猫のお迎え

猫を飼う準備で必要なものは?飼う前と飼ってから必要なもの

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猫を飼うときに準備しておくべきものや便利なアイテムをご紹介!

新しい家族として愛猫を迎えるのは、とてもうれしいものですよね。

しかし、初めて猫と一緒に暮らすという方は、お迎えにあたって準備したり考えなければいけないことがさまざまにあります。

あると便利なグッズや一緒に暮らす上での注意したい点など、一緒に暮らし始めてから慌てないような準備が必要。

ペットをお迎えすることは新しい命に責任を持つことです。

しっかりとポイントをおさえて、愛猫との生活を楽しいものにしていきましょう。

この記事の結論

  • 猫をお迎えする前に飼育環境の確認や、最期までお世話する覚悟があるかよく考える
  • 愛猫お迎えにかかる初期費用は約20,000円~30,000円ほど
  • ケージやトイレなどの必須のアイテムは、お迎え前に用意しておく
  • 愛猫お迎え後はケガや病気、日頃のケアなどが必要になることも理解しておく

nademo編集部

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目次

猫を飼う前の確認点と心構え

ペットショップなどで愛らしい猫の姿をみると、一緒に暮らしたいという気持ちが高まりますよね。

実際、犬や猫を家庭に迎えることで、子どもへの良い影響が増え、家族での会話量や運動量も増えた、という調査があります。

犬や猫を家庭に迎えるということは、新しい命を預かる身になるということ。

まずはご自身のライフスタイルや、準備にかかる費用・病気の治療費などを、落ち着いて考えてみましょう。

そして何より大切なのが、最期までしっかりと家族として過ごす覚悟があるかどうかです。

お迎えには慎重さも必要です。じっくり考えてお迎えするかどうかを決めましょう。

猫を飼える環境は整っているか

愛猫がゆったりと過ごすスペースや体を動かす場所、キャットタワーなどを設置する場所が確保できるか、事前に考えてみましょう。

愛猫のスペースもきちんと考慮してあげないと、お互いにストレスが溜まってしまいます。

当然のことですが、飼い主さん自身や家族に猫アレルギーがないかどうかも確認しておきましょう。

お迎えしてから気づくことになり、一緒に暮らせなくなってしまった…など、無責任なことにならないようしっかり気を配っておきたい点です。

猫を飼うのにかかるグッズの初期費用は約20,000円~30,000円

愛猫が使うことになるグッズの中でも、トイレやケージなど、あらかじめ揃えておきたいものがいくつかあります。

具体的にどんなグッズが必要になるかは、後ほど詳しくチェックしていきましょう。

快適に愛猫との生活をスタートさせるために必要なグッズを揃えるとなると、初期費用は20,000円~30,000円ほどかかります。

愛猫自体の価格にプラスして、おおよそですがこれくらいの出費が必要になります。

ペットはお世話グッズなども必要になるので、意外に費用がかさみがちです。

これに加えてワクチン接種を始めとした、健康管理についても出費はあります。

家計から無理なく支払えるのかどうかもしっかりと考慮しておきましょう。

病気になった場合の通院費なども考慮する

愛猫にはいつも健康に過ごしてもらいたいものですが、病気やケガをしてしまった場合は動物病院を受診させる必要があります。

ここで気をつけたいのが、私たち人間とは違って、ペットの医療費は全額負担だということ。

思いがけず高額の請求をされて驚いた、という声もよく聞かれます。

通常の処置では数千円~数万円程度のことがほとんどですが、手術が必要な場合や高度な治療を行うとなると数十万円、もしくはそれ以上かかることもあります。

ペット保険も視野に入れつつ、治療代についてもしっかりと考えておきましょう。

最期まで責任を持ってお世話する覚悟があるか

愛猫をお迎えしてから最期まで一緒に過ごすということは、簡単なようでなかなか想像がつきにくいものです。

少なくとも10年以上を家族として暮らしていく覚悟や命に責任を持てるか、ということをじっくりと考えてみましょう。

子猫はやがて成猫になり、シニア期を迎えます。犬よりも平均寿命は長いと言われているので、15年や20年といった長い期間を共に暮らしていくこともできるでしょう。

それぞれの年代に適したお世話や対応が必要になることなどを、落ち着いてイメージしてみることが大切です。

命を預かる責任を持てるかという点は、最も大切と言えるチェックポイントです。

「かわいい」というだけでお迎えするのではなく、家族の一員として最期まで一緒に過ごすということを考えておきましょう。

野良猫や捨て猫を保護したら動物病院へ連れて行く

野良猫や捨て猫を保護した際には、早い段階で必ず動物病院へ連れて行きましょう。

外で暮らしていた猫はノミやダニが付いていたり、体内に寄生虫がいる可能性もあります。

野良猫は当然ですが、保護猫の場合であっても多頭飼いされているケースは多くあるため、早めに一度診てもらうことが大切です。

既に猫を飼っている場合は、先住猫に病気が感染してしまうこともあるので、しっかりと検査してもらってください。

猫を飼い始める前に必ず準備しておきたいもの

お迎え当日までに用意しておきたいアイテム

お迎えする意思が固まり実際に決まったら、自宅にやってくるまでに用意しておきたいものがあります。

以下は愛猫の幸せな生活のために、すぐ必要なものです。

具体的にひとつずつご紹介していきますので、チェックしてみてくださいね。

猫用ケージ

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ある程度のスペースが必要なので購入をためらう人もいますが、愛猫専用の暮らす空間として、ケージもしっかりと準備しておきましょう。

留守番させる時や、必要であれば夜間・ケガや病気の治療中などに使うこともあります。

災害時にはケージ生活になることを考えると、日頃から慣れておくことで備えになりますね。

留守中に入っていてほしい場合は、高さがあるものがおすすめです。棚板やキャットタワーがついているものなどが販売されていますよ。

また、掃除のしやすいもの、キャスター付きで移動が楽なものやトイレ付きのタイプも販売されています。

ケージについても住環境やライフスタイルに合わせて選んでおきましょう。

トイレ容器と猫砂

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排泄は必ず行う行為なので、トイレの容器とトイレ用の砂(猫砂)をまずは準備しましょう。

さまざまなタイプのトイレ容器が販売されており、ドーム状になっている屋根付きのものなどがあります。

常に清潔にしておきたいところでもあるので、掃除のしやすさもしっかりと確認しておきましょう。猫砂もバラエティ豊かに揃っています。

排泄物のニオイをしっかりと吸収してくれる・固まりやすいなどの機能性にも注目して選んでいきましょう。

フードボウルと水飲み容器

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毎日の食事のために必要なのが、フードボウルと水を飲む容器です。

フードボウルは高さに注目しましょう。猫は頭を下げすぎて食事をすると、吐き戻しをしやすい特徴があります。

台座がついたタイプなど、姿勢に無理なく食べられる高さのものを選びましょう。

子猫と成猫ではもちろん体の大きさが違うので、その時の体型に合ったものを選びたいですね。

またお手入れしやすい素材であるか、ひっくり返さないような重さであるかどうかも確かめましょう。陶磁器やステンレスなどがおすすめです。

さらにチェックしたいのが、ヒゲが当たらない大きさであるかどうかです。

ヒゲが当たることで不快に感じ、食事量に影響する場合もあると言われているので、その点も考慮しましょう。

水を飲む容器も種類豊富です。フードボウルと同じく高さ・大きさ・素材や安定感などを確認しましょう。最近では自動給餌器や給水器も人気ですよ。

キャットフード

愛猫が毎日口にするものなので、どんなキャットフードを選んだら良いか、頭を悩ませてしまう方も多いでしょう。

子猫・成猫・老猫など、年代別の栄養に配慮されたものを選んでみるのもおすすめです。

またキャットフードにも種類があります。水とそのフードで栄養が摂れる総合栄養食や、おかずのような役割の一般食など。

ドライフード半生タイプウェットフードなど水分量でも分類されています。

愛猫をお迎えするペットショップやブリーダーなどへ、これまで食べていたフードを聞いて参考にするのも良いでしょう。

はじめは少量パックやお試しサイズなどを購入しておくと、食べずに無駄になってしまったということを避けられますよ。

猫用ベッド

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のんびりとくつろげるベッドは、1日のほとんどを寝ている猫にとってとても大切です。

ドームのような形状ですっぽりと入れるタイプや、窓に貼り付けられるハンモックのようなタイプもあります。

他にも寝袋のようになったベッドや、ごく一般的なオープンタイプのものなど。

家庭での洗濯が可能なものだと清潔に使うことができるので、その点もチェックすると良いでしょう。季節に適した素材かどうかもポイントです。

夏場は涼しくなれるような素材がいいですし、冬場は逆に暖まれるような素材だと喜んでくれるでしょう。

また、オープンタイプとハンモックタイプを併用するなど、愛猫の落ち着ける空間を複数作ってみるのも良いですね。

爪とぎ

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爪とぎは猫の本能的な行動です。ストレスや私たち飼い主に甘えたいなどの場合もありますが、単純に爪を整えるための行動でもあります。

爪とぎそのものをやめさせることはできませんが、「爪とぎをして良い場所」をしつけとして覚えさせると良いでしょう。

壁に貼るシート型・タワー型や置き型など、かなりバラエティ豊かに販売されています。

段ボール製のものは1,000円ほどと安価なのでお試し用として良いのですが、買い替えサイクルが短いという面もあります。

麻ひも・木製はしっかりとしているので長持ちしますが、価格は数千円ほどと少し高めの場合があります。

野菜や動物の形をしたものなど、ユニークな爪とぎもたくさん販売されています。

どんな場所でどんな形状なら爪とぎしてくれるのか、というのは猫ごとに個体差があります。心配な方は、お迎え後に購入しても良いでしょう。

おもちゃ

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種類豊富でかわいらしいものが多く、迷ってしまうのが猫用おもちゃです。

飼い主さんも一緒に遊ぶ場合とそうでない場合の2種類を準備しておくのもおすすめですよ。

一緒に遊ぶ時は定番の猫じゃらしタイプや音のするボールなど。

愛猫だけで遊ぶ時用には置き型おもちゃや、マタタビなどの食いつきが良くなるハーブが配合されたぬいぐるみも良いですよ。

不規則な動きが楽しい電動のおもちゃもたくさん販売されています。

遊ぶことは愛猫にとってとても重要です。私たち飼い主とのコミュニケーションの時間であり、ストレスケアの時間でもあります。

誤食・誤飲などの安全性も考慮しながら、無理のない範囲でいくつか用意してあげると良いですね。

猫用トイレ容器の選び方

猫のためでもあり飼い主さんのためでもある、トイレの管理はとても重要なポイント。

愛猫が用を足しやすい容器であるか、飼い主さんがお掃除しやすいか。容器選びは重要です。

容器の形状と機能性から考える

猫用のトイレは同じように見えても実は全く異なるもので、構造や形状などで好みも分かれます。

まずはトイレ容器を形から考えてみると良いでしょう。猫のトイレ容器は大きく分けて3種類です。

トイレの形状

形状種類特徴
オープン型・オープンタイプ
・ハーフカバータイプ
トイレの様子を確認しやすく、お掃除やお手入れが便利。
ただ、猫砂の飛び散りや、ニオイの充満が気になることも。
カバー型・フルカバータイプ
・ドームタイプ
猫砂の飛び散りやニオイの充満を防ぐことができる。
中の様子が確認しづらく、お掃除もやや手間になる。

オープン型は掃除がしやすく安価なものが多いのですが、ニオイや飛び散りに注意が必要です。

カバー型はニオイや飛び散りに考慮されており、清潔面ではメリットが大きい反面、トイレ容器のお手入れがやや面倒。

最初はオープン型で管理しやすくし、愛猫の変化に気付きやすいタイプというのもおすすめです。

慣れてきたらお部屋の汚れを防ぐことができるカバー型にする、というのも良いでしょう。

トイレの構造

猫のトイレタイプ

トイレの構造としては、平面構造で排泄の度に掃除が必要なノーマルタイプと、猫砂&ペットシーツで対応するシステムタイプがあります。

その他にも消臭力がしっかりとしたシステムトイレやセンサーのついた自動トイレ、トイレ回数がわかるスマートトイレなども販売されています。

こちらは数万円する高価なものもありますが、徹底して健康管理をしたい方にはおすすめのトイレです。

納得のいく価格であるか、実際にそのトイレを愛猫が使ってくれるのか、といったポイントが選ぶ基準。

また、子猫が使いやすいように設計された子猫用トイレもあります。それぞれの年代に配慮した大きさであることも考える必要がありますね。

猫砂は排泄物が固まりやすい鉱物砂がおすすめ

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トイレ容器とセットで考えたいのが猫砂ですが、こちらにも色々な種類が用意されているのは、まずはそれぞれの特徴を知りましょう。

おからを主としたもの・木を使ったもの・紙を使ったもの・乾燥剤を使ったものなどがあります。

もっともおすすめしたいのは、「ベントナイト」という粘土鉱物を使った猫砂です。

他に比べて砂の粒が小さく、自然の状態に近いものです。粒が小さいために排泄物を吸収して、しっかりと固まります。

使われている素材が違えば、処理して捨てる時の方法も異なります。

使用したい猫砂の処分方法をあらかじめ確認しておくことも忘れないようにしましょう。

トイレ掃除に便利な猫砂用スコップ

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忘れてしまいがちなのが、猫砂用のスコップです。

トイレ容器に付属していることもあるのですが、そうでない時は使いたい猫砂のタイプによってスコップも考えてみましょう。

猫砂の粒の細かさに合ったスコップでないと、排泄物をしっかりとキャッチできなくなってしまいます。

穴の大きさを自分で調節できるスコップも販売されていますよ。こういったものは途中で猫砂を違うものに変えたりしたときに便利ですね。

さらに抗菌効果のあるもの・ホルダー付きで収納に便利なスコップなどさまざまな商品が揃っています。

猫を飼い始めてから準備したいもの

では次に、お迎えしてから少しずつでも準備しておきたいグッズについてご紹介します。

ぜひ参考にして、愛猫が快適に過ごせるようにしてくださいね。

首輪・ハーネス

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首輪やハーネスを嫌がってしまう子は多いのですが、万が一脱走してしまったり迷子になってしまった時に備えてつけておくことをおすすめします。

飼い主さんの電話番号などを記入して内蔵しておけるものは定番ですが、GPS付きのタイプも販売されています。

リボンや鈴などのベーシックなものからポンポンがついたり、ネックレスのようなものまでさまざまです。

完全室内飼いであっても、ふとした油断から逃げ出してしまうことがあるので、首輪をつける習慣があると安心です。

また、ハーネスも同様で、被災時などにはハーネスの利用が必要になるので、ぜひ用意しておきましょう。

キャットタワー

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キャットタワーは愛猫のタイプに合わせて選んであげると良いでしょう。

活発な子であれば天井までの高さのあるもの、運動量が控えめな子は据え置きタイプなど。

いずれのタイプの子でもストレス解消や自分だけの場所を作る、といった点からキャットタワーはぜひ設置したいものです。

爪とぎやベッドがついているデザインもあるので、愛猫がどんなタイプかを考慮しながら選んでいきましょう。

狭く暗い場所が好きな子なら、ドーム型のベッドがついてるものだと喜ぶこともあります。

SNSなどでも人気の、透明なボウル付きのデザインも増えているようですよ。

キャットタワーは他と違って、猫種ごとにおすすめとされる作りがやや異なっています。

運動量が多い子向けや、上下運動が苦手な子向けなど、全ての猫種に対して同じキャットタワーの構造が合っているわけではありません。

上下運動が苦手な子に対して高さのあるキャットタワーを用意してしまうと、場合によっては高所から飛び降りてケガをしてしまうケースも考えられます。

ブラシ

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お手入れとして欠かせないブラッシング。その際に必要となるブラシも忘れずに購入しましょう。

被毛の健康は皮膚の健康にも繋がります。お手入れをしながら全身のチェックをして、普段と違うところがないかもみてあげましょう。

主なブラシの種類については以下のとおりです。

ブラシの選び方

短毛種・長毛種ではそれぞれ適したブラシが異なりますし、種類も豊富なので用途に応じた使い分けが必要になります。

愛猫の毛のタイプに合わせて、心地よく使えるものを選びましょう。

コロコロクリーナー

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ペットと一緒に生活する上で付きものなのが抜け毛の問題です。

どうしても抜け毛は出てしまうものなので、まずは日頃のブラッシングなどを丁寧しつつ対策していきましょう。

コロコロクリーナーならサッと手軽に毛を掃除することができますね。

リビングや寝室など愛猫が出入りする場所それぞれに用意して、気づいたらすぐ掃除ができるようにしておくと便利ですよ。

高性能なものならば掃除機でもある程度は対応できますが、細かい部分まで取り除ける仕様かどうか、確認しておくと良いです。

猫用爪切り

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ブラッシングと同じく、お手入れとして大切なのが爪切りです。

ハサミのような形状のタイプやスパッときれるギロチンタイプ・巻き爪用のもの・ニッパー状のものなどがあります。

暴れてしまうために安全性を重視したいときは、電動のヤスリもおすすめです。

子猫期や爪が柔らかいタイプならハサミ状のもの、など愛猫に合わせてチョイスしていきましょう。

また猫と暮らすのが初めて、という飼い主さんは自身が扱いやすいものであるか、確認しましょう。

おやつ

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基本的にはフードと水をしっかりと摂れていればおやつは必要のないものです。

しかし、フードの食べムラがあるなど別途栄養を補給したい時や、しつけ等のコミュニケーションにおやつは大切な役割を果たします。

おやつの目的を考えながら、かつ愛猫が喜んで食べてくれるようなものを探してみましょう。

CMやSNSなどで大人気のペーストタイプや、カリカリとして噛みごたえのあるものなどたくさん販売されています。

食事の邪魔にならず、またカロリーオーバーにならないものを上手に取り入れましょう。

好みがあるので、最初は少量入ったものから試してみるのもおすすめです。

猫用消臭アイテム

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トイレのニオイやマーキングなどで家のニオイが気になることもあるでしょう。

一般的なのはスプレータイプですが、他にもさまざまな消臭グッズがあります。

置き型のビーズや消臭成分が配合されたおそうじシート、電源を入れると薬剤が広がるタイプの消臭剤、水に溶かして使うパウダーなどバラエティ豊かです。

飼い主さんが使いやすいタイプのものを選んだり、いくつか組み合わせて使ってみても良いでしょう。

猫は体臭が気になるというわけではあまりないので、トイレのニオイ対策をしっかり行っておけば気になることは少ないはず。

愛猫が舐めてしまっても大丈夫な成分で作られているのか、安全性もチェックしておきましょう。

猫用シャンプー

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お風呂やシャンプーは基本的に必要ありませんが、もし必要となっても人間用のシャンプーはNG。猫用のシャンプーを必ず使用するようにしましょう。

犬用や私たちと同じものは皮膚トラブルに繋がることがあります。

また皮膚に心配な点があるときは、獣医師の指導のもとシャンプーを行うようにしましょう。

猫は自分以外のニオイを嫌うことがあるので、香料が入っていないタイプがおすすめです。

また皮膚に優しいオーガニック・無添加のものなども販売されています。

どうしても濡れることを嫌がってしまう子は拭くだけのシートタイプや、水のいらないシャンプーなども考えてみましょう。

歯みがきアイテム

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食事をするとどうしても歯に汚れがついてしまいますので、歯磨きは毎日してあげると良いでしょう。

歯磨きグッズも他と同様に、たくさんのタイプが揃っており、ジェル、シート、指にはめて使うタイプ、歯磨きガムやおもちゃなどがあります。

最も効果があるのはやはりブラシのため、歯磨きグッズはどうしてもブラシが使えない時に用意すると良いでしょう。

子猫のうちから慣れさせておくとスムーズにいくため、できれば小さいうちから習慣化するのが望ましいです。

ただし、無理矢理にするのではなく、徐々に慣れてもらいながら日々2~3本ずつでも進めていくと良いです。

壁紙や家具の保護シート

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爪とぎの場所がまだしっかりと覚えられていなかったり、成猫をお迎えした時は保護シートを貼っておくと安心です。

特に活発なタイプの子だと、遊ぶスペース以外の場所でも動き回ってしまうことがあるでしょう。

保護シートを使っておくとうっかり壁や家具で爪をといでしまったり、遊んだりした時に傷つけることを防いでくれます。イタズラ防止にもなりますよ

部屋中に張り巡らされているような家電のコードも噛んでしまうと危険。カバーをつけておきましょう。

ペット用の保護シートには、消臭効果をプラスした機能性の高いものも揃っています。

猫を飼い始めてからあると便利なもの

では次にあると便利なグッズについて知っていきましょう。

いざという時に役立つものでもあるので、用意することを考えておくと良いですよ。

キャリーバッグ

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病院へ行く際や旅行など移動の時に使いたいのが、キャリーバッグです。

肩掛けタイプや両手が空くのがうれしいリュックタイプなどが販売されています。

リュックタイプは透明になっている窓から愛猫の様子をチェックできるものなどがありますよ。肩掛けタイプは通気性に優れたメッシュ素材を使ったものなどがあります。

安全性とデザイン性、そして飼い主さんにとっての使い勝手などのポイントをおさえて選びたいですね。

キャリーバッグはおしゃれなものも多いので、選ぶのも楽しいですよ。

ペットシーツ

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猫は主に猫砂を入れたトイレを使うというのが一般的なので、ペットシーツはあまり使うイメージがないかもしれません。

排泄を済ませた後は砂で隠し、臭いが出ないようにするという習性があります。

そのため最近話題となっている、ペットシーツを使ったトイレでは「猫砂に比べて排泄回数が少なくなる」という子もいるほど。

結果としてペットシーツが必要になるケースは多くなく、猫のトイレには猫砂が使われることが一般的です。

ただ、猫砂とシーツのどちらも使用するシステムトイレなどでは必要になります。

消臭効果があるタイプや交換頻度が少なくて良い厚手のものなど、さまざまな商品がありますので、使用しているトイレのタイプなどに合わせて選ぶと良いでしょう。

また、ペットシーツは車での移動中などに思わぬ粗相があった場合にも役立ちますよ。

参考:ライオン 猫ちゃんの各種猫砂の使用観察

愛猫と暮らす上で気を付けるべきポイント

愛猫のためのグッズについてさまざまなものをみてきました。

次は一緒に暮らしていく上で気をつけたいポイントを確認しましょう。

有害な食べ物や脱走を防止するなど、愛猫の健康と安全を守る上でとても大切なポイントばかりです。

誤飲しそうなものは片付けておく

いくら愛猫のためのおもちゃを用意しておいても、見慣れぬものや興味をひかれるものがあればそれで遊んでしまうことがあります。

特に小さいものは誤飲の危険性があるために、注意が必要です。

直径1cmほどの小さなものでも、飲み込んでしまうと腸閉塞になる恐れがあります。

硬貨・首輪についている鈴・ビー玉や小さなボールなどが誤飲しやすいようです。

また紐状のものや電池・薬品なども命の危険に陥る場合があります。

ちょっとしたものでも誤飲する恐れがあるので、普段からしっかりと片付けておき安全対策をしておきましょう。

有害な食べ物は放置しない

人間にとっては有害でなくても、猫にとって有害となる食べ物はたくさんあります。

以下は一例ですが、猫にとって有害な食品となるため、絶対にあげないようにしましょう。

  • チョコレート
  • ネギ類(ネギ、玉ねぎ、ニラなど)
  • 魚介類(エビ、カニ、イカ、タコなど)
  • 飲み物(コーヒー、緑茶、紅茶など)
  • 果物(ぶどう、いちじく、マンゴーなど)

私たち人間にとっては栄養があったり、美味しく感じられるものでも、猫にとって危険な食べ物はたくさんあります。

チョコレートやネギ類は、動物にあげてはいけない中毒を起こす食べ物であるとして有名ですね。

エビ、カニ、イカ、タコなどは神経症状が出る恐れがあります。カフェインが含まれる飲み物も中毒症状を起こすことがあります。

ブドウやマンゴーなどの果物類もアレルギー症状の原因となることがあり、特にブドウは腎臓機能に障害が起こることがあります。レーズンも食べさせないようにしましょう。

他にもキシリトールや海苔などの食品にも注意が必要です。

これらはしっかりと把握して、愛猫が口にすることがないように注意しましょう。

フードの切り替えは10日間を目安に行う

いきなり新しいフードにまるごと切り替えてしまうと、ご飯を食べなくなったりお腹を壊してしまったりすることがあります。

一般的には10日前後を目安としながら、毎日少しずつの量を混ぜて切り替えていくのがおすすめ。

ただ猫種によってフードを切り替えるタイミングは異なるため、愛猫の体調を確認しながら少しずつ慣れさせていきましょう。

窓やドアからの脱走、浴室への立ち入りに注意する

うっかり窓が開いていて愛猫が脱走してしまった、という話をたまに耳にすることはないでしょうか。

換気のために開けて忘れてしまう、ということがあるのでしっかりロックすることを習慣づけましょう。

一定以上開かなくなる窓ロックなどもあるので、それらを活用するのも良いですね。網戸などは自分で開けてしまう子もいるほど。

あわせて浴室にも十分注意しましょう。浴槽に落ちて溺れてしまう、という事故も起きているため、浴槽はいつでもしっかりドアを閉めておくようにしなければなりません。

毎日、安全確認をすることを意識して、愛猫の安全を守りましょう。

電気コードなどの配線は整理しておく

家庭で使用するさまざまな電化製品のコードはついつい放置してしまいがちですが、かじったり引っ掻いたりしてしまう危険性があります。

構って欲しいときや紐状のおもちゃが好きな子、歯が痒いときやストレスなど、様々な理由から噛んでしまいがちです。

電気コードを噛んでしまうと、感電の恐れはもちろんのこと、コードで遊ぶと首にコードが巻き付いてしまい、首を絞めてしまう可能性も考えられます。

コード用のカバーをつけたり、専用の収納ボックスへ入れてしっかりと対策をしておきましょう。

壁や床が傷つかないように注意する

うっかり爪とぎをして壁や床が傷ついてしまう前に、保護シートやマットで対策をしておきましょう。

保護シート・マットは汚れや粗相をしてしまった時にも役立ちます。

特に賃貸物件では退去の際に、修繕費を請求されてしまう場合があります。あらかじめ保護シートなどを使って、準備をしておくと安心です。

床はフローリングの家庭も多いですが、猫の足腰への負担と傷も考えると、やはりカーペットの使用が望ましいです。

室内温度・湿度の調整をする

室内が暑すぎる・寒すぎるといった環境で過ごすと、愛猫の健康状態にも影響が出ます。

猫種や年齢、原産国によって多少異なりますが、一般的に猫は温度20℃~28℃前後、湿度50%~60%が適しています。

人間が快適に過ごせる室温・湿度と大きく変わりませんが、意識して保てるようにしてあげましょう。

基本的には人間が快適に過ごせる室温・湿度なので、今まで以上に適切な管理を行えるようにしてください。

いきなり留守番はさせない

猫は比較的お留守番が得意な動物と言われており、健康な成猫であれば1~2日程度のお留守番が可能だと言われています。

ただし準備が不十分なままお留守番を開始してしまうと、ストレスがたまり、イタズラやトラブルを起こしてしまいます。

暇になれば部屋中を探検したり、おもちゃのような感覚で色々なモノに触れて倒してしまう、または食べてしまうこともあります。

愛猫が安全に安心してお留守番できるように、しっかりと準備を整え、単独でいることに慣れさせるトレーニングをしっかり行いましょう。

健康チェックを怠らないようにする

食事量や飲水量・排泄物はもちろん、元気があるか・ストレスのサインは出ていないかを観察しましょう。

ブラッシングをしながら皮膚や全身の様子を見たり、歯磨きをしながら歯や口内も確認しましょう。

毎日愛猫の様子を見ていると、ちょっとした変化にもすぐ気づくことができます。

病気やケガの早期発見にも繋がるので、健康チェックは怠らずに行うことがとても大切です。

近隣の迷惑にならないように注意する

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猫は鳴き声がそれほど大きくないので、その点ではあまりトラブルにはなりにくいかもしれません。

しかし、特に集合住宅などではベランダでブラッシングをして毛が他所へ舞ったり、トイレをベランダに置いてニオイがトラブルになったりするケースもあります。

他にも室内を駆け回る音が響く、キャットタワーなどの高所から飛び降りた衝撃音が響く、ということも起こり得ます。

愛猫の足音は、上記のような防音シートなどを敷いて対策をするようにしましょう。

近所迷惑にならないように一緒に暮らしていく、というのも私たち飼い主の責任です。

こまめにブラッシングをしてあげる

抜け毛の多いタイプの子や、長毛種の子は特にしっかりとブラッシングを行いましょう。

毛のもつれや汚れ、毛玉は雑菌などの温床になり皮膚病に繋がることがあるので、日常的なブラッシングはとても大切です。

短毛種であっても毎日しっかりとブラッシングしてあげることで、見違えるほどに毛艶が良くなります。

また、ブラッシングをしながらケガや不自然な腫れなどの体の異変がないか、チェックすることが大切です。

定期的な健康診断

普段からブラッシングを行うことで、ちょっとした愛猫の体調変化にも気付きやすくなります。

しかしこれはあくまで体の表面に気付きやすくなるだけで、体の内側の変化にはなかなか気付けないものです。

そのため人間と同じく、愛猫に関しても定期的に健康診断を行い、獣医さんに診てもらうようにしましょう。

日常生活のケアやお手入れでは気付けないことも、健康診断で早期発見・早期治療ができるようになるケースもありますよ。

猫を迎え入れたら最低限のしつけを行う

「猫は犬のようにしつけができない」ということもなく、正しいやり方でしつけも可能です。

しつけをしておかないと猫自身に危険が及ぶこともあるため、最低限のしつけはマスターしておきたいところ。

以下のしつけはしっかりと行うようにしていきましょう。

  • トイレトレーニング
  • 噛み癖
  • 爪とぎ
  • 歯磨き、ブラッシング

かわいいからと言って気にせず自由にさせすぎていると、トラブルが起こったり快適に暮らせなくなることがあります。

トイレを覚えられなければ衛生的な問題が発生しますし、噛み癖は他所の人を傷つけてしまったり、飼い主さん自身がケガをするリスクもあります。

トイレは環境の構築がなによりも重要

トイレトレーニングは犬のように必要とせず、猫にとって快適な環境が作られていれば十分です。

逆を言えば、猫がトイレに失敗するような場合は、そのトイレ環境や体にトラブルがあるとも考えられます。

猫に対しては徹底したしつけができないものの、大変なトイレトレーニングをしなければいけない、というわけでもないのです。

触れられることは普段から慣れてもらう

飼い主さんのことが大好きで、常に一緒にいたいと思う子もいれば、そうではない子もたくさんいます。

特に猫は触れられ続けることが苦手な子も多い一方で、歯磨きやブラッシングは体に触れて行うお手入れになっています。

場合によってはこれらを拒絶するような素振りを見せるかもしれませんが、愛猫の健康維持のためには慣れてもらう必要もあるのです。

これらはしつけるというよりも、体に触れることに慣れてもらうということが大切なので、毎日少しずつ触れて習慣にしてあげましょう。

猫を迎え入れる方法

猫をお迎えする場合、いくつか方法があるためご紹介します。

いずれの方法にしても命を預かり、飼育していくことには変わりません。よく考えてお迎えをするようにしましょう。

ペットショップで迎える

最も一般的とされるのが、ペットショップからのお迎えです。

人気の猫種だったり、容姿などの条件で価格差がある場合があります。

ペットショップによってはアフターサービスがあったり、トリミングサロンを併設していることもあるので初心者の方はそういったサービスのあるショップを選ぶと良いでしょう。

お迎えした後も心配な点があれば、相談に乗ってくれると安心ですね。

ブリーダーから迎える

希望の猫種がある、などの場合は専門のブリーダーからお迎えする方法もあります。

特にブリーダーは優れた血統の子を扱うことが多く、親にチャンピオン猫を持つ場合や飼育のコストがかかるケースだと価格がかなり上がる場合も。

専門的に飼育しているため、疑問や心配な点を相談できるブリーダーが多いのも特徴です。

施設などから保護猫を迎える

「事情があって飼育ができなくなった」などの保護猫をお迎えする、という方法もあります。

この場合は譲渡費用とワクチンなどの実費のみを支払うケースが多いため、迎え入れるコストはかなり抑えられます。

保護猫をお迎えするということは、殺処分の対象となるかもしれない子たちを救えるということです。

特に犬に比べて猫は保護されている数が多く、その多くが子猫だというデータも実際に存在します。

生まれてまもない子たちが殺処分されているという現実を知り、保護猫をお迎えするという判断をしてみてはいかがでしょうか。

参考:環境省 犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況

猫を飼うなら快適に暮らせる環境を準備してから迎え入れよう

ペットショップなどの愛らしい子猫に出会うとつい、連れて帰りたいという気持ちになることがありますよね。

しかし、かわいいだけでお迎えすることはやはり良くありません。

まずは自宅の環境や自身のライフスタイルをしっかりと考えていきましょう。

思いがけず猫アレルギーを持っている場合も考えられますし、想定以上の出費があることも。

衝動的にお迎えしてしまうと、後悔してしまうことがあります。

じっくりとさまざまな点からチェックすることで、今後の愛猫との生活が楽しく快適になりますよ。

環境を整え、そして飼い主さん自身も注意点を把握することでスムーズに飼育できる可能性がとても高くなります。

ぜひこの記事を参考にして、猫のお迎えについて考えてみてくださいね。

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