー | 386kcal |
1日あたりの価格(体重5kgの場合) | 330円/75g |
定期販売 | Amazon定期便あり |
フード目的 | 総合栄養食 |
フードの種類 | ドライ |
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レティシアン ネルソンズドッグフード 中・大型犬向け
イギリスのトップブリーダーが開発した信頼のレシピをもとに作っているという、ネルソンズドッグフード。中・大型犬向けで粒が大きく、食べ応え抜群です。
原材料の半分はチキンで、その他にもセリや西洋かぼちゃ、フェンネルなどヨーロッパ由来の食材が多く使われています。イングリッシュ・ブルドッグが好む味わいに仕上がりです。
ビタミンやミネラル、コンドロイチンもしっかり含まれており、とてもヘルシーなフードです。
対象年齢 | 全年齢 |
---|---|
内容量 | 5kg |
原産国 | イギリス |
主原料 | チキン生肉、乾燥チキン |
その他原材料 | サツマイモ、バターナッツスカッシュ、チキンオイル、エンドウ豆、チキングレイビー、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、海藻、チコリ(フラクトオリゴ糖)、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖)、ニンジン、パースニップ、リンゴ、カボチャ、スペアミント、インゲン豆、ブロッコリー、ローズマリー、パセリ、マリーゴールド、フェンネル、ショウガ、ユッカ、クランベリー、ナシ |
注意したい原材料 | なし |
安全性の高い添加物 | グルコサミン、コンドロイチン、タウリン、ビタミン類(E、A、D3、B12、ナイアシン、パントテン酸、B2、B1、B6)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン) |
注意したい添加物 | なし |
100gあたりのカロリー | 365.7kcal |
1日あたりの価格(体重5kgの場合) | 193円/105g |
定期販売 | 1~2個:1個あたり7,816円(税込)/3個以上:1個あたり7,356円(税込) |
フード目的 | 一般食(FEDIAF基準) |
フードの種類 | ドライ |
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イングリッシュ・ブルドッグの誕生の歴史
イングリッシュ・ブルドッグの起源は古く、15世紀のイギリスにさかのぼります。
闘牛を行うために育成され、勇敢さと強さを持つ犬種として長い時間をかけて改良されました。
その優れた能力は、現在のイングリッシュ・ブルドッグにも受け継がれています。
19世紀に闘牛は禁止されますが、愛好家たちによって犬種の継承と改善がなされ、穏やかで家庭向けの性格を持つ犬種になりました。
現在、イングリッシュ・ブルドッグは世界中で人気を集めています。
しかしイングリッシュ・ブルドッグが先天的にもつ健康上の問題から、一部の国では近年、繁殖が禁止されたり、不買運動が起こったりしています。
イングリッシュ・ブルドッグの理解度チェック
この記事の執筆者
nademo編集部
編集部
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