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トイ・プードルの性格や特徴は?飼い方や平均寿命を詳しく解説

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ぬいぐるみのように可愛らしいトイ・プードル。その、あまりの愛らしさに根強いファンも多いです。

人気ランキングでは常にトップクラスで圧倒的な人気を誇る犬種でもあり、見た目だけではなく性格も明るく、指示を良く聞く賢さも備えています。

可愛さだけでなく、飼いやすさも備えた人気のトイ・プードルとはどんな犬種なのか、誕生の歴史やプードルの種類、そして生体価格はいくらなのか。

人気かつ多くの飼い主が存在するトイ・プードルだからこそ、一緒に生活する際の注意点などもあわせて、トイ・プードルのことを学んでいきましょう。

この記事の結論

  • 容姿が可愛らしく飼いやすい大きさで、日本でも人気が高い犬種
  • トイ・プードルは、JKCの公認のプードル犬種の中ではサイズがもっとも小さい
  • トイ・プードルの平均寿命は15.3歳で、犬の平均寿命よりやや長め
  • 抜け毛は少ないが、定期的なブラッシングやシャンプー、トリミングが必要

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トイ・プードルの特徴

トイ・プードルの魅力は、何と言ってもぬいぐるみのような愛らしさ。あまりの可愛さに一目惚れしてしまう人も多いことでしょう。

数あるプードルの種類の中でも最も小柄で、巻き毛のような被毛は色のバリエーションも、ヘアアレンジ方法も豊富です。

性格も明るく活発で良く懐き、身体能力が高いため運動も好きで良く遊びます。

賢く素直で飼い主の指示にも的確に従うため、飼育のしやすさという点でも魅力が高いです。

寿命も小型犬では比較的長い方なので、しつけと罹りやすい病気に気をつけてあげれば、良いパートナーとなるでしょう。

好奇心が強く、非常に賢い

他人や犬に対しても懐く

臆病な面もあるため吠えやすい

とにかく体を動かすのが大好き

 その他情報

原産地 ドイツ,フランス
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 超小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,流涙症,白内障,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),外耳炎
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ブラック,ホワイト,シルバー,グレー,アプリコット,ブラウン,ブルー,カフェ・オ・レ,クリーム

体高

男の子24cm~28cm
女の子24cm~28cm

体重

男の子3kg~4kg
女の子3kg~4kg

トイ・プードルの身体的特徴

ふわふわの被毛に包まれた小柄な体ですが、見た目に反して程よい筋肉があって足は長めです。

トイ・プードルの大きな耳は垂れており、頭は丸みを帯びていてマズルはやや長めという特徴があります。

つぶらで大きな瞳でぬいぐるみのような愛らしい見た目は、見る者を惹きつけます。

トイ・プードルのサイズ(体高・体重)

体高24cm~28cm
体重3kg~4kg

トイ・プードルのサイズはとても小さく、成犬でも体高は24cm~28cm、体重は3kg~4kgしかない超小型犬です。

他の犬種で言うと子犬サイズしかありませんが、トイ・プードルは成犬に成長してもこれより大幅に大きくなることはありません。

その小ささがよりぬいぐるみらしさと可愛さを強調するため、日本国内では最も人気が高いプードルとなっています。

プードルは大きさで4種類に分類される

トイ・プードルはとても小さくてかわいいプードルとして知られていますが、プードルは大きく4種類に分けられます。

スタンダード・プードル体高45~62cm
ミディアム・プードル体高35~45cm
ミニチュア・プードル体高28~35cm
トイ・プードル体高24~28cm

一番大きいのはスタンダード・プードルで体高45cm~60cm、その次がミディアム・プードルで体高35cm~45cm、ミニチュア・プードルは体高28cm~35cm、トイ・プードルは体高24cm~28cmです。

タイニー・プードルやティーカップ・プードルはそれ以下の、アメリカで作られたサイズです。

日本の一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)では、タイニー・プードルやティーカップ・プードルは非公認で、正式に血統登録されていません。

トイ・プードルの毛色と被毛

トイ・プードルの被毛は、ぬいぐるみのようなふわふわした巻き毛や緩やかなウェーブが特徴です。

毛色はバリエーション豊かで10種類以上にも分類されますが、真っ白なホワイトと赤みを帯びたレッド、黒いブラックなどが特に人気です。

毛量が多く伸びやすいため、トリミングの際に豊富なカット方法から選べ、ヘアアレンジが自在なのも魅力のひとつです。

トイ・プードルの運動能力

猟犬としての経歴を持つトイ・プードルは好奇心旺盛で活発、運動能力が高く体を動かすことが大好きです。

必要以上に運動量を増やす必要はありませんが、運動不足やストレスが溜まらないように環境を整えてあげましょう。

ドッグスポーツにトライするのもおすすめ!ただし骨が細い犬種なので、骨折など怪我には十分注意してください。

トイ・プードルの寿命

トイ・プードルの寿命は平均で15.3歳と言われ、小型犬の中でも比較的長生きです。

犬の平均寿命は14~15歳ほどですので、平均から見てもやや長生きしてくれる傾向にあるでしょう。

長生きしてもらうためにも、日々のお手入れや健康診断など、定期的なチェックが必要です。

トイプードルの平均寿命について詳しく掲載されているこちらの記事も参考にご覧ください。

【獣医師監修】トイプードルの平均寿命ってどれくらい?徹底解説|ホームトリマー

トイ・プードルの注意したい病気

膝蓋骨脱臼(パテラ)膝のお皿(膝蓋骨)が正常な位置から外れることで歩行障害などが起きる
流涙症目から涙があふれて涙やけや皮膚炎をおこしてしまう
外耳炎耳の中が赤く腫れて痛みや激しい痒みを伴う
若年性白内障目の中の水晶体の一部や全体が白く濁り視力が低下する
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)副腎から出てくる副腎皮質ホルモンの過剰分泌により、さまざまな症状を引き起こす

生まれつき膝蓋骨を支える靭帯の力が弱く、膝のお皿(膝蓋骨)が正常な位置から外れてしまう膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)になりやすいです。

目の周りが常に濡れていたり、毛が茶色く変色する「涙やけ」と呼ばれる状態になっていたら、流涙症(りゅうるいしょう)の疑いがあります。

また、垂れ耳で耳の穴に毛が多いトイ・プードルによく見られる外耳炎(がいじえん)などの病気は、再発したり慢性化しやすいため注意が必要。

成犬以降では、6歳未満で発症すると言われている、目の中の水晶体の一部や全体が白く濁り視力が低下する若年性白内障(じゃくねんせいはくないしょう)にもかかりやすいです。

副腎皮質ホルモンが過剰分泌され、さまざまな症状を引き起こす副腎皮質機能亢進症(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)なども発症しやすくなります。

トイ・プードルの登録頭数

ジャパンケネルクラブによる血統登録・血統証明書が発行された犬種別犬籍登録頭数によると、トイ・プードルの登録頭数は毎年7万~8万匹が登録されています。

全犬種のうち、常に1位にランクインされているほどの人気犬種です。

JKCではサイズの違う「トイ、ミニチュア、ミディアム、スタンダード」をまとめてプードルとして登録されていますが、トイ・プードルのみでも2位のチワワより多く飼われている人気犬種です。

参考:一般社団法人ジャパンケネルクラブ 犬種別犬籍登録頭数

トイ・プードルの性格・習性

トイ・プードルが人気の理由のひとつは、そのわかりやすくて愛らしい性格が大いに関係しています。

とても明るくて社交的なだけではなく、非常に賢い犬種としても知られていますよ。

明るくて社交的

トイ・プードルはわかりやすいぐらいに明るく社交的な性格で、基本的には慣れ親しむことに時間を必要としません。

飼い主さんや家族だけでなく、初めて会う人にも人懐っこくフレンドリーな子が多いと言われています。

また他の犬に対しても好意的なので、多くの犬が集まるドッグランなどでもすぐに仲良くなれるでしょう。

トイ・プードルが人気になる理由のひとつでもありますし、愛される存在である理由のひとつとも言えます。

とても賢く、学習能力が高い

トイ・プードルは、犬の中で最も頭が良いとされるボーダー・コリーに次ぐ賢さと言われています。

水猟犬や嘱託警察犬、セラピードッグや介助犬など、その高い知能を生かして活躍している子もたくさん。

犬を飼うのが初めての人はしつけの面で苦労することが多いですが、その点もトイ・プードルならスムーズに済むでしょう。

ただ、その知能の高さからイタズラをしてしまう場合があるので、しつけはしっかりと行う必要がありますよ。

活発で遊ぶことが好き

原種のスタンダード・プードルが猟犬であったことから、トイ・プードルも体を動かすことが好きで遊びや散歩も喜びます。

体力も豊富なので、ストレスを溜めないようたっぷりとコミュニケーションをとってあげましょう。

とはいえあくまでも小型犬なので、激しい運動は必要ありませんし、何時間もの散歩も必要ありません。

毎日のお散歩やおもちゃを使った遊びに加え、週末にはドッグランや広い原っぱなどで、思いっきり走らせてあげるのもおすすめです。

トイ・プードルとつながりのある犬種

スタンダード・プードル

スタンダード・プードルは、元々フランスやドイツで水猟犬として活躍していた犬種で、プードルの原型となった犬です。

優れた知能と運動能力を持ち、カットスタイルが豊富。トイ・プードルはこのスタンダードを小型化する過程で作出されました。

性格は温厚で人懐っこく、訓練性能が高いため、家庭犬としても優れています。運動量が多いため、広いスペースでの飼育が理想的です。

明るく温厚で有効的

知能が高く、人に懐きやすい

神経質な面もあるため、たまに吠えることも

運動神経がよく、十分な運動を欲する

 その他情報

原産地 フランス
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 大型
平均寿命 12歳〜15歳
なりやすい病気 副腎皮質機能低下症,胃拡張捻転症候群,皮膚疾患
参考価格 20万円~30万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ブラック,ホワイト,レッド,ブルー,グレー,ブラウン,アプリコット,クリーム,シルバー

体高

男の子45cm~62cm
女の子45cm~62cm

体重

男の子10kg~20kg
女の子10kg~20kg

ミディアム・プードル

ミディアム・プードルは、プードルの中間サイズで、スタンダード・プードルとミニチュア・プードルの間に位置します。

プードルの品種は、元々スタンダード・プードルが基礎となっており、そこから小型化されてミニチュア・プードル、さらにトイ・プードルが作出されました。

一方で、ミディアム・プードルは比較的新しいサイズ区分で、特にヨーロッパでは認められていますが、アメリカなどでは公式なサイズ分類には含まれていません。

トイ・プードルと直接の関係はないものの、トイ・プードルのルーツとなるミニチュア・プードルとスタンダード・プードルの間に位置するため、同じ系統の犬種といえます。

飼い主に従順で愛情深い

社交性が高く懐きやすい

吠えやすい

運動能力は高い

 その他情報

原産地 フランス
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 中型
平均寿命 12歳~14歳
なりやすい病気 副腎皮質機能低下症(アジソン病),膝蓋骨脱臼,骨折
参考価格 約30万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 カーリーコート,シングルコート
毛色 ブラック,ホワイト,グレー,ブルー,レッド,アプリコット,ブラウン,クリーム,シルバー

体高

男の子35cm~45cm
女の子35cm~45cm

体重

男の子8kg~15kg
女の子8kg~15kg

ミニチュア・プードル

ミニチュア・プードルはスタンダード・プードルを小型化した犬種で、主にヨーロッパで愛玩犬や芸犬として人気を博しました。

トイ・プードルは、さらに小型化されたバリエーションです。

ミニチュア・プードルも非常に賢く、しつけがしやすいため初心者にも飼いやすい犬種。

運動量は多めですが、スタンダードよりは管理しやすく、アパートなどの住環境にも適応しやすいのが特徴です。

従順で友好的

懐きやすい

吠えづらい

運動能力は高い

 その他情報

原産地 フランス
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 小型
平均寿命 13歳~15歳
なりやすい病気 副腎皮質機能低下症,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),膝蓋骨脱臼,進行性網膜萎縮症(PRA),骨折
参考価格 10万円~50万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 カーリーコート
毛色 ブラック,ホワイト,アプリコット,クリーム,シルバー,グレー,ブルー,レッド,ブラウン

体高

男の子28cm~35cm
女の子28cm~35cm

体重

男の子5kg~8kg
女の子5kg~8kg

マルチーズ

トイ・プードルの小型化の過程で、マルチーズの血が加えられた可能性があるとされています。

マルチーズは長いシルクのような白毛が特徴で、愛情深く甘えん坊な性格。

室内飼いに適しており、遊び好きながらも激しい運動は不要です。賢くしつけやすい反面、警戒心が強い個体もいます。

毛が絡まりやすいため、毎日のブラッシングが必要な犬種でもあります。

明るい性格だが、大人しい

とても人に懐きやすい

警戒心から吠えることもある

室内だけでも十分な運動量

 その他情報

原産地 マルタ
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 超小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,心臓病,流涙症,外耳炎
参考価格 20万円~40万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ホワイト,レモン

体高

男の子21cm~25cm
女の子20cm~23cm

体重

男の子2kg~3kg
女の子2kg~3kg

ヨークシャー・テリア

トイ・プードルの小型化の過程で、ヨークシャー・テリアの血が交配に利用されたとも言われています。

ヨーキーは小柄ながら活発で遊び好きな性格を持ち、賢くしつけがしやすい犬種です。

絹のような被毛が特徴で、定期的なトリミングが必要。勇敢な一面もあり、小さいながらも番犬としての素質も持っています。

甘えん坊で飼い主に忠実な性格が魅力です。

用心深さと勇敢さを持つ

少しずつ懐いていくタイプ

警戒心から吠えやすい

活発だが運動量は多くない

 その他情報

原産地 イギリス,イングランド
犬種グループ 3G:テリア
大きさ 超小型
平均寿命 13歳~16歳
なりやすい病気 門脈体循環シャント,膝蓋骨脱臼,レッグ・カルベ・ペルテス病,気管虚脱,尿路結石症
参考価格 30万円~40万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ブラック&タン,スチールブルー,ゴールド,シルバー,ブラック&ゴールド,ブルー&タン,ブルー&ゴールド,ダークスチールブルー&タン

体高

男の子15cm~23cm
女の子15cm~23cm

体重

男の子2kg~3kg
女の子2kg~3kg

コッカプー

コッカープーは、アメリカン・コッカー・スパニエルとプードル(主にトイ・プードルまたはミニチュア・プードル)を交配して作出されたミックス犬です。

プードルの知能の高さとコッカー・スパニエルの愛嬌を併せ持ち、活発でフレンドリーな性格。

被毛はカールが強く、抜け毛が少ないため、アレルギーを持つ人にも適しています。運動量が多く、活発な家庭向きの犬種です。

優しく穏やか

飼い主に従順で人懐っこい

無駄吠えが少ない

活発で体力がある

 その他情報

原産地 アメリカ合衆国,フランス
犬種グループ -
大きさ 小型
平均寿命 14歳~18歳
なりやすい病気 進行性網膜萎縮症(PRA),白内障,膝蓋骨脱臼,外耳炎
参考価格 14万円~36万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 ロングコート
毛色 ブラウン,ブラック,クリーム,ブラック&タン,レッド,セーブル,ホワイト,マール

体高

男の子25cm~38cm
女の子25cm~38cm

体重

男の子5kg~11kg
女の子5kg~11kg

トイ・プードルの価格相場

トイ・プードルの価格の相場は約30万円前後とされていますが、「毛質や毛色、性別や年齢、血統書の有無」などからも異なります。

人気の毛色や希少な毛色の子は、5万円~10万円程度高くなるとされています。

また、毛質が柔らかすぎずしなやかで、被毛の量が多いとヘアアレンジがしやすいため、2万円~5万円程度高くなることも。

理由は様々ですが、価格が高い安いにこだわらず自分が相性が良いと感じ、気に入った子を迎え入れると良いでしょう。

トイ・プードルの飼い方

日本の主流となっている室内犬の中でも、トイ・プードルはとても飼いやすい犬種です。

そのため普段から注意すべきことは多くありません。ただ、やはりその体の特徴から気をつけておきたいポイントがないわけでもありません。

実際に飼うとなったとき、どのような飼い方が適切とされているのか、確認しておきましょう。

1日1回はブラッシングが必要

ブラシの種類別に使う順番

毛質は抜けにくいですが伸びると絡まりやすく毛玉もできるため、自宅でのこまめなブラッシングが必要になります。

ブラッシングする際は、根元からもつれをほどいてあげましょう。表面だけだともつれが取れず、皮膚炎の原因となることもあります。

また、毛並みの流れに沿って優しく撫でるようにブラッシングすると良いでしょう。

ブラッシング手順

流れに逆らってやると、不快感からブラッシング嫌いな子になってしまいます。

最初に毛玉や毛のもつれはしっかりとほぐしておき、皮膚に当たらないよう平行にブラシを入れていきましょう。

目の周りや歯のケアはこまめに

トイ・プードルは、涙の通り道である鼻涙管が詰まりやすい性質で、涙やけを起こしやすいです。

涙やけをしないようにケアする方法はとても簡単で、涙や目やに、目の周りの汚れが見られたらその都度、お手入れしてあげるということ。

目やになどは、ぬるま湯で湿らせたコットンなどで、こまめに優しく拭き取ってあげましょう。

歯周病のリスク

また、歯垢は2~3日で歯石になり、歯周病になりやすいので、子犬の頃から歯磨き習慣をつけてあげると良いでしょう。

歯茎の赤みや腫れ、そして口臭が強くなってきたり痛みが出てきたり、最終的に歯が抜け落ちたり頬に穴が開くといった状況にもなり得ます。

定期的なシャンプーとトリミングは必須

犬や猫のお風呂・シャンプーの手順

被毛を放置すると伸び続けてしまうため、成犬は1か月に1~2回程度の定期的なトリミングとシャンプーが必須になります。

子犬は2~3週間に1回のシャンプーが理想ですが、毛質や肌質、生活環境にもよるので、サロンなどに頻度を相談してみましょう。

シャンプー前には必要なアイテムを準備しておくことでスムーズに進み、シャンプー後にはリンスで毛艶を整えてあげてください。

カットはあまり期間をあけ過ぎると伸びた毛が絡まってしまうこともあり、蒸れて肌荒れの原因となります。

トリミングに慣れてもらうためにも、子犬の頃から定期的にサロンに通う方が良いでしょう。

垂れ耳なので定期的な耳のチェックとケアが必要

犬の耳

大きな垂れ耳がトレードマークのトイ・プードルですが、耳の通気性が悪いため外耳炎を発症しやすい傾向にあります。

垂れ耳だからこそ汚れにも気づきづらいため、普段から飼い主が意識して耳の汚れを気にしておかなければいけません。

外耳炎を予防するためには、とにかく耳の清潔さを保つことが何よりも大切だと言えます。

定期的に耳の様子を確認し、汚れていたらペット用のウェットティッシュなどで優しく拭き取ってあげましょう。

しつけはなるべく早く行う

犬のしつけ

トイ・プードルは記憶力と理解力が高く、飼い主の指示も的確に聞くことができます。

ただ、賢いゆえに悪い方向にもその知能を活かすことができてしまい、場合によってはイタズラを覚えてしまうこともあるほどです。

例えばご飯などの要求のために吠えた際、飼い主が言うことを聞いてしまうと、吠え癖がついてしまいます。

賢いからといってしつけをしないのはNGで、人間社会でトラブルなく飼い主と共に生きていくためにも、正しいしつけが必要です。

しつけに関しては正しい知識を持って、なるべく早い段階(子犬期)からしつけを行うことが必要です。

粒が小さく食べやすいフードを与える

トイ・プードルは超小型犬なので、ドライフードであれば粒が小さく食べやすい小型犬用のフードが最適です。

粒が大きすぎるものは、喉に詰まらせないように砕いたりぬるま湯でふやかしてあげても良いです。

同じ小型犬用のドッグフードであっても粒のサイズは異なるため、事前に大きさを確認して購入できると安心。

栄養面では、筋肉や被毛の健康を保つ良質なタンパク質や丈夫な骨を作るカルシウム、被毛や皮膚のための不飽和脂肪酸が含まれているものなどが良いでしょう。

散歩は1日30分~1時間が目安

犬の散歩目安

トイ・プードルは運動が好きなので散歩も好みます。散歩時間の目安としては1日1時間程度ですが、1度に1時間行くのではなく、1回につき15分~30分に分けて散歩すると良いです。

回数としては1日2回朝晩、30分程度行うのが理想ですが、難しい場合は無理せず1回15分など短めの日があっても大丈夫です。

超小型犬だからといって散歩が必要ないということはなく、社会化のためにもストレス解消のためにも、毎日の散歩は必要不可欠です。

また、夏場は熱中症などに気を付け、散歩に行けない日も家の中で遊んであげましょう。

熱中症

犬は人間よりも地面に近い位置に頭がありますので、飼い主が感じている体感温度よりも高い温度を感じているのだと理解してあげなければいけません。

ステップやサプリを活用して関節ケアを行う

日常的にできる関節ケアの方法

トイ・プードルは他犬種よりも骨が細く、骨折や膝蓋骨脱臼のリスクが高い犬種です。

活発で元気に動き回るので、高い場所から飛び降りたりする危険もあります。室内でも屋外でも、遊ぶときは気を付けてあげましょう。

家の中でも段差を少なくしたり、滑りにくい床シートを設置するなど、少しでも怪我をするリスクを減らして生活環境を整えてあげるとより安全です。

カーペットやステップに加えて、早い時期から関節ケアのサプリメントなども活用できるとなお良いでしょう。

室内温度や湿度の調整をする

快適な室温20℃~25℃
快適な湿度40%~60%

トイ・プードルは被毛が厚く見えますが、シングルコートと呼ばれる構造で、保温の効果を持つアンダーコートという被毛がありません。

そのため寒さには弱いです。特に温度調整が苦手な子犬や老犬は注意しましょう。

犬や猫の低体温時の症状

犬の平均体温は37.5℃~39℃と人間よりもやや高めなので、この平熱を理解して室温管理はしなければいけません。

ただし暑すぎるのもNGなので、20℃~25℃が快適な室温と言えます。

寒暖差にも弱いので、外から帰ってきた時の温度差にも注意です。湿度は50%~60%程度が快適に過ごせます。

室内では服を着せたままにしない

服を着せるのは見た目のオシャレだけでなく防寒の役割も果たします。

ただ、トイ・プードルは被毛が抜けにくい代わりに絡まりやすく、毛玉になりやすい犬種です。

室内で服を着せっぱなしにすると蒸れて汚れが溜まり、皮膚病になることもあるので注意してください。

特に湿度が高い部屋で通気性の悪い服を着せっぱなしにすることはやめましょう。

トイ・プードルにおすすめのドッグフード3選

コノコトトモニ このこのごはん

出典 :https://www.amazon.co.jp/

良質なタンパク質を含む鶏肉のささみと、タンパク質の消化・吸収を助ける青パパイヤを配合。

かつお節の配合量を50%にして風味豊かに。袋を開けるとかつお節の優しい香りが広がります。

グルテンフリーで、オイルコーティングや保存料などは不使用、人間の食品と同レベルの国内専門工場で作っています。

粒の大きさは、子犬が最も食べやすく口に入れやすいサイズの直径7mm~8mmです。

対象年齢 全年齢
内容量 1kg
原産国 日本
主原料 鶏ささみ、鶏むね肉、鶏レバー
その他原材料 玄米、大麦、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、昆布、乳酸菌、セレン酵母
注意したい原材料 なし
安全性の高い添加物 L-トレオニン、ミネラル類(牛骨未焼成カルシウム、卵殻未焼成カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸鉄)、ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)
注意したい添加物 なし
100gあたりのカロリー 341.8kcal
1日あたりの価格(体重5kgの場合) 413円/126g
定期販売 初回:1袋3,278円(税込)/2回目:2袋6,556円(税込)/3回目以降:2袋6,556円(税込)
フード目的 総合栄養食
フードの種類 ドライ

レティシアン モグワンドッグフード

手作りレシピから生まれた理想のドッグフードシリーズのモグワン。

新鮮で栄養たっぷりの放し飼いチキンとオメガ3脂肪酸がたっぷりのサーモンを配合。

人間でも食べられるヒューマングレードの原料(乾燥原材料等はペットフード用に生産されたものを、肉・魚はヒューマングレードの食品工場から仕入れたもの)を使用し、「穀物、香料、着色料」は不使用です。

全犬種・全年齢対象ですが、小型犬でも食べやすい小粒サイズで、万が一飲み込んでも安心の穴空きタイプです。

対象年齢 全年齢
内容量 1.8kg
原産国 イギリス
主原料 放し飼いチキン生肉、生サーモン、乾燥チキン、乾燥サーモン
その他原材料 チキングレイビー 、サーモンオイル 、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、メチルスルフォニルメタン( MSM)、乳酸菌
注意したい原材料 なし
安全性の高い添加物 コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類 (A、 D3、E)
注意したい添加物 なし
100gあたりのカロリー 361.5kcal
1日あたりの価格(体重5kgの場合) 260円/86g
定期販売 1個:1個あたり4,910円(税込)/2~4個:1個あたり4,637円(税込)/5個以上:1個あたり4,364円(税込)
フード目的 総合栄養食
フードの種類 ドライ

華ちゃん犬猫すこやか本舗 うまか ドッグフード

出典 :https://www.amazon.co.jp/

自然の餌を与えて伸び伸びと育てた九州産華味鶏を100%使用。野菜などの主要原料も国産にこだわりました。

ミール(粉状の肉)を使わずに、水分の多い生肉のみを使用。高タンパク・低糖質で、オリゴ糖やビフィズス菌などの栄養素も健康をサポートします。

着色料や合成保存料などは無添加で、あえてグルテンフリーにせず、犬にとって必要な雑穀を厳選配合しています。

小型犬も食べやすい小粒サイズです。

対象年齢 全年齢
内容量 1.5kg
原産国 日本
主原料 ‎鶏肉、玄米、大麦
その他原材料 かつお節、大豆、ビール酵母、チキンエキス、米油、卵黄粉末、発行調味液、フラクトオリゴ糖、りんご、にんじん、かぼちゃ、昆布、しいたけ、セレン酵母、しょうが、ビフィズス菌
注意したい原材料 なし
安全性の高い添加物 コンドロイチン、グルコサミン、L-トレオニン、ミネラル類(牛骨カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)
注意したい添加物 なし
100gあたりのカロリー 350kcal
1日あたりの価格(体重5kgの場合) 400円/110g
定期販売 Amazon定期便あり
フード目的 総合栄養食
フードの種類 ドライ

トイ・プードルの誕生の歴史

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トイ・プードルの原種は大型犬のスタンダード・プードルで、一節では16世紀にフランスで小型に改良されたのが起源とされています。

というのもプードルの起源自体、不明な部分が多く、原産国を特定するのは難しいと言われています。

ただ、古くからヨーロッパを中心に知られており、特にフランスで人気だったことからフランス原産とされていることが多いのです。

日本には1949年にミニチュア・プードルがアメリカから輸入されましたが、当時はそこまで人気ではありませんでした。

2000年代に入るとテディベアカットと呼ばれるぬいぐるみのテディベアを彷彿させるカットが流行ると、その見た目から人気に火が点きました。

日本では現在でも小型犬ブームが続いており、プードルの中でもっとも体の小さいトイ・プードルは今なお人気です。

トイ・プードルの理解度チェック

トイ・プードルの理解度チェックで、深く理解しよう!

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